2017/02/132 Shares

旅というものは。

2010年も、夏はいろいろなところに行きました。
一回目は奈良に、二回目は法事で姫路→福岡に、三回目は長崎学会見学→温泉(別府)→阿蘇に、行ってきました。
学部四年の夏。私は3回も旅に出るとは思ってもいませんでした。

旅をどうとらえるか

そのまえに、私が「旅」についてどう考えているのか、きちんと説明しようと思います。
そもそものきっかけは鉄道好きに始まります。
大学一年の夏、中高時代の友達と東北一周旅行に出かけました。田舎(と言ったら東北の人たちに怒られそうですが…)を走り抜けるローカルな列車。今まで体験したことのない世界に、自分は驚きました。
なんて自分は「知らない」世界が多いのかと。
それから、私は旅に出たら「知る」ことに重点を置こうと考えました。でも、それは間違いだったとすぐ気づきました。知識ばかり得ても、旅に出るということが知識の確認にしかならないからです。

大学二年の夏、今度は瀬戸内地方を旅しました。帰りは、今は亡きブルートレイン寝台「はやぶさ」に乗って帰りました。
実はこの時のルート、小さいころに行ったことのあるところばかりなのです。
岡山は行ったことなかったんですが、広島も行ったことのある場所でした。秋吉台も行きました。ここも小さいときに行ったことがあります。
しかし、当然といえば当然なのですが、行ったことのある場所でも、前行った時と大きくなってから行く時では全然感じ方が違うんです。

その夏は、台湾にもいきました。幸いにも大学の海外大学訪問の企画にのれたおかげで、お金は恵んでいただけました。
そこで、台湾の子から、日本でぜひ訪れたい場所というのを聞かれて、戸惑ってしまいました。

たしかに、日本はいいところいっぱいある。たぶん。しかし、具体的に場所を出せと言われると困ってしまう。

自分が、いわゆる観光地を訪れ、ガイドブック通りのスポットを見て、表面上は楽しい、そんなだけの旅をしてきたのではないかと思いました。
それと同時に、自分の旅のスタイルってほかの人とは違うんではないのか、とも思いました。
意識はしてなかったんですけど。
単に場所を巡ってるだけではないのかな、と。

大学三年の去年の夏。私は信州と北陸~山陰の二回、旅をしました。
自分が何を考えていたのかはいまいち思い出せませんが、ガイドブック通りの観光をしなかったのだけは間違いないです。
なんせ、ガイドブックなど一度も見ていませんから。

そして今年。ようやく自分の旅のスタイルがどうなのか、言葉に表せた気がします。
ズバリ、

点の旅ではなく「線の旅」。

線の旅、とは?

18きっぱーや、バイクでツーリングする人ならわかってくれると信じてるんですが…
観光バスに乗ってバスガイドさんにつられてする旅って、基本的には「点の旅」だと思うんです。
名所といわれる場所(点)を回っていくスタイル。
たしかに、バス車内で催し物はあるかもしれないですけど、それはあんまり心に残らない。それは、日常行っていることと何ら変わりないことしかしてないからです。ビデオ観たり、寝たり、ゲームしたり…
旅行ってあくまで「非日常」であるはずです。「みんなでバスに乗って」何かをすることは非日常かもしれないですけれど、やっていることは日常だからあんまり印象に残らない気がします。自分も実体験はあります。観光バスだけに限らず。

私がやってる旅は「線の旅」。
点だけを楽しむわけでなく、点と点を結ぶ「線」も楽しみたい。そう思って旅をしてたんではないのかと、ようやく気付き始めました。
点だけの観光ってどうしても途中の移動時間が煩わしくなります。だから、どうしても高速化したものに乗って、暇な時間を減らそうとするんですね。
確かに、今年久しぶりに乗った新幹線というのは、特に山陽新幹線は速い反面、ちょ~~~~暇でした。速さに驚いたのはありますが、それだけ。高速化された乗り物って、なかなか楽しみを見出すのが難しいんですね。

別に点の旅を批判してるんじゃありません。点の旅は、途中の線の部分をできるだけ省略するので、「点」の部分をじっくり見ることができる。あるいは多くの「点」を回れます。
線の旅は、その分「点」の箇所を見る量は減ってしまいます。

でも、それでいいんです。
線の旅には、線の旅特有の良さがあるはずです。点の旅はだいたいガイドブックに書いてある通りに進みますけど、線の旅はなかなかガイド本とかないと思うので、それこそ自分の五感を最大限に利用して、自分が感じるままの独自の旅が出来上がるんだと思います。
とおっていく道それぞれが違う色を出しています。旅路にも目を向けて、きっちり考えていこうと思ったわけです。

こうやって考えていくと、あぁ、自分ってこうやって旅を考えて実行してきたのかもしれないなと思います。

こんなことたらたら書いてくと、「おまえ、乗り鉄だからそんなこと書けるんじゃないの?」って思う人もいるかもしれないですけど、それは違うと思います。
今回(学会見学+α)の旅行のスタートは飛行機でした。
飛行機って、すごく曇ってたり、下が海だったりするとなにもないかもしれないですけど、下に大地が広がってたりすると、「お、ここどこだろ?」とか思っちゃったりしませんか。
今までの知識をフル回転して正解を探し当てたり(国内便は座席前にモニタついてなかったりして現在飛んでる場所が分かりにくかったりします)、時にはその下の景色に感動したり…
バスとかだって同じです。船も今回乗りました。たぶん同じです。
やっぱり、鉄道以外の乗り物でも同じことを考えて旅してるのかなぁと思います。

 
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「線の旅」をしてみよう

皆さんはどうなんでしょうか?線の旅をしてますか?点の旅をしてますか?
点の旅をしてる皆さん、ぜひ、今度線の旅をしてみてはどうですか?

線の旅って言葉に表現しづらいのでなかなかブログに書きづらいんですけど、頑張って少しずつ書いていきます。
つたない日本語ですみませんが、少しずつ読んでいただけると嬉しいです。(もしかすると、書いた結果全然「線の旅」になってないかもしれないのですごく不安ですが…)

それでは!

MATTU

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