こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
iPhone 15シリーズがついに発表されました!
USB Type-Cがついに採用され、iPhone 15 Pro Maxの望遠カメラも光学5倍となるなど、非常に魅力的に見えます。
ただ、iPhoneはだんだん高くなって、買いにくくなっているのも事実。
でも毎年買い替えたい!など、買い替えできたらうれしいですよね。
iPhone 15シリーズを購入するのに非常におすすめなのが、NTTドコモです。
キャリア版は、Apple Storeよりもちょこっと高めな価格に設定しているのが通常ではありますが、分割・返却プログラムを使って購入するのであれば断然キャリアのほうが買いやすいです。
キャリアでは通常、24回目に残価を設定した残価設定型2年分割(または4年分割)を設定し、2年後に返却すれば24回目の残債支払いを免除する、という制度になっています。
ドコモの「いつでもカエドキプログラム+」では、2年を待たず、1年後の返却でも残債の支払いが免除されます(早期プログラム料など条件はあります)。
毎年買い替えたい!という方も、一括で払うのしんどい…という方も、非常に魅力的。
この魅力と、おススメのお得な買い方を解説しましょう!
▼動画でも解説しています(2023/9/13午前時点での情報です)
※最新情報は当記事やiPhone 15購入戦略まとめ記事で随時更新しています
iPhone 15シリーズでかなり使える「いつでもカエドキプログラム+」とは?
各社ともに返却プログラムを提供しているのですが、NTTドコモは2023年9月1日以降に発売する機種に対し「いつでもカエドキプログラム+」を提供開始しました。
非常に買いやすくなりますよ!詳しく解説していきましょう。
1年ごとの機種変更で、支払金額が減額!めちゃくちゃおとくに買い替えられる!

今までの返却プログラム「いつでもカエドキプログラム」では、残価設定型24回分割で購入し、24回目支払い時にスマホを返却すれば、最終回の残債は支払い免除される、という形になっていました。

1年ごとにスマホを変えたい!という方には、一応早期返却もできるようになっています。
23回までの支払いは必要ですが、13回目支払時以降に返却すると、早期利用特典として返却月から23か月目まで少し割り引いた金額を支払う形になっています。

これが、「いつでもカエドキプログラム+」を適用すると、返却翌月以降の残価額・分割支払金ともに支払いが不要になります。
ただし、条件が二つあります。
・Smartあんしん補償(月1,100円)には必ず入る必要がある
・返却時には、プログラム早期利用料(12,100円)を支払う必要がある
ですが、この条件を考えても、「いつでもカエドキプログラム+」は非常にお得です。
毎年買い替えると、どれぐらいお得になる?
現行発売機種で、いままでより本当にお得か試算してみます。
昨年のiPhone 14 Pro Max 128GB(201,850円)では、いつでもカエドキプログラムの早期利用特典は月1,300円程度でした。
仮にこれで見積もってみると、以下の通りです。
iPhone 14 Pro Max 128GB | 支払額 | 支払い免除額 |
---|---|---|
「いつでもカエドキプログラム」 12か月で返却時 | 4,430円x23か月 -早期利用特典1,300円x11か月 =87,590円 | 残価 99,960円 +早期利用特典 1,300円x11か月 =114,260円 |
「いつでもカエドキプログラム+」想定 12か月で返却時 | 4,430円x12か月 +P早期利用料12,100円 =65,260円 (Smartあんしん補償含めると78,460円) | 残価 99,960円 +残債 4,430円x11か月 -P早期利用料12,100円 =136,590円 |
差額 | 22,330円 (補償含めると9,130円) | 22,330円 |
実際は、「いつでもカエドキプログラム+」がスタートしても、「いつでもカエドキプログラム」の早期利用特典自体は継続していますが、早期利用特典の割引額は300円と、非常に低くなっています。
(前年のiPhone 14シリーズは月900円~1800円)
「いつでもカエドキプログラム+」の条件であるSmartあんしん補償に入っても、従来の12か月返却に比べて安く抑えられます。
ありがちな画面割れ・水濡れなどあらゆるトラブルを保証してくれるので、とくに返却を意識するのであれば入ったほうがいいのは間違いありません。
2年使い続けるときと、1年で買い替えるのは、どちらのほうがおトク?
今まで2年使い続けてきたけど、1年で買い替えるとどちらのほうがお得でしょうか?
比較してみました。
iPhone 14 Pro Max 128GB | 支払額 | 支払い免除額 |
---|---|---|
「いつでもカエドキプログラム」 24か月目で返却時 | 4,430円x23か月 =101,890円 (Smartあんしん補償月額分含めると 127,190円) | 残価 99,960円 |
「いつでもカエドキプログラム+」想定 12か月で返却時 | 4,430円x12か月 +P早期利用料12,100円 =65,260円 (Smartあんしん補償月額分含めると 78,460円) | 残価 99,960円 +残債 4,430円x11か月 -P早期利用料12,100円 =136,590円 |
差額 | 36,630円 ※24か月(補償なし)-12か月(補償あり) =23,430円 | 36,630円 |
単純な差額は36,630円と、2年間の支払いのうち35%ほどとなります。
今まで補償に入っていなかった方が、12か月返却を見込んで補償に入る場合は、補償も12か月側の差額に入れると23,430円となります。2年間の支払いのうち23%ほどです。
翌年も同じ価格帯のiPhoneを買う、ということを考えれば、やはり同じ機種を2年間使ったほうがお得なのは間違いなさそうです。
ただ、「iPhoneが好きで、毎年買っている!」「けど、実際今までのiPhoneはタンスに眠っている…」というような方は、「いつでもカエドキプログラム+」を使ったほうがお得になりそう。
1年で「いつでもカエドキプログラム+」を使うのと、1年で売却するの、どっちのほうがおトク?
1年で「いつでもカエドキプログラム+」を使うのと、1年で中古スマホ販売店に売却するのはどちらのほうがお得でしょうか?
ちょうど1年前に発売されたiPhone 14 Pro Max 128GBで見てみましょう。

