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【 #HTCサポーター 】HTC U11+/HTC U11 life(Android One X2)のデザインの話が激熱だった!

こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

HTC U11+/HTC U11 life(Android One X2)のタッチアンドトライイベントに行ってまいりました。
台湾本社から端末デザイン担当のジョンソンさんがお話しいただいたのですが、非常に面白かったです。
今回は、HTCのデザインに関する紹介をレビューさせていただきます!

 
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歴代HTC端末のデザイン紹介!

HTC One(2013)以降のデザインを担当されているのが、HTC台湾本社のジョンソン・チャンさんです。

通訳は、おなじみの川木さん。

ポリシー「月面のように、新たな奇跡を起こすように」

2017年は、スマホ市場にとって、日本でも、海外でも、激動の一年でした。
HTCのデザインは、人類が月面に着陸したときのように、新たな奇跡を起こすようなデザインをポリシーにしています。

スペインのグッゲンハイム美術館は、20年前に合金のようなデザインで設計されました。

工業地帯に建てられましたが、20年たった今でも、工業地区に新たな命を吹き込むようなデザインとして注目されています。
このように、人を感動させるようなデザインを目指しています

HTCのデザインコンセプト

HTCのデザインコンセプトは、3つ。

1)SIMPLE


スマホは非常に複雑な機能を持っていますが、ユーザーインターフェースはシンプルに。
人が使うものなので、シンプルこそが非常に重要。

2)CRAFTED


クラフトマンシップ。

3)EMOTIONAL


スマホは人が使うもの。
その人が「いいな」と思えるようなデザインを。

それらを最適化

コンセプトに沿ったデザインと技術をオプティマイジング(最適化)し、人間工学に沿った設計を。
(人間らしさ、使いやすいデザイン)

アートとデザインの違い(筆者注釈)

これは、HTCのプレゼンには出てきていないのですが大切なことなので、注釈として述べておきます。

アートとデザインの違いって分かりますか?

まず、真っ先に言っておかなければならないのは、「アート」と「デザイン」は違う、ということです。
広義のモノづくりという点では共通なのですが、視点が異なります。

これは、原研哉著『デザインのデザイン』という本を読むと、大変参考になります。

アート

「アート」とは、

社会に向き合う個人的な意思表明

です。
つまり、「自分」というのが主体にあり、「皆様、自分の価値観に合わせて見てくださいね」というのが「アート」という感じ。
ただ、「自分」という価値観には、いろいろなバックグラウンドを知る必要があったりして、なかなか合わせにくいことから、多様なものの見方が出来たりします。

芸術というのは、多様なものの見方が出来るのが、非常に素晴らしいのです。

デザイン

原研哉著『デザインのデザイン』には、「デザイン」の定義として、以下のように書かれています。

人間が暮らすことや生きることの意味を、モノづくりのプロセスを通じて解釈していこうという意欲

なんだかわかりにくい、と思われるかもしれませんが…
「デザイン」では、「社会」が発端であり、『共有できる問題を発見・解決』するためのプロセスなのです。
なので、どこからニーズがあって、どこに昇華させていくか、というのは『誰もが理解できる必要』があります。

「デザイン」とは、みんなが見て、みんなが共有し、時に感動できる、そういうプロセスでなければならない、ということです。

なので、「アート」と「デザイン」では、立ち位置が全然違います。
この視点を持つだけで、製品に対するものの見方というのががらりと変わります。

原研哉著『デザインのデザイン』という本では、「デザイン」という視点でモノの見方を養える、非常に素晴らしい本です。
是非読んでいただきたい名著です。

HTC ONEからHTC 10までの金属筐体の端末のクラフトマンシップ

HTC ONE(2013)から2016年のHTC 10までは金属筐体のUNIBODYというメタルデザインでした。
これは、クラフトマンシップをメインに打ち出して設計されています。

非常に複雑な設計で、40~50のプロセスがあるのですが、8つのプロセスに集約して説明されました。

実際に筐体加工のプロセスを実物で説明していただけました。
物は、HTC M9です。

はじめは一枚の板

はじめは、1枚のアルミ板です。

金型を使用し鋳造するわけではなく、1枚のアルミ板から切削加工を行います。

筐体に穴あけ加工・洗浄


筐体に穴あけ加工などを施します。
アルミ板は電波を通しにくいため、アンテナ用の線も通します。

樹脂を流し込み成形


アンテナ部分に樹脂を流し込み、成形します。
左が前の工程、右側がこの工程で出来たものです。
アンテナ部分が樹脂でふさがっているのがわかります。

削りだし


要らない部分を削り出します。
大分製品の形に近づきました。

研磨

まだ削り出しの身だと、切削の跡が残ったりしていますので、研磨します。

着色


着色は、塗装ではなく、液体につけ化学反応を起こさせます。

側面は別の色で着色しています。

仕上げ


仕上げはロゴをレーシングでカッティングします。
また、コンポーネントを付けるなどして、最終仕上げを施します。

HTC U11シリーズのデザインコンセプト

次のHTC U11シリーズでは、新しいチャレンジを、というときに出会ったのが、山下工美(KUMI YAMASHITA)さん。

光と影をテーマに、多くのアート作品を世に送り出しています。

影で、女性の絵を形作っています。
非常に面白い。

U11シリーズは、光と影を表現しています。
ガラスの材質は高級感があり、非常にいいデザインになります。
ガラスの透明感は、光と影を表現しやすいのです。

HTC U11+のデザイン

ガラスは透明なので、光を当てた時の屈折を表現しやすいです。
また、金属の固体が液化する様子を、融合して表現できないか、というところからLIQUID SURFACEを設計しています。

