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Galaxy Z Flip5 実機レビュー!大きくなったカバー画面の使い心地は?実際に使って感じたメリット・デメリット

Galaxy Z Flip5

こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

Galaxy Z Flip5・Galaxy Z Fold5がついに国内でも発売されました。
例年よりもかなり速いペースで手にすることができることに、喜びを隠せません!

グローバル版発表時にもすぐGalaxy Harajukuで見に行っていますが、毎年Foldを購入している筆者としても、Galaxy Z Flip5が非常に魅力的に感じます。
特に、カバーディスプレイの大画面化に加え、ヒンジが劇的に開きやすくなり、片手でも開けられるのがスマホ普及前まで一世を風靡した「ガラケー」に似た感覚を覚え、ワクワクが止まりません。

今回は、クアルコムジャパン様より、国内発売前のGalaxy Z Flip5をお借りすることができました。
実際に2週間ほどメイン利用しながら、使い勝手を検証してみました。

端末貸出:クアルコムジャパン

▼動画でも解説しています

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Galaxy Z Flip5を開封!ピタッと閉じられる、片手でも開けられるこの感覚がたまらない!

それでは、Galaxy Z Flip5を開封して実際に触っていきましょう。

画面が折りたためるスマホを初めて買う方にとっては、開封も結構ドキドキするところだと思います。
Galaxy Z Flip5は、画面が開いた状態で梱包されています。

開封して、初期設定する際に折りたたむことができます。
はじめて折りたたむとき、非常に緊張します……!!

ピタッと閉じられるスリムさ、握り心地が最高

Galaxy Z Flip5を閉じてみると、ヒンジの構造が改良され、すき間なくピタッと閉じることができます。
先代のすき間と比べると見事にピタッと収まっています。Galaxy Z Flipシリーズでもこのスリムさが味わえるのが非常にうれしいです。

Galaxy Z Flip5(左)とGalaxy Z Fold4(右・2022年9月発売)のすき間比較

握り心地としては、閉じた状態では完璧に手の中に納まるのが最強ですね。

Galaxy Z Flip5を手で持った様子

筆者の手は少し大きめではあるのですが、すっぽりはまるのがなかなかいい感じ。

Galaxy Z Flip5を開いた状態

開いた状態では、Galaxy Z Flip5は22:9と、少し細長い印象です。
他社ですがXperia 1 Vなどの21:9のスマホと大きさとしてはほぼ同じで、さらにもうちょっとだけベゼルが狭く画面が大きい印象があります。

Galaxy Z Flip5(左)とGalaxy Z Fold5(右)の指紋センサー一の違い

指紋センサーは、開いた状態で折り目の上側にあるため、少し上側に寄っている印象があります。
閉じた状態で指紋認証し、開くということもできますし、開いた状態で顔認証することも可能だと思います。

片手で開けられる「ガラケー」時代を思わせる感覚がすごすぎる!

Galaxy Z Flip5は、前節でも述べたようにヒンジの構造が改良されています。
デュアルレールデザインを採用されたことにより、ヒンジを開けるときの力が劇的に軽くなっています。

▼片手で簡単に開けられる様子は、動画でも解説しています!

Galaxy Z Fold5・Galaxy Z Flip5とも同じヒンジが採用されていますが、より恩恵があるのはGalaxy Z Flip5だと思います。
スマホの大きさからして、非常にコンパクトで、片手でも開けられるこの感覚がすごすぎます。

ポケットからGalaxy Z Flip5を取り出し、大きくなったカバー画面で通知や内容を確認。
より大画面で見たければ、Galaxy Z Flip5を片手で開いて確認できます。
電車内で吊革につかまっていても、片手で操作が完結できるの、最強すぎます!

親指をすき間に挟んで、グイっと簡単に持ち上げられます。爪で画面を傷つけないように注意!

片手で開く際には、爪がメイン画面のディスプレイに引っかからないように、そこだけご注意ください。

胸ポケットに収まる大きさが、たまらない!

Galaxy Z Flip5は、シャツの胸ポケットにも普通に収まります。

Galaxy Z Flip5は、胸ポケットからもはみ出ない!

外出先でメールなどの通知の確認にも、電車の改札を通るときにも胸ポケットからすっと出してモバイルSuicaをタッチすることもできます。 

電車の改札を通る際も、ズボンのポケットよりもスムーズに取り出してタッチ!

この胸ポケットに収まる大きさが絶妙で、非常に便利ですね!!

Galaxy Z Flip5の進化の目玉「カバー画面の大型化」が気になる!どれだけ使える?

