こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
ANA VISAワイドゴールドカードを作って3年になりました。
スーパーフライヤーズカード(SFC)に移行していますが、還元率で言えば事実上同じ仕様のカードとなっています。
3年分、ANA VISAカードで貯まるワールドプレゼントを応募方式で貯めたら、結構な額貯まっているはず。
そのワールドプレゼント、そのまま移行するともったいないかもしれませんよ…!?
ANA VISAワイドゴールド(SFCゴールド)で貯めたワールドプレゼントは、ANA VISAプラチナ(SFC含む)切替後はプラチナのレートで交換可能
ANA VISAカードは1000円につき1ポイントのワールドプレゼントが貯まります。
通常ポイントの場合、ANA VISAワイドゴールドカードやANA VISA SFCゴールドカードは1ポイント10マイルで交換することが可能です。
ANA VISAワイドゴールドカード
(三井住友カード|よくあるご質問 より)
ANA VISAプラチナ プレミアムカードで貯めたワールドプレゼント(通常ポイント)は、ANA VISAワイドゴールドカードで貯めたポイントと合算して、1ポイント15マイルコースで移行できます。
ANA VISAワイドゴールドカード
素晴らしいですね……!!
ANA VISAワイドゴールドカードとANA VISAプラチナ プレミアムカードの還元率・特典・年会費の違い
ANA VISAワイドゴールドカード
一番大きい還元率の違いは?
マイル還元率の違いを見ていきましょう。
ボーナスポイント・ステージボーナスのマイル還元率は、Gポイント⇒JRキューポ⇒セゾン経由の交換レート(70%)を適用しています。
マイル還元率 | ANA VISAワイドゴールドカード | ANA VISAプラチナ プレミアムカード |
---|---|---|
通常ポイント | 1.0% | 1.5% |
ボーナスポイント※ | 0.35% | 0.35% |
ステージボーナス | V3(前年300万円以上) 0.21% V2(前年100~300万円) 0.105% V1(前年50~100万円) 0.07% 2021年から廃止 | なし |
合計ポイント | V3 1.56% V2 1.455% V1 1.42% ステージなし 1.35% | 1.85% |
※ボーナスポイントは、マイ・ペイすリボのリボ手数料を1円でも発生させることでポイントがもらえます。
毎月の返済金額を数百円だけ残しておくことで、手数料を数円のオーダーに抑えることができます。
ステージボーナスは、前年の決済額に応じてボーナスポイントがもらえるシステムです。
ANA VISAワイドゴールド(SFCゴールド)のみあるのですが、これも2020年の適用までで廃止となります。
2021年以降は、ANA VISAワイドゴールドカード・ANA VISAプラチナ プレミアムカード
もらえるマイルはどれぐらい?
切替でもらえるマイルはどれぐらいでしょうか?
一例として、年間300万円決済で比較してみます。
もらえるマイル | ANA VISAワイドゴールドカード | ANA VISAプラチナ プレミアムカード |
---|---|---|
入会マイル | 2,000M | 10,000M |
継続マイル | 2,000M | 10,000M |
キャンペーンボーナス | 5,000M(対象者限定) | |
カード利用マイル 年間300万円決済時 | 最大46,800M(2020年 1.56%) 40,500M(2021年~ 1.35%) | 55,500M(1.85%) |
合計 | 2020年 最大48,800M 2021年 42,500M | 70,500M |
ANA VISAワイドゴールドカード
2020年に新規発行される方やステージなしの方は、2021年の還元率がそのままとなります。
ステージなし同士で比較すれば、28,000マイルの差となります。
(2年目以降は23,000マイルの差)
なお、ANA VISAワイドゴールドカード
例えば、私の場合は…現時点で9,000ポイントぐらい貯まっているので…
貯まったマイル | ANA VISAワイドゴールドカード | ANA VISAプラチナ プレミアムカード |
---|---|---|
3年分のポイントをマイルに交換 (通常ポイント9,000P) | 90,000M | 135,000M |
