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完成度の高いHUAWEI P40 Pro、唯一の欠点はやはりGoogle Play非対応?アプリと上手に付き合う方法!!

Smartphone

こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

HUAWEI P40 ProはGoogle Playストアなど、Googleのサービスには対応していません。
ただ、工夫して使ってみると、なかなかに使いやすい印象があります。
またHUAWEI P40 Pro自体は完成度も高く、欠点が「Googleサービスが使えない」だともったいないですよね……。

今回は、HUAWEI P40 Proと上手に付き合うために、一番のキーポイントになる「アプリの管理」について、最適な方法をご紹介します。

HUAWEI様よりHUAWEI P40 Proをお借りしました。
なお、HUAWEI AppGalleryからインストールする方法以外はHUAWEIが推奨している方法ではありませんので、行う際は念のため自己責任でお願いいたします。

商品貸出:ファーウェイ・ジャパン

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HUAWEI P40 Proの完成度、非常に高い!


HUAWEI P40 Proは、過去のPシリーズと同様、カメラが非常にこだわりのあるスマホです。


昨年のHUAWEI P30 Proとほぼ同じ大きさですが、5Gに対応、カメラもパワーアップするなど、今回もパワーアップしています。


HUAWEI P40 Proは、画面内指紋認証に対応。
フロントカメラは、今回左上についております。フロントカメラは32MPと深度測定カメラがついています。

HUAWEI P40 Proのカメラ、味のある写真が撮れる!

HUAWEI P40 Proのカメラは
・標準カメラ 50MP
・超広角カメラ 40MP
・望遠カメラ 12MP(光学5倍)
・深度カメラ
の4つの構成となっています。


もちろん、LEICA対応。


LEICAを冠してしていることもあり、何気ない日常も味があるように撮影できます。


20倍にズームしても、レンガの細かさなどきれいに表現できている印象もあります。


室内での撮影、手前側に窓がある感じですが、きれいに撮れています。


超広角でもかなりきれいに撮れています。超広角ならではの視点が個人的には好きです。


食べ物は、前作のHUAWEI P30 Proと同様、結構黄色めに撮れる印象があります。


いろいろ撮ってみると、食べ物よりは風景など全体を撮るようなシーンのほうが映える印象がありますね。
食べ物はものによって黄色くなる場合もあれば、白っぽく撮れる場合もありました。


月ももちろん撮れます。
Galaxy Note20 Ultraでは黄色く撮れがちなのですが、HUAWEI P40 Proは白っぽく、肉眼でみる月に近い色で撮ることができます。

HUAWEI P40 Proのスペック、十分にサクサク動作が可能!

HUAWEI P40 Proのスペックは以下のとおり。

項目HUAWEI P40 Pro
サイズ72.6×158.2×8.95mm,209g
画面6.58インチOLED(2640×1200)
リフレッシュレート90Hz対応
CPUKirin990 5G SoCオクタコア
OSEMUI 10.1(Based on Android 10)
メモリ(RAM)8GB
ストレージ(ROM)256GB
バッテリー4200mAh
超急速充電40W、ワイヤレス充電27W対応
防水防塵IP68
Dual SIM
外部ストレージNMカード利用可能(Dual SIMとは排他)
イヤホン端子
おサイフケータイ

Antutuベンチマークは467343でした。

同じ5Gに対応するSnapdragon 865対応端末は50万台中盤をマークしているので、それに比べると少し控えめな数値です。
ただ、かなり快適に利用できるので、そこまで気にしなくてもいいと思います。

最高峰にヘビーなゲームをする方以外は、動作に関しては不自由なく使えるはずです。

HUAWEI P40 ProはGoogle系のサービスが使えない

しかし、HUAWEIのスマホで避けて通れないのが「Googleのサービスに非対応」という点です。

Google純正のアプリや、Googleアカウントにログインを必要とするアプリはほぼ使えない

普通のGoogle Playストアなど、Googleのサービスが使えるスマートフォンは、Google Play開発者サービス(GMS, Google Mobile Service)がインストールされています。
これが「Googleのライセンスを取得して、Googleが提供するサービスを利用できる」という印です。

HUAWEI P40 Proなどの最近のHUAWEI製端末は、制裁の影響でGMSを取得することができなくなってしまいました。

一応apkファイルを使ってGoogleが提供するアプリをインストールすることはできますが、アプリにGoogleアカウントでログインすることはできません。

例えばGmailなど、Googleのサービスを使うには、ブラウザから利用する必要があります。
ブラウザからの場合はアクセスできますよ!

