こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
今回は、Galaxy A51 5Gを実機レビューします。
5Gスマホは10万円をこえる高価なモデルが多い中、Galaxy A51 5Gは7万円台で購入可能なスマートフォン。
ハイエンドスマホと比べると見劣りするかと思いきや、全くそんなことはないです。
画面は有機ELで感動するほどきれい。
Galaxy S20 Ultraを最初に開封した時を思い出しました。
スペックも十分なSnapdragon 765Gを搭載しており、何不自由なくサクサク動作できます。
風景や食事、マクロなど、非常にきれいに写真撮影ができます。
今回は、ドコモ版Galaxy A51 5G SC-54Aを実機レビューします。
AQUOS sense4 SH-41Aや、ハイエンドスマホのGalaxy Note20 Ultraなどとも一部比較しながらレビューしていきましょう。
Galaxy A51 5G SC-54Aの外観レビュー。コスパモデルと思えないぐらい画面が美しい…
ドコモ版Galaxy A51 5G SC-54Aの外観から見ていきましょう。
漆黒にほどよいプリズムが素敵なボディー
Galaxy A51 5Gは「プリズムブリックス ブラック」「プリズムブリックス ホワイト」の2種類あります。
手元にあるのは、ブラックのほう。

背面はプラスチックながら、プリズムと光沢感が程よく、安っぽくは見えません。
プリズムはGalaxy Note10+っぽい感じで、かなり美しい感じがします。
指紋も目立たないのですが、ほこりは結構つきやすいかも。
うれしいイヤホンジャック搭載
Galaxyシリーズは、特に高性能モデルではイヤホンジャックを頑なに搭載してくれません。


Galaxy A51 5Gは比較的スペック高めのモデルですが、省略されがちなイヤホンジャックをしっかり搭載してくれています。

エッジのつくりは、歴代のGalaxyに似た作り。
側面はアルミ仕上げで光沢がまたかっこいいですね。
ボタンは電源ボタンと音量ボタンのみ。電源ボタン2度押しでカメラ起動可能です。
SIMトレイは上面に取り付けられています。
画面がホントにきれいで、感動
はじめて電源をつけて初期設定を終え、ロック画面のアニメーションを見て感動しました。

写真では伝わりにくいかもですが、すごく鮮やかな画面で、非常に驚きです。
立体感のあるアニメーションですが、輝度も明るく奥行きもちゃんと表現していて、息をのみました。
Galaxy S20 Ultraを最初に開封してつけたときも同じような感覚でした。すごい。