Galaxy Z Flip5の進化の目玉といえば、「カバーディスプレイの大型化」。
これに期待している方も多いでしょう。

今までは、もっぱら通知の確認、それにプラスして閉じたままカメラも撮影できる、それぐらいではありましたが、カバー画面の大型化により、どれだけカバー画面の自由度が上がったのでしょうか?

この章では、カバー画面の自由度をチェックしていきたいと思います。

時計、待ち受け画面はどれだけカスタマイズできる?

閉じた状態での時計、待ち受け画面はどれだけカスタマイズできるでしょうか?

時計画面は、画面を長押しするとほかのものに変更可能です。
デフォルトでもたくさんのプリセットが用意されています。かなり素敵なものがたくさん。

時計画面は、フォントや大きさ・レイアウトも変更可能

選択画面で端末を開くと、編集画面に移行します。
テーマにもよりますが、右上にバッテリー残量・左上に新着通知アイコンを表示できるものもあり、便利です。
お気に入りの写真をはめ込める機能もあります。

左端の通知を知らせるドットは、テーマによってはアイコンへ変更可能

Always On Display(画面常時表示)にも対応しています。
画面表示し続けたままの状態を維持することができます(焼き付き防止で、少しずつずれていきます)。
ほかのGalaxyに比べ、カラフルでおしゃれなAlways On Displayなのが素敵です!

Always On Display(画面常時表示)にも対応。ほかのGalaxyよりおしゃれに表示できるのがうれしい!

なお、閉じたままでも顔認証できます。側面の指紋認証も使えます。
構えとしてはカメラを右下にすることが多いでしょうから、顔認証は手で邪魔される可能性があります。
閉じた状態では側面の指紋センサーを多用するといいかもしれません。

通知はどれだけ表示される?

通知はどのように表示されるでしょうか?

通話の着信

通話の着信は、このような感じ。

電話着信時の表示

ただし、基本的にはスピーカーフォンとして使う形になります。
Bluetoothイヤホンを使う場合には閉じたままでも使えますが、端末で受ける場合には開いて使うほうが現実的かも。

ウィジェットに着信履歴やお気に入りの連絡先を表示するものもある!簡単に発信可能

発信も、閉じた状態でかけることができます。

フリップならではの機能が豊富なのが、Galaxy Z Flip5の特徴でもあります。

Flipシリーズだけに用意された、フリップオプション

便利だと思うのは、
・端末を開くと自動的に着信に応答
・端末を閉じると自動的に電話を切る
・着信に応答したくない場合に、カバー画面を手で覆うと呼出音・振動が消音に
といった、Flipならではの機能がある点です。

▼動画内でも、実際に発着信しながら解説しています

LINEなどのメッセージ表示・メール表示【カバーディスプレイでの動作対応アプリ】

LINEなどのメッセージを受信した表示は、このように表示されます。

カバー画面の通知は、こんな感じです。時計の画面から左にフリックするだけで、簡単に確認できます。
下にスクロールすることもできます。

通知をタップしたらLINEが表示される

LINEをタップすると、普通にLINEの個別チャット画面が表示されて確認できるようになります。

もう、なんか普通のスマホの表示ですね。
この表示は、設定>「ラボ」内の「カバー画面で許可されたアプリ」を有効にすると、カバー画面でLINEアプリを表示できるようになります。

カバー画面で許可しないと、既読をつけずに長文メッセージも確認可能

通知の状態で既読をつけずに確認したい場合には、あえて「カバー画面で許可されたアプリ」のLINEのチェックを外しておくと便利です。
Androidの通知では、通常相手1人につき最新1件の通知しか表示されませんが、Galaxy Z Fold5のカバー画面では未読メッセージが複数件表示できます。

この表示だと、非常に長文でも全部表示出来ています。これはすごい!

メイン画面の通知での表示

Galaxy Z Flip5のメイン画面では、通常の通知と同様に最新1件ずつのみなので、ほんとカバー画面の恩恵といっていいでしょう。

LINEの返信や、音声通話・ビデオ通話は閉じたままできる?

LINEの返信や、ビデオ通話・音声通話などは閉じたままできるでしょうか?

LINE自体は「カバー画面で許可されたアプリ」を有効にすればカバーディスプレイでも開けるため、内容は普通に確認可能です。
返信もできますが、基本的にはSamsungキーボードを使う形となります。

打ち心地は、まあまあ。キーボードは狭いですが、フリック入力は問題なく可能です。
短文を突貫で打ち返すような用途には便利だと思います。