こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
Galaxyシリーズなどのスマホを世に送り出しているサムスンが、新型PC「Galaxy Book Flex」を発表しています。
360度画面回転可能なYogaスタイルで、付属の充電不要なSペンで画面に書き込みすることが可能。
フォルムがNotebook 9 Penとほぼ同じなので、Notebook 9 Penの後継モデルととらえられます。
Galaxy Book Flexの進化点は、画面がLEDバックライト(QLED)技術を搭載されたPCであるということ。
Wi-Fi6にも対応。
また、トラックパッドはワイヤレス充電台にもなり、トラックパッドにGalaxyシリーズやiPhoneなどのスマホを乗せると充電もできる優れモノ。
Galaxy Book Flexの魅力は?Notebook 9 Pen(2019)から進化した点は?
Galaxy Book Flexが発表されました。
Galaxy Book FlexはNotebook 9 Penに似たデザインをしていますが、そこからまた進化しています。
Notebook 9 Penについては、私も現在メインPCとして利用しています。レビューもご覧ください。
バックライトLED(QLED)ディスプレイを採用!
今回のGalaxy Book Flexは、QLEDディスプレイを採用しています。
サムスンは海外ではテレビもかなり強く、テレビに採用しているQLEDの技術をPCにも応用しています。
「屋外モード」を使用して最大600ニット、通常で最大400ニットと以前よりも明るく、正確な色になっているということです。
(THE VERGE | Samsung’s new Galaxy Book Flex and Ion laptops bring better designs to the lineupより引用)
トラックパッド部にワイヤレス充電搭載!スマホをPCから充電可能に
トラックパッドがQiの充電台になります。
トラックパッドにGalaxy Note10+やiPhone 11 Proなど、Qi対応のスマートフォンを乗せると充電ができます。
出来るのはすごいですが、特に出先ではトラックパッドを使う方も多いと思うので、利用するシーンは限られそう。
トラックパッドの左隣とかに充電場所を設置してほしかったなぁ、と思ったりもしますが…
スペックがさらに強化!
スペックがさらに強化しています。
Galaxy Book FlexとNotebook 9 Penを比較してみると以下の通り。
機種 | Galaxy Book Flex | Notebook 9 Pen 13″ (2019) Notebook 9 Pen 15″ (2019) |
---|---|---|
CPU | 10th Generation Intel® Core™ Processor (Ice Lake) | Core i7-8565U |
メモリ | 最大16GB | 13inch:8GB 15inch:16GB |
ストレージ | 最大1TB | 512GB,1TB(15inch) |
本体サイズ | 13inch:302.6×202.9×12.9mm 15inch:355.0×227.2×14.9mm | 13inch:307.9×206.2×14.9mm 15inch:347.9×229.1×16.9mm |
重さ | 13inch:1150g 15inch:1570g | 13inch:1120g 15inch:1560g |
画面 | 13.3インチ 15.6インチ | 13.3インチ 15.0インチ |
バッテリー | 69.7Wh | 54Wh |
GPU | Intel UHD/Iris Plus Graphics NVIDIA GeForce MX250(2GB) ※15inch | Intel UHD Graphics NVIDIA GeForce MX150(2GB) ※15 inch 1TB版のみ |
フロントカメラ | HD IR Camera | HD IR Camera |
リアカメラ | なし | なし |
スピーカー | AKG Stereo | AKG stereo |
認証 | 指紋 | 顔・指紋 |
入出力ポート | Thunderbolt3(x2)、USB-C(x1)、ヘッドホン、 microSD | Thunderbolt3(x2)、USB-C(x1)、ヘッドホン、 microSD |
CPUの具体的な型番は明かされていませんが、第10世代のCPUが搭載されるとのこと。
本体は若干小さくなっていると同時に、15インチ版は15.6インチと画面が若干大きくなっています。
重さもほぼ変わらないですが、バッテリーの容量が増えているので電池持ちはさらに安心できるかも。
フォルムは、側面はNotebook 9 Pro(2019)、全体的な雰囲気はNotebook 9 Pen(2019)!?
側面の加工は、スパッと垂直に切られているところがNotebook 9 Proに近いところがあります。
また、Sペンの挿入位置が側面の手前側だったのが、右側面のUSB-C端子の隣に移動しています。
USB-Cポートは、Thunderbolt3ポート2つが右側面に、USB-CポートとmicroSD・イヤホン端子が左側面に移動しています。
Notebook 9 Pen同様の青い塗装が特徴的ですが、端末の丸みが少なく、角々とした印象はNotebook 9 Proのほうが近い感じもあります。
Galaxy Book Flexの15インチモデルは、フルキーの隣に10キーがついています。
Notebook 9 Pen(2019)は15インチモデルの場合、1列「Home」キーなどのキーがついているだけだったので、Galaxy Book Flexのフルキーのセンター位置が若干左にずれることになります…
Galaxy Book Ionも同時発表!軽さが売り、13インチモデルは1kgを切る!!
Galaxy Book Ionも同時発表されています。
画面は同じくQLEDが採用されていますが、360度回転可能なYogaスタイルでないこと、Sペンがないことなど、多少限られています。
スペックはGalaxy Book Flexと同等ですが軽量化が図られており、13インチモデルは970gと1kgを切る軽さ。
15インチのMX250搭載モデルでも1.26kgと非常に軽いのが特徴。
両方ともWi-Fi 6に対応し、ストレージは15インチモデルのみSSDの空きスロットがあります。
ペンよりも軽さだ!という方は、Galaxy Book Ionもありだと思います!
サムスン製PCは非常に使いやすい!日本でも発売してほしいけど…
サムスン製のPCはNotebook 9 Pen 13インチモデル(2018)⇒Notebook 9 Pen 15インチモデル(2019)と使ってきて思うのが、非常に使いやすいということです。
今回のGalaxy Book Flex / Ionの価格についてはわかりませんが、スペックの割には抑え目の価格で、使い心地もよいです。
現在Notebook 9 Pen 15インチモデルで動画編集なども行っていますが、GeForce MX150で十分快適に編集・エンコードも可能です。
かなり使いやすい感じがあるので、ぜひ今回のGalaxy Book Flex / Ionは日本で発売してほしいですが…
今までの例だとほとんど日本で売られることはないんだろうなぁ、というのが若干残念なんですよね…
使ってみたい方は、アメリカのAmazonだと日本のAmazonと同じように、普通に購入することができますので、ぜひ使ってみてください!


コメント