こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
今年も猛暑の季節がやってきます。
皆さん、暑さしのげてますか?
ソニーから、ウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET 3」が発売されています。
首元に付ける、体用の小さい「エアコン」といえるこのデバイスは、ついに今回のモデルで3代目になりました。
REON POCKET 3は、扇風機のような強さの調節だけではありません。
「SMART COOLモード」であれば周りの熱・環境に応じて冷却レベルを自動的に調節してくれます。
スマホでのこまめな調整は必要なし!ハンディ扇風機も手放す時代がやってきました。
また、冷却だけでなく、冬場のために「WARM」モードも搭載されています。
一年中使えますし、冷温性能もさらに向上。
日本の四季に最適なデバイスです。
今回は、ソニーマーケティング株式会社よりREON POCKET 3をお借りし、1週間使ってみましたのでレビューしていきます。
商品貸出:ソニーマーケティング株式会社
大ヒットを記録したREON POCKETがさらにパワーアップ!
あの、大ヒットを記録したREON POCKETがさらにパワーアップして帰ってきました。
REON POCKET = 持ち歩けるエアコン?
REON POCKETとは、「持ち歩けるエアコン」といえばいいでしょうか。
本体接触部分の体表面を直接冷やしたり、温めたりできる、新しいタイプのウェアラブルサーモデバイスです。

デバイス本体は、小さく・軽く持ち運びしやすいです。
ステンレスプレートを首元にくっつけることで、首まわりをはじめ上半身の体表面温度を下げられます。

電流をかけると片方は冷たく・もう片方は熱くなる、「ペルチェ素子」の性質を利用し、ステンレスプレートを冷やすことにより体を冷やせます。
また、電極を切り替えることで、冬場はプレートを温め、カイロの代わりとして使うこともできます。
首元を冷却することで、上半身の温度が少し下がる!

上のサーモグラフィの映像にもありますが、首元を冷たくすることで、着用していない時よりも上半身の体表面温度が下がっています。
冬はマフラーで首元をあっためると上半身が温かくなりますが、同じですね。
REON POCKET3を開封

REON POCKET 3を開封していきましょう。

本体のほかに、スタートガイドとUSB Type-Cが付属されています。
そのほかに「専用シリコンコーティングシート」が1枚付属されています。
金属アレルギーなど、金属を皮膚に接するのが気になる方は、シートを貼り付けてみてください。
本体は、体表面側に本体の半分を超える大きさのステンレスプレートが付いています。
本体仮面の大きな穴から吸気され、ステンレスプレートの上側にある穴から排気されます。
側面には電源とUSB Type-C端子があり、利用中も充電が可能です。
ネックバンドも改良し便利に!

ネックバンドも先代からありましたが、改良されより丈夫になりました。

REON POCKET 3をネックバンドに付けると、上の図の通り。
ネックバンドをつけて首にかけることで、服を選ばずに服の下に自由に装着できます。
軽くて小さく、着け心地も快適
REON POCKET 3は、重さは91g程度。重さは全く感じません。

Xperia 1 IIIと並べると、下の通り。
比較的大きいスマホではありますが、並べると結構小さいのがわかりますね。

実際にネックバンドをつけて装着してみると、以下の通り。
襟付きのシャツであれば、襟の高さと同程度の高さぐらい。

あまり目立ちませんし、装着した状態で使っていても「なにこれ?」のように声をかけられることはなかったです。
REON POCKET 3を1週間使って感じたポイント
REON POCKET 3を実際にお借りし、1週間使ってみました。
使って感じたポイントをご紹介します。
SMART COOLモードは屋外で最適!
冷却時は、SMART COOLモードというモードを選ぶことができます。
SMART COOLモードでは、ターゲット温度になるように、REON POCKET 3が頑張って冷却してくれるモードです。
上のレビュー動画でも解説していますが、SMART COOLモードでは「OPTION」から、「ぬるめ」~「冷ため」の5段階から自分の好みに合った冷え方を選択できます。
いままでは扇風機のような4段階の強さを切り替える形でしたが、SMART COOLモードはターゲット温度になるように自動的に強さを調整してくれます。
冷たくなりすぎたから、スマホアプリを開いて戻そう…みたいなことがなくなり、ずっと放置してても快適なのは非常に便利です。

