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10万円のモバイルWi-Fiルーターは買い?「Wi-Fi STATION SH-54C」を開封レビュー!5G SA・ミリ波の最強仕様

Smartphone

こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

ドコモの5GモバイルWi-Fiルーターとしては3機種目となる、「Wi-Fi STATION SH-54C」が発売されました!

Wi-Fi STATION SH-54Cは、5Gとしては1台目の「SH-52A」の後継モデルと位置付けられており、ミリ波に対応したモデルとなっております。

ちょっと高めではありますが、5G SAにも対応した最速モデルでもあります。速度を追い求めたい方には、非常に最適なモデルに仕上がっています!

でも、価格は10万円。3.6万円のSH-52Bと、どう違いがあるでしょうか?

今回は、Wi-Fi STATION SH-54Cをレビューしていきましょう!

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Wi-Fi STATION SH-54Cを開封!

Wi-Fi STATION SH-54Cを開封していきます。

スマホ1台分の大きさで、最強の予感

Wi-Fi STATION SH-54Cは、結構箱も大きめ!

中身は、ルーター本体と変換ケーブル、保証書。
SH-52Bでは、有線接続には別売りのクレードルが必要でしたが、SH-54Cは付属品の変換ケーブルで利用可能です。うれしい。

今回の最新モデル SH-54C(左)と、ミリ波非対応のコンパクトルーターSH-52B(右)

SH-54CとSH-52Bを比較すると、この大きさの差があります。
SH-54Cはミリ波対応のルーターということで、実質的な前機種は2020年に発売された「Wi-Fi STATION SH-52A」となります。
SH-52AとSH-54Cの大きさは、寸法上は全く同じ数値ではありますが、形状としてはSH-52Bのように角に丸みができ、使いやすいデザインになっています。

SIMトレイの取り出しが、SIMピン不要に!何気にうれしい

今回のSH-54Cでは、SIMトレイの取り出しにSIMピンを使う必要がなくなっています。

SIMトレイとUSB Type-C端子は端末右側についております。

SIMの取り出しにピンがいらず、指で開けられる仕様となっています。
私はそこそこ取り出す機会があるので、この仕様変更はかなりうれしいです。

電源ボタンとリセットボタンは、端末左側についています。
(SH-52Bでは、電源・SIMトレイ・リセットボタンは端末上側についておりました)

Wi-Fi 2.4GHz→5GHzへの切替は、電波干渉のチェックが必要

Wi-Fi STATION SH-54Cは、Wi-Fi 6の2.4GHz・5GHzに対応していますが、SH-52Bなど他のWi-Fiルーターと同様に、5GHz帯へ切り替え時に60秒間の電波干渉チェックが入ります。

5GHz帯のほうが高速通信は可能ですが、屋外での利用が禁止されている周波数帯もあります。
切替に時間がかかりますので、切替の際は、時間に余裕をもった状態をお勧めします。

ルーター付けっぱなし運用にうれしい「自動電源オン」モード、新搭載!

モバイルルーターの場合、PCやスマホなど複数機器を接続して、「ルーター付けっぱなし」で運用する機会も多いかもしれません。

カバンの中にルーターを突っ込んでおくと、知らず知らずのうちに電池が切れていることも多いはず。

そんな時に、SH-54Cは「自動電源オン」モードをオンにしておけば、電源に接続すれば自動で電源が起動されます。

▼実際に電池切れを再現し、「自動電源オン」を試してみました。

残り3%ほど電池残量を残した状態で電源が切れ、USBケーブルを挿すとすぐつく仕様になっています。

一緒にバッグにAnker 733 PowerBankCIO SMARTCOBY Pro PLUGなどの、プラグ付きモバイルバッテリーをケーブルでつないで入れておき、家に帰ってきたらモバイルバッテリーだけをカバンから出してコンセントに挿すと、ルーターをカバンに入れっぱなしにしたまま充電運用が可能です。

「ひらくPCリュック」の前ポケットにSH-54Cを入れて…
リュックにモバイルバッテリーを仕込むと便利!

