こんにちは。MATTUです。
日本には、多数の電子マネーが存在します。もう、やみくもに持っていても、訳が分からなくなってきます。
そこで、今回は、日本の主な電子マネーをまとめつつ、どの電子マネーをつかうのがよいか考察します。
まず、日本にはどんな電子マネーがあるか改めて見渡してみる
日本には、多数の電子マネーが存在します。すべてを取り上げることはできませんので、主な電子マネーを取り上げます。
主な電子マネーとして取り上げるのは、主に12種類です。これをまとめると、以下の表のようになります(2016.11.1現在)
グループとしては、プリペイド型で主にFeliCaを用いるSuica,WAON,nanaco,楽天Edy,ポストペイド型で主にFeliCaを用いるiDやQUIC Pay,プリペイド型でクレジットカードの決済体系を用いるソフトバンクカードやau WALLET,おさいふPontaがあります。Tカードをそのまま電子マネーとして使えるようにするT-moneyや、特定のスーパーのみで使える電子マネーなどは、その他のプリペイド型電子マネーとして分類します。
この中から、おもに12種類を取り上げます。まとめた表を以下のように示します。
さて、この中から、考察した結果としてぜひ使用するべき4種類の電子マネーをご紹介します。
使用範囲が最も広いFeliCa-Suica
一つ目は、Suicaです。
JR東日本が発行しているプリペイドFeliCaカードですが、PASMOやICOCAなど全国の交通系電子マネーと提携しています。
Suicaは最も使用範囲が広いFeliCaです。
駅構内ではSuicaしか使えない店がほとんどなので、Suicaを持っておくのはぜひおすすめできます。
また、交通系電子マネーの中では唯一ポストペイドである関西私鉄のPiTaPaとも使用エリアで提携しており、相互利用ができます。
同じくJR東日本が発行しているクレジットカードとしてVIEWカードがあり、Suicaへのチャージでポイントの優遇がであります。
1000円のチャージで15円分のポイントチャージがあるほか(還元率1.5%)、モバイルSuica利用でビュー・エクスプレス特約として、東海道・山陽新幹線のエクスプレス予約を利用することができます(エクスプレス予約使用時は別途年会費1000円必要)。
カードの年会費が実質無料で、Suicaやエクスプレス予約利用以外の通常還元率が1%と最も大きいビックカメラSuicaカードが最もおすすめです。詳細は以下の記事でも取り上げています。
※ただし、iPhoneやApple Watchで提供されているApple Payでは、エクスプレス予約を使用することができません。Android端末やフィーチャーフォンでは使用可能です。
ショップ系FeliCaのWAONとnanaco、使ったほうがいい?
WAONとnanacoは、使える店が限られるため、慎重に使い分けをしていったほうがいいと思います。
WAONはイオン系、nanacoはセブンアンドアイ系列で使用することができますが、使用可能店舗はこの2枚にとっては排他となっていることがほとんどです。
nanacoは公共料金決済に使えるので、作るべき!
nanacoはセブンイレブンや、イトーヨーカドーで使用可能なFelicaカードです。
セブンアンドアイ系列では、クレジットカードを除けば、nanaco以外でポイントがたまるサービスはないため、nanacoを持っておくのは一つ手としてあります。
また、nanacoはセブンイレブンで公共料金や税金など代金収納代行が出来る唯一の電子マネーであるため、これを使用する人も多いです。
nanacoにチャージする際にポイントが最もたまるカードは「リクルートカード」です。
リクルートカードの還元率は、チャージ時1.2%です。
nanacoは使用時に1.0%還元されるため、合計で2.2%還元されます。
nanacoを使用するにはリクルートカードを持っているのが、もっともお得だと思います。
WAONは、JMB WAONを持っておこう!
WAONはイオン系列で使えるFeliCaカードです。
ただし、次の記事で考察するように、WAONを使用するよりもWAON POINTカードと他電子マネーを組み合わせて使用したほうがお得なので、WAON POINTカードを持っておけば問題ないです。
詳しくは、昨日書いたこの記事をご覧ください。
ボーナスポイントがもらえる商品を購入する際や、ポイント5倍セールの時は、JALカードに紐づけしたJMB WAONを持っていたほうがお得に買い物できます。
ポストペイド型FeliCaは、自分のカードの使用状況に応じて判断を
ポストペイド型FeliCaは、所有しているカードに応じて判断をすればよいと思います。
ただし、dカードはiD決済によりローソンで実質5%還元(3%オフ+2%還元)なので、持っておくには損はないと思います。
カード型のプリペイドカード、おすすめは?
大本命は「LINE Payカード」
これも、詳細は別途記事に書いておりますのでご覧いただきたいのですが、大本命は「LINE Payカード」です。
LINEを使用している人であればだれでも申し込むことができ、還元率はなんと2.0%です。
2.0%ですよ!?
破格です。クレジットカードでも、この還元率はなかなか出せません。それを、プリペイドカードで実現しています。
さらに、この還元率を3.0%まで押し上げる方法があります。
これは、おとといあげました下の記事をご参照ください。
ソフトバンクユーザーであれば、ソフトバンクカードはお得
ソフトバンクカードはソフトバンクユーザーしか所有できないプリペイドカードです。
ファミマやTSUTAYAで5%だったりするので(通常還元率は1%)、還元率の高いところでよく買い物をする場合にはお得なカードになっています。
長い目で見て、使うべき電子マネーはこれだ!!!
使用環境が異なると、一言では言えなくなりますが、使うべき電子マネーは次の3つです。
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