よりガラスの質感を出すために

屈折した光は、時や場所・条件により、様々な見え方をします。

Optical Spectrum Hybrid Depositionという技術(HTCによる造語)を用い、自然の輝きに近づけます。

HTC U11+のガラス加工工程

HTC U11のガラス加工工程を、実物をもとに紹介していただきました。

ガラスに穴あけ

1枚のガラスに穴をあけます。

ふちを3D加工

ふちを3D加工します。

Optical Spectrum Hybrid Deposition加工


左が前工程、右はOSHD加工後。
この時点で、うっすら色がついています。

強調色を足す

先ほどのではわかりにくいので、わかりやすくするために強調色を足します。

コンポーネントをつけて、組み立て


コンポーネントをつけて、本体に組み付けします。

透明でありながら、いろいろな色が見える


透明でありながら、角度や周りの光によって、いろいろな色が見える、というのを目指しています。
それが、神秘的な色につながります。

「中が見えそうで見えない」を表現し、それが今回の「トランスルーセント・ブラック」になりました。

様々な色をテスト

他にもさまざまな色をテストしています。

トランスルーセント(透明色)シリーズ

透明なAMAZING SILVER。

透明なSUBTLE GALAXY。

会場の皆さんは「Galaxy」にすごく敏感に反応していましたが…
意外といい色だと思います。

陶器の色を再現

他にガラスの質感でどんなことができるのか?というのを考えたときに、陶器の質感を作り出すことを考えました。


陶器にとって、黒と白は特別な色です。
ちょっとした疵でもつくと陶器のなめらかさを表現できなくなります。
なめらかさを出すのが大変とのこと。

また、特に黒はセラミックにも金属にも見えます。黒はシックに見える、難しい色でした。

ガラスでどうやって金属っぽさを出すか?

ガラスでどうやって金属っぽさを出すか、をテストしてみました。

金属っぽさを出すためには、反射をうまく使えばいい、ということがわかりました。

U11で発売されている、AMAZING SILVERはまさにその色でした。

ピンクっぽく見えるBLOSSOM GOLDは女性に支持が出そう。

ACID GOLDは、大自然の中で金色(小麦色)に見える瞬間を表現してみた、とのこと。

HTC U11 lifeのデザイン


HTC U11 life(Android One X2)はガラスと金属を使わず、アクリルを使っています。
デザイナーにとって、アクリルでガラスの質感を出すのは大きな挑戦でした。2年もかかりました

課題はSEAMLESS

HTC U11 life(Android One X2)は、光と影を表すために、ガラスと側面のGAPをなくし、シームレスな筐体にする、というのが課題でした。

シームレスにすることで、3Dのガラスであるように見せることができます。

カラーコンセプト SERENE ORE SERIES(発売モデル)

HTC U11 life(Android One X2)はLIQUID SURFACEに見えるように、カラーコンセプトを設定しています。

ICE WHITEは、大自然を表現しています。

SAPPHIRE BLUEは、U11とU ULTRAでも採用。
背面ガラスのように見えるだけでなく、側面もガラスのように見えます。

あと、BRILLIANT BLACK。

この3色が発売されます。(日本(Android One X2)はICE WHITEとSAPPHIRE BLUEの2色)

IRIDESCENT DROPシリーズ(未発売モデル)


IRIDESCENT DROPは、ガラスにあたって屈折するのをイメージしています。




OILのような黒、というのは、非常に特徴的で面白い色です。


当初販売を考えていたのは、こちらのモデルだったということです。

背面サンプルがズラリ


背面サンプルがズラリと並んでいます。
日本でも、2万台出ると確約できれば、出すそうですよ!!!

これからも、HTCは奇跡を続ける挑戦をし続けます!

9時間も出続けた台湾の奇跡の虹

台湾で奇跡の虹が出現。

2017年11月30日に出た虹は9時間も出続け、世界記録を更新したそうです。
奇跡。

ブッゲンハイム美術館は船でも入れる


冒頭でも紹介したブッゲンハイム美術館は、陸だけでなく、船からも入れるのです。
このように、「多面性」、答えは一つだけでないと思っています。
これからも、チャレンジし続けます!

ということです。

HTC U11+/HTC U11 life(Android One X2)の実際のタッチアンドトライについては、次の記事でご紹介します。お楽しみに。
また、タッチアンドトライの内容を含め当日の内容は、本日12/5(火)22:00~のYouTube Live生放送にてお伝えしていきます。
ぜひ、ご覧ください!

YouTubeのチャンネル登録はこちらから!

Android One X2の商品ページはこちらから。(Y!mobile公式ページ)

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