こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
今回は、メーカーのOPPO様よりOPPO A77をお借りしておりましたので、レビューしていきます。
OPPOといえば、国内仕様に完全対応した「OPPO Reno7 A」が好評発売中ですが、それよりもスペックを落として買いやすい端末として仕上げています。
OPPO A77の実力はどうなのか?早速見ていきましょう。
OPPO A77の質感はばっちり!いつまでも触っていたくなる
OPPO A77は6.5インチの格安スマートフォンです。
OPPO Reno7 Aよりも価格の安い、24,800円で発売されています。
背面はOPPO Glowのマットな質感

大きさは、OPPO Reno7 Aより少しだけ大きくなっています。
背面はOPPO Glowのマットな質感を再現しています。
今回はブラックをお借りしていますが、非常に触り心地のいいデザインです。
さらさらとした肌触りは、ブラックでも角度によっては星空のようなマットさのわかる気持ちの良いデザインとなっています。
ブルーもラインナップされており、ブルーは角度によって輝きが変化している繊細さを持っています。
背面と側面の統一感!ボタン配置はおなじみ
側面は背面と同じブラックカラーで統一されています。
右側面に指紋センサー兼電源ボタン、左側面に音量ボタンとSIMトレイが配置されています。
OPPOのスマートフォンとしてはおなじみの配置です。

SIMトレイは、micro SDとnano SIMが2枚入る構造。
2枚目のSIMとmicroSDは排他仕様になっていることが多いですが、OPPO A77ではSIMを2枚挿していてもmicroSDを入れられます。
これはうれしいですね。
端末下部は、USB Type-Cと3.5mmイヤホンジャックとなっています。
画面は6.5インチHD+ディスプレイ。なんとステレオスピーカー対応!
画面は6.5インチのHD+ディスプレイとなっています。HD+(1612×720)の対応。
やはり、OPPO A77の画面が少し暗めに見えてしまいます。
そして、OPPO A77はステレオスピーカーを搭載しています。
2万円台のスマホとしてはモノラルスピーカーとなることが多く、ステレオスピーカーは珍しい印象がありますね。
OPPO A77のスペックと動作は?
OPPO A77のスペック・動作まわりについてまとめていきます。
OPPO A77のスペック
項目 | OPPO A77 |
---|---|
サイズ | 163.7x75x8.0mm, 187g |
画面 | 6.5インチ HD+ 1612×720 LCD(液晶) |
CPU | MediaTek Helio G35 |
RAM(メモリ) | 4GB(+拡張対応) |
ROM(ストレージ) | 128GB |
カメラ | 5000万画素 深度測定 200万画素 インカメラ 800万画素 |
バッテリー | 5000mAh 急速充電 33W SUPERVOOC(本体付属充電器のみ対応) |
生体認証 | 顔・指紋(側面) |
ネットワーク | LTE対応(5G非対応)・Dual SIM対応 Wi-Fi(IEEE802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.3 |
おサイフケータイ | 非対応 |
カラー | ブラック・ブルー |
OPPO A77のベンチマークまとめ
OPPO A77のベンチマーク計測結果は以下の通り。
OPPO A77はAntutu Benchmark v9で119700、GeekBenchでシングル172・マルチ869となりました。
非常に低めです。
他社のベンチマークと比較すると、下の通り。

同じMediaTek Helio搭載のスマホでは、2021年夏にNTTドコモから発売されたXperia Ace IIがあり、OPPO A77は同等のスコアを搭載しています。

他社で発売されている2万円台スマホではSnapdragon 480 5Gを搭載しているモデルも多いですが、そのモデルと比べてだいぶ動作に差がある気がします。
Antutuベンチマークでは3倍弱の差が出ております。
Antutuベンチマークを実際に回した様子は以下の動画で公開しています。
(再生ボタンで、実際に回している様子をご覧いただけます)
OPPO A77での動作は?(Twitter・ポケモンGOなど)
OPPO A77で、ポケモンGOをプレイしてみました。
(再生ボタンで、ポケモンGOの操作画面からご覧いただけます)
OPPO A77でポケモンGOをプレイしてみると、ポケモンの捕獲などは動作できるものの、全体的に表示が遅いような印象を受けます。
Twitterは以下の通り。
(再生ボタンで、Twitterの操作画面からご覧いただけます)
Twitterアプリのスクロールは、正直かなりガクガクな感じです。
SNSをする方はちょっと注意したほうがいいかも。
SNSやメッセージなど、最低限の機能を使う分には大丈夫だと思いますが、アプリを入れて使いたい方はちょっとモッサリ気味ですので要注意です。
急速充電は33Wに対応、ただし付属充電器のみ対応
OPPO A77は急速充電に対応しています。33Wまで対応しています。

ただし、SUPERVOOCというOPPO独自の急速充電対応になりますので、付属の充電器での利用に限定されます。
今回は本体のみをお貸出しいただいたので、付属の充電器を利用して33W急速充電を試すことができませんでした。
外出先で充電するなどの場合は、OPPOのSUPERVOOCに対応する充電器を持ち歩かないと恩恵を受けられませんので、ご注意ください。
OPPO A77のカメラは?安いなりにそれなりに撮れる!
OPPO A77のカメラはどんな感じでしょうか?チェックしていきましょう。
OPPO A77のカメラスペック
OPPO A77のカメラスペックは広角カメラ5,000万画素、深度カメラが200万画素となっています。

カメラの形状としてはOPPO Reno7 Aと同様に2つのレンズが強調されるようなデザインとなっています。
2022年の中国メーカーに多いデザインではありますが、なかなか素敵なデザインだと思います。

OPPO A77での作例を比較
では、OPPO A77での作例を比較していきましょう。
外での風景
OPPO A77での撮影では、全体的にのぺっとした色に仕上がることが多い印象です。
煙突の赤はすこし明るく撮れているのは面白いところ。
OPPO A77はデジタルズームで最大5倍までズームできます。
望遠レンズは搭載していないため、どうしても少し粗は出てしまうのですが仕方がないでしょう。
曇りの日だったということもありますが、シーンによってはかなり暗めに撮れる時もありました。
屋内・食事
屋内や食事のシーンは以下の通り。
ちょっと薄いかな?とは思うのですが、価格を考えると比較的きれいに撮れている印象はあります。
奥行きのボケ感などはそこまでなく、若干ザラっとした感じもします。
2万円台という価格であれば、合格点かもしれません。
買いやすい価格帯のOPPO A77だが…
OPPO A77はメーカー希望小売価格24,800円と、比較的買いやすい価格帯となっています。
ただし、2万円台のスマホを購入するユーザーは、キャリア版の2万円台スマホを購入するユーザーと被る印象があります。
キャリアでも発売されているarrows We、AQUOS wish、Xperia Ace IIIなどと比べ動作がサクサクしているなどのメリットがあればいいのですが、どうしても動作はもっさりしています。
また、OPPO A77は、おサイフケータイ・5Gも非対応など、キャリア版の2万円台スマホに比べ機能も微妙な点があります。
2万円台スマホを購入するユーザーの多くがこのような仕様に注目するかはわからないですが、個人的にはキャリア版の2万円台スマホに軍配が上がりそうな気がします。
OPPO A77を選ぶべきは、「2万円台だけど6.5インチの大画面がいい」という方でしょうか。
とにかく安いけど大きな画面が欲しい、という方は、OPPO A77がいいのかもしれません。
ぜひ、他社スマホとも比べながら選んでみてくださいね。
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