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Galaxy Z Fold5 実機レビュー!ヒンジも、カメラも結構進化!実際に使って感じたメリット・デメリット

Galaxy Z Fold5

こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

Galaxy Z Fold5は、大きく変わったGalaxy Z Flip5と比べると外見の変化が少なく、そんなに変わってない?と思われるかもしれません。

いやいや、そんなことないです!

最大の変化は、ヒンジの改良によりぴったり閉じること、それによりスリムな外観で持ち心地もかなりよくなったことでしょう。
さらに、純正Sペンケースも出っ張りがなくなり、持ち心地が格段に上がりました。Sペンを使いたい方には最高です!
スペックも、チップセットにSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyを搭載。

意外と隠れた進化なのは、カメラ。
望遠で撮り比べると、Galaxy Z Fold4に比べ昼間の風景はGalaxy Z Fold5のほうが圧倒的にきれいに映ります。
搭載カメラの画素数はFold4と変わらないですが、 ソフトウェアの改善により、カメラは結構進化しているように見受けられます。

今回は、クアルコムジャパン様より、国内発売前からGalaxy Z Fold5をお借りすることができました。
実際に2週間ほど利用しながら、使い勝手や進化のポイントを検証していきたいと思います。

端末貸出:クアルコムジャパン

▼動画でも解説しています(8/31(木)夜6時からプレミア公開中です)

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Galaxy Z Fold5を開封!閉じ心地、持ち心地、使い心地抜群!

それでは、Galaxy Z Fold5を開封して実際に触っていきましょう。

ヒンジが改良され、すっと閉じられる!握り心地も最高!

Galaxy Z Fold5を閉じてみると、ヒンジの構造が改良され、すき間なくピタッと閉じることができます。

Galaxy Z Fold5(左)とGalaxy Z Fold4(右)のヒンジの違い

先代の隙間と比べると、見事にピタッと収まっています。

ヒンジの構造が改良され、より緩やかな角度で閉じられる水滴型ヒンジを採用しています。
外部からの衝撃も和らげる構造を実現しています。

握り心地としては、横幅67.1mmの細いボディのおかげで、閉じたときに少し厚みがあっても非常に持ちやすく感じます。
すき間としては0.8mm程度の小さな空間ではありますが、重さも10g弱軽くなったこともあり、かなり持ちやすく感じます。

数値で見るとホントにちょっとした違いではあるのですが、実際にある程度の期間使ってみると、結構変わったという印象があります。

閉じたGalaxy Z Fold5(中央)と開いたGalaxy Z Flip5(左)・Galaxy S23 Ultra(右)

片手操作で使うときには、Galaxy Z Fold5の横幅はめちゃくちゃ使いやすいです。
Galaxy Z Flip5やGalaxy S23 Ultraはもう少し幅が広く、個人的には一番しっくりくるのはGalaxy Z Fold5ですね。

Sペンつきケースが進化!スリムで握り心地抜群!

Galaxy Z Fold4の純正ケースは、ペン収納部が出っ張る設計

Galaxy Z Fold3・Fold4とSペン付き純正ケースは発売されていたのですが、Sペン部分がどうしても出っ張ってしまいます。
Fold4は横幅に影響を与えない位置だったので取り回しはよかったです。
ただ、やはり出っ張りのおかげで、ポケットのおさまりは少し悪い印象を受けていました。

Galaxy Z Fold5のSlim S Pen Case(純正)。非常にスリムに進化!

Galaxy Z Fold5の純正Sペン付きケース「Slim S Pen Case」は、Sペン自体が薄型化したこともあり、ケースがスリムに、非常に握り心地がよくなりました。
持ってみてホールドしやすく、安定して持てます。

持ち心地も抜群。Sペン収納部も出っ張りはあまりない

Sペン自体も細くなっていますが、Galaxy S23 UltraのSペンと同等の細さのため、気軽にサクッとメモしたいときには最適。
がっつりメモしたいときには、太めのSペンFold EditionやS Pen Proを別途胸ポケットに入れておいて使うといいと思います。

Galaxy Z Fold5のSlim S Pen Case収納Sペン(黄色)とGalaxy S23 Ultraの収納Sペン(黒)。太さは同程度

「閉じたらスマホ、開くとタブレット」が、やっぱり秀逸!

Galaxy Z Fold5は、閉じたらスマホ、開くとタブレットとして使えます。
スマホとタブレットを1台でまとめられるので、充電管理やアプリ・アカウント管理も非常に便利です。

アプリの行き来も、簡単便利!

