こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
今月新発売になるiPhone 13シリーズは5Gに対応しています。
高性能なiPhone 13にはなおさら、「高速」「大容量」「超低遅延」の5Gはマッチしています。
NTTドコモ(・ahamo)・au・ソフトバンク・楽天モバイルはそれぞれ5Gサービスを展開しています。
どれを選ぶか悩ましいですよね……。
NTTドコモ・au・ソフトバンクはライトユーザー向けに段階制プラン、ヘビーユーザー向けに使い放題プランが用意されています。
似たようなプランと思いきや、実は結構キャリアによって特徴が分かれているのです。
また、最近注目のahamo・povo・LINEMOなどの新プランについては、キャリア発売のiPhoneを予約購入できるのはahamoだけです。
ahamo回線は、ドコモオンラインショップにて「機種変更」でahamoプランを維持して購入が可能。
使い放題型プランと段階制プランのそれぞれにおいて、NTTドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルのどのキャリアがおすすめか、考えていきましょう。
プランの詳細や購入は公式サイトから
iPhone 13シリーズの価格まとめ
まずは、簡単にiPhone 13シリーズの価格を整理しておきましょう。
各社とも2年後にスマホをキャリアに返却すると残りの残債が免除するキャンペーンが実施されています。
・ソフトバンク: トクするサポート+(48回分割で購入すると、最大半額免除, 2年後に「ソフトバンク販売機種の買い替え」が条件)
・au: スマホトクするプログラム(残価設定型24回払いで最終回(端末価格の40~50%分程度)免除、買い替え必要なし、au PAYカードでの支払いでボーナスポイント)
・NTTドコモ: いつでもカエドキプログラム(残価設定型24回払いで、最大半額程度免除, 返却が条件(買い替えの必要なし)早く返せば支払割引)
・楽天モバイル: iPhoneアップグレードプログラム(48回払いで、最大半額免除。事務手数料3,300円のみ負担。楽天カードでの支払いのみ)
プランの詳細や購入は公式サイトから
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの、スマホ料金プランの違いまとめ
それでは続いて、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの、スマホ料金プランを比較していきます。
「使い放題」型プランの違い
各キャリアのメインブランド(NTTドコモ・au・SoftBank・楽天モバイル)では、無制限の使い放題プランが提供されています。
価格は楽天モバイル以外横並びですが、細かい仕様は異なる部分も。
価格は税込 | NTTドコモ eximo | au 使い放題MAX 5G | ソフトバンク メリハリ無制限 | 楽天モバイル Rakuten最強プラン |
---|---|---|---|---|
音声通話 | 30秒22円 定額オプションあり | 30秒22円 定額オプションあり | 30秒22円 定額オプションあり | Rakuten Linkアプリ利用で通話無料 |
データ量(スマホ) | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
テザリング | 制限なし | 合わせて30GB (1回線につきデータプラスは5回線まで) | 合わせて30GB (1回線につきデータプラスは5回線まで) | 制限なし |
データシェア | 合わせて30GB (1回線につきデータプラスは1回線まで) | × | ||
海外ローミング | 2GB | |||
速度 | 混雑時や特に通信データ量が多い場合は、制限する場合あり | 高解像度動画の視聴時、一定容量を超える利用に制限あり (基準は非公表) | 時間帯により速度制御あり | 1日10GB以上で1Mbps制限 |
定価 | 7,315円 | 7,238円 | 7,238円 | 3,278円 |
光セット割 | ▲1,100円 | ▲1,100円 | ▲1,100円 | なし |
家族割 | 2人 ▲550円 3人~ ▲1,100円 | 2人 ▲550円 3人~ ▲1,100円 | 2人 ▲660円 3人~ ▲1,210円 | なし |
その他割引 | dカードお支払割 ▲ 187円 | au PAYカードお支払い割 ▲110円 | なし | なし |
最安価格 | ずっと 4,928円 (1~3GB 3,278円) (1GB以下 2,178円) | ずっと 4,928円 (3GB以下 3,278円) | ずっと 4,928円 (3GB以下 3,278円) | ずっと 3,278円 (3GB以下 1,078円) |
公式ページ | NTTドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル |
テザリングが無制限なのは、NTTドコモの「5Gギガホ プレミア」のみです。
