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マイナンバーカードで引越手続き!転出・転入の住所変更手続きをオンラインでやってみた

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こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

引越すると住所が変わるので、いろいろなところで住所変更の手続きが必要です。
大変ですよね。

そんな中、2023年2月6日から「引越ワンストップサービス」の開始されました。
マイナンバーカードを使ったオンラインでの転出届の提出が可能になっています。

ちょうど3月上旬に私MATTUも引っ越しをしましたので、この「引越ワンストップサービス」を使って転出届をオンラインだけで出してみましたよ!

この記事は、2023年3月上旬に広島→横浜への引っ越しをした際に実践したものをレポートしています。
制度の改定により手続き方法・内容が変更になる場合がありますので、最新情報は市区町村の公式サイトをご覧ください。

※2023/7/13より、スマホ用電子証明書搭載サービスが始まっています。スマホにマイナンバーカードの電子証明書をダウンロードしている方は、スマホ一台でワンストップサービスの登録は完結します。

デジタル庁
引越し手続オンラインサービス|デジタル庁 デジタル庁は、デジタル社会形成の司令塔として、未来志向のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を大胆に推進し、デジタル時代の官民のインフラを一気呵成に作り上げ...
目次

「転出届」は、オンラインで完結できる!

通常、自治体への住所変更の届け出は、

・同一の市区町村内での引っ越しの場合
  ⇒「転居届」を1回出す

・市区町村外への引っ越しの場合
  ⇒引越前の役所に「転出届」を出して転出証明書を受け取り、
   引越し後の役所に「転入届」と転出証明書を渡す

という形で異なるステップを踏んでいます。
とくに、市外・県外への引っ越しは、非常に面倒です。

この「転出届」の提出がオンラインだけで完結し、転出証明書がマイナンバーカードを通じてシステム内に保存されるので、転出証明書を持ち歩く必要がないのはうれしいところです。

マイナポータルから、「引越しの手続」をしよう

では、実際にマイナポータルから「引越しの手続」を選択します。

今回は例として、PCでの手続きを解説しますが、スマホでもマイナンバーカードでのログインのフロー以外は同じです。

選択すると、ログインの画面が表示されるので、ICカード認証かQRコードを使ってスマホで認証します。

引越の手続きの概要が表示されます。
引越の手続きで簡素化されるのは、転出届のみ。転入届については、転入先の市役所で手続きが必要です。

引越してから14日以内への転入手続きが必要です。家族で引っ越しの場合には、家族まとめて一度に引越手続きできます(紙での転出届と同様です)。

引越日や内容を入力

続いては、引越内容を入力していきます。

引越日を入力

まずは、引越日を入力します。

転出届が受理されると、「引越日にマイナンバーカードの署名用電子証明書が失効」されます。
e-Taxなど電子署名を使った手続きをする場合(確定申告など)、引越前にやっておいたほうが無難です。

マイナンバーカードから、氏名・住所等の読み取り

続いては、マイナンバーカードから氏名や住所などの読み取りを行います。
住所など入力する手間がないのは、非常に便利ですね。

行政の窓口にも、すべての窓口にこの読み取り機を設置して自動入力してほしい。

連絡先電話番号の入力と、メールアドレスの確認

電話番号の入力と、メールアドレスの確認があります。

新しい住所の入力

続いては、転居先の新しい住所を入力します。
郵便番号を入力したら、町名まで自動入力されます。その続きを入力しましょう。

入力後は、このように引っ越し先が正しいか表示されます。

引っ越す人を入力

同一世帯のほかの人も引っ越す場合も、一緒に手続できます。

住民票に記載の同居者がいるか、選択します。

住民票の人数と、引っ越す人数を入力します。

2人目以降の名前と読み、生年月日を入力します。

住民票の内容を自動表示して、転出者をチェック…とかしてくれると楽だったのですが、まあ個人情報が…とかいろいろな問題があるのかもしれません。

引越の関連手続きを選択する

引っ越しに伴う関連手続きを選択していきます。

チェックできるのは上の項目です。
市区町村ごとの登録となるものは、改めて登録をし直す必要があります。

ただし、転出届と同時にオンラインできるものではなく、市役所に行く必要のあるものもあります。
例えば、原付バイクをお持ちの方は、一度廃車手続きをして、ナンバープレートを返納する必要があります。

転入手続きの来庁予約と手続き内容を確認

続いては、関連手続きを確認します。

前の節での関連手続きでは「印鑑登録」のみにチェックをつけたのですが、子どもが同居していることからか「児童手当認定請求」「保育所等利用申込み」「教育・保育給付認定~」が自動で追加されていました。
マイナンバーカードの変更手続きは必須なので、マイナポータルからの手続きでは全員が追加されていると思います。

申請内容を確認して、署名付与する

このあと、今までの入力内容をすべて確認します。
確認が終わったら、「署名付与」をします。

確定申告をしている方などはよく行う手続きですが、「署名用電子証明書暗証番号」を入力し、要は電子的に「印鑑」を押して役所に送信する感じです。

他に転出前に手続する必要があるものは、早めに手続きをしておく

そのほかに必要な手続きがある場合は、郵送や役所の窓口で手続きが必要です。

保育園の支給認定証については、変更手続きを保育園経由で行ったので、特に市役所との直接のやり取りはありませんでした。
原付の廃車手続きくらいでした。

その他には、電気・ガス・水道の退去手続き、郵便の転送届を出しておけばOK。

転居先の電気・ガス・水道・NHK(移転)の手続きをしておけば、転居先での生活も問題ないでしょう。

転入先の市役所では、通常通り窓口で手続きを!

転入先の市役所では、「転出証明書」がマイナンバーのシステムに格納されているだけで、それ以外は通常通りの手続きが必要です。

マイナンバーカードで転出したから、何も書かなくていいだろうと思って窓口に並ぼうとしたら「転入届を書いてください」と案内されました……。

マイナポータルではデータで書きましたが、結局転入先の市役所ではすべて手書きを繰り返すことに。
この日は、転入届のほかに児童手当・保育園申請書類の住所変更・乳幼児医療助成の手続きも行い、何度住所を書いたことか…と思うぐらい書きました……。

せめてマイナンバーカード読み取り機を各窓口においていただいて、かざして暗証番号入力で手続きできる、というような感じで省力化してくれると嬉しいんですけど。
行政のデジタル化という意味では、まあこのシステムが限界なのかもしれません。

とはいえ、引越の梱包作業という最も大変な時期に、転出前の市役所に出向く必要なく転出届を出せるのは便利でした。

ちなみに、一番つらかったのは、保育園申請書類の住所変更は、「変更します」という書類ではなく、保育園申請書類を1からすべて書き直させられたこと。前に提出した書類を見ることもできず、記憶を頼りに書き上げたのがつらすぎました。
これなら、引越前にマイナポータルの「ぴったりサービス」を使って作っていたデータがPCに残っていたので、住所だけ書き換えてもっていけばめっちゃ楽だったのに…(電話で何回かやり取りしたんだからそう伝えてよ…)。

転勤時の保育園申請については、下のエントリーも書いていますので、ぜひお読みください。

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市役所での手続きが完了したら、警察署へ運転免許証の住所変更も必要ですので、お忘れなく。

個人事業主の方は、移転前の管轄税務署へ開廃業等届出書により、住所の移転手続きが必要です(e-Taxにてオンラインで完結します)。
ひとり会社・マイクロ法人の方は、めちゃくちゃ手続きが煩雑です。別途記事にしておりますので、ぜひご覧ください。

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