切替後1年間でもらえるマイル 年間300万円決済時 | 最大48,800M | 70,500M |
合計 | 138,800M | 205,500M |
年会費(税込) | 10,450円 | 88,000円 |
2020年のステージがV3だったとしても、66,700マイルの差です。
年会費の差が77,550円なので、単純に1年間ANA VISAプラチナに移っても、マイル単価は1.16円/マイル。
非常にオトクなのがわかります。
マイルだけではない、ANA VISAプレミア プレミアムカードの特典
ANA VISAプラチナ プレミアムカード
特典 | ANA VISAワイドゴールドカード | ANA VISAプラチナ プレミアムカード |
---|---|---|
プライオリティパス | × | 〇(家族会員も対象) 20,000円分※ |
ANAラウンジ (SFC会員は国内・海外利用可能) | × | 国内線〇 国際線✕ |
プラチナグルメクーポン | × | 半年に1回一人分おトク 20,000円分… |
海外・国内障害保険関係 | 〇 | ◎ |
航空機遅延保険 | 国内-利用付帯 海外-対象外 | 国内-利用付帯 海外-自動付帯 |
保険家族特約 | △ | 〇 |
コンシェルジュサービス | × | 〇 |
そのほかの特典は、入会サイトに掲載されています。


保険などのお金に換算しにくい特典もグレードアップされており、航空機遅延保険では海外も自動付帯になります。
国際線は遅れやすいので、航空機遅延保険はありがたいですね。
ただ、換算しやすいプライオリティパスとプラチナグルメクーポンを合わせると、4万円ぐらいの価値になるでしょうか。
プライオリティ・パス
プライオリティ・パスは、海外の空港でも航空会社や登場クラスに関係なく、ラウンジに入れるサービスです。
SFC会員の場合、ANAラウンジやスターアライアンスゴールド会員特典のラウンジには、スターアライアンス系の航空会社に乗る場合には利用できますが、他アライアンスやLCCに乗る場合は利用できません。
そんな時に使えるのがプライオリティ・パスです。
提携されたラウンジであれば、利用可能となります。
国内では、成田空港などでラウンジに入れます。関西国際空港では「ぼてじゅう」でお好み焼きも食べられます。
プライオリティ・パスの年会費は3段階あり、カードに付帯されているものは「プレステージ」会員とのこと。
家族カード会員も発行可能です。
他社のプライオリティ・パス発行可能なクレジットカードのうち、家族カード会員も発行可能なものの最安は「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」(年会費20,000円)
プレステージ会員の価格より安いため、こちらの20,000円相当と考えたほうがよさそうです。
プラチナグルメクーポン
プラチナグルメクーポンは、半年ごとに一流レストランで2名以上でコース料理を利用すると、1名分がサービスとなるものです。
2人で行っても1人分+飲み物代は必ずかかりますが…
1回につき大体1万円~3万円の範囲で割引となるところが多いようです。
1年間はANA VISAプラチナ プレミアムカードを使い、その後使い続けるかはその時判断
ANA VISAプラチナ プレミアムカード
ANA VISAワイドゴールドカード
それが、近々ステージボーナスのアドバンテージがなくなり、還元率では通常ポイントの交換レート分の差(0.5%)のみとなります。
さらに、ANA VISAワイドゴールド時代の貯めたポイントも、ANA VISAプラチナ プレミアムカード
まず1年間、ANA VISAプラチナを使いながら様子を見て、活かせそうだったら2年目以降も利用を継続する、というのも手かもしれません。
陸マイラー活動していて思うのは、年々いろいろなカード・サイトが改悪を重ねるので、仕方ないとはいえマイルはどんどん貯めにくくなっています。
如何に工夫して貯めていくか、の一つのツールになるかも。
私もこれだけ書いていて、アップグレードを迷っているところではあるのですが…(年会費が年会費なだけに)
出来れば替えたいな、と思っています。
対象者限定でプラチナカード切替で5000マイルもらえるキャンペーンも実施されているので、ぜひ検討してみてくださいね!

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