こんにちは。MATTUです。
 先日、楽天クリムゾンハウスにてLinkshareの展覧会がありましたので、行ってきました。
 その中でもマイクロソフトとの話が最も面白かったので、記事にします。
Surface StudioやSurface Dialの展示はなし
Microsoftのブースがあるのを知っていたので、当日まで特にSurface Dialが触れるかもしれないと、楽しみにしていたのですが、当日まで公式で日本法人からの発売の発表はありませんでした。
 ゆえに、当然ブースでSurface DialやSurface Studioの展示はなく…
担当者の方も、「申し訳ないです。今調整しておりますので…」と残念そうな表情で話していました。
 もうすぐ発売を発表できそうなことをにおわせていたので、ちょっと期待しています。
Surface bookやSurface Pro 4の熱い思いを聞いてきた
Surface bookやSurface pro 4の展示はあったので、それについて聞いてみました。
Alcantara素材採用のSurface pro 4キーボード
まず、Surface pro 4です。
 Surface pro 3を職場で使っていたりしたので、大体の特徴は把握しています。
 メモをOneNoteで取るのにペンを使っています、と担当者の方に話すと、「理想的な使い方ですね」とおっしゃっていただきました。
 このSurface pro 4ですが、最近出たのがAlcantara素材を採用したキーボードカバーになります。
 
 このAlcantaraという素材は、高級車の内装に使われています。なめらかな手触りが特徴です。実際に触ってみると、ほかのタイプカバーとは一線を画す滑らかな手触りがとても気持ちいいです。
 キーボードやタッチパッドの部分はほかのタイプカバーと同等ですが、キーとキーの間などはAlcanteraを使用しています。
Surface Bookに対するこだわり
 Surface Book発売から半年以上が立つので、そろそろ価格も安定してきて買いかな?という人もいるかと思います。
 第2世代のSurface Bookもアメリカでは発表されているので(日本でも発売されそうですが)、それを心待ちにしている人も多いと思います。
 今回お話を伺って、ソフトウェアだけでなく、マウスやキーボードなどのハードウェアを作っているマイクロソフトだからこそのこだわりが見えました。
ヒンジの強度は、むしろ普通のノートPC以上!!!
Surface Bookは、ご存知の方も多いと思いますが、特徴的なヒンジを使っています。
 閉じた状態では、このように隙間ができてしまうのですが、小さいヒンジを5~6個重ねて使っています。
 
 この機構のおかげで、閉じたときと開けた時のキーボード側の接地面積が変わります。
 下の写真は、開いた時の写真です。閉じたときではヒンジの付け根しか接地していませんが、開くと複数のヒンジが設置しているのがわかります。
 
 この機構により、PCの開閉を片手でできるようになっています。
さらに、小さいヒンジを複数使うことにより、大きいヒンジを使うときに比べ開閉にかかわる荷重が分散されるので、耐荷重としてはむしろ普通のPCよりも高荷重になります。
 開閉にかかわるヒンジの荷重は問題はないという形ですね。
キーボードに対するこだわり
Surface Bookのキーボードに対するこだわりがすごいです。
 
 Surface Bookのキーボードの塗装は、ポルシェで使われている塗装と同じということです。
 また、キーボードはプリントではなく削り出しのため、使用していくうちに塗装が剥げていくという心配もないとのこと。
 キーボードのキー1つ1つも、指をキーの中央に置けるよう微小なキーのくぼみを施していて、それがキータッチの快適性を向上しています。
 Surface pro 4の最近発売したタイプカバーにも採用されているとのことです。
見えないこだわりが、実はたくさんある
正直、Microsoftの公式サイトには書かれていないような見えないこだわりを、開発者の方々はたくさん持っています。
 そのようなこと一つ一つを、こだわりとして公式で紹介できないのはもったいないなぁと思います。
 地味でも、地味だからこそそれが改善につながっていくのです。
まあ、メディア向けには、大きな改善をどーんと見せたほうが華やかな改良ということで注目されるんですけどね。
裏方のこだわり、というのを見せつけられ、それに感動した展覧会の1ブースを感じ取りました。
 皆様も、PCご検討中であれば、ぜひ見てみてください。

 
 






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