こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
YouTubeが広告無しで見れるサービス「YouTube Premium」がスタートします。
YouTubeを収益化しているクリエイターにとって、これは吉と出るか、凶と出るか…
YouTube Premium,とは…
YouTube Premiumというサービスが発表されています。
YouTubeに上がっている動画の多くは、現在広告が表示されています。
この広告を非表示にする代わりに月額制という形を取るサービスです。
他にも新しいコンテンツとして、YouTube MusicやYouTube Originalsというサービスも使用できます。
YouTube Music
YouTube Musicは、映像のない音楽コンテンツが楽しめます。
無料版では広告が表示され、有料版(YouTube Music Premium)では広告が表示されません。
他のストリーミングサービスは基本有料でのみ使用可能なものばかりですので、広告が表示される代わりに無料、というサービスは結構うれしいと思う方も多いハズ。
※Google Play Musicとは別サービスです。Google Play Music有料加入者がYouTube Musicに加入する場合、切り替える(Google Play Musicを解約する)ことをおすすめします。
YouTube Originals
YouTube公式の独自コンテンツ動画が、YouTube Premium会員限定で見ることができるサービスです。
出演者は日本で活動しているYouTuberやアーティストなど、様々います。
月額料金は?Apple Store経由だと割高なので注意…
月額料金は、Web/Android向けと、iOS向けで変わります。
サービス | 基本料金 | 備考 |
---|---|---|
YouTube Premium | 1,180円 iOS;1,550円 | |
YouTube Music Premium | 980円 iOS;1,150円 |
iOSが高いのは、Apple経由での決済の場合のみ。
ブラウザでGoogleと直接決済する場合は、安い方の料金が適用されます。
AppStoreの決済手数料分、高くなっているということ。
無料期間は3ヶ月あります。
また、Google HomeやGoogle Home Mini購入者は、YouTube Music Premiumが2019/4/8までは無料で使用可能とのこと。
※すでに購入している方は、一度ハードリセットすれば適用対象とのことです。
Google Homeを持っている人向けのYouTube Musicの4月までの無料体験は、「基本、新規購入者向けだが、リセットしていただければすでに持っている人も使える」とのこと。要はハードリセット>アクティベーションで、権利がオンになる、ということか……。
— Munechika Nishida (@mnishi41) November 14, 2018
ただし、11/17現在、まだ無料体験になりません…
(初めてアクティベーションした端末は無料対象になるとのこと)
YouTube Premiumの収益は、どうなるの?
チャンネル登録者数1000人以上のユーザーは、YouTube動画を収益化することができます(2018/11/14現在)。
収益額はどのように決まっていくのか、というと…
ということから、収益は視聴回数というよりは視聴時間によって配分される、ということになります。
今までは、広告の出現回数に応じて額が決まっていたので、考え方が変わってきますね。
ダウンロード動画やバックグラウンド再生も収益対象
YouTube Premiumに加入すると、動画のダウンロードが可能になります(あくまでもYouTubeサービス内でのみ)
このダウンロードした動画の再生時間や、バックグラウンドで再生したコンテンツの再生時間も、総再生時間としてカウントされます。
長い動画を作っておけば、それだけ収益が伸びるってこと?
長い動画を作れば、それだけ収益が伸びるか、といえば、そういうわけではありません。
ダラダラと引っ張って長い動画を作るより、リピーターを増やしたほうが得策になる、ということです。
収益は、減るのか?増えるのか?
今のところ、一概には言えませんが…
YouTube Premium自体は、外国では先立って導入されているのもあり、微々たる金額ですが収益が上がっています。
肌感覚としては、0.1円弱/分、ぐらいでしょうか…
ちなみに、上の単価で、MATTU SQUAREチャンネルの視聴者がすべてYouTube Premiumに移行していたら…
収益は現在の2倍ぐらいになっていると思われますw
※広告の出現回数によって変わります(MATTU SQUAREチャンネルは比較的少ないと思います)
ただ、外国でのサービスと比べ、日本でのサービスでは普及具合や配分の額もだいぶ変わることが予想されます。
日本のユーザーがどれぐらいみてくれるか、にもよりますね。
今回のYouTube Premium導入が、クリエイターにとって悪い方向に働く、というようなことはあまりないように思われます。
とくにYouTube Musicなど、利用者にとっても便利なサービスが出てきているので、面白い展開ですね。
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