こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
ASUSは2023年7月19日、ゲーミングブランドの「ROG(Republic of Gamers)」で新型スマートフォン「ROG Phone 7」「ROG Phone 7 Ultimate」の日本発売を発表しました。
7月21日より発売開始されます。予約販売は7月19日から、こちらのページから!!
ROG Phoneシリーズは「勝ちにこだわった」ゲーミングスマホとして非常に人気。
今回は、他社スマホでも非常に評判の高い、最高峰のCPUである「Snapdragon 8 Gen 2」にメモリは最大16GBの構成。
さらに、こだわりの冷却機能はベイパーチャンバー・サーマルコンパウンド、CPUを端末中央に配置したセンターCPU配置、外付けのAeroActive Cooler 7など、非常に冷却を意識。
ROG Phone 7 Ultimateでは、さらに効率的に熱を輩出する、電動開閉式のカバー「AeroActive Portal」のカバーも装着されています。
AeroActive Cooler 7との連携が最強で、最強の冷却性能を誇ります。
さらに、ゲーミングスマートフォンとして初の防塵のも対応した、防水防塵IP54に対応しています。
今回は、ROG Phone 7 Ultimate・ROG Phone 7を、ASUS様よりお借りしましたので、先行レビューしていきます。
- ASUS究極のゲーミングスマホ「ROG Phone 7 Ultimate」が最強すぎる!
- かっこよさを超越した……え、これホントにスマホ入っているの?
- ROG Phone 7 UltimateとROG Phone 7は、Snapdragon 8 Gen 2搭載!他社端末よりベンチマークも高速!
- ROG Phone 7 UltimateとROG Phone 7の決定的な違い
- ROG Phone 7 UltimateとAeroActive Cooler 7の組み合わせが最強すぎる!
- ゲーミングスマホとして初めてのIP54の防水・防塵に両方対応!
- 冷却性能もさらに進化!ベイパーチャンバーも改良され、放熱効率168%向上!
- センターSoCレイアウトやバイパス充電など、熱くなりにくい・感じにくい工夫も
- 横持ちでのゲームプレイで、人差し指をトリガーにできる「AirTrigger 7」
- アクセサリーの対応状況
- ROG Phone 7 Ultimateの写真の実力は?
- ROG Phone 7 Ultimateは、全方位で「勝ちに行ける」
ASUS究極のゲーミングスマホ「ROG Phone 7 Ultimate」が最強すぎる!
ASUSのゲーミングブランドROG(Republic of Games)の新型ゲーミングスマホ「ROG Phone 7 Ultimate」を開封していきましょう。
かっこよさを超越した……え、これホントにスマホ入っているの?
まずは箱を見てみると……

本当にこの中にスマホが入っているのでしょうか。
ロボットが出てくるかと思うような、衝撃的な箱です。
箱の下側には、ROG Phoneの初期セットアップ時にもゲーム体験可能なサイバーフライトパネルが入っており、遊びごころもたくさん。

ROG Phone 7 Ultimateには、外部冷却システムのAeroActive Cooler 7も付属されており、ヘビーなゲームを高性能に行いたい方にはうってつけです。

ケースなども付属されております。
ケースは、本体にケースを装着したままAeroActive Cooler 7をそのまま取り付けられる仕様となっています。
また、ACアダプターやUSBケーブルも付属されています。
ACアダプターは、65W対応のものが付属されており、アクセサリーも最強構成です!
今回お借りしているのは、ROG Phone 7 Ultimate。
ストームホワイトの1色展開となります。

ROG Phone 7のほうは、ストームホワイトとファントムブラックの2色展開です。
ROG Phone 7 UltimateとROG Phone 7は、Snapdragon 8 Gen 2搭載!他社端末よりベンチマークも高速!
ROG Phone 7 UltimateとROG Phone 7は、Snapdragon 8 Gen 2が搭載されています。
Galaxy S23 UltraやXperia 1 Vなど、他社端末でも同じくSnapdragon 8 Gen 2が搭載されており、快適動作や熱効率の面でも非常に評判が良いチップセットです。

