こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
auの料金プランが複雑怪奇で、非常にわかりにくくなっています。
2019年6月から開始予定の「新auピタットプラン」「auフラットプラン7プラス」「auデータMAXプラン」に加え、ケータイからスマホへの移行専用プランとして「ケータイ→auスマホ割(s)」が登場しました。
ごっちゃごちゃです。
ということで、この
auの新料金プランは、料金体系が3つ
2019年6月から提供される、
2019年6月からの料金体系は、柱が3つあります。
新ピタットプラン・フラットプラン7プラス・データMAXプランの柱
まずは新しく発表された3プラン。
この3プランは「家族割プラス」で、同居する家族割グループに複数回線契約があると1回線につき1000円の割引が適用されるなど、家族で使うとお得な料金体系になっています。
割引を加味するとこんな感じ。
旧料金プランと比較すると、家族で使うなら7GBまでお得、ただ1人で使うのなら2GB~5GBのゾーンのみお得です。
他社の分離プランと比較すると、5GB~7GBのゾーンのみauがお得、5GB以下であればドコモのほうが全体的にお得です。
詳しくは、下の記事でauの新旧プラン、ドコモ・ソフトバンクと比較していますので、ご覧ください。

すべてをこのプランに統一していればよかったんです。
auフラットプラン20,25Netflixの柱
auの旧料金プランのうち、残ってしまったのがauフラットプラン20,25Netflix。
この2つは、「家族割プラス」の割引対象ではありません。
そのかわり、通話定額の価格が200円安く、契約から12ヶ月間は毎月1000円割引(スマホ応援割)が受けられます。
割引オプションの体系が異なるので、注意が必要です。
「ケータイ→auスマホ割(s)」専用のauピタットプラン(s)
auピタットプランは2019年6月末で受付終了するのですが、ケータイからの乗り換え専用で受付継続されます。
ケータイからauのスマホに乗り換える場合、通話定額なしの「シンプル」を選ぶことは出来ず、スーパーカケホ・カケホの2択です。
割引体系は旧料金プランと同じく「家族割プラス」は割引対象外、スマホ応援割で機種購入後1年間は1000円割引されます。
このプラン自体はソフトバンクの「スマホデビュープラン」を意識して作ったものだとは思いますが、なぜ「新auピタットプラン」から割り引く構造にしなかったのかは謎。

ケータイ→auスマホ割(s)はお得なの?新旧プランを比較してみよう
ケータイ→auスマホ割(s)はauピタットプランから永年1000円割引されます。
ただし、auピタットプランは「auスマートバリュー」(光回線セット割)の割引対象ではありますが、「家族割プラス」の割引対象ではありません。
新旧プランの価格を比較してみましょう。
従来のケータイ→auスマホ割と、ケータイ→auスマホ割(s)の違い
適用条件
適用条件はほぼ一緒で、
・MNP;他社ケータイからの乗り換え(ショップで現在使用端末の確認が必要)
・機種変更;3G WIN端末からの機種変更(契約変更)
となります。
ケータイ→auスマホ割の割引内容
従来のケータイ→auスマホ割は、契約翌月から12ヶ月間、以下のプランを契約していれば毎月割引となります。
プラン | 割引額 |
---|---|
auピタットプラン(スーパーカケホ)※ auピタットプラン(カケホ)※ 新auピタットプラン(通話定額なし) 新auピタットプラン(通話定額ライト) | 1,000円/月x12ヶ月 |
新auピタットプラン(通話定額) | 1,700円/月x12ヶ月 |
※2019年6月30日で新規受付終了
ケータイ→auスマホ割(s)の割引内容
ケータイ→auスマホ割(s)では、適用条件を満たした方のみが入れる「auピタットプラン(スーパーカケホ/s)」「auピタットプラン(カケホ/s)」に入ることが出来ます。
この(s)のついたauピタットプランに入ると、期限なく毎月1000円割り引かれます。
プラン | 割引額 |
---|---|
auピタットプラン(スーパーカケホ/s) auピタットプラン(カケホ/s) | 1,000円/月(期限なし) |
提供開始は2019年6月1日から。
新旧料金プランを簡単に比較してみよう
新旧の料金プランを簡単に比較してみましょう。
今回は、ケータイ→auスマホ割同士で比較しますが、1年目は
・従来のケータイ→auスマホ割+新auピタットプラン適用の場合; 毎月1,000円x12ヶ月割引
・ケータイ→auスマホ割(s)+auピタットプラン(s)適用の場合; スマホ応援割が毎月1,000円x12ヶ月割引
なので、1年目は同じ1,000円ずつ割り引かれます。
期間限定の割引で同一金額の割引なので、カウント外とすることにします。
ケータイ→auスマホ割(s)以外の割引がない場合
光回線セット割(auスマートバリュー)や家族割プラスがない場合。
3GB~4GB、5GB~7GBでは新料金プランのほうが安いこともありますが、全体的にはケータイ→auスマホ割(s)適用時のほうが安いです。
20GBまでの広範囲をカバーして、段階制で安いというのは大きいと思います。
auスマートバリュー(光セット),家族割プラスを加味した場合
続いて、auスマートバリューと家族割プラスを加味した場合で比較してみます。
ケータイ→auスマホ割(s)のほうが全体的に安いですが、その差は少し縮まっています。
3GB~7GB使う方はauフラットプラン7プラスのほうがお得かも。
ケータイからスマホに移る方はライトユーザーの方がメインだと思います。
3GB以下ではやはりケータイ→auスマホ割(s)のほうがお得です。
ただ、新auピタットプランと比べると、割引額は1,000円よりは小さいですね。
ちなみに、もともとあまり通話しない人は、通話定額がいらない、という方も多いかも。
ほとんど通話しない、という人であれば、新auピタットプランでも価格はほとんど変わりません。
同じ2980円で4GBまで使えるので、新auピタットプランのほうがオトクだと思います。
通話定額が必要ない人は、新auピタットプラン+ケータイ→auスマホ割を。
通話定額に入りたい人は、ケータイ→auスマホ割(s)+auピタットプラン(s)をおすすめします。
わかりにくさだけが目立つau新料金プラン…
実際運用してみると、以前のケータイ→auスマホ割に比べればお得だというのはわかるのですが…
やはりわかりにくいですよね…
自分に最適なプランがどれか、はっきり言えないのが非常に辛いです。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
docomo withとギガホ・ギガライトを比較できます。
au新プランにも対応。(ケータイ→auスマホ割(s)は対応準備中です)



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