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Sony Cinema Line FX3を購入レビュー!!実際に使って感じたポイント

Camera

こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

Sonyのシネマカメラ、Cinema Line FX3をついに購入してしまいました。

Cinema Lineは、動画撮影を専門に設計されたカメラたちとなっております。
2021年3月に発売されたCinema Line FX3は、その中でも最もコンパクトな製品となっています。
Sony α7S IIIとセンサーなどは同じで、冷却用のファンが搭載されているなど、より動画撮影に特化されています。

写真はスマホでも十分きれいに撮れる時代になりましたが、動画になるとまだまだ。
YouTuberの間ではα7シリーズやLUMIX GH5s・S1など、動画撮影も可能なミラーレス一眼を使っている方が多いのも事実です。

今回、YouTubeでも動画投稿や生放送を行っている私MATTUは、まあいろいろ考えた末に動画に強いCinema Line FX3を購入してみました。

結構高い買い物だっただけに決断するのは大変でしたが、購入してよかったと率直に感じることがいくつかあります。

今回は、Sony Cinema Line FX3を購入してよかったポイントを整理します。

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純粋にかっこいいFX3、理にかなったボタン配置・握り心地がちょうどいい

ボディのかっこよさはやはり最高です。

なんといってもかっこいい

スクエアなボディは少し重めで重厚感があります。

同梱されているXLRハンドルユニットをつけると、さらに本格感が増します。
自撮りでのVLOGでなく、他のひとや風景を撮るのがメインならば、このハンドルが非常に役に立ちそう。

ある日の運用。ステレオガンマイクもつけられるの、最高

ガンマイクはSonyのステレオガンマイクECM-MS2を利用すると、見た目はかなり本格的。
ハンドルユニットにXLR端子は2つあるので、ちゃんとステレオで録音できます。
周囲の環境音を取るのに最適です。

一応、手持ちでの撮影も可能なハンディタイプの三脚も試してみましたが、自撮りの用途でなければカメラユニットのハンドルのほうが安定するのは確かです。
ハンドルだと「上からぶら下げるように」持てるのが便利。

ボタン配置は結構好き

Cinema Line FX3は静止画撮影もできますが、主な用途は動画撮影でしょう。
動画撮影の場合、静止画よりもさらにカメラの固定が重要です。

カメラ本体をグリップして動画を取るというシーンはそんなに多くないと思います。
グリップしながら撮影すると、揺れやすくなるためです。
先ほどのXLRハンドルユニットを利用するか、何らかの三脚・一脚を使う場合がほとんどでしょう。

たとえばハンドルやハンディー三脚を利用する方は、右手で支える方が安定しますよね。

その時に、動画のRECボタンが正面右下にあると非常に便利です。
レンズを正面に向けると、右下と左上の両方にRECボタンがあるので、持ち方によらずRECボタンが押しやすいです。

写真/動画/プレビューそれぞれで、たくさんのボタンをカスタム可能

また、ボタンのレイアウトはかなりカスタマイズできます。
自分の使いたい機能をボタンに割り当てられるのは便利です。
FTP転送が便利だったり、露出補正を時々使ったりするので、ワンタッチでできるように割り当てたりしてみています。

一点、気になるところとすれば、やはり電源スイッチですね。
モニター左上にスイッチがありますが、格段にスイッチしにくいです。だんだん慣れてきましたが……。
他のミラーレス一眼とは違い、気軽にON/OFFしにくいですね。

電源OFFし忘れで電池切れ……、なんてことないように注意したいです。

タリーランプはありがたい……が、外では全然見えない

Cinema Line FX3にはタリーランプがついています。録画中には赤く光り、録画状態かすぐにわかります。

前面側にはカメラ右上(“α”の上)と、画面を囲む赤枠
背面側はRECボタン(上部)と画面上の赤いバー

室内で収録する際には、非常に便利です。

ただし、屋外で利用する場合、特に昼間の晴天下ではほとんどタリーランプが見えません。
まあ、仕方ないところではありますが……。

外で利用するシーンが多い場合は、ご注意ください。

「動画撮影」に安心のファン付き!長時間高画質撮影可能

動画撮影に最適化されていないカメラを使うと、本体の温度上昇により長時間の録画ができなくなります。

私はHDMIライブビュー出力を利用し、YouTube Live生放送に利用することが多いのですが……。
もともと持っていた、LUMIX G9 Proは静止画メインのカメラなので、夏場を中心に1時間を超えるとHDMI出力が停止されることが多いです。

