こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
今日、友達の機種変更に付き合っていって、ドコモメール周りについてわかったことがあったので、メモ代わりに残しておきます。
ドコモメールのメールアドレスを別回線に移行する方法【2012年12月版】
ある回線(主回線…電話・メールを使っている回線)とは別に副回線を契約し、メールを副回線に移行する場合です。
主回線はフィーチャーフォン(iモード端末)を利用して電話の待受のみに利用し、副回線はスマートフォンを利用してメール・ネットなどを使います。副回線はデータ回線で維持できるので、2013年3月までであればプラスXi割が使え、主回線を機種変更するより安く維持できます。
主回線のメールアドレスを長く使っていて、メールアドレスを変更したくない場合があると思います。
その時の移行の方法です。
2012年12月時点では2つの方法が考えられます。
文字通り副回線にspモードメールアドレスを移行する
維持したいメールアドレスをA、それ以外のアドレスをB、Cとします。
(Step0)主回線のメールAがspモードメールの場合
(Step0-1)iモード契約をしておく。
(Step0-2)spモードメールとiモードメールの入れ替えを行う。
(Step0-3)24時間以上待つ。
iモード端末にSIMカードを差し替えて,iモード端末からメールの送受信を行う。
(Step1)主回線のiモードメールアドレスAを、テキトーなアドレスBに変更する。
※これで、メールアドレスAは保護対象となり、一定期間内であれば他人からメールアドレスを取られることはありません。
(Step2)「メアド変えても転送サービス」に申し込む。(105円/1回)
アドレスAあてのメールをアドレスBに転送するサービスです。一回申し込むと60日間転送してくれます。
※(Step1)のメールアドレス変更完了画面からしか申し込むことはできません。
(Step3)24時間以上待つ。
(Step4)主回線のメールアドレスBを、再度テキトーなアドレスCに変更する。
※これで、メールアドレスAは保護対象から外れ、誰でもメールアドレスAを取得できるようになります。
(Step5)副回線のspモードメールから、メールアドレスAを取得して、完了。
※(Step4)と(Step5)は、時間があかないように。ほぼ同時にやるのがよいと思います。
「メアド変えても転送サービス」が不要な人は、iモード端末を用意する必要はないです。そのまま、spモードメールのままで、(Step1)・(Step3)~(Step5)をやれば大丈夫です。
ここで私たちがはまったのが、(Step0-3)。「メアド変えても転送サービス」は、注意事項に、
変更前のメールアドレスのご利用期間が一定期間(約1日)以内の場合、本サービスをお申込みいただくことができません。また、前回ご利用のメールアドレスへ変更された場合には、本サービスをお申込みいただけない場合がございます。(上記によりお申込みいただけない場合は、申込み画面が表示されません。)
とあります。この”利用期間”というのが曲者で、「iモードメールでのメールアドレスの利用期間」ということのようです。なので、spモードメールで2年使っていても、iモードメールが1日に満たない場合には、転送サービスに申し込むことはできません。
もし転送サービスを希望しているけれど(Step1)終了後に転送サービス申し込み画面が表示されなかったら、もう一度主回線のメールアドレスをAに戻し、1~2日待ってから再チャレンジしてください(メールアドレスAは、保護期間中は主回線でのみ取得できます)。それでできるはずです。
ドコモクラウドを利用する。
spモードメールは2013年1月に「ドコモメール」と名前を変え、クラウド化します。この変更で、予め登録した複数回線で一つの「docomo.ne.jp」メールアドレスを運用できるようになります。
これを利用する方法です。
しかし、この「ドコモメール」はまだサービス開始していないので、2012年12月現在で使うことはできません。
そこで、「iモード.net」を使ってあげます。これはspモード開始前の一部のXperia SO-01Bユーザーがiモードメールを使っていたのと同じ方法です。
(Step0)主回線のメールがspモードメールの場合
(Step0-1)主回線でiモード契約をする。
(Step0-2)spモードメールとiモードメールのメールアドレスを入れ替える。
(Step1)主回線でiモード.net契約をする。(210円/月、初回契約後30日間無料)
※iモード.netの契約・使用はdocomo IDが必要です。パソコンから申し込めます。
(Step2)副回線で使う端末に「iMoNi」をインストール・設定する。
※Push通知が必要な場合は、副回線で使う端末に「iMoNiWakeUp」もインストール&設定するといいとは思いますが、設定は結構複雑なので、imode.netをつなぎとして使うのであれば別にいらないかと。
※「ドコモメール」が正式にリリースされるまではiMoNiでメールを受信することになります。主回線を電話のみで使う場合は、iモードメールを「受信しない」or「件名だけ受信」設定にしておくとパケットの節約になるかもしれません。
(Step3)2013年1月、「ドコモメール」がリリースされたら、もう一度主回線をスマートフォンに差し替え、iモードメールアドレスとspモードメールアドレスを入れ替える。
※おそらく1月の時点では、主回線は電話のみの待ち受けとして使っていることになっていると思うので、パケットを使わないように慎重に…(端末の同期設定を一時的に解除したり…)
(Step4)副回線のメールアドレスを主回線のspモードメールアドレスと紐づけする。
※サービスインしていないので、まだ設定の方法はわかりません。
(Step5)主回線のimode.netを解約する。
推奨は1番目の方法
まだサービスインしていないサービスを使うということなので、少し賭けになってしまいますが、時期によっては(1)の方法(105円)より安くなります。
iモード.netは初回契約後30日間無料です。なので、今まで契約したことがなければ、12月分は無料、1月も無料期間終了後ドコモメールのサービスインの日(iモード.netの解約日)までの日割のみで運用できます。
ただ、(Step3)でパケット通信を極力抑える工夫が必要ですが…
捨てきれないキャリアメール。
私はドコモのメールは使っていませんが、前回のエントリでezwebメールについて書いたように、今後の運用を迷っている感じです…
コメント