HUAWEI AppGalleryが代わりではあるけれど

HUAWEIは、代わりにHUAWEI版のアプリストアである「HUAWEI AppGallery」をプリインストールしています。
(実は、もともと歴代の端末にもこの「AppGallery」はインストールされていました)

LINEなど、一部のアプリはAppGalleryにラインナップされています。
(LINEは初期設定の際にインストールするか選択できます)

しかし、多くのアプリは「利用不可」。
ほしいアプリがあっても、気軽にインストールできないのがデメリットです。

ある種のガラホ感、ワクワク

当サイトでは、以前から「Android搭載の4Gケータイ」(ガラホ)やBlackBerry OS 10(Androidアプリが使えるBlackBerry端末)の活用法をレビューしてきました。

最近のガラホはOSのバージョンが新しくなり、apkをインストールする環境が非常に整いづらくなってしまいました。
BlackBerry OS 10もついに販売終了と、なかなか「apkインストールでフル活用する」という状況から遠い環境になりました。

そういう意味では、ゴリゴリのカスタマイズして入れる感じはどちらかというと初期のスマートフォンにも近く、自分色にカスタマイズするには最高です!

Googleサービスの使えないHUAWEIスマートフォンを使いこなす3つの鉄則

それでは、HUAWEI P40 ProなどのGoogleサービスの使えなくなってしまっているHUAWEIスマートフォンを使いこなす、3つの鉄則をご紹介していきましょう。

Amazonアプリストアや「apkpure」を使ってアプリをインストールしよう

HUAWEI端末には「AppGallery」というアプリストアがありますが、多くのアプリについては「利用不可」なステータスとなっています。
LINEなど一部のアプリは一応使えますが、PayPayなど多くのアプリはまだ使えません。

それを補うために、他社のアプリストアを使う必要があります。

Amazonは「Fireタブレット」用のAmazonアプリストア

Amazonは専用の「Amazonアプリストア」を用意しています。
Androidを搭載しているFireタブレットシリーズでも使えますし、そのほかのAndroidスマートフォン・タブレットでも利用可能となっています。

Amazonアプリストアは、HUAWEI純正のAppGalleryよりはアプリ数が多く、ある程度はカバーできるものの、やはり量が少なく「ほしいアプリがない」という状態は不定期的にやってきます。

Google Playストアのようにアプリをダウンロード⇒インストールをほぼワンタッチでできる「apkpure」が便利

Androidのアプリは「.apk」という形式でインストール可能です。
自分でこのファイルを持ってきて、ファイルをスマホ上のファイルエクスプローラで開けばインストール可能です。

個人的に使い勝手で一番おすすめなのが、apkpure。

上記記事でも一度ご紹介しているのですが、アプリを検索してダウンロード⇒インストールが簡単にできます。
アプリに更新が来ると、apkpureのアプリ上でアップデートも可能。

使い勝手はかなりGoogle Playストアに近いので、非常に便利です。
※一応海外製のアプリストアですので、自己責任でご利用ください

使い方は、apkpureのサイトにスマホからアクセスし、通知からAPKPureのアプリケーション(apkpure.apk)をダウンロード⇒インストールします。

APKPureを使用して安全にAndroidゲームアプリを無料ダウンロード
APKPureは、定番の人気ゲームアプリを簡単に見つけられるダウンロードサイトです。全ての無料ゲームアプリを安全にダウンロードし、最高のAndroidゲームアプリを見つけて試してみましょう。

インストールの際は、ブラウザから「他社製のアプリケーションのインストールを許可」するメニューが出てきますので、それを設定してインストールします。

ちょっと古いapkをインストールしたい場合は、APKMirror

APKMirrorもGoogle Playストアにあるapkファイルをダウンロードすることができます。
APKMirrorのいいところは、いままでのapkのバージョン履歴をダウンロードできる点です。

HUAWEIの例ではありませんが、Xperiaに文字入力アプリ(IME)のPOBox Plusをインストールするときなど、「最新版は動かないけどちょっと古いアプリにさかのぼれば使える…」というときには重宝します。

鉄則は、Googleでログインしない他社のアプリを使うこと。Microsoftへの移行がおすすめ!