やはり、長時間動画撮影やHDMI出力をする可能性がある場合は、動画用のカメラが必要です。

側面に排気口
底面にも排気口

Cinema Line FX3にはファンが内蔵されており、吸気口・排気口も搭載されています。

音はそこまで目立たない感じ。
数回HDMI接続で長時間配信していますが、安定して配信できました。

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FX3で実際に動画を撮影して感じること

今回、Cinema Line FX3を使って、実際に外で動画を撮影してみました。
撮影した動画はカット編集を行い、YouTubeにアップしています。

再生ボタンで、作例のシーンから再生されます。

映像、音声かなり美しい

今回の構成は、
・カメラ Cinema Line FX3
・レンズ SEL24105G(24mm-105mm F4通し)
・マイク ECM-MS2(ステレオガンマイク)
の組み合わせでした。

実際に撮り終えて編集をすると、たとえば船が航行している様子を撮った映像など、かなりダイナミックに撮れているように思います。

先ほどの動画の14:45付近(画像クリックで該当箇所再生されます)

また、XLR接続でステレオガンマイクECM-MS2を接続したおかげで、風景などのシーンは環境音を効果的に撮影できたのかと思います。

レンズはSEL24105Gを利用しています。
Vlogとして使うなら、もう少し広角で軽いレンズを使ったほうがいいかもしれません。
単焦点レンズでも、超解像ズームで2倍に拡大してもきれいに撮れるのは魅力です。

音にこだわりたいなら、FX3はかなりあり。こだわりの幅が広がる!

予想以上に声をちゃんと拾えているのはびっくりしました。

ECM-MS2を装着して動画撮影。ATTは0dBでちょうどいい感じでした

VLog的に利用するなら自分の声を拾うにはピンマイクなどを併用したほうがいいかもしれませんが、周りの音をまんべんなく拾うならステレオガンマイクECM-MS2との併用ができるのは、かなり使えるなと思いました。

ちゃんとXLR接続のマイクを使えるのは、FX3のメリットでしょうね。
こだわりが広がる気がしています。

ワイヤレス接続ができるマイク「ECM-W2BT」も購入していますので、別途レビュー予定です。

アクティブ手振れ補正は結構強力だが、少なくとも両手で構えたい

先ほどの動画の12:45あたり。クリックでそのシーンから再生します。やはり片手は限界がある

手振れ補正のモードをアクティブにして撮影していますが、OFFと比較するとかなり効いているのがわかると思います。

ただ、ZV-1では片手持ちでもジンバルに乗せているようななめらかな映像が撮れていましたが、FX3は重さのせいで揺れてしまいます。
カメラとレンズでも1kgを超えるので、やはり片手持ちは限界がありますね。

一応、両手でしっかり持てる状況で利用したほうがいいでしょう。

とはいえ、他のシネマカメラよりはボディもかなり小さいこともあり、気軽に高画質の映像を撮りたいならかなり便利な感じがしています。

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本格的な動画撮影を始めたい!という方にも、ぴったりのCinema Line FX3

私が持っていたカメラよりも高めで、購入を迷っていたSony Cinema Line FX3ですが、意を決して購入してよかったと思います。

4K撮影も可能ですし、ファン搭載で映像を長時間収録するのには非常に便利です。

他のCinema Lineブランドのシネマカメラに比べCinema Line FX3は小さいため、機動的に、身軽に使えられます。

αシリーズの他カメラを使ったことないのでそことの比較はできないですが、動画撮影をグレードアップしたいという意図があれば非常に満足できると思います。

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