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Ray-Ban Metaスマートグラスを実機レビュー!素晴らしい高音質スピーカー・マイクと没入感のあるカメラ体験!日本で使うには?

YouTube動画でも詳しくレビューしています
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こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

単なるめがねではなく、スピーカー・マイクやカメラなどを組み合わせた次世代の「スマートグラス」が多数発売されています。
このサイトでも、ファーウェイのHUAWEI Eyewearをレビューしていますし、ARグラスのXREAL Air2 Proなど、完全なる夢物語ではなく現実生活に近い形で使いやすいスマートグラスが発売されています。

先日参加したSnapdragon Summit 2023にて、Snapdragon Insidersのメンバーに商品提供されたのが、Ray-BanとMetaが共同で発売した「Ray-Ban Meta スマートグラス」です。

Snapdragon AR1 Gen 1が搭載された「Ray-Ban Meta スマートグラス」は、それまでHUAWEI Eyewearを日常利用していた私MATTUも驚くような、高音質のスピーカーやマイクが搭載されています。

また、レンズ端には1200万画素のカメラが内蔵されており、写真や動画を気軽に撮影できます。
Ray-Ban Meta スマートグラスにはAR・VRになるような拡張ディスプレイは搭載されていないのですが、実際にこのグラスレンズで撮影したものを後で見返してみると、スマホで撮影した映像とはまた違う、没入感のある体験に非常に驚かされました。

今回は、このRay-Ban Meta スマートグラスを実際にレビューしていきます。

商品提供:クアルコム(Snapdragon Summit)

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目次

Ray-Ban Metaスマートグラスは、どれだけ使える?

「Ray-Ban Meta スマートグラス」は、Ray-BanとMetaの協業で開発されたスマートグラスです。
2021年に発売された「Ray-Ban Stories」に続き、2世代目となります。

実際に使って感じたことをレビューしていきたいと思います。

さすがRay-Ban!絶妙な付け心地

Ray-Ban Metaスマートグラスは、Ray-Banのクラシックな「WAYFARER(ウェイファーラー)」と、丸みを帯びた「HEADLINER(ヘッドライナー)」の2種類があります。

今回は、Snapdragon Summit 2023開催中に、Ray-Ban MetaスマートグラスのWAYFARERを、なかば争奪戦のような感じで頂きました(参加したSnapdragon Insidersのメンバー全員に配られています)。

Ray-BanのWAYFARERは、Ray-Banの最もクラシックなスタイルのサングラスです。
Ray-Ban Meta スマートグラスはバッテリー・チップセットやスピーカー・マイク・カメラなど、多数のパーツが埋め込まれているスマートグラスですので、どうしても重く・太くなりがち。

ただ、WAYFARERの形状が、ちょうどいい太さ・大きさをしている気がします。
実際つけてみると、少し縁の厚さは感じるものの、Ray-Banのサングラスであることを考えると結構自然な感じがします。

重さはそこそこあります。度入りレンズ換装後の重さで、50.6g。
競合のHUAWEI Eyewear 2と比べると、数値的には少し重そうですが、そこまで重すぎるわけでもないです。

また、鼻の接触部にノーズパッドがなく、つねに接触します。
(人によっては、鼻の部分が浮く場合もあり得ます)

サングラスはノーズパッドがないものが多いと思います。
なお、パッド部にもマイクが仕込まれています。マイクの感度にいい影響を与えていそうです。

ケースにバッテリー&USB Type-Cポート付属。ケースに収納すると充電できる!

