【Let’s note神戸工場見学会】個人向けに初公開!最高品質を追求する4つの理由

PC・Tablet

こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

My Let’s Clubという、Let’s noteファン(レッツラー)向けのパナソニック公式ファングループがあります。
実は昨年秋の発足時から加入していたのですが、ファンミーティングなどになかなか日程が合わず、参加できず…

今回は、Let’s noteの開発・生産拠点である、神戸工場の見学会が組まれたので、応募・当選し、行ってきました!
品質の高さ、独自のポリシーを大事にする姿勢に非常に感銘を受けました。
Let’s noteを使ってきてよかった。

なお、2018/3/13のYouTube Live生放送にて、詳しく解説しています。

少し長いので、飛ばし飛ばし見ていただければと思います。

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Let’s note 神戸工場の見学会は、個人ユーザー向けには初

Let’s noteは、パナソニックの神戸工場で開発から生産、サポートまで一貫されています。

法人向けには、PCの導入に伴う品質の見極めとして、頻繁に工場見学を実施しているそうなのですが…
個人向けには今回が初公開。

ちなみに、My Let’s Clubは現在500名ほどの参加者がいらっしゃるそうですが、今回参加できたのは15名。
非常に限られた状況ですが、見事当選しました!

ファンとして非常にワクワクが止まりません。

工場内は写真撮影禁止のため、提供された写真・カタログの写真を引用する形で使わせていただきます。

なお、見学コースは、比嘉愛未さんの工場見学の動画と同じような感じです。

※動画はちょっと端折られていますが、結構突っ込んだ話を聞けました。

Let’s noteが、最高品質を追求する4つの理由

Let’s noteは、TOUGHBOOKシリーズとともに、パナソニックが提供するビジネスモバイルPCです。
神戸工場の地で、26年間製造・開発し続けています。

日本のPCメーカーは、多くが海外に買収・移転されるなかで、Let’s noteは日本での製造・開発に徹底的にこだわっています。
高品質に、ビジネスモバイルとして、お客様のニーズやフィードバックに徹底的に合わせ、一歩先を行く商品を開発しています。

技術力がめちゃくちゃ優れていることは、マイクロソフトも認めており、技術開示も行われているそう。

中の人も「アップルとLet’s noteがモバイルPCの頂点」であると断言しているぐらい、Let’s noteがWindows界の頂点であることを自負しているようにもうかがえました。

そんなLet’s noteが最高品質を追求する4つの理由をご紹介します。

開発からサポートまで、すべて神戸工場に集中

印象的だったのが、「ショップ工場」を目指す、という言葉。
ライフサイクル全域でお客様とつながり、お困りごとを解決できる、「街の電気屋さん」的な工場を目指しているんだとか。

それが一番表れているのが、開発・製造・品質管理・カスタマーサポート・修理部門、すべてが神戸工場内に集まっている、ということ。

他社では、基板の製作は中国など海外に製造委託したり、カスタマーサポートは東京にあって専門のバイトスタッフがいることが多いですが…
Let’s noteは、すべてを神戸工場内に収めることで、エラーが起きたときのフィードバックが迅速になる、というメリットを生かしています。

カスタマーサポートや修理部門も、製造部直結の社員が行う

カスタマーサポート(個人向けにはPanasonic Store)、修理部門は同じフロアの通路を挟んで向かい側に配置されていました。
カスタマーサポート専門の人を雇うのではなく、製造部の社員が行っており、知識の把握量が全然違います。
また、それでもわからないことがあれば、向かいの修理部門の方に質問に行ったりして、迅速に問題を解決します。


(Panasonic公式ページより)

また、生産部直結ですので、問題があれば生産部長にそのままフィードバックされ、商品開発にも生かされます。
修理部門は365日対応。

お客様からの情報を柔軟に解決する姿勢は、さすがだと思いました。

ヒューマンエラーを防止するため、自動化のモデルケースに

自社製品のTOUGHBOOKやTOUGHPADを用い、工場内の自動化のモデルケースになっています。

基板の製作も自社で。エラー時にはすぐフィードバックできる!

KISSシステムというのを導入し、基板の実装から出荷まで、工程の品質を1台単位でトラッキングしています。


(Panasonic公式ページより)

基板の実装工程は、ほぼ自動でQRコード刻印,部品取り付け,はんだ付けをオーダーごとに分けて行っています。

(Panasonic公式ページより)

はんだ付けは,酸化防止のため窒素環境下で行っています。
(他社、中国などは空気環境下が多い→酸化の原因に)

最小0.3mmの細かい部品も多いこと、ロット・製品個体ごとに部品もぜんぶトラッキング管理されています。あるロットの製品がエラーを起こした場合、同一ロットのほかの製品は自動的にフィードバック・チェックの対象になります。


(Panasonic公式ページより)

(Panasonic 比嘉愛未さんの工場見学より)

他メーカーのように外注生産になると、同一ロットすべて破棄(作り直し)になるので、歩留向上にもつながります。

トラッキングがほぼ完全に自動のように見えたのですが、その生産周りのソフトウェア開発も全部自社で行っているというのは本当にすごいと思います。
(他社ですが工場エンジニアとして関わっていた身として、非常に感動しています)

