こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
早くも、2021年シーズンのスマホ学割が出そろいました。
ドコモ・au・ソフトバンク・UQ mobile・Y!mobileで、それぞれ学割の色が非常に異なります。
長期的な視点から見て、どのキャリアを利用するのがお得なのでしょうか?
徹底比較していきましょう。
ドコモ・au・ソフトバンクの学割比較!メインブランドで最もおトクなのは…!?
定額制プランで比較してみると…
各社の定額制プランで比較してみると、次の通り。
項目 | NTTドコモ ドコモのロング学割 | auワイド学割 | ソフトバンク ソフトバンク学割 |
---|---|---|---|
対象者 | 22歳以下 MNP・新規・機種変更・契約変更 (持込OK) | 29歳以下 MNP・新規・機種変更・契約変更 (持込OK) | 5歳~22歳 MNP・新規・機種変更・契約変更 (持込OK) |
定額制プランの 対象プラン | 5Gギガホ/ギガホ | 使い放題MAX 5G/4G (バンドル付きプラン含む) | メリハリプラン |
定額制プランの 契約半年間の割引額 ・維持費 | 最大で月3,500円割引 ギガホ割と合わせて 5Gギガホ:月980円 ギガホ:月900円 で利用可能 | 最大で月1,600円割引 スマホ応援割IIIと合わせて 最安月2,460円で利用可 (2GB以下は月980円) ※22歳以下は2GB以上も 月900円で利用可能 | 最大で月2,580円割引 半年オトク割と合わせて 月900円で利用可能 |
定額制プランの その後の維持費 | 22歳到達まで月1,000円割引 5Gギガホ:月4,480円 ギガホ:月3,980円 で利用可能 | 割引なし 最安で月4,480円 (5G機種は13か月目以降 月5,460円) | 割引なし 最安で月4,480円 (5G機種は14か月目以降 月5,480円) ※「メリハリ無制限」に 契約半年後以降に変更で、 引き続き月4,480円で利用可能 |
公式ページ | NTTドコモ | ソフトバンク |
学割を適用できる場合は、NTTドコモの「ドコモのロング学割」が最もお得です。
NTTドコモの「ドコモのロング学割」は、定額制の「5Gギガホ」が22歳到達まで月1,000円割引となっています。
契約後半年間も月980円で、その後も月4,650円でずっと利用可能なのはおトク。
ライト向け段階制プランで比較すると、ドコモ「ギガライト」とソフトバンク「スマホデビュープラン」が競っている…
項目 | NTTドコモ ドコモのロング学割 | auワイド学割 | ソフトバンク ソフトバンク学割 |
---|---|---|---|
対象者 | 22歳以下 MNP・新規・機種変更・契約変更 (持込OK) | 29歳以下 MNP・新規・機種変更・契約変更 (持込OK) | 5歳~22歳 MNP・新規・機種変更・契約変更 (持込OK) |
対象プラン | 5Gギガライト/ギガライト | データMAX系4プラン ピタットプラン | スマホデビュープラン |
段階制プランの 契約半年間の割引額 ・維持費 | 最大で月1,000円割引 +2GB増量 3GBまで月980円 で利用可能 | 最大で月1,080円割引 +1GB増量 ピタットプランは 2GBまで月900円 で利用可能 | 1年間データ容量2倍 1年オトク割+などと合わせて 2GB:月900円 4GB:月1,400円で利用可能 |
定額制プランの その後の維持費 | 22歳到達まで月500円割引 +2GB増量 3GBまで月1,480円 で利用可能 | 割引なし 最安で1GBまで月1,980円 で利用可能 | 1年目以降は割引なし 1GB:月1,980円 2GB:月2,480円 |
公式ページ | NTTドコモ | ソフトバンク |
auの場合はライト層でも、半年間は「使い放題MAX」を契約したほうがいいでしょう。
NTTドコモとソフトバンクは、非常に激しい戦いを繰り広げております。
ほぼ変わらない価格のように見えますが、ソフトバンクのスマホデビュープランは5分以内の通話が何度でも定額になる「準定額オプション+」も価格の中に入っています。
3GBまで月980円で使えるNTTドコモを取るか、2GBまでだけど5分通話定額もついているソフトバンクを取るか……。
家族がどのキャリアを使っているかにもよりますが、非常に迷いそうです。
1年後以降の長期的な視点で見ると、月500円割引と2GB増量が22歳まで継続するドコモのロング学割のほうが恩恵は大きそうな気はします。
(ソフトバンクのスマホデビュープランも、メインブランドとしてはかなり魅力的なプランではあるのですが…)
サブブランドの「UQ mobile」「Y!mobile」は、学生と同時適用で家族も対象
Y!mobileとUQ mobileも、今年も学割キャンペーンが実施されます。
メインブランドと違う点は、
・学生の適用は18歳以下 (メインブランドは、ドコモ・ソフトバンクは22歳以下、auは29歳以下)
・学生と一緒に家族も加入の場合、家族にも学割適用
という点です。
Y!mobileの「ワイモバ学割」