海の写真も、同じ写真を表示させたAQUOS sense4と比べると、肉眼で見ると多少黄色によった表現となっている感じがします(写真だとあまり伝わりにくいですね…)。
鮮やかさを非常に重視していますね。
ここまで画面がきれいだと、YouTubeやNetflixなどの動画を見たり、撮った写真やSNSを見たり…と映像を見る用途には非常に長けているように感じます。
5G時代の、高速・大容量で映像をたくさん見ることができるという特性にもピッタリな気がします。
Galaxy A51 5Gの動作はどう?かなり快適!
Galaxy A51 5Gの動作、サクサク感を見ていきましょう。
Galaxy A51 5Gのスペックを確認
Galaxy A51 5Gのスペックを確認します。
同期端末のAQUOS sense4とも比較してみましょう。
Galaxy A51 5G SC-54A | AQUOS sense4 SH-41A (AQUOS sense5G SH-53Aもほぼ同じ) | |
---|---|---|
大きさ | 159x74x8.8mm, 189g | 148x71x8.9mm, 177g |
ディスプレイ | 6.5インチFHD+ 有機EL | 5.8インチFHD+ IGZO TFT |
CPU | Snapdragon 765G | Snapdragon 720G (sense4) Snapdragon 690 5G (sense5G) |
メモリ(RAM) | 6GB | 4GB |
ストレージ(ROM) | 128GB | 64GB |
バッテリー容量 | 4500mAh | 4570mAh |
カメラ | 48MP+12MP+5MP+5MP | 12MP+12MP+8MP |
価格 (2020/12現在) | 定価 70,488円(NTTドコモ) MNP 48,488円(▲22,000) 4Gからの機種変更 57,288円(▲13,200) | 定価 37,244円(NTTドコモ) MNP 20,724円(▲16,500) |
Galaxy A51 5Gは5Gスマートフォンの中では価格安めの部類ですが、今年のエントリー向けであるAQUOS sense4と比べるとやはり全体的な性能はよくなっています。
4G⇒5Gの契約変更でも割引価格で購入できるので、結構おススメです。
※最新の価格情報は、「NTTドコモのスマホ割引情報!MNP/新規/機種変更の一括価格・還元キャンペーンまとめ!」記事で随時更新しています。ご確認ください。
ベンチマーク測定結果
今回は、端末性能を測るAntutuベンチマーク(v8.4.9)とCPUの性能を測るGeekBench 5の両方で測定してみました。
機種 | CPU・メモリ | 価格 | Antutu v8 | Geekbench 5 |
---|---|---|---|---|
Galaxy A51 5G | Snapdragon 765G / 6GB | 70,488円 | 317234 | S 607 M1492 |
AQUOS sense4 | Snapdragon 720G / 4GB | 37,244円 | 253116 | S 573 M 1752 |
OPPO Reno3 A | Snapdragon 665 / 6GB | 33,700円 | 181602 | S 390 M 1400 |
Xperia 10 II | Snapdragon 660 / 4GB | 41,976円 | 165900 | S 310 M 1400 |
GalaxyNote20Ultra | Snapdragon865+/12GB | 145,728円 | 579654 | S 957 M 3221 |
Zenfone 7 | Snapdragon 865 / 8GB | 86,800円 | 595264 | S 930 M 3332 |
(iPhone 12 mini) | (A14) | (82,280) | (548504) | S1590 M4120 |
Galaxy A51 5GはAntutuベンチマークで31万のスコアをたたき出しています。
2年前のハイエンドスマホと同程度のスコアで、実際に使っていても全く不自由はありません。
激重なゲームだとちょっと厳しい場合もあるかもしれませんが、実際に使ってみても、普通に使う分には問題ないです。
実際に生放送にてAntutuベンチマークを走らせています。
(下の埋め込み動画再生で、該当部分から再生されます)
Galaxy A51 5Gのカメラ・写真
Galaxy A51 5Gのカメラの構成は以下のとおり。

Galaxy A51 5Gのカメラは、メインカメラ48MP、超広角カメラ12MP。
マクロ・深度測位カメラはそれぞれ5MP。と、4眼構成になっています。
4眼ではありますが、望遠用のカメラは搭載されていないのが特徴。
普段、1倍~2倍程度の撮影がメインの方であれば結構きれいに撮れると思います。
外の風景



尾道の風景を尾道市役所からとった模様です。
Galaxy A51 5GもGalaxyシリーズっぽい、鮮やかできれいな空や風景を描けています。


ハイエンドスマホであるGalaxy Z Fold2はちょっと鮮やかすぎる印象があるので、Galaxy A51 5Gのほうがちょうどいいのかも(今年のGalaxy S20シリーズ・Galaxy Note20 Ultraも同じ傾向)。
AQUOS sense4のほうが現実には忠実な気がしますが、若干味気ないと感じる場面もあるので、バランスはGalaxy A51 5Gが最もいいのかもしれません。
動画撮影はどう?
動画撮影でも比較しました。
生放送で比較しています(再生ボタンで動画撮影比較の箇所から再生されます)
ハイエンドのGalaxy Note20 Ultraとはやはり変わりますが、Galaxy A51 5Gでもかなりきれいに撮ることができます。
ただし、Galaxy A51 5Gでは標準⇔超広角を録画中に切り替えることはできません。
(Galaxy Note20 Ultraなど、ハイエンドGalaxyでは切り替え可能)
歩きながらの動画撮影をした様子は以下のとおり。
(再生ボタンで該当箇所から再生されます)
マクロ撮影

Galaxy A51 5Gはマクロカメラを搭載しています。かなりマクロもきれいに撮れている印象。
ただ、ちょっと黄色いでしょうか…