基板の検査もロボットを活用!24時間稼働できる

基板の検査も、ロボットが行います。
ロボットは他メーカーのものを納入してますが、環境構築などは全部自社で行っているそう。

(Panasonic 比嘉愛未さんの工場見学より)

ロボットなので24時間稼働もでき、人が気づかないようなエラーもすぐ発見してくれるので、不良品出荷が大幅に低減します。

また、現場からの改善提案も頻繁に上げられ、競い合うシステムも作って自動化・エラー低減を促進しています。
社内全体で自動化を推進し、エラー低減につなげているのは、他社にとってもモデルケースになりそう。

自動化システムをTOUGHBOOKなどとセットで販売、みたいなこともできそうな気もします…

なお、PCの組み立ては、作業者により人の手で完成させていきます。

(Panasonic 工場見学より)
カスタマイズレッツノート(パナソニックストア限定モデル)は、専用のエリアで組み立てられます。
特別感がすごいです。

「頑丈さ」と「機動性(持ち運びやすさ)」を徹底的に追求!

「頑丈さ」と「機動性(持ち運びやすさ)」は、基本的にはトレードオフの関係になります。
しかし、技術力を追求することで、軽いけど壊れないPCを実現させています。

壊れない構造を実現するために

壊れる要因として一番高いのは、持ち運び中に落としたり、ぶつけてしまったり、というところ。
なので、壊れない構造というのは非常に大事です。
衝撃を受けたときのPCのたわみ、抱え込みを徹底的に分析し、商品開発に生かしています。

材料

Let’s noteの初号機はアルミでしたが、その後マグネシウム合金に変えることで、軽量化と頑丈さを兼ね備えました。

基板のフローティング構造

基板は本体に固定されていません。
浮かせることで、衝撃時の本体への衝撃を基板に与えず、「へこんでも壊れない」を実現しています。


(Let’s note紹介ページより)

CD/DVDドライブと基板を重ね、本体の軽量化

SV7やSZ6ではDVDドライブが付いています。
従来のDVDドライブは、基板の隣に設置していたので、どうしても大きさが必要になりました。
最新のSV7やSZ6では、ドライブと基板を重ねることで、本体のサイズが小さくなり、軽量化につながっています。

CPUなどを冷やすファンなども、どんどん小型化し、軽量化につながっています。

天板はボンネット構造

天板は、車のボンネットを習って、波打たせて強度を上げています。
これも、初期モデルのころに比べると技術の向上により、最新モデルでは少量の波でも同等以上の強度に仕上がっています。

(Let’s note紹介ページより)

強度実験がすごい!

強度実験がまたすごいんです。

高温・低温下での試験

・-40℃~+100℃での試験で、PCが耐えられるか、という試験 と、
・-40℃~+80℃の環境下で、実際に試験室の中に社員が入り、きちんと使えるか、という試験
の二つを行います。

特に、後者は、工場など特殊な環境下でも動作するか?という法人向けに、随時テストしているそうです。

防水試験

防水試験は、
・IPX4/MIL規格向けに、四方八方から水をかけ続ける試験(台風など嵐でも安心)

(Panasonic 工場見学より)
・IPX5向けの、放水ホースから水をかけ続ける試験(TOUGHBOOKのみ)
・水没試験 実験室では3mまで水没させる(5インチTOUGHPADのみ)
を行っています。

ヒンジ耐久試験

ヒンジの開け閉めを、自動的に、ひたすらめげるまで繰り返す試験です。
XZやSZシリーズの耐久試験を見学しました。
エラーが起きたら自動的に担当者にメールが飛ぶ仕様になっていて、1週間ぐらいずっと繰り返しているそうです。

(Panasonic 工場見学より)

落下試験

落下試験は、76cmの高さからPCを落として、耐えられるかのテストです。

落とす方向は26方向。
落とす前に、台の上にあるおさえを使い、方向を固定することが可能です。

地面は、木以外にも、コンクリートなどいろいろなバリエーションがありました。
見学時は木でしたが、木がボロボロで凄まじい回数落下実験をしていたのかが見て取れました。

10m電波暗室で電波テスト

PCから発せられる電波が強いと、他の電子機器に悪影響を及ぼす恐れがあります。
ちゃんと適正な電波かテストするための「電波暗室」を独自で作っています。

(Panasonic 工場見学より)
最近何かと話題の「技適」とか、「FCC」とかの試験室ですね。

(Panasonic 工場見学より)

外注して検査すると、順番待ちなど時間がかかったりするので、時間短縮のために独自の試験室を設置しています。

法人向けのCONFIGルームで、初期設定をすべて完了してから出荷!すぐ使えるように

法人向けには、CONFIGルームで、初期設定やOfficeのインストール、暗号化、社内用にテプラでラベルの貼り付けなど、すべて代行して行えます。

(Panasonic 工場見学より)