アプリは、例えば写真や動画など、カバー画面では小さくて見にくい!と思ったら、スマホを広げればすぐにメインディスプレイの大きな画面で確認できます。

▼メイン画面⇔カバー画面の行き来も、動画でも解説しています

動画を見てたけど、出かけないといけない!となったときも、さらに閉じたらカバー画面で続行することもできます。
設定>便利な機能>ラボ、の、「カバー画面で続行するアプリ」で個別にアプリをONできますし、すべてのアプリを一括でONにすることも可能です。

Galaxy Z Foldも5世代目ということで、後述もしますがユーザーの使いたい機能を織り込んでくれているところがうれしいところです。安定感がうれしいです。

メイン画面の横長全画面表示も設定で簡単に!

アプリ側が縦長しか対応していないアプリも、強制的に横長で表示できる機能も搭載しています。
設定>便利な機能>「ラボ」の中の、「縦画面専用アプリの横画面表示」から設定ができます。

縦画面しか対応していないアプリでも、「ON」にすれば横画面表示が可能。

「アプリの標準」の場合
「全画面」の場合

さらに「全画面」を選択しておけば、全幅の全画面で表示されます。

キーボードも、メイン画面でもフリック入力しやすい!

キーボードは、サムスン純正の「Samsungキーボード」やGoogleのGboardも含めて使えます。
私はいつもGboardを使っていますが、カバー画面がちょうどいい横幅でなかなか打ちやすいです。
メイン画面でもフローティング表示ができるので、普通のスマホと同じ横幅の感覚で使えます。

Galaxy Z Fold5の使いやすさは、驚きの機能の多さにあり!

Galaxy Z Fold5の使いやすさは、豊富な機能にあると思います。
この章では、豊富な機能、さらにGalaxy Z Fold5で追加された新機能も解説します。

マルチウィンドウ(画面分割)も、ポップアップも…アプリを複数同時に確認できる!

Galaxy Z Fold5では最大3つまで、アプリを分割表示できます。
2分割の場合も向きは自由で、横長表示・縦長表示の両方に対応していますし、ワンタップで回転も可能です。

Galaxy Z Fold5はポップアップ表示にも対応しています。
画面分割3アプリに加えて、複数のアプリをポップアップで表示することが可能です。
ポップアップ表示は最小化するとアイコンの大きさになるので、見たいときにポップアップを広げて見るようなスタイルは非常に便利だと思います。

メインディスプレイは7.6インチと、タブレットとしては小さめの大きさなので、たくさんのアプリを表示するには若干小さい感じではありますが、機能として充実してくれるのは非常にうれしいです。

2アプリ分割+ポップアップ1アプリで使うのが現実的かな、と思っています(私自身、そのように使うことが多いです)。

タスクバーは常時表示!お気に入りのアプリを固定することも、最近使ったアプリを最大4つ表示することも可能!

Galaxy Z Fold4から、タスクバーの常時表示ができるようになっています。

メインディスプレイの一番下に、お気に入りのアプリなどを最大8件表示できるタスクバーを固定表示することができます。
Windowsのように固定表示することで、タップすれば気軽に開けますし、ドラッグしながら画面内にもっていけば分割表示やポップアップ表示も可能。

マルチウィンドウの画面割(アプリペア)を タスクバーやホーム画面などに保存できる

また、マルチウィンドウの割り当て(アプリペア)をタスクバーに保存することも可能ですし、フォルダごと入れることも可能です。

固定アプリの隣に、最近使ったアプリを表示することも可能です。
固定アプリ以外のアプリを最大4つまで表示できます。
今までは2つのみの表示でしたが、One UI 5.1.1より最大4つまで表示できるようになりました。

One UI 5.1.1で、最大4件まで最近使用したアプリをタスクバーに表示できるようになった!

合計最大12個のアプリで、だいたいいつも使っているアプリはほぼタスクバーでカバーできます。

タスクバーに表示されていないアプリも、一番左のアプリ一覧ボタンから使えます。

Slim S Pen Caseを使えば、Sペンでなんでも書ける!

Galaxy Z Fold5では、純正ケースのSlim S Pen Caseを使うことで、なんでも書くことができます。

Galaxy Z Fold5のSlim S Pen Caseを使ってメモをしている様子

手書きメモのほぼすべてが詰まった「Samsung Notesアプリ」

おすすめは、Samsung Notesアプリ。
SamsungアカウントやMicrosoftアカウントで連携することで、メモをクラウド同期できます。
手書きのテキスト変換機能や写真・Webデータをドラッグアンドドロップで、簡単に貼りつけられる機能も。

手書き文字をテキスト変換できる機能。「コピー」を押せば、手書きを残しつつクリップボードにテキストデータをコピーできる

個人的には、お気に入りは録音機能です。
録音しながら手書きメモすることで、手書きメモの筆跡を保存してくれる機能がついています。
議事録の作成などにも、「あのとき何言ってたかな?」みたいな際にも非常に便利なんです。

録音機能は、再生時に筆跡も表示してくれる

詳しくは、Samsung Notesのレビュー記事も書いております。ぜひご参考にしてみてください。