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Pixel Watchの電池持ちを徹底レビュー!よりバッテリーを長持ちさせる設定は?

Smartwatch

こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

Pixel Watchは、Googleが手掛けるはじめての”純正”Wear OSスマートウォッチ。
日本国内では「Suicaに対応した」ことが最大の関心事でもあり、今後iDやQUICPay・WAONなど他のFeliCaへの対応も期待したいところです。

ただ、Pixel Watchの一番の不安な点は、やはり電池持ちではないでしょうか。
公式情報では「最大24時間」という数値で、もともと電池持ちの短いスマートウォッチの中でさらに短い印象を受けます。

実際に様々な条件下でPixel Watchを使ってみました。
Pixel Watchの電池持ちの設定はどうすればいいのか、ケース別に考察していきたいと思います。

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Google Pixel Watchを使うのに押さえておきたい、電池持ちに影響する設定

Google Pixel Watchをはじめ、Wear OSスマートウォッチやApple Watchは1回の充電で1~3日程度と、利用時間は短めな印象です。
最近はApple Watch UltraやGalaxy Watch5 Proなど大容量バッテリーを搭載したものも登場していますが、既存のスマートウォッチより重くなってしまっているものもあります。
電池持ちを何よりも第一に考えるのであれば、7日~10日程度持つ「スマートバンド」などを利用するのも手でしょう。

Pixel Watchの電池持ちは公式では「24時間程度」とされていますが、設定次第でもっと伸ばすこともできます。
まずは、電池持ちに影響する設定をご紹介していきましょう。

「傾けて画面をON」:手首検出が最もバッテリー持ちに影響する

FossilのWear OSスマートウォッチやApple Watchでも同様ではあるのですが、手首の動きを拾って画面を点灯させる「傾けて画面をON」の機能が最も電池持ちに影響します。

設定では、「ジェスチャー」>「傾けて画面をON」で設定できます。
この項目をOFFにすることで、手首検出されなくなり、電池持ちが改善されます。

「常に画面をON」:常時点灯

画面を常時点灯させると、やはりバッテリーの減りは速くなります。
Pixel Watchでは操作していない時には画面の輝度を暗くし、電池の減りを抑えるようにしています。

常時点灯設定の変更は、設定では「画面」>「常に画面をON」となります。
これをOFFにすることで、竜頭を押したとき、画面をタップしたとき(「タップで復帰」をONにしている場合)、手首検出したとき(手首検出をONにしているとき)のみ画面がつく設定となります。
(通知が来た直後数秒も画面がONになる)

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「バッテリーセーバー」設定にて、手首検出と常時点灯を一度にOFFにできる

画面上から下へのフリックで出てくる電池マークをタップすると、「バッテリーセーバー」という設定項目が現れます。
「バッテリーセーバー」をONにすると、手首検出と常時点灯を一度にOFFにすることが可能です。

時と場合によって常時点灯・手首検出を使いたい、という方は「バッテリーセーバー」機能をうまく組み合わせて使うといいでしょう。

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電池持ちをも左右する4つの通知モード設定

スマートウォッチも、通知の量によって電池持ちも左右されます。
通知モードでは、ワンタッチで設定を変更することができます。

各モードは、ウォッチフェイスを上から下にフリックして、少しスクロールしたボタンで設定変更可能です。

モード状態
機内モードスマートウォッチのすべての無線通信(Bluetooth・Wi-Fi・LTE・GPS)をOFFにする
(設定後に個別で再有効化可能)
シアターモード画面を一時的にオフにして、通知や着信を抑制
サイレントモード全ての通知をオフにして、着信音をミュートに
カスタマイズ可能(大切な人からの着信、同一発信者による再発信、アラーム、メディアサウンドをON/OFF切替OK)
おやすみ時間モードアラーム、大切な人からの着信、同一発信者による再着信のみON
それ以外の通知はすべてOFF

通知をほぼシャットアウトできるのが「おやすみ時間モード」「サイレントモード」です。
最も強烈なのが「サイレントモード」ではありますが、カスタマイズ可能です。

なお、Pixelスマートフォンにも「おやすみ時間モード」がありますが、Pixel Watchの「おやすみ時間モード」とは執筆時点では連動しません。
Pixel Watchの「おやすみ時間モード」は利用タイミングごとに設定でONにする必要があります。ご注意ください。

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Pixel Watchの、各設定ごとの電池持ちの変化は?