また、1台ずつ箱に梱包すると捨てるのが面倒だったりするので、複数台同時に収納できる箱も用意されています。

法人向けにも手厚いサポート、さすがですね。

設定などはすべて、「個人情報取り扱い」資格者のみが作業するので、安心して預けられます。

座談会から垣間見えるLet’s noteの「ポリシー」

工場見学会のあと、レッツラーと開発担当・工場担当との座談会が行われました。
そこから垣間見えた、Let’s noteのポリシーを上げていこうと思います。

最新の技術を、これでもか!とばかりにPCにいち早く詰め込む

Let’s noteは最新の技術のかたまりです。
この最新の技術を、とにかくつぎ込んでいく。

拡張端子が全部そろっていたり、CD/DVDドライブまで内蔵になっているPCがあるのはそのため。

一台、これだけあればどこでも戦える、をポリシーにしているように感じました。

ただ、なんでも入れればいいのではない。「頑丈さ」「機動性」は根本

ただ、最新の技術をそのまま入れるのではなく、Let’s noteが誇る「頑丈さ」「機動性」にそって、ユーザーに合ったPCを作る。
その優先順を守りながら、使い勝手の良いPCをこれからも作っていく。

という「職人のこだわり」を猛烈に感じました。

機動性を優先して、世界の「ベゼルレス志向」に合わせて作っていくと、「頑丈さ」は大きく失われてしまう。
トレンドに沿うのではなく、ターゲットとなるお客様に合わせたPCを作り続けていると感じました。
※ただし、ベゼルを小さくする努力は続けています。

音質やグラフィックボードなど、それぞれの専門性に合わせて順次搭載していく形。
グラボとか、バッテリー食いますので、そこは機動性と相談。

という風に、お客様の声を聴きながらも、独自のポリシーを貫いているなぁ、と感じています。

ある意味、「俺についてこい」、な感じですが、ついてくるための工夫をしっかり構築しています。

10インチPC(現行はRZシリーズ)を大事にしている

B5サイズの10インチPC(現行はRZシリーズになりますが)を非常に大事にしているように感じました。
Rシリーズがリリースされて以降、ずっと10インチPCの大きさは守りながらリリースされています。

また、今回参加されていたレッツラーも、RZシリーズを使っている方は多かったです。

ただし、だんだん時代が移り行く中で、モバイルノートとして10インチがベストなのか?というのは常に葛藤しているようです。

ペン入力も。
個人的には、RZシリーズにペンが付いたらすごくうれしいのですが、現行はXZ6をどうぞよろしく、という感じとのことですw

充実した「お土産」の数々

お土産がまた豪華でした。

当日は、Let’s noteが誇るプリント技術(はげないプリント)のデモとして、参加者に一人6cm×6cmで自由に紙に絵を書いてもらい…

それを寄せ集めて即席でLet’s noteの天板にプリントをする、というデモが行われました。
(天板の写真は、取れなかったのですが、非常に綺麗にプリントされていました。ハゲそうにないのがまた素晴らしい)

世界に一つだけのマグカップ

それで書いたイラストを、マグカップにプリントして、世界に1個だけのマグカップをいただきました!

これはすごいです。
これも全くハゲそうにありません。

比嘉愛未さんと参加者15名しか持っていないトートバッグ

このプリント技術を駆使して、Let’s noteオリジナルのトートバッグもいただきました。

このトートバッグ、持っているのが、比嘉愛未さんと3/9当日の参加者15名だけ、という、非常にレアなトートバッグになっています。
ピッタリA4サイズのクリアファイルが入るのが非常に素敵!

帰りにそのトートバッグを渡され、中を見てみると…

さらに嬉しいプレゼントが。

名刺より小さい!ポータブルSSD 128GB(RP-SUD128P3)

なんと、ポータブルSSDをいただきました!

2017年発売モデルです。

非常に軽い!というか、小さすぎます。
名刺サイズより小さいですね!

パナソニックストアで14,000円とは!めちゃくちゃ嬉しいです。

カスタマイズLet’s note 15周年記念メモケースとメモ帳

2017年は、カスタマイズLet’s noteの15周年でした。

それを記念した、メモケースです。

中にはメモ帳が入っています。

先程のポータブルSSDをこのケースに入れて持ち運ぶ、というのもいいかもしれませんね!

Panasonic Store Womanオリジナルカードスタンド

最後は、Panasonic Store Womanオリジナルのカードスタンドです。

木に手紙・ポストカードなどカードを挟んでおけます。

Let’s noteユーザー(レッツラー)として、安心と興奮

自分が普段メイン機として使っているこのLet’s note RZ6が、このように愛情を込められて作られているということを知ることができ、本当にうれしかったです。

また、ものづくりの人間としても、興奮しっぱなしでした。
非常にうれしい経験ができました。

今回参加できなかった方々も、雰囲気を感じ取っていただけましたでしょうか。
Let’s noteは、ユーザーのもとに進化し続けるのを体感できました。
末永く、Let’s noteを使おうと思うとともに、Let’s note XZ6がめちゃくちゃほしくなりました。

Panasonic StoreのLet’s noteはこちらから!

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