こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
ASUSのゲーミングノートPCが、2023/3/13に一挙発表となりました!
本格的にゲームを楽しめるデバイスから、仕事にも使えるPCまでさまざまな製品がラインナップされています。
個人的に魅力的だと感じるのは、ROG Flowシリーズ。
コンパクトな13インチながら、クラムシェル型のROG Flow X13とタブレット型のROG Flow Z13がラインナップされています。
GPUもちゃんと搭載されているので出先でもゲーム・動画編集などを楽しめますが、据え置き型のXG Mobileを利用することで自宅や仕事場などでは外付けグラフィックで便利に利用可能です。
また、今回はROG Flowシリーズや多くのモデルでWi-Fi 6Eにも対応。
もちろんCPUも最新世代のチップセットを搭載して登場しています。
今回発表された商品を一挙ご紹介します。
※今回発売されるモデルは、プレス画像としては英語キーボードとなっていますが、実際には日本語キーボード(JIS)にて発売されます。
ROG Flow X13・Z13が最新スペックに進化!違いと魅力
今回発表されたROG・TUFゲーミングPCの中で、個人的にかなり興味があるのがROG Flow X13・Z13の2モデルです。
ROG Flow Z13のほうは、昨年(2022年)に先行レビューもさせていただいておりました。
【ROG Flow Z13】タブレットタイプ、最強スペックの2in1 PC!
ROG Flow Z13は、軽量コンパクトなタブレットタイプのゲーミングノートPCです。
昨年(2022年)モデルとデザインはあまり変わらず、非常に男心をくすぐられるかっこいいデザイン。
大きさはちょうどA4用紙サイズで、厚さは本体側が厚めですが14.3mm、キーボード取付時でも19.9mmというサイズ感。
グラフィック含めスペック山盛りで、この大きさは非常にうれしいところ。
ROG Flow Z13は、CPUにIntel Core i9-13900Hプロセッサーを搭載。
メモリ16GB、ストレージは512GB or 1TBで、1TB選択時にはグラフィック2種類から選択可能です。
ベイパーチャンバーを用いた冷却機能も搭載しており、強力に冷却できます。
CPU/グラフィックス機能の温度が50度未満の時には搭載ファンを停止する機能も搭載し、低温時には無音で動作可能です。

画面は、より鮮やかなROG Nebula Displayを搭載。リフレッシュレート165Hzとなります。
2022年モデルは、4Kレベルの3840×2400とFHDレベルの1920×1200の2パターンありましたが、今年は2560×1600に統一されています。
【ROG Flow X13】クラムシェル型で軽量、360度回転の2 in 1ゲーミングPC
ROG Flow X13は、従来のPCと同様なくらむシェル型の軽量コンパクトなゲーミングPCです。
画面側のベゼルが少し小さくなり、狭額縁に仕上がっています。
サイズは幅299mmx奥行き212mmx厚さ16.75~18.75mmと、前作からは特に奥行きが10mmほど小さくなっています。
画面サイズは13.4インチと変更なしですが、解像度は1TB SSD搭載モデルで2560×1600と、前作より解像度が上がっています(前作は1920×1200で統一されていました)
また、PC上部の天板もデザインが変わり、スタイリッシュなデザインですね。
CPUはRyzen 9 7940HS、メモリは16GB/32GB(最上位のみ)、SSDは1TB/512GB(最下位のみ)。
グラフィックは、最下位のGV302XAのみCPU内蔵ですが、それ以外は専用GPUが搭載されています。
もちろん、外付けのXG Mobileも対応しています。
ROG Flowシリーズは、コンパクトな外付けGPU「XG Mobile」に対応!
ROG Flowシリーズの多くのモデルではPC内に専用グラフィックスも搭載していますが、自宅や仕事先などで据え置きでもパワフルに利用したい方向けに、外付けのXG Mobileにも対応しています。
今年のROG XG Mobile GC33Y-021は、NVIDIA GeForce RTX 4090 Laptop GPUを搭載しています。
XG mobileは、PC本体のポートにガシャっと接続することで、より強力な外付けグラフィックとして利用可能です。
ポートは、画面出力(DisplayPort x1、HDMI x1)、USB 3.2 Gen 2(Type-C x1、Type-A x3)、有線LANと多数ありますので、デスクトップPCの代わりとして利用することも可能です。
XG Mobile自体も1.2kgでコンパクトなので、外出先で時にハイパワーな作業をしたい場合も、XG Mobileをもっていく、ということも可能です。
ROG Flow X13とROG Flow Z13のスペック上の違いは?
項目 | ROG Flow X13 GV302 | ROG Flow Z13 GZ301 |
---|---|---|
大きさ | 299.4×212.9×16.75~18.75mm 1.35kg(GV302XAのみ1.32kg) | 302 x 206 x 14.3mm、1.2kg キーボード装着時: 302 x 228.12 x 19.9mm、1.55kg |
CPU | AMD Ryzen 9 7940HS | Intel Core i9-13900H |
メモリ | 32GB/16GB(GV302XAのみ) | 16GB |
SSD | 1TB/512GB(GV302XAのみ) | 1TB/512GB(GZ301VFのみ) |
GPU | GV302XI: GeForce RTX 4070 GV302XV: GeForce RTX 4060 GV302XU: GeForce RTX 4050 GV302XA: CPU内蔵 | GZ301VV: GeForce RTX 4060 GZ301VU: GeForce RTX 4050 GZ301VF: GeForce RTX 2050 |
ディスプレイ | 13.4型液晶 ROG Nebula Display 2560×1600(165Hz) GV302XAのみ1920×1080(120Hz) | 13.4型液晶 ROG Nebula Display 2560×1600(165Hz) |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E対応 | Wi-Fi 6E対応 |
バッテリー 駆動時間 | 10.7時間 | 8.8時間 |
その他機能 | ROG XG Mobile対応 | ROG XG Mobile対応 |
価格 | GV302XI: 349,800円 GV302XV: 319,800円 GV302XU: 309,800円 GV302XA: 199,800円 | GZ301VV: 339,800円 GZ301VU: 329,800円 GZ301VF: 289,800円 |
最も大きな違いは、通常のクラムシェル型(X13)か、タブレット(Z13)か、という違いです。
スペックとしての違いではCPUやメモリ、駆動時間に違いがあります。
CPUは、ROG Flow X13ではAMD Ryzen 9 7940HSを搭載するのに対し、ROG Flow Z13ではIntel Core i9-13900Hを搭載します。
メモリについても、最下位以外は32GBを搭載するROG Flow X13に対し、ROG Flow Z13は16GBで統一されています。
どちらを選ぶかは好みによってかなり分かれそうな気がしますね……。
多種多様なゲーミングPCラインナップ
ROG Flow Z13・X13以外にも、多数の機種が発表されています。
ROG Zephyrus Duo 16 GX650
ROG Zephyrus Duo 16は、キーボード上にも細長い画面がついた、2画面ゲーミングノートPCです。