「イオシス買取」での買取金額は上の通りです。
新機種発表・発売のタイミングで買取価格は変動する可能性がありますが、iPhone 15発表前の買取価格は上記の通りになっています。
未使用品として売るのは現実的ではないですが、中古買取価格はすべてのキャリアで90,000円~126,000円の間となっています。
ドコモのiPhone 14 Pro Max 128GBを12か月で「いつでもカエドキプログラム+」で返却した場合は以下の通り。
(※想定の話で、実際はiPhone 14 Pro Maxは「いつでもカエドキプログラム+」の対象機種ではありません)
iPhone 14 Pro Max 128GB | 支払額 | 支払い免除額 (売却額に相当) |
---|---|---|
「いつでもカエドキプログラム+」想定 12か月で返却時 ※傷なし | 4,430円x12か月 +P早期利用料12,100円 =65,260円 (Smartあんしん補償含めると 78,460円) | 残価 99,960円 +残債 4,430円x11か月 -P早期利用料12,100円 =136,590円 (補償月額を引くと123,390円) |
「いつでもカエドキプログラム+」想定 12か月で返却時 ※保証対象外の故障した場合 | Smartあんしん補償(月額)含めた 支払額78,460円 +修理代金5,500円(上限) =83,960円 | 傷なし支払い免除額136,590円 -修理代金5,500円 =131,090円 (補償月額を引くと117,890円) |
このように、中古買取価格と比較すると、傷なしは上限に近い価格。傷ありの想定でも比較的高い部類にいます。
※全損で交換の場合は、交換手数料が12,100円となります。
あくまでiPhone 14 Pro Max 128GBを題材に想定した例ではありますが、補償も加味してある程度安心して使えることを考えると、「いつでもカエドキプログラム+」を使って返却するのはおすすめですね!
※中古相場は常に変動していますので、1年後はこの想定通りにならない可能性もあります。
ご了承ください。
他キャリアの2年返却時と、ドコモの1年返却時を比較してみると…(iPhone 15シリーズ)
au・ソフトバンク・楽天モバイルでは早期返却しても価格は変わりません。
ドコモの1年返却と、他キャリアの2年返却時で価格を比較してみると、以下の通りです。