auとソフトバンクは、テザリングとデータシェア合わせて30GBの制限があります。
5Gの速度に関して恩恵を受けやすいのは、NTTドコモでしょう。
auやソフトバンクは4G LTEの周波数を5Gに転用してエリア展開しているため、「5Gにつながった!」と思っても、速度はほとんど4G LTEと変わらない、というエリアが多いです(Sub-6のエリアが結構狭い)。
NTTドコモは4G周波数の転用を行わず、5G Sub-6など愚直にエリアを広げているため、5Gエリアで快適に使えるポイントも増えています(一部ではそこまで速度が伸びないところも存在しているのは事実ですが……)。
また、 auは動画視聴時に速度が制限され、結構厳しめな印象です。
ドコモ・ソフトバンクでは速度制御する可能性はあると書かれているものの、快適に利用可能。私が使っている分には、制御されたことはありませんでした。
楽天モバイルは、楽天回線エリアのみ無制限となっています。
パートナー回線エリア(au)は5GBまでしか利用できませんのでご注意ください。
プランの詳細や購入は公式サイトから
オンライン限定「ahamo」などプランの違い(ahamo, povo, LINEMO)
オンライン限定で申込可能な、3つのプランの違いを見ていきます。
価格は税込 | NTTドコモ ahamo | povo (povo2.0) | LINEMO スマホプラン・ミニプラン | 楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT VII |
---|---|---|---|---|
音声通話 | 1回5分まで通話無料 以降30秒22円 定額オプションあり | 通話無料なし 30秒22円 定額オプションあり | 通話無料なし 30秒22円 定額オプションあり | Rakuten Linkアプリ利用で通話無料 |
データ量(スマホ) | 20GB 超過後1Mbps 大盛りオプション+80GB増量 (テザリング○) | トッピングで 1・3・20・60・150GB 超過後128kbps +330円で1日使い放題 (テザリング○) | 3GB・20GB LINE対象サービスはカウントフリー 超過後1Mbps (テザリング○) | 3段階制 楽天エリアは無制限 au回線エリア5GB (テザリング○) |
eSIM | 〇 | 〇 | ○ | ○ |
データシェア | × | × | × | × |
メインブランドとの 契約期間引き継ぎ | ドコモ・ahamoで 引き継げる | 引き継げない | 引き継げない | そもそもメインブランド |
海外ローミング | 82ヶ国で利用可能 (データ量の範囲で 別料金なし) | × | 2,980円/日 (25MB以上) | 2GB |
割引 | ファミリー割引グループ 回線カウント対象 (割引は対象外, 家族内通話無料は ドコモ→ahamoのみ対象) | なし | なし | なし |
定価 | 2,970円 (大盛り:4,950円) | 20GB-2,728円 3GB-990円 など組合せ可能 | 20GB-2,728円 3GB-990円 | 3~20GB:2,178円 無制限:3,278円 (最安1GBまで0円) |
公式ページ | ahamo | povo | LINEMO | 楽天モバイル |
20GBの利用で並べた際には、価格帯としてはほぼ同じラインです(機種代⾦別途)。
auのpovoは近日中のプラン改定で、20GBトッピングをした場合の価格を示しています。
ソフトバンクのLINEMOは5分通話無料をオプションとして外出ししているため、250円程度安いです。
ahamoは、5分無料通話がついています。5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦がかかります。
また、3社とも割引はないものの、ahamoはNTTドコモのファミリー割引グループに加入でき、回線カウントの対象となります。
あくまで、ahamo発信については家族内通話無料などの割引対象ではないので、そこだけ注意でしょう。
iPhoneを購入する場合、各キャリアのオンラインショップから予約したい方も多いと思います。
オンライン限定プラン3サービスで比較して、iPhone 13シリーズが発売前や在庫切れの状態で予約できるのは「ahamo」のみです。
ahamoはドコモオンラインショップで「機種変更」の扱いで購入できるため、予約も可能です。
povoはau Online Shop では「端末単体購入」の扱いとなるため、在庫がある状態のみ購入可能です。予約はできません。
LINEMOはソフトバンクオンラインショップでは白ロム購入できないため、Apple Storeやキャリアショップで予約購入する必要があります。
他のキャリア向けプランと似てスムーズに機種変更できるのはahamoだと思います。
プランの詳細や購入は公式サイトから
iPhone購入可能なドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル・ahamoのプランをグラフで比較!