ケースは革製のおしゃれなデザインとなっています。

マグネットの仕込まれたふたは開閉部分にボタンのようなものが埋め込まれていますが、ここにLEDが仕込まれています。
ケース自体にバッテリーが内蔵されており、ケースにスマートグラスをセットすると充電開始されます。スマートグラスの充電端子は、鼻部分についています。
完全ワイヤレスイヤホンのイヤホン本体とケースのような関係で利用できます。

ケースのLEDは、充電状態によって、満充電時は緑、そうでない場合にはオレンジ色に点灯します。
スマートグラスをケースにセットしたときにはスマートグラスの充電状態が、セットされていないときにはケースのバッテリーの充電状態がLEDで確認可能です。
(ケースのLED以外にも、スマホのMeta Viewアプリで確認可能です)

ケースにはUSB Type-C端子が付属されていて、ケースを持ち歩けば外出先でも充電が可能です。
また、ケース裏にはペアリングボタンがあり、長押しすることでペアリングモードになります(リングLEDが青の点滅になります)。

スマートグラス自体の電池持ち時間は公称4時間、ケースのバッテリーを利用すると36時間の利用が可能です。
ケースも持ち歩くという前提ではありますが、出先でも結構便利に使えるので、かなり重宝しています。

スピーカー音質はめちゃくちゃいい!低音域もしっかり響く

Ray-Ban Meta スマートグラスの「つる」の耳との接触部分に、スピーカーが内蔵されています。
左右両方でステレオサウンドで楽しむことが可能です。

イヤホンのような耳の中で楽しむタイプのものではないですが、音漏れ対策もしっかりしています。
逆位相波を外側に向かって出すことで、近くにいる人にも音が聴こえにくくなります。
ただし、周りで完全に聴こえなくなるわけではないです。音の漏れ具合は、HUAWEI Eyewearなど他社と同等か、少し抑えられているかな?という感じです。

スピーカー音質は、オープンイヤーなスマートグラスの中ではかなりいいです。
低音域が非常に効いており、他社のスマートグラスより音質はかなり近く満足できますし、耳をふさがないのでずっと聴き続けられます。

個人的には、こんなに音質がいいのか、と驚かされました。

もちろん、ワイヤレスイヤホンやヘッドホンのほうが音はいいのは事実ですが、わざわざイヤホンを装着せずとも、気軽に耳元で音楽を楽しめるのは非常にうれしいところです。

テンプル(つる)の部分にはタッチセンサーもついていますので、タップで音楽の一時停止/再生、ダブルタップで曲送り、前後へのドラッグでボリュームの調整も可能です。

スマートグラスにカメラが載ると、こんなに世界が変わるの?

Ray-Ban Metaスマートグラスには、AR/VR用のディスプレイは搭載されていないですが、カメラがついています。

右目のサイドにはLEDインジケーターが、左目のサイドにカメラがついています。
LEDのわきのテンプルの部分にボタンがついていて、ここを短押しすると写真を、長押しすると1回につき60秒までの動画を撮影できます。

撮影する瞬間に、LEDが白く点灯します(録画の場合は、録画中撮影し続けられます)。
盗撮などの懸念も、ある程度カバーできるようになっています。

カメラ自体は先代のRay-Ban Storiesでも搭載はされていましたが、個人的にはRay-Ban Metaスマートグラスで初めて経験します。
HUAWEI Eyewearシリーズにはカメラの搭載がなかったので、どんな使用感になるのか楽しみでした。

写真の作例

実際に撮影してみると、写真・動画ともに、縦長で撮影が可能です。

外で撮影してみると、かなり映りがいいのがわかります。
鮮やかな写真が撮影できます。

超広角カメラのため、少しゆがむ場合はありますが、屋外だと結構いい写真が撮れる印象です。

Meta View

屋内などでは、少し光源に弱い気もします。
フレアができやすく、全体的にボワンとしがちな印象を受けます。
また、撮影前に画角を確認できないのは微妙にデメリットかもしれません。

ただ、スマホを出さずともメガネのボタンを押すだけで簡単に撮影できるのは、とっさの瞬間を撮影する際にも非常に便利だなと思います。

動画の作例

写真以上に驚きをもったのは、動画シーンです。

動画では、カメラとともにRay-Ban Metaスマートグラスのマイクで集音されます。
撮影した映像を、スマートグラスをかけて鑑賞すると、その時の情景がめちゃくちゃリアルに再現されます。

▼動画の作例(再生ボタンタップで該当箇所から再生されます)

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