Smartあんしん補償を価格に入れるか入れないかでだいぶ印象が変わりますので、ドコモの欄の大きい字はSmartあんしん補償を入れた金額、()内は除いた金額で表記しています。
上の表はiPhone 15とiPhone 15 Plusですが、比較的価格安めの2機種だと、プログラム早期利用料が案外重く、Smartあんしん補償を加えた場合だとauとそう変わらない金額になっていますね。
補償の価格を除いて考えると、ドコモの1年での支払額はauの3分の2程度になっています。

iPhone 15 Pro・Pro Maxでは、ドコモ(1年)とau(2年)の価格差はそこそこ広がっていきます。
補償なしの価格で比較してみれば、ドコモはauの67%ほどとなっていて、毎年変えられるメリットも考えればいい選択肢だと思います。
「いつでもカエドキプログラム+」を使うなら、ドコモ回線が便利!irumo・ahamoでも機種の予約可能!
「いつでもカエドキプログラム+」で実際にiPhoneを予約しよう!となった場合、「端末のみ購入」「ドコモ回線を新規 or MNPで契約」「機種変更」など色々な購入方法ができます。
どれが一番おススメでしょうか?
「いつでもカエドキプログラム+」は、回線契約なしでも利用可能!ただし、「端末だけ(白ロム)購入」では機種の予約ができない
「いつでもカエドキプログラム+」は、回線契約がなくても利用することができます。
ロゴにも「回線契約がなくてもOK!」とある通り、残価設定型24回分割での購入・smartあんしん補償
への加入で、12か月からの早期返却を利用できます。
ただし、「端末だけ(白ロム)購入」の場合は、予約ができません。
購入は在庫のある機種に限られます。発売前や在庫切れの機種は、入荷まで待つ必要があります。
また、「端末だけ(白ロム)購入」では、執筆日現在お届けまでに最大2週間かかるとの記載もあります。

予約不可・商品到着までの時間が読めない、というのは、今後手元のiPhoneを返却する時期も読めないということになるので、避けた方がいいでしょう。
ドコモオンラインショップでは、irumoやahamoでも予約可能!
ドコモオンラインショップでは、irumo・ahamoでも商品の予約が可能です!

irumoは、500MBを月550円と格安で維持できるプランもあります。
ある程度使いたいけど、価格を抑えたい方には、ahamoで20GB+5分通話無料を2,970円で利用する手もあります。
irumoが加わったことで、月々の維持費が柔軟にできるようになっています!
ドコモ回線はもちろん、ahamo・irumoをすでにお持ちの方も、そのまま予約購入可能です!
ぜひ予約してみてくださいね!
irumo/ahamoは、毎月お得に使える?予約ができるプランをまとめると…
NTTドコモのプランで、商品の予約・購入が可能なプランをまとめると、以下の通りです。

eximoは無制限で使えるフルサポートのプランです。
家族にドコモユーザーがいると割り引かれる「みんなドコモ割」や、ドコモ光が家にあると適用される「ドコモ光セット割」を駆使すれば、無制限で最安4,928円。1GBの利用で2,178円で利用できます。
すでに自分や家族でeximoや5G ギガホプレミア(旧プラン)などお持ちであれば、5Gデータプラスというデータ専用のサブ回線を持つことも可能です。
5Gデータプラスは月1,100円で30GBのデータ通信が可能です。
機種変更や予約ができるのでiPhoneやiPad/PCにも便利に利用できます。

