こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
CES、MWCと並ぶ、ガジェット系の3大祭りの一つであるIFA2017が終わりました。
まあ、当然現地には行けていないのですが(汗),今年のイベントとしては残すはiPhoneの発表ぐらいですかね。
もう、カメラをPRする時代は終わったな、と痛感します。
高性能なカメラとベゼルレスは標準性能になりつつある
カメラ性能だけでは勝負にならない
4K時代はもう目前です。
高性能なカメラは、もうPRポイントの一つにはなりえないように感じました。
ASUSのZenfone4シリーズでは、発表された5機種すべてが3レンズ構成(背面・前面合わせて)。
もう来年には4レンズ構成になるでしょう。
ただし、複眼になったのは、3D的に優位になったわけではなく光学ズームを補うためのもの。
ファーウェイのように色味を増すために使う、というメーカーもありますが、例外的です。
カメラ性能だけでは、もう勝負にならない時代が来ているように感じます。
発表会で「カメラ推し」されても、全然ピンときません。
2017年から18年にかけては、ベゼルレスがキーワード
今年最大のインパクトはGalaxy S8シリーズでのサムスンのベゼルレス。
あれは強烈でした。
今回のIFAでは、LGの新機種V30もベゼルレス仕様。
既報の通り、Galaxy note8もベゼルレスです。
おそらく、iPhoneの新端末も最上位機種はベゼルレスですから、一気にベゼルレスの波が来ます。
「+α」をもつ特性のあるメーカーは強い
つまり、カメラとベゼルレスは、もう「+α」にはなりえないということです。
Galaxy note8の「ペン」、Xperia XZ1の「3D」…
Galaxy note8はIFAの前に発表されてしまいましたが、やはり「ペン」の持つ魅力は偉大です。
個人的には、ペンあってこそのGalaxy,と思えるぐらい。
IFAで大きなインパクトを残したのは、SONYでしょう。
まさか、レンズは単眼なのに3Dを持ってくるとは思いませんでした。
3Dスキャンを単眼で行い、プリンター出力や共有もできるとは、さすがです。
LGのV30は、Galaxy note8にケンカを売ってたのはいいけど、結局なんかパンチに欠ける、「優等生」な端末に思えました。
スマホではまともに戦えない時代がやってきた
もうスマホの時代に終わりが来ている、ぐらい言ってもいいかもしれません。
今回まともにスマホを発表したのはLGとSONYのみ。
スペック競争が終焉したスマホ業界に必要な「オリジナリティ」が何になるか、ここからの「伸びしろ」に期待したいところです。
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