学割を適用しない場合と比較すると、シンプルMとシンプルLで税込▲1,100円(税抜1,000円)の割引となります。
シンプルSはワイモバ学割の適用対象でないので注意。
学割適用者の5~18歳と同時期(2020年11月〜2021年5月)にMNP・新規・機種変更する家族の方も、1年間学割の対象となります!
家族割引サービスも適用すると、15GBを最安税込990円で利用できるY!mobileは、家族で利用する方にとっては非常にお得でしょう。
UQ mobileの「UQ学割」
UQ mobile

くりこしプランSでは税込▲638円、くりこしプランM/Lでは税込▲1,100円となります。
UQ mobileの場合、くりこしプランSの割引期間が8か月と、少し短くなります。
9~12か月目はくりこしプランMと同価格になるので、できればくりこしプランMを選んでおいた方がお得でしょう。
UQ mobileも、UQ学割適用中の学生の方と「UQ家族割」に加入している家族の方も、学割の適用対象になります。
契約期間別に、「学割適用後」の維持費を比較してみよう!一番おトクなのは…
続いては、契約期間別に学割適用後の維持費を比較してみましょう。
契約~6か月間の価格を比較すると…
まずは、契約から6か月間を並べてみましょう。

基本は通話定額なしのプラン、2年契約なし、NTTドコモのdカードお支払割も適用除外した価格としています。
薄い色は、au・ソフトバンクの学割対象外のプランです。
今年は各社「最大6か月900円~980円」を打ち出しているので、特に2GBまでの価格はほぼ横並びになっています。
NTTドコモのギガライトが学割+データ増量の対象になっているのが結構大きいです。
UQ mobileやY!mobileにも競っていて、非常におトク。
Y!mobileは「10分以内の通話無料」もプランの中に入って、スマホベーシックプランSは900円です。
短期的な視点で見れば、さすがに、最もおトクなのはY!mobileのスマホベーシックプランSでしょう。
契約7か月後~12か月までを比較すると…
7か月後~12か月目までを比較すると、以下のとおりです。

au・ソフトバンクの学割が終了(auピタットプラン・ソフトバンクスマホデビュープランは継続)などで、だいぶ状況が変わります。
この期間で単純に一番安いのは、ソフトバンクのスマホデビュープランです。
ギガ増量は継続し、1年間は最大でも4GBを1,400円+5分以内通話無料で使えるのは大きいですね。
データ量がたくさんほしい方は、UQ mobileのくりこしプランM/L・Y!mobileのシンプルM/Lも学割継続中。
家族全員がUQ mobileやY!mobileにまとめられるなら、結構お得に運用できます。
NTTドコモやau・ソフトバンクの定額使い放題プランに1人でも入る場合は、UQ mobileやY!mobileに移行しても、案外安くならない場合が多いです…
13か月目~22歳到達まで、比較すると…

NTTドコモの「ギガライト/5Gギガライト」(~3GB)は1,650円と、UQ mobileのプランS(~3GB)の1,480円にほぼ近い価格となっています。
7GBまでの利用で十分な場合は、UQ mobileのくりこしプランMを選ぶのと同じか、かえって安い可能性もあります。
大容量を使いたい場合も、NTTドコモの「ギガホ プレミア」がお得です。
60GBと他社に比べれば若干制限されますが、4Gスマホを利用する場合は、22歳までau・ソフトバンクの定額制プランより500円程度お得に利用できます。
なお、5Gで利用の際も、au・ソフトバンクの定額制プランと価格は同じですが、テザリングは無制限で使えるなど、かなり便利に利用可能。
22歳以下の利用者が家族の中にいるのであれば、長期的な視点で行くとNTTドコモを選択すると最も安くなります。
今のところNTTドコモにはY!mobileのようなサブブランドがないため、
・家族全員が25GB以内で収まるのであればY!mobileがおトク
・それ以上利用するユーザーが1人でもいる場合はNTTドコモがおトク
と思っておくといいかもしれません。
「使い放題」がいらないならUQ mobileやY!mobile、「使い放題」が欲しいならNTTドコモが一番おトク
今年の学割は、特にNTTドコモは「打倒!他社サブブランド!!」の色が非常に濃く見えます。
22歳到達まで、ほぼUQ mobileと負けない価格水準で利用可能なのは、今回の「ドコモのロング学割」が魅力的な証拠でしょう。
家族の中に「25GB超使うヘビーユーザー」がいれば、トータルでの維持費を考えるとNTTドコモが安いです。
一方、サブブランドであるUQ mobileやY!mobileは、やはり10GB~20GB程度使う層にとっては結構安いです。
特に3人以上の家族が全員25GB以下で収まるのであればY!mobile、家族1人~2人で使う場合はUQ mobileにすると、安く運用できます。
(Y!mobileやUQ mobileは家族間無料通話はありません。ご注意ください)
ぜひ、長期的な視点でお得に学割を使ってみてくださいね!
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