Pixel Watchの電池持ちの違いを見ていきましょう。
Pixel Watchでは電池持ちのチャート(履歴グラフ)を見れる機能がありませんので、気づいたタイミングで随時グラフに時刻・電池残量をプロットする形式で行います。

なお、特段の記述がない限りは、アクティビティを行わず、生活に必要なウォーキングやアプリの通知・睡眠検出などの機能を中心に使っています。

手首検出OFF/常時表示OFF:40時間程度

まずは、Pixel Watchの常時表示OFF・手首検出OFFをした場合の電池持ちを見てみましょう。
グラフ縦軸は電池残量、横軸は稼働時間で、6時間ごとに目盛りを打っています。

トータルで39時間50分の持ちでした。
公式発表で「24時間程度」と公表されていた電池持ちから、1.5倍以上持ってくれています。

手首検出OFF・常時表示OFFの設定のデメリットは、時刻確認する際に必ず竜頭を押す必要があるという点です。
ただ、通知などはちゃんと出てくれるため、個人的にはなかなかいい運用方法だと思います。

後述しますが、2夜の睡眠時間帯を挟んでいます。
この2夜を「おやすみ時間モード」に切り替えておけば、あと3時間ほどは運用時間が伸びていた可能性があります。

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常時表示は「ON」に!手首検出OFF:31時間程度

続いては、竜頭を押さなくても時刻確認ができる、常時表示を「ON」にしてみます。
手首検出はOFFのままです。

トータルで31時間2分の持ちでした。
これも、公式発表の24時間よりは長い電池持ちにはなりました。

常時表示をONにすると、同じような運用方法で9時間程度短くなっています。
睡眠時間帯は1回しか挟めなかったのですが、睡眠時間帯かどうかで電池の減りは変わらなかったです。

これも、後述の「おやすみ時間モード」をONにすれば、もう2時間ぐらいは伸びたかなぁと思います……。

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常時表示ON・手首検出ONにしても、おやすみ時間モードを駆使すれば:33時間程度

続いては、常時表示ON+手首検出ONで使ってみました。
今回は、就寝時間帯に「おやすみ時間モード」をONにして使ってみます。

就寝前にPixel Watchを取り付けて、就寝時間帯を2回挟むことができました。
32時間58分と、約33時間の電池持ちでした。

通常、常時表示ON・手首検出ONで、1時間に5%程度の減りの電池持ちになることが多いです。
おやすみ時間モードでは、3時間で5%ぐらいの減り方に代わり、数時間程度は節約できます。

ちなみに、おやすみ時間モードを使わない場合(常時表示ON・手首検出ON)は、23時間程度の電池持ちが可能でした。
(睡眠時間帯は1回:7時間程度、この日はトータル10,000歩超えのウォーキングをしたので参考記録です)

常時「おやすみ時間モード」の場合は、最大何時間持つ?

「おやすみ時間モード」はある意味最強な感じではあります。
旅行など、充電しにくい状況であれば、むしろ「おやすみ時間モード」を有効にして電池を節約する、という手法もとれるかもしれません。
(「サイレントモード」でもほぼ同等の機能を利用可能です)

ずっと「おやすみ時間モード」をONにした場合、どれぐらいの電池持ちになるか?
気になったので使ってみました。

なんと、46時間13分のバッテリー持ちとなりました。
約2日持つことになります。

「おやすみ時間モード」や「サイレントモード」を使うと、その分アプリなどの通知は来なくなってしまうのですが、電池持ちを最優先にしたい場合には一つの手法となりうるでしょう。

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バッテリー持ちを優先するなら、「Galaxy Watch5 Pro」を選択肢に入れるのもあり!

バッテリー持ちを最優先にしたいなら、Galaxy Watch5 Proもおすすめです。
詳しくは後日レビュー記事公開しますが、「常時表示OFF」「手首検出OFF」設定であれば88時間という驚異的な電池持ちです。

Pixel Watchの2倍を超える、3日半使えるバッテリー持ち。
常時表示ON(手首検出OFF)でも76時間程度と、かなり余裕があります。

Pixel Watchとの違いは、執筆時点ではSuicaが使えない点はデメリットではあります。
ただ、血中酸素やストレスなどの自動測定、体組成の測定や、スマホと併用したいびきの検出、アクティビティの自動開始など、いろいろな機能を使うことができます。

健康系の機能は、正直Galaxy Watch5 Proのほうが充実している印象です。

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Pixel Watchのキモである「電池持ち」を攻略!工夫して使ってみよう

Pixel Watchの肝は、やはりなんといっても電池持ちだと思います。

「常時表示」「手首検出」は、かなり電池持ちに効いてきます(ほかのスマートウォッチも含めて)。
自分のスタイルに合わせて使ってみましょう。

また、充電をいつするかというのも大切ですね。
やはりおすすめはお風呂の時間帯だと思います。お風呂の時間に数十分充電すると、だいぶ電池も回復すると思いますよ!

Google Pixel Watch純正の充電器も発売再開されていますので、ぜひもう一つ持っておくことをお勧めします。

ぜひ、Pixel Watchを使いこなしてみてくださいね!

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