私は2年以上この運用をしていますが、非常に便利です。

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Wi-Fi STATION SH-54Cのスペック・速度測定結果

Wi-Fi STATION SH-54Cのスペック・仕様周りをまとめていきます。

Wi-Fi STATION SH-54Cのスペック

項目【本機種】
Wi-Fi STATION
SH-54C
[5Gミリ波対応]

Wi-Fi STATION
SH-52A
[5Gミリ波対応]

Wi-Fi STATION
SH-52B
[5G Sub6対応]
大きさ84x157x16.0mm
282g
84x157x16mm
268g
74x108x15.7mm
166g
下り最大速度
[受信時]
5G:4.9Gbps
4G:1.7Gbps
5G:4.2Gbps
4G:1.7Gbps
5G:4.2Gbps
4G:1.7Gbps
上り最大速度
[送信時]
5G:1.1Gbps
4G:131.3Mbps
5G:480Mbps
4G:131.3Mbps
5G:218Mbps
4G:131.3Mbps
無線LAN規格Wi-Fi 6対応
(2.4GHz/5GHz)
最大2,402Mbps
Wi-Fi 6対応
(2.4GHz/5GHz)
最大1,201Mbps
Wi-Fi 6対応
(2.4GHz/5GHz)
最大1,201Mbps
有線LAN変換ケーブル付属
最大1Gbps
本体端子あり
最大2.5Gbps
クレードル対応
最大1Gbps
バッテリー4000mAh4000mAh4000mAh
同時接続台数17台
(Wi-Fi 16台+
有線 or USB)
18台
(Wi-Fi 16台+
有線 + USB)
17台
(Wi-Fi 16台+
有線 or USB)
連続通信時間5G:540分
4G:600分
5G:290分
4G:400分
5G:440分
4G:630分
LTE連続待受時間
(静止時[自動])
920時間200時間1290時間

SH-54Cは、同じミリ波対応のSH-52Aと大きさ自体はほぼ一緒です。
5Gでの最大下り速度・上り速度は向上し、Wi-Fi 6での最大速度も2,402Mbpsと向上しています。
また、連続通信時間も、5G/4Gともに向上していることがわかります。

また、クレードル自体はありませんが、変換ケーブルが標準付属されているのは非常にうれしいところです。

使っていて感じるのは、発熱がSH-52Bに比べて抑えられている印象を持ちます。

Wi-Fi STATION SH-54CとSH-52B・SH-52Aの対応周波数帯(バンド)

Wi-Fi STATION SH-54Cと、前機種のSH-52A・SH-52Bの対応バンドを比較しています。

実質的前モデルであるSH-52Aは、au・ソフトバンクの多くのバンドが対応していましたが、SH-54Cはドコモの周波数帯に最適化されていることがわかります。

また、SH-54Cは、LTE Band 1・Band28の周波数帯が5G転用でも対応しています(n1・n28)
SH-54Cは、5G SAにも対応しており、5Gをより味わうにはいいのかもしれません。

Wi-Fi STATION SH-54Cで速度を測定してみた!快適?

それでは、「最強」であるはずのWi-Fi STATION SH-54Cで速度測定してみた様子をお届けします。

あくまでMATTUの身の回りでの測定結果から感じたことをまとめています
(広島県広島市・東広島市周辺で数日測定しまくっています)
環境によって、速度・体感は大きく左右しますので、ご注意ください

5G Sub-6 エリア

まずは、5Gエリアの測定結果です。
(下の結果は広島駅南口側の実測最高速度地点を記しています)

5G Sub-6エリア測定Wi-Fi STATION SH-54C
+Galaxy Z Fold4(Wi-Fi)
Wi-Fi STATION SH-52B
+Galaxy Z Fold4(Wi-Fi)
5G Sub-6 1回目下り 245 Mbps/上り 37.9 Mbps下り 255 Mbps/上り 37.2 Mbps
5G Sub-6 2回目下り 272 Mbps/上り 26.7 Mbps下り 279 Mbps/上り 35.6 Mbps
5G Sub-6 3回目下り 280 Mbps/上り 22.9 Mbps下り 335 Mbps/上り 30.4 Mbps
平均下り 266 Mbps/上り 29.1 Mbps下り 289 Mbps/上り 34.4 Mbps

▼実際にSpeedtestアプリを回している様子は以下の通り(再生ボタンで測定シーンから再生されます)

5G Sub-6をつかんでしまえば、SH-54CとSH-52Bで測定結果はそこまで変わらない結果になっています。
ただし、5G Sub-6のつかみやすさは、どちらかというとSH-52Bのほうに軍配が上がるように感じます。
SH-54Cのほうは、ピクトとしては5Gが立っていても、下り「2けたMbps台」の4G+レベルの速度を観測する頻度が高い印象を受けました。