ROG Phoneは特に「ゲームに勝てる」をコンセプトに開発されており、非常に動作が快適です。

お借りしたROG Phone 7 UltimateでAntutu Benchmark V10.0.3を計測すると、157万点台を記録しています。
機種 | CPU・メモリ | 価格 | Antutu v10 | CPU | GPU | MEM | UX |
ROG Phone 7 Ultimate | Snapdragon 8 Gen 2 /16GB | 169,800円 | 1576965 | 381174 | 607906 | 301254 | 286631 |
Xperia 1 V XQ-DQ44 | Snapdragon 8 Gen 2 /16GB | 194,770円 | 1289742 | 324268 | 525677 | 210840 | 228957 |
Galaxy S23 Ultra SC-51D | Snapdragon 8 Gen 2 /12GB | 236,500円 | 1461863 | 369973 | 569736 | 270600 | 251554 |
AQUOS R8 pro (SB版) | Snapdragon 8 Gen 2 /12GB | 191,520円 | 1251038 | 339205 | 470034 | 242743 | 199056 |
他社スマホと比較しても、同じSnapdragon 8 Gen 2を搭載しているGalaxy S23 Ultraでも146万点と、それをかなり超えています。
メモリ(RAM)は従来比33%増のLPDDR5X搭載、ストレージ(ROM)も従来比2倍高速なUFS4.0に進化しています。
AntutuベンチマークのスコアでもCPU・GPU・UIだけでなく、メモリでもトップのスコアを誇っています。
本気で「勝ちに行ける」を誇っているのがわかります。
ROG Phone 7 UltimateとROG Phone 7の決定的な違い
ROG Phone 7 UltimateとROG Phone 7の違いとしては、背面のディスプレイと冷却システムです。

ROG Phone 7 Ultimateは、背面にサブディスプレイが埋め込まれています。
ROG Visionというアニメーション表示が可能で、電話の着信やアプリの通知も表示できます。

ROG Phone 7 UltimateとAeroActive Cooler 7の組み合わせが最強すぎる!
ROG Phone 7 Ultimateのもう一つの特徴は、外部冷却システムのAeroActive Cooler 7が標準付属されている点です。

AeroActive Cooler 7とROG Phone 7 Ultimateのコンビネーションが最強なのは、実はROG Phone 7 Ultimateの端末背面には、専用の冷却窓「AeroActive Portal」がついています。
AeroActive Cooler 7を装着することで、冷却窓が開き、直接ROG Phone 7 Ultimateの端末内部に冷却空気を送り込むことができるのです。

拡大すると、確かにAeroActive Cooler 7の冷却窓が開いていることがわかります。
冷却窓は、AeroActive Cooler 7を装着し、画面ロックを解除している状態のみ開いています(ロックしたら都度窓が閉じられます)
AeroActive Cooler 7では、冷却モードを4つから選択できます。
スマート、クール、フロスティ、フローズンの4つで、スマートは残り3つから自動選択してくれます。

音は、やはりフローズンが最強だということもあってめっちゃ音が出ます。
Antutuベンチマーク終了後の システム温度 | |
装着せず | 44.6℃ |
クール | 38.2℃ |
フロスティ | 37.2℃ |
フローズン | 35.6℃ |
ROG Phone 7 UltimateにAeroActive Cooler 7を装着してAntutuベンチマークを測ると、温度変化は以下の通りです。

フローズンは最速160万点のスコアをたたき出しています。
ここまでのスコアはすごいですよね……。
さらに、AeroActive Cooler 7はサブウーファーもついており、重低音が強化された立体的な音楽を楽しめます。
音ゲーでもより没頭して楽しめると思います!
ゲーミングスマホとして初めてのIP54の防水・防塵に両方対応!
昨年のROG Phone 6シリーズは、防水のみの対応でした。
今年のROG Phone 7シリーズでは、防水・防塵の両方に対応しています。

ゲーミングスマホとしては、防水・防塵の両方に対応しているのは初、とのこと!
とくに、ROG Phone 7 UltimateはAeroActive Cooler 7を通してスマホ内部に冷却空気を送り込むシステムを採用していますが、それも含めて防水・防塵対応とのことなので、非常に頼もしいですね!
冷却性能もさらに進化!ベイパーチャンバーも改良され、放熱効率168%向上!
ベイパーチャンバーはさらに進化されました。

Y字形状のウィッグや6本の還流水路を備えた「ラピッドサイクルベイパーチャンバー」により、側面の凝縮水がSoCに戻るのを促し、短時間で冷却できるようになっています。

特に、新形状のY字型ウィックを採用することで素早く水が移動し、放熱性脳は約2.1倍に向上。
そのほかにもグラファイトシートでも熱効率が向上するなど、さらに発熱耐性は向上しています。