※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています

DSDSな格安スマホ、格安SIMのメリット・デメリットを再確認してみよう

au回線と格安回線のDSDS

こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

今回は、大分「格安スマホ」という言葉が独り歩きして、たくさんの人が持っているということで、「DSDS」「格安スマホ」のメリット・デメリットについて、再確認してみようと思います。

このブログでも、auの電話回線を生かしながら、格安スマホを使ってみる、という検証記事を上げています。

ASUS Zenfone 3 Deluxe 5.7インチ ZS570KLにauの3G通話とドコモの回線を2枚挿しして使ってみる
こんにちは。MATTUです。 ASUS Zenfone 3 Deluxe 5.7インチ ZS570KLを購入しました、というレビューを書き続けてきていますが、もともとやりたいことが何かといえば、auの通話とドコモ or auの格安回線の2枚...
スポンサーリンク

「DSDS」とは何だ?

まずは、最近よく聞く「DSDS」という言葉を復習してみます。

DSDS:Dual SIM Dual Standby

DSDSとは、Dual SIM Dual Standbyの略です。つまり、

2枚のSIMを同時に認識し、どちらのSIMで通信・通話をするか選べる状態

です。ただし、同時着信や、同時通信が可能なわけではありません。
基本的には、2枚のSIMを同時に認識しておきながら、どちらのSIMで通信・通話をするか、それぞれ選べます。

例えば上の画面。SIMをauの回線とドコモの回線それぞれ挿し、通話・通信それぞれについて、どちらのSIMを使用するか選べます。
電話の発信は、SIM1とSIM2のどちらで発信するか通話アプリ側で選べる場合が多いです。
(実際に発信できるかどうか、は、SIMの契約状態によります)

DSDA:Dual SIM Dual Active

一方、もう一つの単語も押さえておいてほしいです。
DSDAは、Dual SIM Dual Activeの略です。つまり、

2枚のSIMを同時に認識し、どちらのSIMでも通話・通信ができる状態

です。
メリットとしては、DSDAに対応したスマートフォンでは、SIM1の回線で通話をしながら、SIM2の回線で通信ができます。
電話しながら他の検索をしたり、などの使用ができるのは、「DSDA」に対応していないとできません。

DSDAに対応した端末は、現状存在しません。
が、対応端末が出るのも、時間の問題かもしれません。

「DSDS」な「格安スマホ」を選ぶメリットとデメリット

ドコモ・au・ソフトバンクの主要3社が出すスマートフォンが割高である、という背景があり、
最近は主要3社の回線を間借りし、格安で回線を提供する「格安SIM」「格安スマホ」が世間を賑わせています。

ただし、それに伴い、トラブルも多く発生しているということもききます。

そこで、メリットとデメリットをよく確認してから購入しましょう。

メリット

メリットは、次の通り。

安い

やっぱり、安いのが一番です。

平均して、データ使用量が3GB/月で1,000円前後が相場だと思います。

大手3社で3GBの契約をすると、平気で3,000円/月以上。
それに電話回線を合わせると、5,000円/月を平気で超えてしまいます。

「2年」の呪縛を気にせずに済む

大手3社では、だいたい「2年」ごとの更新月があります。
この更新月は解約金がかからないのですが、それ以外の月は、契約の変更や解約に別途1万円以上のお金が発生します。
下手すると、会社によっては3万円とかあります…

一方、格安スマホ会社の多くは、最低契約期間を過ぎてしまえば、「2年」ごとの更新月以外に端末を変えたり、解約しても問題ない場合が多いです。

デメリット

通信速度が遅い可能性が高い

主要3社の回線に比べ、「間借り」している回線なだけに、通信速度が遅い場合が非常に多いです。
これは、都心部に行けば行くほど顕著です。

わたしは田舎暮らしなもので、そこまで困ってはいませんが、東京の大学に通っていた時に、例えば京浜東北線の品川-大井町間で必ず通信が出来なくなるぐらい通信速度が遅くなる経験をしました。

その他、安いということはサーバーのメンテナンスが行き届いていない可能性があり、結果通信速度が遅い(ホームページや動画などがサクサク見ることが出来ない)という可能性があるということを承知しておく必要があります。

「携帯電話のメールアドレス」がない

ドコモなら「~~@docomo.ne.jp」auなら「~~@ezweb.ne.jp」ソフトバンクなら「~~@softbank.ne.jp」という携帯電話専用のメールアドレスが、使えなくなります
多くのスマートフォンでGoogleが作ったAndroidというOSを使用していることも後押しし、Googleが提供しているGmailを使用している人が多いです。
ただし、最近はLINEが普及しているのもあり、そこまでメールアドレスを使用する機会も多くないと思われますので、かなり頻繁に使う、なんてことがなければあまり気にしなくてもいいと思います。

