こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
今回は、AQUOS sense4 SH-41Aを実機レビューします。
5G時代が到来しても、5G対応エリアはまだ狭く、4G LTEでの通信がメイン。
スマホをできるだけ安く買いたい方は、4Gモデルのスマホを買ったほうがいいでしょう。
その中でも、最大の注目が大人気のAQUOS sense4 SH-41Aです。
安定の低価格なのにSnapdragon 720Gと高性能なCPUが搭載され、快適に動作できます。
1週間持つ電池持ちときれいな画面、特に昼間はきれいに撮れるカメラなど、魅力もたくさん。
今回は、ドコモ版AQUOS sense4 SH-41Aを実機レビューします。
Galaxy A51 5G SC-54Aや、ハイエンドスマホのGalaxy Note20 Ultraなどとも一部比較しながらレビューしていきましょう。
AQUOS sense4 SH-41Aの外観レビュー。手ごろな大きさで持ちやすい!
ドコモ版AQUOS sense4 SH-41Aの外観から見ていきましょう。
本体はほどよい大きさ!
AQUOS sense4、私の手元にあるモデルはNTTドコモ版限定のレッド。

色は鮮やかな赤。かなり素敵ですね。
ドコモオンラインショップ限定のレッド・ブルー・イエローは、機種代金の1%相当を新型コロナウイルス感染症対応を行っている日本赤十字社へ寄付する取り組みを実施しています。

大きさは前作のAQUOS sense3とほぼ同じです。
重さは10gほど増えていますが、その分バッテリーも500mAh増えて4570mAh。
バッテリー持ちがさらに向上しています。
本体カラーはレッド以外にも、SIMフリー版と共通なのはライトカッパー、ブラック、シルバー。
NTTドコモ版にはライトブルーと、ドコモオンラインショップ限定のレッド・ブルー・イエローがあります。

7色の販売ということで、気合が入っていますね。
前面に指紋センサー。イヤホンジャックも搭載
今までのAQUOS senseシリーズと同様、前面の画面下に指紋センサーが搭載されています。

なんと、この指紋センサーは「Payトリガー」にもなっています。
長押しで設定したスマホ決済アプリを起動できます(初期設定はd払いになっています)

電源ボタンも、長押しと2回押しそれぞれでアプリを紐づけられます。
イヤホンジャックも搭載。
有線イヤホンでも手軽に聞けるのはうれしいです。

また、radikoとFMラジオが合体した「ラジスマ」にも対応。
radikoアプリで、ボタンワンタッチでFMラジオの音源を楽しむこともできます。
ボタンは「音量ボタン」と「電源ボタン」の間に、「アシスタントキー」が初登場。

