こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
スマホのインカメラは、モノにもよりますが、だいぶきれいに撮れるようになってきましたね。
とはいえ、メインカメラのほうがきれいですし、できればメインカメラで自撮りも撮りたい、と思ってしまいます。
ASUS Zenfone 7のカメラは、メインカメラがぐるっと飛び出して回転し、自分の方向を向けることもできます。
画面に映る自分の顔を見ながら、メインカメラで自撮りすることができるのです!
今回は、IIJmio様よりZenfone 7をお借りしました。
Zenfone 7の使い勝手はいかがでしょうか?カメラの映りは?など、気になるところをレビューしていきましょう。
商品貸出:IIJmio
Zenfone 7のフリップカメラが面白い!
Zenfone 7のカメラは、メインカメラが回転する「フリップカメラ」となっています。

「カメラ切替」のボタンをタップすると、くるっと180度回転して切り替わります。

タップの場合、回転速度はかなり高速で、結構面白いですね。
「カメラ切替」のボタンを上下にドラッグすることで、ゆっくり回転し、手を離すと任意の場所で止まります。

被写体の角度に合わせて自分の頭を調節せずに、カメラの角度を弄ることができるのは便利です。
また、カメラ起動中は手で角度を調節することもできなくはないです。

突然の衝撃が加えられても、あまり強い衝撃でなければ受け流してくれるということですね。
スマホは不意にどこかにぶつけたりすることも多いので、衝撃に強いのは大事です。
動画撮影中などでも、フリップカメラを自由に動かして回すことができます。
ただし、端末を縦にしている場合、背面側から画面側へ回転させると自撮りは上下逆さまになってしまうので、要注意……。
Zenfone 7のカメラはきれいに撮れる?
Zenfone 7のカメラはきれいに撮れるか?シーン別にみていきましょう。
風景



GalaxyやiPhoneと撮り比べるとよくわかりますが、Zenfone 7のカメラが一番自然に撮れています。
iPhone 12 miniがもっとも空の青の補正が強く、Galaxy Z Fold2も結構強めです。


Zenfone 7の超広角カメラは0.6倍。
他の0.6倍超広角でもそうなのですが、案外「超広角の迫力」というのが薄く感じます。
0.5倍の広角だと迫力をすごく感じるので、0.5倍と0.6倍に差があるのでしょうか。
望遠カメラは光学3倍と、ズームもしたい方はいい感じ。
超広角が明るめ?な感じもしますが、標準カメラと望遠カメラは自然な色味で素敵です。
マクロ撮影

マクロ撮影では、これぐらいの距離ぐらいまでであれば結構きれいに撮れます。
これ以上近づくとボケてしまいます。
夜景
フラッと通りがかりの夜景を撮ってみました。そこまできれいな情景ではないですが…



夜景の中でも街灯など近くにあり、明るめの状況ではあります。
Zenfone 7は暗い環境だと、結構ノイズが乗ってしまっている印象もあります。
食事

Zenfone 7で食事を撮影すると、ちょっと暗めに出る印象はあります。


GalaxyやiPhoneで食事を撮影すると、かなり黄色側に寄るカメラが多い中で、Zenfone 7は比較的自然な色味を実現できるのはいいかと思います。
ただし、暗めがあだになる事例もあります。



店内は比較的暗めの状況ではありましたが、かなりカメラによって明るさが変わるのがわかります。
iPhone 12 miniのポテトサラダは非常に明るく、黄色補正も相まっておいしく見える印象。



食事の中の緑色は、Zenfone 7が一番映えて見える気がします。
黄色補正が一番少ないからでしょうか。
ということで、Zenfone 7の写真は比較的現実に忠実な色味で、「自然」な写真を昼間に撮るのにおすすめです。
夜景や暗めの部屋での撮影は、ちょっと苦手かもしれません。
Zenfone 7の使い勝手は?
続きまして、簡単にZenfone 7の使い勝手をレビューします。
ちょっと大きくて重い
Zenfone 7は、ちょっと大きくて重い印象。

Zenfone 7のパステルホワイトをお借りしました。(Proではなく無印です)
背面のパステルホワイトは、光によって美しい模様が映し出されます。

大きさとしては、Galaxy Note20 Ultraとほぼ同じぐらい(若干小さいくらい)で、厚いです。
持った第一印象としては「ちょっと厚く、重い」。
重さが235gと、重めのスマートフォンになっています。
Galaxy Note20 Ultraの重さは227gで、若干薄いのでZenfone 7のほうがずっしり来ます。

Zenfone 7の画面は有機ELで、かなりきれいな印象。
90Hzのリフレッシュレートにも対応しています。

Zenfone 7の側面はアルミ仕上げとなっています。
ひんやりしていて、結構気持ちいい。
Galaxy S6・S7シリーズあたりのような、若干懐かしい感じもします。
指紋センサーは側面に配置されています。
「スマートキー」となっており、デフォルト状態では2度押しでGoogleアシスタントの起動、長押しで電源OFFになっています。
設定>拡張機能>スマートキー、で、カメラなどアプリの起動に割り当てを変更することも可能です。
パワフルなスペックで、5G対応
Zenfone 7はSnapdragon 865に対応していてパワフル。
Zenfone 7 | Zenfone 7 Pro | |
---|---|---|
サイズ | 165×77.2×9.6mm 235g | 165×77.2×9.6mm 235g |
画面 | 6.67インチ AMOLED(有機EL) Gorilla Glass 6 | 6.67インチ AMOLED(有機EL) Gorilla Glass 6 |
CPU | Snapdragon 865 | Snapdragon 865 Plus |
メモリ(RAM) | 8GB | 8GB |
ストレージ(ROM) | 128GB | 256GB |
カメラ | メイン 64MP 超広角 12MP 望遠 8MP | メイン 64MP(光学式手振れ補正) 超広角 12MP 望遠 8MP |
バッテリー容量 | 5000mAh | 5000mAh |
その他 | Dual SIM+microSD 5G対応 | Dual SIM+microSD 5G対応 |
Zenfone 7とZenfone 7 Proの違いは、CPU・ストレージ・メインカメラの光学式手振れ補正有無ぐらいです。
筐体サイズやバッテリー容量などは大きく変わりません。
また、Zenfone 7やZenfone 7 Proは、5G対応となっています。
お借りしたIIJmioは今のところ5Gには対応していませんが、将来的に5Gに対応したときや、他社の5G契約SIMを挿入したときにはちゃんと利用できるのはうれしいですね。
ベンチマーク結果

Zenfone 7のAntutuベンチマークは約60万と、非常に高スコアをたたき出しています。
Snapdragon 865のCPUが積まれているハイスペックスマホの中でもスコアが高めです。
7万円台で購入できるのはかなりコストパフォーマンスが高い印象です。
この性能で7万円台はすごすぎる!!「性能重視派」にはおすすめの端末
スコアが示す通り、Snapdragon 865搭載端末で、カメラも回転するギミックが搭載されているのにもかかわらず、7万円台で購入できるのはすごいと思います。
フリップカメラはZenfone 6にも搭載されていましたが、より進化してきれいな写真が撮れるのもいいですね。
旅行好きで風景や自撮りをたくさん撮る方には、かなりお勧めできます。
個人的には、ちょっと重い、というのは引っかかるところではあるのですが、この性能を7万円台で!と考えると、おすすめです。
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