こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
Galaxy S23シリーズがついに国内発表されました。
Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxyの搭載や、Galaxy S23 Ultraは広角カメラが2億画素(200MP)が搭載されたりと、注目すべき点は多いですよね!
例年より増して海外版は発売が早く、早く使いたい気持ちもわかります。
ただ、今回Galaxy S23シリーズを選ぶ方は、国内版をおすすめしたいのです。
Galaxy S23シリーズ、4月6日に国内発表!
2023/3/20(月)、Galaxy Harajuku公式LINEにて、Galaxy S23シリーズとみられる新製品発表会の告知が配信されました。

4月6日にSamsung新製品発表会が開催されます。
今回の発表はGalaxy S23シリーズの国内版が発表されています。
発表イベントは、4月6日の朝10時から行われています。
#Samsung国内新製品発表会
— Samsung Japan (@SamsungJPN) March 20, 2023
開催決定!
【April 6, 2023 at 10:00 AM JST】
▼当日の配信はコチラhttps://t.co/yzDca3G7u6#Galaxy #Samsung pic.twitter.com/zkp2ykRIvg
Galaxy S23シリーズには国内版を推したい、3つの理由
私MATTUも、今までGalaxy Note 8以降のGalaxyハイエンドスマホでは、発売タイミングや仕様の兼ね合いから、海外版を個人的に輸入して使う、という機会が圧倒的に多かったのです。
ただ、今回Galaxy S23やGalaxy S23 Ultraでは、国内版を推したいです。
それには、3つの理由があります。
国内版では、他社プラチナバンドも含めて、ついに国内で利用できるほぼすべてのバンドに対応
Galaxy S23シリーズでは、フラッグシップのGalaxy Sシリーズとして初めて「バンド縛り」がなくなり、他社バンドに対応されました。
今までのGalaxy国内版は、自キャリア以外の周波数帯は非対応である「バンド縛り」が普通だった
2022年春発売のGalaxy S22シリーズは、ドコモ・auから発売されたのですが、それぞれ自社が提供する周波数帯でのみの対応となっています。

キャリアから発売される歴代のAndroidスマートフォンは、いつもこの仕様でした。
購入したスマホはそのまま、回線だけキャリアを変更すると、とくに都会のビル影や田舎など電波の届きにくいエリアにも強いプラチナバンドで使えなくなってしまうのがデメリットでした。
この、自社バンドにしか対応しないのを巷では「バンド縛り」と呼ばれています。
海外版であれば、ドコモ・auの両方に対応するエディションが多く存在しています(ミリ波は非対応ですが)。
海外版はおサイフケータイ(FeliCa)には対応していないものの、Dual SIM仕様もあわせて海外版のほうが回線の自由度としては高い、という状況でした。
Galaxy S22発売前後に、「バンド縛り」に関する総務省の議論が活発に
Galaxy S22が国内発売された2022年4月前後に、総務省による「バンド縛り」の議論が活発化します。


巷では、バンド縛りに対する批判は数年前から行われていましたが、総務省で議題に上がったのが2022年3月頃。
Galaxy S22シリーズが発表された2022年4月8日前後にはまだ結論は出ていなかったのですが、その後5月に発表・発売されたXperia 1 IVやAQUOS R7では、バンド縛りが解消されつつあります。

Xperia 1 IVでは、ドコモ・au・ソフトバンクで細かい違いはあるものの、プラチナバンドは全対応。
速度アップにつながる、4G Band 11やBand 21・41、5G n79は、キャリアにより対応の違いは出ています。
Galaxy Z Fold4はどうなった?
バンド縛りが議論された後の2022年9月に発表・発売された、Galaxy Z Fold4/Flip4は、バンド縛りはどうなったでしょうか?

Galaxy Z Fold4は、ドコモ・auで発売されていますが、バンド対応の違いは5G n28(4G Band 28の転用周波数帯)のみで、それ以外は一致しています。
Galaxy Z Flip4も同様で、ドコモ・au・楽天モバイルの発売モデルでは、バンド対応の違いはほぼありません。
この他社バンド対応の流れは、今後も持続するでしょう。
Galaxy S23 Ultra・Galaxy S23も、ついに国内バンドへフル対応!
Galaxy S23シリーズでは、Galaxy Sシリーズとしては、ほぼ初めて、キャリア版は他社プラチナバンドに対応しました。

海外版では北米版しか対応のないミリ波(n257)も含め、すべてをほぼフル対応する、最強編成となりました。
対応エリアの広いSub-6も、n77/n78/n79を完全にカバーしてくれるのは、日本国内版のみです。

ドコモとau、ドコモとソフトバンクなど、Dual SIMで利用してもエリア的に全く問題ないのは、非常に心強いです。