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ASUSのWi-Fi 6対応ルーターRT-AX1800Uを先行レビュー!エントリーモデルながら多機能・パワー最強![PR]

家電・Accessory

こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

ASUSから、待望のエントリー向けWi-Fi 6対応ルーターが登場します。
RT-AX1800Uは、2023年2月24日より発売です。

Wi-Fi 6対応、5GHz帯最大1201Mbps、2.4GHz帯最大574Mbpsと、エントリー向けとしては十分の速度を誇ります。
USB端子もついており、LTE・3Gに対応したUSBドングルやスマホを挿すとモバイル通信での通信も構築してくれます。光など固定回線を契約していなくても、気軽にルーターを利用可能。
また、光回線をお使いの方にうれしい、V6プラスにもちゃんと対応。

今回は、RT-AX1800UをASUS JAPAN様より商品提供いただき、先行レビューします。
速度測定した結果を、TP-Link Archer AX23とも比較しながら、RT-AX1800Uの使い勝手や実際の速度などレビューしていきます。

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ASUSのエントリールーターRT-AX1800U、コンパクトで使いやすそう

それでは、RT-AX1800Uを開封していきます。

コンパクトで置きやすい。壁掛けもOK

RT-AX1800Uの外箱はこの通り。
結構箱がコンパクトで、写真で見るより小さい印象を受けます。

中身はこのとおり。
本体とLANケーブル、ACアダプター、説明書がついています。

本体も結構コンパクト。
アンテナは外に出ておりますが、もともと取り付けられており角度の変更は可能です。

RT-AX1800Uのポートを確認!

RT-AX1800Uのポートを確認しましょう。

外からの回線を接続するWANが1端子、家庭内機器を接続するLANが3端子。
他には、USBポートが1つ、電源端子とスイッチとなっています。

端子の比較(RT-AX1800UとTP-Link Archer AX23)

競合のTP-Link Archer AX23はLANポート4つですので、1つ少ない構成になっています。
ただ、ASUS RT-AX1800UのUSBは、後述の通りLTEドングルによるテザリングでの通信構築をサポートしています。

ASUS RT-AX1800UとTP-Link Archer AX23を並べてみました

Archer AX23と並べてみると、ASUS RT-AX1800Uのほうがコンパクトに設置できそうな感じがします。

ASUS RT-AX1800U、多機能で充実!

ASUS RT-AX1800Uは、ほかのASUSの上位機種と同様、多機能で充実しております。
はじめてのWi-Fiルーターに、非常におすすめ!

Wi-Fi 6に対応!デュアルバンド合計最大1800Mbps対応で高速通信!

ASUS RT-AX1800Uは、最新のWi-Fi規格である、Wi-Fi 6に対応しています。
2×2デュアルバンドを搭載し、5GHz帯は最大1201Mbps、2.4GHz帯は574Mbpsに対応。

従来のWi-Fi 5に比べると1.5倍の高速化を図れます。
最近では、低価格帯のスマートフォンでもWi-Fi 6に対応したものが増えてきています。
家で快適に動画を楽しむには、Wi-Fi 6対応は非常にうれしいところです。

ちゃんと「v6プラス」に対応!WANに挿すだけで高速インターネットが楽しめる!

ASUSの上位機種と同様、RT-AX1800Uでもフレッツ光の「v6プラス」に対応しています。

WAN接続タイプの中に「v6プラス」が!!

従来のPPPoE接続では速度が遅いうえにID/パスワードをルーターにインプットさせる手間がかかっていました。
V6プラスに対応したRT-AX1800Uでは、回線側もV6プラスのオプションに申し込んでいれば、家の外からのWAN(終端装置(ONU)から延びるLANケーブル)をRT-AX1800Uに挿すだけで、設定いらずでインターネットを楽しめます。

▼実際にv6プラスで接続してみた様子を動画で撮影しています(再生ボタンタップで該当箇所から再生されます)

妻は会社のリモートワークにVPNを使うのですが、問題なくVPN接続できました。
TP-LinkのArcher AX23ではVPN接続できなかったのでひやひやしたのですが、RT-AX1800Uでは問題なくバリバリ仕事できていました。

光回線がなくても!USBドングルを使ったLTE回線のテザリングでも通信構築!

一人暮らしなど、光回線ほど必要じゃないかも…という方も多いかもしれません。
ただ、家のネットワークとしては構築しておきたい、というあなたにおすすめな機能があります。

私が持っているUSBドングルは、PIXELAのPIX-MT100。PIX-MT110でも問題ないと思います

RT-AX1800Uには、USBポートがついています。
ここにLTE/3G対応のUSBドングルを取り付けておくと、LTE回線をバックボーンとして通信を構築できるのです。

USBアプリケーション>3G/4Gを選択すると、USBモードを切り替えられる

ブラウザの設定画面にて、USBアプリケーション>3G/4Gを選択し、USBモードをONにしておきます(初期設定ではOFFになっています)。

Xperia PROで速度測定。ちゃんと「USBドングル」だけでデータ使えています!

速度としては、LTE回線の速度によります。
モバイル回線を使うため、できれば窓際など通信しやすい場所に設置しておくといいかもしれません。

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スマホのUSBテザリングでも!

スマートフォンのUSBテザリングの場合は、さきほどのブラウザ設定画面から、デバイスの選択を「Androidスマートフォン」にします。

USBモードの下の「デバイスの選択」を「Androidスマートフォン」へ切り替える

ASUS Zenfone 9でSoftBank回線のSIMを挿し、USBテザリングをONにします。
速度測定テストした結果問題なく使えました。

回線速度はスマホの通信速度に依存しますが、光回線を契約しなくても普通に使えます!

