こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
今回は、先日海外で発表になったばかりのHTCの2017年フラッグシップモデル「HTC U11」をHTCサポーターズクラブキックオフミーティングにて、タッチアンドトライしてきましたので、レポします!
日本でも、HTCサポーターズクラブ発足!!!
他社では、アンバサダーなどの試みはいくつもあったのですが、HTCとしては、初の試みです。
HTC NIPPON児島社長のご挨拶
会社発足20年の節目に、もう一度原点に立ち返り、ファン=「U」に支えられ、それぞれのファンが異なる個性を持った使い方を見つけて発信していただければ、というような話をされていました。
会全体としても、「ファンを大切にしていますよ!」というのが前面に出されていたように思います。
児島社長は日本法人のHTC NIPPONの創設時から参画されていて、まさにWindows mobileを世に送り出す時代からずっと立ち会ってこられています。
HTCの振り返り
HTCサポーターキックオフミーティングは、HTC NIPPON 児島社長のあいさつの後、HTC NIPPON マーケティング シニアマネージャーの西村氏によるHTCの振り返り、HTC U11のプレゼンによる紹介、タッチアンドトライ(U11とVIVEの体験)というように進んでいきました。
まずは、HTCの、3つの「実は!」が紹介されていました。
「グローバルでは有名」「日本でも11年の実績」というのは割と有名だと思いますが。。。
「たくさんの世界初がある」というところにかなり力を入れられていました。
タッチスクリーンの技術は、iPhoneより先で、世界初でした。
Androidスマートフォンも、4G搭載も、世界初。
先駆けて世に送り出しながらも、他社(言ってはいませんでしたが、Appleやサムスン)にお株を奪われるところに、少し悔しさが表れていたように思います。
そんな中、今回5/16に台湾本社で発表された新端末「HTC U11」をタッチアンドトライ出来ました。
HTC U11の概要とタッチアンドトライ!
会社発足20年の原点で、「U」はそれぞれのユーザー自身。それぞれに合わせた端末を作り上げました。
「サムシング・ディファレント(Something Different)」という言葉を多用していましたが、それぞれのライフスタイルに合わせて使ってほしいという思いが込められています。
※今回のタッチアンドトライは、グローバル版のテスト機です。
日本版とは、多少仕様が変わります。
ちょっと会の進行と順番は前後しますが、タッチアンドトライの模様と製品概要は混ぜながら、お届けします。
箱と中身
はこは、丸っこいです。玉子のはこのよう。やさしさに包まれているような感じ。
日本版も、同じ箱で出るといいな。
中身は、端末とケース・フィルム・イヤホン・USBケーブル・アダプター類。
イヤホンは後述しますが、ノイズキャンセリング搭載で結構音質いいです。USB-typeCの端子です。
美しいLiquid Surface
縁まで全面3Dガラスになっています。
今回のタッチアンドトライで渡された端末はグローバル版の代表色であるAmazing Silverです。
下のinstagramの動画にも上げましたが、銀・太陽・紫と、異なる角度で色が変わるのがなんとも美しい。
(クリックで再生します)
グローバル版ではSolar Red(赤)もラインナップとしてありますが、赤は日本発売未定です。
日本では4色展開の予定です。
金属とガラスが一体化しています。
3Dは初、という通り、ガラスは3D加工されています。
(他社では、2.5Dという形で、左右だけ曲面で上下は普通のカット加工だったりするのですが、HTC U11は上下左右すべて曲面です)
一体化、というのは、側面は金属加工されているのです。
左にはボタンなし。
右は電源ボタンと音量キーがあります。
上はなにもなし。
下はUSB Type-C端子がついています。
EDGE SENSE & CAMERA
ここからは、機能の内容です。
発表会の記事にも書いたんですが、「握る」というのが今回の一番のキーポイントです。
TouchからGripへ、というのは、ホントに大発明だと思います。一番面白い機能です。
短く握ると、カメラが起動します。
長く握ると、Google Assistantが起動します。
Ok Googleは日本人にとってハードル高く、街中で言ってる人みたことない。
