こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
NTTドコモとauが、Nreal Ltd.が開発したARグラス「Nreal Air(エンリアル エアー)」を取り扱うことを発表しました。
メガネ型のAR(拡張現実)は、Google Glassなども手掛けられていましたが、なかなか商品化されず…という感じでした。
Nreal社が昨年発売したNreal Lightはau Online Shopでも発売されましたが、見た目がごつく手軽に使うには厳しいのかもしれません。
今回のNreal Airは、かなりスタイリッシュなデザインで、機能は限定されている代わりに価格も抑えめ。
はじめてのARグラスとしても使い勝手がいいのかもしれません。
Nreal Air(エンリアル エアー)とは!?
Nreal Air(エンリアル エアー)とは、Nreal社が開発したARグラスです。
上の画像を見てもわかる通り、結構スタイリッシュな外観をしています。
圧倒的に軽い!室内だけでなく、屋外でも使える快適性
サングラス同等の76gという軽量ボディを実現し、「室内だけでなく屋外でも快適」に使えるように設計されています。
より多くの「顔の構造に適応した」人間工学的な快適さを提供するイノベーションが導入されており、
・レンズを傾けて視野角を3段階で調整できるレーキシステム
・頭をしっかりと保持しズレないエラスティックテンプル
などを採用。
Nreal Airは外向きのカメラを搭載しておらず、またレンズが密閉されているためプライバシーが守られます。
うれしい高解像度ディスプレイ!臨場感あふれる動画をスマートグラスで楽しめる
Nreal AirのディスプレイにはMicro OLEDチップが搭載され、1度あたり49ピクセル(PPD)の高密度カラーを実現。
スマホのバッテリーを抑えつつ90Hzという高リフレッシュレートで動作します。
バーチャルスクリーンとの相対距離が4mの場合、130インチの大画面で見ることができます。
iPhone/iPadやAndroidで利用可能。AndroidではMR Spaceも
対応スマホと接続して「ミラーリングモード」で使用すると、動画やWebブラウザなどのコンテンツを130インチの大画面で楽しめます。
一部のAndroidスマホについては、ARグラス内の仮想3次元空間上に複数のコンテンツを同時に映し出す「MR Space」機能も利用可能です。
「動画を見ながら友人とコミュニケーション」のようなマルチタスクも使えるとのこと。
ビデオ通話も便利に使えそうですね!
異なる場所にいる人々が同じ画面・音声を共有できる「Watch Party」機能もあります。
複数人のNreal Airユーザーが一つのARスクリーンを共有できます。
テレビ・映画を一緒に見る感覚で、全く違う場所でも「一緒に見る」を味わえるんですね!
アウトカメラは搭載されていませんが、手軽にAR・MRを使えるようになるのはいいのかもしれません。
Nreal Airの価格はNreal Lightより安く。3月4日発売
Nreal Lightはau Online Shopにて7万円程度で発売されていますが、Nreal社のプレスリリースによればNreal Lightより廉価になるとのこと。
The Vergeの記事によれば、「以前のNreal Lightメガネの価格のほんの一部」と言われており、結構安く購入できるのかもしれません。

NTTドコモのプレスリリースには付属品も記載があります。
接続はUSB Type-Cケーブルで、ライトシールドや視力補正用レンズフレームもあるとのこと。
VRのOculus Quest 2は持っていて使ったことがあるのですが、またVRとは異なる操作感・使い心地になると思います。
基本的には動画・コミュニケーション用、という形ですよね。
どんな感じで使えるのか、非常に楽しみですね。
日本国内での発売は、NTTドコモとauで取り扱いとなります。3月4日発売予定。


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