5Gミリ波エリア(ミリ波スポット内)

測定は、ドコモ5Gのエリアスポットとエリアマップに表示されている「エディオン蔦屋家電」(広島駅前)のドコモ携帯売場近くの休憩スペースにて測定してみました。

まず、ミリ波に対応しているXperia PROにて、ミリ波対応エリアであることを確認してからの測定です。

測定した場所では、Xperia PROのNetwork Analyzerで「5G mmW(ミリ波)」であることを確認しています

ちなみに、Xperia PROのミリ波表示は、SIMを挿して比較的すぐ表示されました。

5G Sub-6エリア測定Xperia PRO
【ミリ波対応】
Wi-Fi STATION SH-54C
+Xperia PRO(Wi-Fi)
5G Sub-6 1回目下り 701 Mbps/上り 23.9 Mbps下り 144 Mbps/上り 48.0 Mbps
5G Sub-6 2回目下り 704 Mbps/上り 32.3 Mbps下り 153 Mbps/上り 49.7 Mbps
5G Sub-6 3回目下り 494 Mbps/上り 27.1 Mbps下り 145 Mbps/上り 43.2 Mbps
平均下り 633 Mbps/上り 27.8 Mbps下り 147 Mbps/上り 47.0 Mbps
※Xperia PROは5G送受信端末での測定、SH-54CはWi-Fiをかませての測定のため、
環境的にSH-54Cのほうが若干不利な点はご容赦ください

実際に測ってみると、SH-54Cでは結構な回数場所や向きなど気にしながら測ってみたものの、ミリ波をつかんだ時のようなドカッと速度が上がるような挙動は示さず、最速の3回分が上の通りになっています。
SH-54Cがミリ波を結構つかみにくいのか、Xperia PROが最強すぎるだけなのかはわからないのですが、だいぶ性能差を感じます。

ちなみに、SH-52Bでは同じスポットで簡単に下り200Mbps程度を出しています。
私のSH-54Cが個体差か何かでつかみにくいかもしれないので、参考程度に……。

▼実際にSpeedtestアプリを回している様子は以下の通り(再生ボタンで測定シーンから再生されます)

別スポットにて。Xperia PROでは下り650Mbps
(Sub-6表示ですが、直前までmmW(ミリ波)表示でした)
Wi-Fi STATION SH-54Cで何回頑張っても100Mbps程度
不具合or初期不良とかありえる?

ほかのスポットでも、Xperia PROはミリ波をつかむものの、SH-54Cはつかまず…(というか、5Gと4G+を行き来する、比較的不安定な挙動をよく目にします)。
ただし、Xperia PROは、5G Sub-6はつかみにくい感じはします(ピクトでは5Gと表記されますが、Network Analyzerアプリではよく4G判定されます)。

Xperia PROのWi-Fiテザリングは2.4GHz帯のみで、5GHzでのテザリングはできないので、出先で複数台運用する場合のWi-FiルーターとしてはSH-54Cのほうが全体的なパフォーマンスは上がると思います。
ただ、SH-54Cのミリ波の感度については若干疑問があります。肌感覚としてはもう少し速度が出てもいいかな……。

10万円のモバイルWi-Fiルーターとしては、最強なのか?

個人的には、購入3日目の率直な感想としては、SH-52Bで十分だったかなと思います。
SH-52Bのほうが5G Sub-6をつかみやすい(速度が出やすい)ような体感があるのと、ミリ波・SAのエリア自体が少ないためです。

SH-54Cの優位な点としては、ミリ波にも耐えられる排熱設計、という点です。
この点については、SH-52BよりSH-54Cのほうが帯びる熱がほんのりで、本格的な夏場でも大丈夫かは検証の余地がありますが、通常利用としては安心できる気がします。

SH-54CとSH-52Bの価格差が6万円あることを考慮すると、少なくとも執筆時点ではミリ波・SAのエリアも少ないし、SH-52Bでも十分なのではないかと感じました。
どうしてもミリ波が欲しい、という場合には、Xperia PRO+USBテザリングで速度が欲しい機器を使うのが手かもしれません。

速度・熱については、今後も利用しながら検証していきたいと思います。

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