そこで、長く握ればGoogle Assistantが起動できるような設定にした、とのこと。
こんな感じで、長く握って「7時に起こして」といえば、アラームが7時にセットされます。
握力調整もできます。
最弱であれば、ちょっとギュッと握るぐらいでカメラを起動できます。
他にも、いろいろな機能に割り当てを変更することが出来ます。
スクリーンショットの撮影など、様々な機能があります。
お気に入りのアプリと連携することができるので、アプリの起動に使うことが出来ます。
個人的には、短く握ったらカメラ起動し、
・カメラ起動時に短く握ったら撮影 ←こっちはできる
・カメラ起動時に長く握ったらインカメラとアウトカメラを入れ替え ←こっちは現時点ではできない
みたいなことが出来たら、より便利かなーと思いました。
カメラは世界一
カメラは世界No.1の技術を搭載しています。
DxO mark スコア90というのは史上初で、Top 3もHTCが製作した端末で占められており、それだけカメラの技術力は高いです。
静止画
軽く握るだけで高速起動し、もう一度握れば瞬時に撮影出来ます。
インカメラも高性能で、自撮りも最適に撮れます。
ちなみに、窓から移した東京タワーの作例比較してみます。
下のがHTC U11です。倍率1倍のオート撮影。
そして、下のがiPhone 7 Plusです。同じく倍率は1倍のオートで撮ってます。
窓の外がそこまできれいじゃなかったので…(汗
動画
360度マイクが4つもついていて、「音声フォーカス機能」というのがあります。
録画時に動画を拡大させると音も寄っていき、より臨場感を味わえます。
U SONIC
同梱されている付属イヤホンが非常に高性能です。
自動でカスタマイズされる、オートキャリブレーション機能が搭載されています。
これの面白いのが、個人の耳の特性をグラフで可視化してくれるところ。
さらに、サンプル音源で適用前後を比較することが出来ます。
適用後は、重低音の重みがクローズアップされて、非常に音質が良くなったように思います。
SENSE CONPANION
独自AI搭載を搭載しています。
HTC独自だけでなく、3つのAI(HTC,Google,Amazon Alexa)を一つの端末でコントロールできます。
アプリごとにバッテリーを省力化を勝手にしていき、いつもより長持ちされます。
プレゼンターの体感では、1時間程度長持ちしたとのこと。
日本版には、おサイフケータイも!
今回試したのはグローバル版でしたが、日本版についても言及がありました。
防水性能はIPX7レベル。
また、発表会記事にもちらっと書いたのですが、おサイフケータイに対応されます。
HTCサポーターズクラブ キックオフミーティングを終えて
他にもVIVEの体験があったり、グローバルレポーターの体験談もありましたが、今回は省かせていただきます。
今回のHTCサポーターズクラブ キックオフミーティングを終えて、非常にユーザー目線で考えた面白い端末だと感じました。
(中継ですが)発表会を見た時のワクワク感が、このミーティングでも感じることが出来ました。
また、「握る」という動作にフォーカスしたのは、やはり革新的だと思います。
写真を撮る時って、意外と手間取るんですよね。
「握る」ことによって、ブレも低減できるという(いい意味での)副作用があって、非常によく考えられているなと感心させられました。
さあ、どのキャリアから出るのか、楽しみですね。
日本版HPにはLTE B19/3G B6(ドコモプラスエリア)対応が記されていたので、少し期待しています。
ぜひ、売り方も革新的に、日本向けにもSIMフリー機として出していただきたいものですが、どうなることでしょうか…
HTC U11の今後、また、HTCの今後に、注目です。
[2017/5/25追記]ソフトバンクから発売されることが発表されました!(6月下旬以降発売)
[2017/5/30追記]auから発売されることが発表されました。(6月下旬以降発売)
[2017/7/8追記]HTCサポーターズクラブのモニター端末企画で、HTC U11をお借りしてレビュー記事を掲載しています。
※下の製品は、海外版SIMフリーモデルです。
※国内版(ソフトバンク・au版)はカバーがついていますが、フィルムは付いていないので買うのがおススメ。
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