最高峰のAMD Ryzen 9 7945HXを搭載。
メインディスプレイはMiniLEDを採用したROG Nubula HDR Displayを、セカンドディスプレイも3840×1100という、解像度の高いディスプレイが搭載されています。
2画面ノートはASUSも強い領域で、以前にもZenbook Duo 14でレビューさせていただいていますが、セカンドディスプレイはさらに高精細になっています。めちゃくちゃ綺麗。
セカンドディスプレイにはメールやTwitter、Slackなど常時見る必要はないけど目に入れておきたいものを出しておくと非常に便利です。
ゲーミング用途の高負荷処理でもサクサク利用できるのは便利そうですね!
ROG Zephyrus G14 GA402XZ
ROG Zephyrus G14は、通常のクラムシェル型ゲーミングノートPCに見えますが、天板に画像やアニメーションを表示でき、自分の個性を表現できます。

ディスプレイは14インチのROG Nebula Display、A4サイズの312x227x幅18.5mmと、かなりスリムで持ち運びの便利なモデルです。
CPUはAMD Ryzen 9 7940HS、GPUはNVIDIA GeForce RTX4080 Laptop GPUを搭載しています。
ROG Strix SCAR 17 G733

ROG Strix SCAR 17はゲーミングPCの最高峰を求めている方にピッタリ。
17インチ 240Hzの大画面に、AMD Ryzen 9 9745HX+NVIDIA GeForce RTX4090 Laptop GPUを搭載。
冷却性能もベイパーチャンバー・液体金属グリスを採用したトップクラス。限界まで性能を引き出せます。
17インチはRyzen 9 7945HXが搭載されていますが、Intel Core i7-13980HX搭載がいい方は16インチ・18インチモデルも発売されます。
ASUS TUF Gaming A15 FA507XV・ASUS TUF Gaming F15
ASUS TUF Gaming A15・F15は、見た目はほぼ同じ。最も大きな違いは、採用しているCPUが異なる点です。
ASUS TUF Gaming A15は、ミリタリースペックで堅牢性に優れたゲーミングPCです。
アメリカの軍用MIL規格の基準をクリアした、通常のゲーミングPCを超えた高い堅牢性を実現。
衝撃や振動にも強く、従来のゲーミングノートPCより気軽に扱えます。
CPUはAMD Ryzen 9 7940HS、メモリ16GB(DDR5-4800)、ストレージ1TB。
GPUはNVIDIA GeForce RTX4060 Laptop GPUを搭載しています。
冷却ファンには84枚の独自形状のブレードを採用し、静音でも大風量で冷却するため、熱の心配もいりません。
画面は15.6インチ2560×1440(165Hz)となります。
ASUS TUF Gaming F15は、CPUにIntel Core i9 13900H、メモリ16GB(DDR5-3200)、ストレージ512GB。
GPUはTUF Gaming A15と同じGeForce RTX4060 Laptop GPU搭載です。
画面は15.6インチ1920×1080(144Hz)となります。
ASUS TUF Advantage Edition A16 FA617XS
ASUS TUF Advantage Edition A16は、CPUにAMD Ryzen 9 7940HSを、GPUにAMD Radeon RX 7600Sを搭載し、AMD同士でパフォーマンスを引き上げています。
TUFならではのミリタリースペックの堅牢性はそのままに、TUF Gamingシリーズとして初めて16インチ画面で発売されます。
ベゼルも薄い画面占有率90%とかなり迫力を感じます。
多数のゲーミングPCが一堂に発表!

ASUSのROG・TUFゲーミングノートPCが多数発表されました。
個人的にかなり熱いのがROG Flow X13・Z13。
クラムシェル型、タブレット型と2つの中から好みのものを選べます。
外出先でも1台でもパフォーマンスに優れた高スペック・高冷却技術を搭載しています。
さらにXG Mobileという外付けグラフィックデバイスを使えば、自宅や会社などでフラフィックスを必要とする作業・ゲームをするときにもさらにハイパワーで使えます。
XG Mobile自体も持ち運べるので、出先でハイパワーが必要という場合も大丈夫。
ほかのPCも、1台で非常にハイパワーで利用できます。
ぜひ、利用シーンに応じて選んでみてください!
▼昨年(2022年)モデルのレビューです
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