2017/04/112 Shares

[Love 広島]お好み焼き編(1) 広島のお好み焼きを知ろう

こんにちは。MATTUです。
今回は、Love広島企画として、広島のお好み焼きについて書いていきたいと思います。
広島に住み始めて4年がたちますが、広島のお好み焼きは本当に奥が深いです。
最近は、ホットプレートを購入してお好み焼きを自作する、なんてこともし始めましたが、結構作るのも大変です。
まだまだ、経験が足りないところもあると思いますが、広島出身ではない人間(私はもともと横濱の人間です)からの視点で、広島のお好み焼きについてまとめていこうと思います。

広島県民は「広島風」をつけると怒る、というが…

世間一般に、広島県民に「『広島風』お好み焼き」という風に『広島風』というと怒られる、と言います。
それを気遣って、私は、『広島風』という言葉を人前で口にしたことはありません。
と言いたいところなのですが、『広島風』とつける必要性を感じたことがないのです(広島県外の人とお好み焼きの話をする時ぐらいです)
なぜか。理由は3つです。

理由(1)街には、ほとんど広島のお好み焼きしかないから

広島県内にあるお好み焼き屋さんは、ほとんど、いわゆる『広島風』お好み焼きしかないのです。
関西風のお好み焼きを食べたい衝動に駆られてしまった人は、広島地方にチェーン展開している『徳川』にいくか、イトーヨーカドーにある『ポッポ』に行くしかほぼ選択肢がないのです。
なので、現地の人は関西風のお好み焼きを食べるときは「『徳川』に行こう」とかいうことが多いです。

『徳川』とは?
広島県で主に展開しているお好み焼きチェーン店です。
広島県で展開しているのに、敢えて、関西風のお好み焼きで勝負しています(広島のお好み焼きや、もんじゃ焼きも食べられますよ!)
http://www.tokugawa.jp/web/index.html

理由(2)広島県の中でもご当地焼きがあるから

広島県の中には、さらにご当地焼きがあります。
詳しくは、次回の記事で書こうと思いますが、広島市内のいわゆる標準のお好み焼きのほかに庄原焼・府中焼・尾道焼・三原焼・因島焼など、たくさんあります。

私は、主に広島県東部(福山・尾道・三原地区(福山尾三地区と呼びます))に住んでいたこともあり、府中焼・尾道焼・三原焼を主に食べていました。
つまり、「府中焼を食べよう」とか、「三原焼食べたいなぁ」とか、そういうようにご当地焼きの名称でいうことのほうが多かったからです。

ちなみに、ご当地焼きが支配している地域で、広島市内の標準のお好み焼きが食べたいときは、「『普通の』お好み焼き」というように言っている方が多かったです。
現に、地元の方でも「『普通の』お好み焼き」が好きだ、と言っている方はそこそこいました。

理由(3)同じ種類のご当地焼きでも、店によってだいぶ見た目や材料・味付けが違う

ひとえに同じ府中焼き、と言っても、店によってだいぶ見た目も味も変わることが、最大の理由だったかもしれません。
例として、3つの店の府中焼きを出します。


このお好み焼きは、「平の家」という福山市東部(東福山駅の近く)にある府中焼きのお店の府中焼き。


このお好み焼きは、「圓(まどか)」という福山市北部(加茂、府中市の近く)にある府中焼きのお店のもの。


このお好み焼きは、「つくし」という福山市西部(旧松永市、松永駅の近く)の府中焼きのお店のものです。

同じ福山市のお好み焼きなのに、しかも、名称も「府中焼」で売っている3件なのに、見た目だけでも、全然違うことがわかると思います。
これは、福山市内の地域の差、というよりは、店独自の製法の差といえると思います。

皆様ご存知の通り、大阪のお好み焼きはいろいろなものを「混ぜ混ぜして」焼くのに対し、広島のお好み焼きは材料を「順番に重ねながら」焼いていきます。
材料が多い分、製法は複雑になっていきます。
ガイドライン的に、府中焼きはミンチが入っている、とか、入っている材料にはある程度の統一性はありますが、味付けは店によって全く変わるのです。

というわけで、関西風の種類以上に広島風のお好み焼きは種類が多いように思えます。それこそ、店ごとにあるぐらいに。
そのため、結構現地の人は行きつけの店が決まっていることが多いように思います。

ちなみに…お隣の県は?

お好み焼きは、関西と広島と2種類ありますが、その境目はどこにあるのか?と一度は疑問になった方もいらっしゃると思います。
中国地方は、だいたい岡山県西部の笠岡~鴨方あたりで五分五分ぐらい、それより東では関西風のお好み焼きになっています。

岡山の一番有名なお好み焼きは、牡蠣の一番の産地、日生(ひなせ)の「かきおこ」ですが、完全に関西風のお好み焼きに牡蠣が乗っていました。

また、岡山市以東でも「ジャンボお好み焼き」などという名称で、広島のお好み焼きを出す店もあるので、完全に岡山県西部で線引きできるわけではないですが、大体そこらへんが境界になると思います。

お好み焼き以外は、福山尾三地区は旧備後国、以西は旧安芸国であったこともあり、福山尾三地区はどちらかというと岡山文化圏です。
広島市内よりは倉敷・岡山を向いている印象があります。JR西日本も、三原駅の1駅東側の糸崎駅までは、岡山支社の管轄で、三原駅以西は広島支社の管轄です。
ただし、広島東洋カープとお好み焼きだけは別物です。不思議ですよね。。。
(テレビ・ラジオも広島県域なので、最東部の福山市まで広島です。)

山陰地方は、鳥取は岡山と同じく、関西風と広島風が混ざっている印象です。島根はどちらかというと広島風が強いかな。
四国地方も、関西風と広島風が混ざっていますが、香川・愛媛・高知は広島風のほうが多い印象があります。徳島は関西風のほうが強いようです。
ただし、山陰と四国ではお好み焼きを食べたことがないので、お店の分布とか見た印象を述べているだけですので、あまりここは参考にしないでください。

広島のお好み焼きについて、ちょっとわかっていただけましたでしょうか?

とりあえず、私が広島県に4年間住んできた、お好み焼き事情のさわりを書いてみました。
これも、結構人によって見方は変わるとは思うのですが…

外部の人間から見た印象なので、違っているところなどあればご指摘、ご指南いただければと思います。

次回は、ご当地焼きについて詳しく書いていこうと思います。

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