iPhone 13シリーズを直接購入可能なNTTドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル・ahamoでプランの料金を比較すると、以下の通り。
定価の場合
まずは、定価の場合です。

無制限プランはほとんど同じ価格になっていますが、ライトユーザー向け段階制プランは少しずつ変わっています。
ソフトバンクは3GBまでの3段階制。
ドコモとauは7GBまでですが、ドコモ「ギガライト」のほうが4段階制で細かく分かれています。
定価ではahamoのほうが安いです。
ただし、Apple Watchのワンナンバー(同じ電話番号でApple Watchセルラーモデルに着信できるサービス)やデータシェアはahamoでは利用できないので、要注意です。
楽天モバイルは、無制限で使う分には安いのですが、パートナー回線(au)エリアでは5GBまでしか使えません。ご注意ください。
プランの詳細や購入は公式サイトから
最大割引時の場合

光セット割と家族割・カード支払割を加味した価格は以下の通り。
ライトユーザー向けの段階制プランでは、auとソフトバンクの1GB以上は、無制限プランとほとんど同じ価格となっています。
1GB以上使うのがわかっているのであれば、au・ソフトバンクの方は「使い放題MAX」「メリハリ無制限」を契約したほうがいいでしょう。
一方、ドコモの「5Gギガライト」は他社と比べ安めの料金プランとなっています。
上限の7GBまでで収まるけど、Apple Watchワンナンバーを使いたいライトユーザーの方は5Gギガライトが一番お得に使えそう。
プランの詳細や購入は公式サイトから
それよりも安くお得に使いたいのであれば、ahamoや楽天モバイルがよいでしょう。
楽天モバイルは、エリアなどの兼ね合いから、できればサブ回線として(eSIMなどで)使うのがいいと思います。
ちなみに、全キャリア載せた場合は以下の通りです。

iPhoneの機種変更を自分で調達できる(Apple Storeを使うなど…)場合は、LINEMOなど3GBで990円で利用できるのは非常にオトクですね。
ご家庭に光回線があれば、UQ mobileやY!mobileでもiPhoneの取り扱いはあるため(新型iPhoneは少し遅れての取り扱いとなる場合も多いですが)、お得に使えると思います。
プランの詳細や購入は公式サイトから
プランを上手に見直して、特典を駆使してお得にiPhone 13を使おう!
プランの見直し方、わかりましたでしょうか?
スマホの料金プランを見直していないから、スマホが高いまま…という方も多いでしょう。
特に、MNP契約で購入すると特典が最大の22,000円分もらえるキャリアも多いです。
ぜひ、上手に特典を駆使しながら、オトクに使ってみてくださいね!
当サイトでは、「スマホ料金横断シミュレーション」をご用意しています。
簡単な条件(使っているデータ量・電話の頻度など)を入力すると、各キャリアごとにあなたに最適な料金を表示できるツールです。
気になる方は、そちらもぜひ使ってみてくださいね!
プランの詳細や購入は公式サイトから
コメント