このUSBテザリングを使った機能自体は、ASUSの他のルーターにも搭載されていますが、エントリーモデルのRT-AX1800Uでもしっかり搭載されているのはうれしいですね!

ASUS AiMeshをつかったメッシュWi-Fiにも対応!

AiMeshとは、ASUSの対応ルーターで提供されているメッシュWi-Fiです。

メッシュWi-Fiとは、自宅の中を複数台のWi-Fiルーターを張りめぐらせ、死角をなくし家中どこでも快適にWi-Fiを利用できるようなシステムです。

通常、他社では多くのメッシュWi-Fiに筒状など専用のWi-Fiルーターを発売しており、既存のWi-Fiルーターをお持ちの方も再利用できないという欠点がありました。

ASUSのAiMeshは、既存のWi-Fiルーターでも対応モデルであればメッシュWi-Fiとして利用することが可能。
現在お手持ちのルーターがASUSの対応ルーターであれば、RT-AX1800Uを1つ組み込んでメッシュ化することができます。

今ある資源を有効化できるのは非常に便利ですね。

AiMeshについては、ASUS公式で上がっている下の動画がわかりやすいです!

ASUS RT-AX1800Uの実測速度を測定!TP-Link Archer AX23と比較!

それでは、ASUS RT-AX1800Uの速度を測定してみましょう。
今回は同じスペック帯・価格帯の、TP-Link Archer AX23と速度比較してみましょう。

今回の測定環境

一戸建ての我が家での測定です。
1階キッチン脇のダイニングにあるドコモ光引き込み線に、RT-AX1800Uを設置しています。

1階のルーター付近と反対側窓際、2階のMATTU居室と寝室、居室隣の最奥の部屋の5か所で速度を測定し、比較します。

測定する端末はXperia PRO(Wi-Fi 6対応)、Speedtest.netアプリでテストサーバーを固定して測定します。
測定時刻は平日朝8~9時の時間帯となっています。

DHCP/動的IPでの接続時

まずは、DHCP/動的IPでの接続時の結果です。
他社V6プラス対応ルーターにRT-AX1800UやArcher AX23を接続して測定しています。

測定箇所ASUS RT-AX1800UTP-Link Archer AX23
ルーター近辺下り 620Mbps
上り 505Mbps
下り 545Mbps
上り 428Mbps
1F窓際下り 550Mbps
上り 419Mbps
下り 480Mbps
上り 384Mbps
2FMATTU居室下り 468Mbps
上り 343Mbps
下り 291Mbps
上り 239Mbps
2F寝室下り 254Mbps
上り 158Mbps
下り 245Mbps
上り 222Mbps
2F最奥下り 265Mbps
上り 162Mbps
下り 127Mbps
上り 78.9Mbps

RT-AX1800Uは、結構パワーが強い印象を受けました。
1階では安定して、下り・上りとも500~600Mbpsが出ています。
我が家は吹き抜けがあるため2階も比較的電波は通りやすいですが、寝室や最奥はやはり速度低下しやすいエリアです。
RT-AX1800Uでは、寝室や最奥の部屋でも、安定して速度が出ていますよね。

TP-Link Archer AX23も、また価格以上にパワーが強く、コスパの面でも非常に優れた製品ではあります。
ASUS RT-AX1800Uは、さらに多くの地点で速度が向上しており、さらに魅力的ですね。

V6プラスでの接続時

続いては、終端装置(ONU)から直接V6プラスで接続した場合の測定結果です。

測定箇所ASUS RT-AX1800UTP-Link Archer AX23
ルーター近辺下り 594Mbps
上り 483Mbps
下り 572Mbps
上り 358Mbps
1F窓際下り 537Mbps
上り 402Mbps
下り 493Mbps
上り 393Mbps
2FMATTU居室下り 455Mbps
上り 341Mbps
下り 300Mbps
上り 250Mbps
2F寝室下り 270Mbps
上り 175Mbps
下り 199Mbps
上り 159Mbps
2F最奥下り 235Mbps
上り 151Mbps
下り 123Mbps
上り 71.0Mbps

V6プラスでの接続でも、前節の結果とは大きく変わっていません。
両者ともパワーはありますが、とりわけASUS RT-AX1800Uのほうが速度が出やすくなっています。
Archer AX23では速度の出にくい2F最奥の部屋も、ASUS RT-AX1800Uでは下り・上りとも2倍程度の速度が出ております。

ASUS RT-AX1800Uは、なかなかパワフルで非常に使い勝手よさそうですね!

ASUS RT-AX1800U、エントリーモデルながら、かなりパワフル!

今回は、ASUS RT-AX1800Uを実機レビューしてみました。

Wi-Fi 6対応のエントリー向けモデルではありますが、非常にパワフルなルーターです。
仕様としては戸建3階建て、4LDKに対応とのことですが、実際に使ってみた結果十分に使えそうだと思います。

また、フレッツ光のv6プラスにも対応し、ルーターに挿すだけで高速通信が可能です。
光回線を契約していない場合でも、USBドングルやスマホのUSBテザリングを使った通信も可能なのはうれしいですよね。

ただし、実際には光回線のもともとの速度や間取りの違いなど、様々な要因に左右される可能性があります。その点はご注意ください。