アシスタントキーを押して話しかけると、Googleアシスタントで気になる検索など様々なリクエストに応えてくれます。
アシスタントアプリは、エモパーやmy Daizを選択することもできます。
AQUOS sense4の動作はどう?かなり快適!
AQUOS sense4 SH-41Aの動作、サクサク感を見ていきましょう。
AQUOS sense4のスペックを確認。AQUOS sense5GやGalaxy A51 5Gとの違いは?
AQUOS sense4 SH-41Aのスペックを確認します。
前作AQUOS sense3との違いは?
前作のAQUOS sense3 SH-02Mとの違いは、以下のとおり。
AQUOS sense4 SH-41A (AQUOS sense5G SH-53Aもほぼ同じ) | AQUOS sense3 SH-02M | |
---|---|---|
大きさ | 148x71x8.9mm, 177g | 147x70x8.9mm, 167g |
ディスプレイ | 5.8インチFHD+ IGZO TFT | 5.5インチFHD+ IGZO TFT |
CPU | Snapdragon 720G (sense4) Snapdragon 690 5G (sense5G) | Snapdragon 630 |
メモリ(RAM) | 4GB | 4GB |
ストレージ(ROM) | 64GB | 64GB |
バッテリー容量 | 4570mAh | 4000mAh |
カメラ | 12MP+12MP+8MP | 12MP+12MP |
価格 (2020/12現在) | 定価 37,244円(NTTドコモ) MNP 20,724円(▲16,500) | 定価 31,680円(NTTドコモ) MNP 15,180円(▲16,500) |
AQUOS sense4はCPUにSnapdragon 720Gを搭載。
AQUOS senseシリーズは、最初期には400番台と非常にロースペックでしたが、前作でSnapdragon 630、今回のAQUOS sense4ではついに700番台と、どんどんスペックがパワーアップしています。
また、バッテリー容量も4500mAhとさらに容量アップ、とくにIGZO TFT液晶との組み合わせで非常に電池持ちがいいです。
ライトな使用で1週間ぐらい。ヘビーに使っても2日以上持つのは非常に快適でした。
同期Galaxy A51 5Gとの違いは?
同期端末のGalaxy A51 5Gとも比較してみましょう。
なお、AQUOS sense5G SH-53AとAQUOS sense4 SH-41Aの違いは、5G対応であることと、CPUが若干異なることぐらいです。ほとんどのスペックは共通しています。
AQUOS sense4 SH-41A (AQUOS sense5G SH-53Aもほぼ同じ) | Galaxy A51 5G SC-54A | |
---|---|---|
大きさ | 148x71x8.9mm, 177g | 159x74x8.8mm, 189g |
ディスプレイ | 5.8インチFHD+ IGZO TFT | 6.5インチFHD+ 有機EL |
CPU | Snapdragon 720G (sense4) Snapdragon 690 5G (sense5G) | Snapdragon 765G |
メモリ(RAM) | 4GB | 6GB |
ストレージ(ROM) | 64GB | 128GB |
バッテリー容量 | 4570mAh | 4500mAh |
カメラ | 12MP(メイン)+12MP(超広角) +8MP(望遠) | 48MP(メイン)+12MP(超広角) +5MP(マクロ)+5MP(深度測定) |
価格 (2020/12現在) | 定価 37,244円(NTTドコモ) MNP 20,724円(▲16,500) | 定価 70,488円(NTTドコモ) MNP 48,488円(▲22,000) 4Gからの機種変更 57,288円(▲13,200) |
AQUOS sense5G SH-53AやAQUOS sense4 SH-41Aのほうが若干スペックは抑えめで、価格を安めに設定しています。
AQUOS sense4 SH-41Aはこんなにスペックアップしていますが、定価が37,224円。
MNPでは2万円と非常に安いので、結構おススメです。
※最新の価格情報は、「NTTドコモのスマホ割引情報!MNP/新規/機種変更の一括価格・還元キャンペーンまとめ!」記事で随時更新しています。ご確認ください。
ベンチマーク測定結果
今回は、端末性能を測るAntutuベンチマーク(v8.4.9)とCPUの性能を測るGeekBench 5の両方で測定してみました。
機種 | CPU・メモリ | 価格 | Antutu v8 | Geekbench 5 |
---|---|---|---|---|
AQUOS sense4 | Snapdragon 720G /4GB | 37,244円 | 253116 | S 573 M1752 |
Galaxy A51 5G | Snapdragon 765G /6GB | 70,488円 | 317234 | S 607 M1492 |
OPPO Reno3 A | Snapdragon 665 / 6GB | 33,700円 | 181602 | S 390 M 1400 |
Xperia 10 II | Snapdragon 660 / 4GB | 41,976円 | 165900 | S 310 M 1400 |
GalaxyNote20Ultra | Snapdragon865+/12GB | 145,728円 | 579654 | S 957 M 3221 |
Zenfone 7 | Snapdragon 865 / 8GB | 86,800円 | 595264 | S 930 M 3332 |
(iPhone 12 mini) | (A14) | (82,280) | (548504) | S1590 M4120 |
AQUOS sense4はAntutuベンチマークで25万のスコアをたたき出しています。
前作のAQUOS sense3はAntutu v8のベンチマークで12万でしたので、2倍を超えています。
歴代のAQUOS senseはちょっとカクカクするようなシーンでも、今回のAQUOS sense4はかなり快適に利用できます。
実際に生放送にてAntutuベンチマークを走らせています。
(下の埋め込み動画再生で、該当部分から再生されます)
AQUOS sense4のカメラ・写真
AQUOS sense4のカメラの構成は以下のとおり。