まずは、なるべく「Googleアカウントでログインするアプリ」を使わない、ということです。

ブラウザはMicrosoft Edge、メールはOutlookや標準メールアプリを使おう

Googleのアプリは「ほぼ」使えないといっていいでしょう。
しかし、最近は他社のアプリもGoogleに負けないぐらい使い勝手が上がっています。

ブラウザアプリは、Google Chromeとほぼ同じ使い勝手の「Microsoft Edge」を使うといいでしょう。
PCを使っている方も、Google Chromeからブックマークなども簡単に移行できますし、Chromiumベースなので使い勝手はほぼ同じです。
私は最近PC・Android・iPhoneどの端末でもMicrosoft Edgeを利用しています。かなり満足して使えています。


Microsoftのアカウントであれば、普通にサインインしてブックマークなどのデータを同期できます。

Microsoft Officeは、統合アプリがプリインストールされていますので、ログインだけで問題なく利用可能です。

メールの場合、Gmailをお使いの場合もIMAP/SMTPを標準メールアプリやMicrosoft Outlookに設定すればOKです。
Gmailアプリでは使えませんが、他のメールソフトではGmailを普通に送受信可能です。

決済サービス(PayPay)などはapkインストールするしかない

PayPayなどの決済サービスは、HUAWEI AppGalleryで提供されていないものがほとんどです。
apkpureなどのサービスを利用してインストールするしかないでしょう。


PayPayなどのQRコード決済系アプリは、決済を利用することは可能です。
アプリ内に「使えるお店」を検索できる機能がありますが、その機能は利用できません。

地図上にお店が表示されません…

決済サービスのログインにGoogleアカウントを使っているものはないですが、Google Play開発者サービス(GMS)を利用しているものもあり、楽天ペイなどはログインができませんでした。

おサイフケータイが使えないので、QRコード決済系は特に使えないときついですよね……。
上手に使ってみてくださいね。

ポケモンGOはログインできず…

ポケモンGOもインストールしてみましたが、ログインすることはできませんでした。

ポケモンGOはGoogleアカウントのログイン以外に、Facebookアカウントでのログインなどもできるようになっています。
Facebookでのログインも試してみましたが、認証を失敗します。

ドラクエウオークはインストールして試してみたところ、普通にプレイを開始することができました。

地図・カーナビアプリは「Googleマップ」がある程度使える

地図やカーナビに関しては、Googleマップがある程度使えます。

当然Googleアカウントでログインはできませんが、「現在地から行き先まで道案内する」などの用途であれば十分利用可能です。
スターを付けて保存、とかはできないですが、ナビには普通に使えますね。

なお、Yahoo!地図やYahoo!カーナビは、現在地情報(GPS)をGoogle Play開発者サービス経由で取得するため、ほぼ利用できません……。

ちなみに、Googleが提供するキーボードアプリの「Gboard」は、問題なく利用可能です。
Googleアカウントのログインが必要ないアプリは、ものによって利用することも可能です。

利用できるアプリまとめ

利用できるアプリをまとめてみました。

アプリ名AppGallery配信apkインストールで利用備考
LINE初期設定時にインストール可能
TwitterAppGalleryではQuickAppで提供
FacebookAppGalleryではfacebook.com上の
アプリダウンロードリンクで案内
InstagramAppGalleryではQuickAppで提供
TikTokプリインストール
Microsoft Officeプリインストール
Microsoft OneDrive 
TimeTreeGoogleアカウントログインは利用不可
TimeTreeのカレンダーは問題なく利用可能
radiko.jp 
TVerインストール後、開けない
GoogleマップGoogleアカウントにログインしない機能
(ナビ含む)は利用可能
Yahoo!MAPGPS取得してナビ、ができない
Yahoo!カーナビYahoo!MAPと同様
Yahoo!天気現在地取得して天気表示も可能
PayPay近くのお店検索は利用不可
楽天ペイ位置情報取得できず規約から先に進めない
メルカリAppGalleryではQuickApp(ブラウザ版)で提供
メルペイQR決済利用不可
dポイントクラブ 
楽天ポイント 
Tポイント 
ポケモンGOログインできず
ドラクエウォーク 
Amazonプライムビデオ 
Amazon Music 

HUAWEI P40 Proは高い完成度を誇る!アプリのせいにしたくない

HUAWEI P40 Proは高い完成度を誇るスマートフォンです。
使えばわかる通りのサクサク動作、ハイクオリティのLEICAカメラなど、写真を撮っても面白いですし、非常にバランスのいいスマートフォンに仕上がっています。

ほぼ唯一の欠点が「Googleのサービスが使えない」「Google Playでアプリ管理できないこと」といってもいいでしょう。
LINE対応などHUAWEI AppGalleryのアプリストアで日本でもそれだけで使える下地を急速に構築しつつあります。
ライトに使うユーザーであれば、AppGalleryでも案外使えます。

ただし、HUAWEI P40 Proはハイエンドのスマートフォンですので、制約のあるアプリ環境下で使うのは、ターゲットのユーザーとしては厳しいのも事実でしょう。

まず、ユーザーは自分たちの手で満足できる使い方を模索しつつ、AppGalleryのラインナップにもっと期待していきたいですね。

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