実際に外で歩いてみましたが、背後から太陽に首元を照らされてめっちゃ暑い…という経験ありますよね?
そんなときも、たまたまREON POCKETアプリを見ていたら、一度端末温度が上がったのですが、すぐにぐーっと温度を下げてくれて、冷たい状態を維持してくれました。
たしかに、いつもに比べて冷たさを感じました。
夏場の外でのウォーキング、営業の外回りなどでは、便利に使えそうです。
※なお、WARMモードでは自動調節されるSMART WARMモードは搭載されていません。
屋内では、通常のCOOLモード+WAVEがいいかも
屋内では、屋外に比べて気温の変化や風などが発生しにくいです。
SMART COOLモードのまま使っていると、だんだん冷たさに慣れて効きがわかりにくい気がします。

上のスクリーンショットのように、右下の「SMART/MANUAL」のボタンでMANUALモードに切り替えます。
4段階から選択し、左下の「WAVE」をタップします。
WAVEを選択することで、扇風機のゆらぎモードのように強弱を自動調整してくれます。
首元の冷却が定期的に強弱してくれると、ずっと冷却してくれている感覚が続きます。
緩急ついていたほうが気持ちよく、着けていてよかった感覚が続くので、おすすめです。
このモード切替は、Wear OSやApple Watch、wena 3などスマートウォッチでもできるようになったら面白いなぁと思います。
AUTO START/STOP機能で、装着だけで自動起動!電源ボタンはほとんど押さなくてOK。
REON POCKET3には、AUTO START/STOP機能というのが搭載されています。
ONにしておくことで、体に装着すると自動的にファンが動き始め、冷たくなってきます。

装着することで自動でON/OFFしてくれるのは非常に楽ですね。
ワイヤレスイヤホンなどでもそうですが、電源ボタンを押す必要がないと、かなりストレスが低減できます。
状況により自分で消したい場合も本体のボタンはちゃんと効きますよ!
排気口からの風、屋内で使うときはちょっと気になるかも
冷却で使う場合、排気口からの風は暖かいです。
首元に排気口があるため、周りの服の環境によっては、首元に温風が当たるような感覚があります。

別売のネックバンドにはプレートが付いています。
装着することにより、屋内でもあまり気にならなくなります(環境によって少し気になる可能性はありますが…)
屋外では、風など結構強い場合はあまり気にならないことも多いです。
このプレートは屋内でつけるのがいいのかもしれません。
REON POCKET 3の電池持ち、スマートバッテリーをつなぎっぱなし運用
REON POCKET 3の電池持ちは、以下の通り。

REON POCKET 3単体で買うと、冷却の場合SMART COOLモードでは2~3時間程度利用できました。
REON POCKET 3はネックバンド装着時でもちゃんとUSB Type-Cポートに接続できますので、充電しながら利用できます。

REON POCKET 3付属USBケーブルだと、上半身の服の中をはわせる程度の長さはあります。
スマートバッテリーを接続して充電しながら使うことが可能です。
ただし、大きなスマートバッテリーを接続すると、収納場所に困るという問題があります。
ズボンのポケットにも入れやすい、小型のスマートバッテリーを選ぶといいでしょう。
ジャケットなど着る場合は、ジャケットのポケットに忍ばせるのもありですね。
真夏や真冬の強い味方!REON POCKET 3の性能、かなりすごい!
REON POCKET 3を1週間使ってみて、想像以上に使えるシーンが多い印象を受けました。
パワーも強く、首元を冷却することで少し体が楽になるような印象を受けます。
冷却エリア自体は広くないですがピンポイントに、モバイルバッテリーも使えば長時間、自分の好みに合わせて冷やし続けられるのはすごいですね。
8月の猛暑でどれだけ役立つのか、今から楽しみですね!
ぜひ、REON POCKET 3を使ってみてくださいね。
コメント