ahamoは20GBのデータ通信と1回5分までの音声通話が何度でも無料になります(超過時は30秒22円)。
割引などは特にない分、2,970円と安く利用できる便利なオンライン専用プランです。
データが足りない場合は、+80GB足せる「ahamo大盛り」も利用可能。トータルで4,950円と、5,000円以下で使えます。
irumoでは、500MBで使える最安プランは550円。割引・回線カウントも対象外ですが、最安で維持したいならこれが一番でしょう。
その他に3GB/6GB/9GBのプランが用意されています。
ご自宅などにドコモ光あれば安く使えますが、なければahamoのほうがお得におススメです。
現在 他社回線をお持ちの方が、iPhoneを予約購入する方法
現在、他社回線をお持ちの方が、iPhoneを予約購入するおすすめの方法は、以下の2通りです。
他社回線をMNP契約で予約・購入する
一番簡単なのは、他社回線から「MNP」(乗り換え)で契約することです。
電話番号はそのままに、乗り換えで契約できます。
例年、iPhone発売時にはMNP契約対象で22,000円の割引を受けられる施策を実施しており、最もお得に契約できます。
MNPで契約する場合は、ドコモオンラインショップではahamo・irumoのプランでの手続きはできません。
一度ドコモのeximoプラン等で契約し、iPhone到着後にahamoかirumoに変更する必要があります。
ahamo・irumoのプランを使いたい場合は、プランの変更を忘れずに!
(月末の変更がおススメです!)
一度irumo/ahamoにMNPで契約し、そこから機種変更で購入する
ドコモオンラインショップでは、ahamo・irumoに直接加入できません。
最初からahamo・irumoで使いたい、という方は、MNPでとりあえずahamo・irumoに入っておくと便利です。
ただし、MNPでの契約に少し時間がかかるため、最速で購入したい方には予約開始日の9/15(金)21:00に間に合わない可能性があります。
物理SIMのSIMカードでなく、iPhoneなどでも利用できる「eSIM」で契約すれば、審査状況にはよりますが最短1時間で開通可能です。
新規契約でおトクに購入する方法
新規契約でおトクを優先して購入するのであれば、ドコモオンラインショップで「SIMのみ契約」で先にSIMだけ契約しておき、SIMが届き開通した後に機種変更をする、という方法です。

ドコモオンラインショップでは、SIMのみ契約をすると新規契約でも10,000ptの還元を受けられます。
iPhoneの新規契約では、例年ポイント還元等受けられないため、新規契約で契約する場合にお得を優先するのであれば、一度SIMのみ契約をするのをおすすめします。
なお、新規契約でも物理SIMの「SIMカード」を選んだ場合、郵送等もはさむため予約開始日に間に合わない可能性があります。
iPhoneなどにも対応している「eSIM」であれば、最短1時間で開通可能です。
お得を狙うなら、お手持ちにeSIM対応のスマホがあることを確認したうえで、まずeSIMで申込、開通させておきましょう!
※ahamo・irumoでは、このようなポイント還元キャンペーンは実施されていないため、お得を優先するならドコモオンラインショップでeximoを契約し、月末にahamo・irumoへプラン変更するのがおススメです。
プラン変更を面倒に感じるのであれば、最初からahamo・irumoを新規契約するのもおススメです!
機種変更でiPhoneを購入する
機種変更でiPhoneを購入する場合には、そのままドコモオンラインショップで購入したいiPhoneを申し込みましょう!
eximo/irumo/ahamo、すべてのプランにて機種の予約・購入手続きともに可能です。
iPhone 15シリーズは、分割で買うならドコモが一番お得かも!
iPhone 15シリーズは、「いつでもカエドキプログラム+」があるおかげで、毎年買い換えたいiPhoneユーザーにとっては非常にお得に機種変更できます。
とくに、iPhone 15シリーズではUSB Type-C採用やPro Maxではペリスコープレンズ搭載など、変革と魅力にあふれています。
とはいえ、Pro Maxをお得に買い替えるには、ちょっと高い……。
そんなときには、「いつでもカエドキプログラム+」を駆使すれば、1年後以降に返却するという形にはなりますが非常にお得に使えます。
また、1年後のiPhone 16シリーズが、もし魅力的ではない…と思ったときにも、「2年間使い続ける」という選択をとることも可能です。
なかなかにいいプログラムに仕上がっていると思います。
ぜひ、ドコモとiPhoneで、おトクに使ってみてくださいね!
ahamo契約の際のご注意

ahamoは2,970円(税込)で、20GBのデータ通信と1回5分までの通話無料で利用できるサービスです。
(機種代金別途)
※ahamoでは、⼀部ご利⽤できないサービスがあります。
※5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦ がかかります。
※ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。
また、ほかのドコモのプランとは、取り扱いが異なりますのでご注意ください。
※サイトメンテナンス中など、受付できない場合がございます
※MNPご契約の場合は、MNP予約番号を取得のうえ、ahamoサイトからMNPによる新規お申込み⼿続きが必要です。
▼動画でも解説しています(2023/9/13午前時点での情報です)
※最新情報は当記事やiPhone 15購入戦略まとめ記事で随時更新しています