AQUOS sense4のカメラは、メインカメラ12MPのほかに、超広角カメラ12MP、望遠カメラは光学2倍。
AQUOS sense3からさらに、望遠カメラが加わっています。
外の風景



尾道の風景を尾道市役所からとった模様です。
AQUOS sense4は、外の風景は結構忠実に、きれいな空や風景を描けています。
ただし、カメラによって色が異なっています。海の色は望遠レンズでは青いですが、標準や超広角レンズでは緑色が結構入っていますね。


Galaxy A51 5Gも色味は結構似ていると思いますね。
AQUOS sense4の色味に結構似ているのがXperia 1 II。歴代Xperiaの色は忠実な路線です。
外の風景など、明るい場面ではAQUOS sense4はかなり強い印象があります。
動画撮影はどう?
動画撮影でも比較しました。
生放送で比較しています(再生ボタンで動画撮影比較の箇所から再生されます)
AQUOS sense4でもかなりきれいに撮ることができますが、音をなんでも拾ってしまっている印象があります。
ちょっと聞き取りづらい。
歩きながらの動画撮影をした様子は以下のとおり。
(再生ボタンで該当箇所から再生されます)
マクロ撮影

AQUOS sense4はかなりマクロもきれいに撮れています。


Galaxy Note20 Ultraは、このブログでも何度かご紹介していますが被写体のエッジがぼやける現象がマクロでも発生してしまいます。
Galaxy A51 5Gは、マクロ用のカメラを搭載しています。ちょっと黄色っぽい感じもしますが、きれいに撮れています。
夜景
いつもの広大前で夜景を撮影してみています。

AQUOS sense4はナイトモードが搭載されていないです。
数回撮影しても、かなりノイズのります。夜景撮影はちょっとつらそう。


少しノイズ乗っていますが、まあそこそこきれいに撮れています。
Galaxy A51 5Gはナイトモードが搭載されており、通常モードよりはだいぶきれいに撮れます。
Galaxy Note20 Ultraはセンサーサイズが大きいこともあり(特に光を集めやすく)、夜景をよく撮る場合はGalaxy Note20 Ultraのようなハイエンドスマホを使ったほうがよさそうですね…
食事やケーキ
ケーキ



食事シーンだと、Xperia 5 IIは比較的現実に忠実な作画となっています。
他のハイエンドスマホは、かなり露骨に色の補正をするものが多いです。
AQUOS sense4はちょっと暗め。ケーキに乗っている果物たちを見てみても、暗めですね……。
食事だから、というわけでもなく、光量は結構デリケートな印象があります。
環境が黄色っぽいので黄色寄りにも見えるのですが、Galaxy A51 5Gは現実に忠実かなと思います。
また若干部屋が暗い環境でも結構明るめに撮れているのはうれしいですね。
マクドナルドのハンバーガー



マクドナルドの「ビーフシチューグラコロ」を撮ってみました。
AQUOS sense4はGalaxy A51 5Gと比べると暗いです。
ちょっとフォトアプリなどで明るく加工したらいい感じの色合いになります。
Galaxy A51 5Gにあるような黄色に寄る感じは見受けられず、色のバランスはいい感じ(というか、若干感触寄りな感じもします)。
Galaxy Z Fold2はパンやソースの赤っぽさがちょうどよく、おいしそう。
まとめ : AQUOS sense4、とくにパフォーマンスがすごい
AQUOS sense4は、人気のAQUOS sense4の、特にサクサク感がパワーアップ。
今まで使ってきて「モッサリ感」が気になっていた方は、買い替えると非常に快適に使えます。
写真・カメラ性能としては、ミドルレンジの中ではいい部類かなぁと思います。
風景やマクロはかなりいい感じ。望遠カメラも搭載され、きれいに撮れます。
暗いシーンは前作に引き続き、ちょっと苦手そうです。
AQUOS sense4はAndroidスマホの中ではちょっと小さめの部類ではあるのですが、画面もきれいで使いやすく、なんといってもバッテリーが驚異的に持ちます。
外出が多い方には、AQUOS sense4はかなりおすすめですよ!
3万円台とかなりお手頃な価格ですので、ぜひ使ってみてくださいね!
コメント