「電話」の話し放題は、ないと思ったほうがいい

多くの格安SIM提供会社が提供している「かけ放題」のようなサービスは、だいたい5分以内という時間制限がついているものがほとんどです。
LINEの通話などを使えれば、LINEアカウント同士で話し放題であったりしますが、完全な意味で「話し放題」というわけではないと思ったほうがいいです。
普通に電話しまくるような職業の人は、大手キャリアの回線を持っておいたほうがいいと思います。

「DSDS」対応端末は、「おサイフケータイ」に対応していない

今のところ、DSDS(2枚のSIMを挿すの)に対応した端末は、ほぼすべて「おサイフケータイ」に対応していません。
おサイフケータイを駆使したい人は、要注意です。

iPhoneはSIMを2枚挿せない

iPhoneは、現在出ているすべての端末で1枚しかSIMを挿すことが出来ません。
今後出る可能性はありますが…

解約に手間取る可能性がある

解約するのに、手間取る可能性があります。
解約手数料や、最低契約期間などは、各社まちまちです。

通信速度が遅すぎる⇒だったら、もう解約してしまおう⇒ああ、解約手数料が高すぎる…

という負のスパイラルに陥る可能性もありますので、契約期間はきちんと押さえておいたほうがいいです。

データ専用回線の場合は、緩い場合が多い

音声回線の場合は、2年など長期の契約が多いのに対し、データ専用回線・データ+SMS回線については、最低契約期間が設定されていない場合が多いです。
音声回線ごと乗り換え(MNP)を検討している場合は、音声回線の乗り換えの前にデータ専用回線を契約し、通信速度を確認してから乗り換えたほうがいいと思います。

おすすめは、電話専用として大手キャリアの回線を温存すること

それぞれ人によって通話の頻度が変わりますので、何とも言えませんが、おすすめは、

SIM1:電話のみを行う大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の回線(3G)
SIM2:格安SIMでデータ通信専用の回線(4G+3G)

という感じで、大手キャリアの回線を電話専用で残しておくことです。

ケータイ向けプランをフル活用

ケータイ、いわゆるガラケー向けのプランをフル活用するのが最もお得になります。

ドコモでは、事実上、前回購入端末にかかわらず「ケータイパック」を選択することが出来ます。
パケット2段階定額で、下限は300円です。これに抑えれば、格安で電話回線として維持することが出来ます。

auの場合は、電話専用回線として維持するためには、3G通話ができるSHF31を持ち込み機種変更として登録する必要があります。
詳しくは、下の記事をご覧ください。

携帯電話のメールアドレスを引き続き使用できる

また、大手キャリアの回線を使うメリットとして、携帯電話のメールアドレスを使用し続けることが出来ます
auの場合は、下のようにちょっと煩雑な手続きをする必要があります。

ドコモの場合は、「ドコモメール」としてIMAP/SMTPを設定するだけなので、簡単です。

データ回線は、nuroモバイルかLINEモバイルがおススメ

いっぱいデータ通信したい人はnuroモバイルの「時間プラン」がおすすめ

テザリングも含めて、いっぱいデータ通信したい人は、nuroモバイルの「時間プラン」がおススメです。
時間プランとは、1日5時間まで、高速通信できるプランです。
翌日にはリセットされるので、結構な時間通信できると思います。

nuro mobileは私もフル活用していますが、かなり使えます。
詳しくは、下の記事にも記載しています。

nuro mobile

LINE通話をいっぱいしたい人は、LINEモバイルの「コミュニケーションフリープラン」がおススメ

LINEモバイルから提供されている「コミュニケーションフリープラン」は、LINE通話を含むLINEのサービスや、Twitter,Facebookなどの主要SNSがフリーで使えるうえ、月3GB使えて1000円という格安っぷりです。

LINEモバイルも実際に使っていますが、かなり速度も出るので、いいと思います。

ということで、「格安データ通信」を契約するときは、くれぐれも慎重に

格安、なので、それぞれ一応「訳アリ」ということなのです。
きちんとわきまえたうえで、契約しましょう。

また、総務省の解説記事がかなりわかりやすかったので貼っておきます。
ぜひ、ご一読ください。
MVNOはなぜドコモ系が多いのか? MNOはMVNOに“いじわる”できる? 総務省が解説 | IT Media

コメント

タイトルとURLをコピーしました