こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
2021年2月より順次、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク・楽天モバイルはスマホ料金プランを改訂します。
スマホの料金プランは、家族で同じ陣営にまとめるのが安くするコツです。
今回は、当サイトでも好評だった1人分の料金プランシミュレーションに加え、家族でも概算をシミュレーションできるツールも合わせて作ってみました。
各陣営の、どのブランドを使ったらいいか、一つの表に見やすくまとめています。
また、シミュレーションツールの下に、容量ごと(使い放題・20GB・3GB以下)での料金プラン比較表を載せています。
サービスの違いについては、この表で確認してください。
ご自身の、また、家族の料金プランをシミュレーションして、最適の料金プランをぜひ見つけてください!
▼新プランの提供開始日時は、今のところ以下の通りとなっています
新プラン 提供開始日時 | NTTドコモ | KDDI/au | SoftBank |
---|---|---|---|
使い放題プラン | (5G)ギガホ プレミア 4/1提供開始 | 使い放題MAX 3/1提供開始 | メリハリ無制限 3/17提供開始 |
20GBプラン | ahamo 3/26提供開始 | povo 3/23提供開始 | SoftBank on LINE 3/17提供開始 |
サブブランド | – | UQ mobile くりこしプラン 2/1~提供中 | Y!mobile シンプルS/M/L 2/18~提供中 |
1人分のスマホ利用料金シミュレーション
ドコモ陣営、KDDI陣営、ソフトバンク陣営の各サービスを横断比較して、それぞれの利用データ量に合ったプランを選ぶシミュレーションです。
1人分の料金をシミュレーションします。
下表の緑枠内、データ量や適用する割引を選んでください。
入力すると自動的に右側の各キャリアの欄に最適プランと計算結果が表示されます。
(税込) | NTTドコモ(ahamo) | au(povo, UQ mobile) | ソフトバンク(LINEMO, Y!mobile) |
---|---|---|---|
通信プラン | |||
通話定額 オプション | |||
光回線 セット割 | ドコモ光セット割 (ahamo対象外) | auスマートバリュー (auのみ) | おうち割 光セット (on LINE対象外,Y!mobileは主回線のみ) |
家族割 | みんなドコモ割 (ahamoはカウントのみ対象) | 家族割プラス (auのみ) | みんな家族割+(SBのみ) Y!mobileは2回線目以降さらに500円引) |
指定カード 支払割 | dカードお支払割 (ahamo対象外) | au PAYカードお支払い割 (auのみ) | - |
通信料金合計 | |||
購入は | |||
プランの詳細や購入は公式サイトから
家族分の概算利用料金シミュレーション
家族のスマホ料金、概算をシミュレーションします。
このシミュレーションでは簡単のため、通話定額オプションは省いて計算しています。
表上や表1列目の緑枠内、適用したい割引などを選択し、各データ量に対応する家族の人数を入力してください。
入力・選択すると自動的に右側の各キャリアの欄に最適プランと計算結果が表示されます。
(スマホの方は横画面を推奨します…)
(OFFでサブキャリアも含めた計算となります)
※ドコモのロング学割は、シミュレーションに反映していません。
22歳以下の3GB以下のユーザーは「ケータイ→スマホ乗り換え」の欄に人数を入力すると、合計価格が大体同じ程度になります(申込時は「ギガライト」のプランをお申し込みください)。
利用するデータ量 | NTTドコモ(ahamo) | au(povo, UQ mobile) | ソフトバンク(LINEMO, Y!mobile) |
---|---|---|---|
↓各データ量ごとに対応する家族の人数を入力してください | |||
使い放題 人 | |||
3~20GB 人 | |||
1~3GB 人 | |||
1GB以下 人 | |||
ケータイ→ スマホ乗り換え 人 | |||
通信料金合計 | |||
購入は | |||
通話定額はシミュレーションに含んでいません。
★: 同じ欄内に2プラン表記される場合、表下の合計金額は★のほうのプランで計算しています。
2プラン表記で★がない場合は、同額の場合です。
※: Y!mobileは、光回線セット割は主回線に、家族割引回線は2回線目以降(主回線以外)に適用されます。表中は一人当たりの料金には含めず、「通信料金合計」の欄に反映させています。
プランの詳細や購入は公式サイトから
データ容量ごとの、スマホ料金プランの違いまとめ
同じ使い放題でも、キャリアごとに「使い放題の範囲」が違います。
このように、使えるデータ容量ごとに、キャリアのプランの違いをまとめます。
(この章は仕様をまとめたもので、シミュレーションツールではありません)
「使い放題」型プランの違い(5Gギガホ プレミア、使い放題MAX、メリハリ無制限)
使い放題プランは、NTTドコモ・au・SoftBank・楽天モバイルから提供されています。
項目ごとにまとめると、以下の通りです。
大きな違いは、テザリングのデータ量制限の有無と、通信速度の制限でしょう。
価格は税込 | NTTドコモ 5Gギガホ プレミア | au 使い放題MAX 5G | ソフトバンク メリハリ無制限 | 楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT VI |
---|---|---|---|---|
音声通話 | 30秒22円 定額オプションあり | 30秒22円 定額オプションあり | 30秒22円 定額オプションあり | Rakuten Linkアプリ利用で通話無料 |
データ量(スマホ) | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 楽天エリアは無制限 au回線エリア5GB |
テザリング | 制限なし | 合わせて30GB (1回線につきデータプラスは5回線まで) | 合わせて30GB (1回線につきデータプラスは5回線まで) | 制限なし |
データシェア | 合わせて30GB (1回線につきデータプラスは1回線まで) | × | ||
海外ローミング | 2GB | |||
速度 | 混雑時や特に通信データ量が多い場合は、制限する場合あり | 高解像度動画の視聴時、一定容量を超える利用に制限あり (基準は非公表) | 時間帯により速度制御あり | 1日10GB以上で1Mbps制限 |
定価 | 7,315円 (税抜6,650円) | 7,238円 (税抜6,580円) | 7,238円 (税抜6,580円) | 3,278円 (税抜2,980円) |
光セット割 | ▲1,100円 (税抜1,000円) | ▲1,100円 (税抜1,000円) | ▲1,100円 (税抜1,000円) | なし |
家族割 | 2人 ▲550円 (税抜500円) 3人~ ▲1,100円 (税抜1,000円) | 2人 ▲550円 (税抜500円) 3人~ ▲1,100円 (税抜1,000円) | 2人 ▲660円 (税抜600円) 3人~ ▲1,210円 (税抜1,100円) | なし |
その他割引 | dカードお支払割 ▲ 187円 (税抜170円) | au PAYカードお支払い割 ▲110円 (税抜100円) | なし | なし |
最安価格 | ずっと 4,928円 (税抜4,480) (3GB以下 3,178円 (税抜2,980)) | ずっと 4,928円 (税抜4,480) (3GB以下 3,178円 (税抜2,980)) | ずっと 4,928円 (税抜4,480) (3GB以下 3,178円 (税抜2,980)) | ずっと 3,278円 (税抜2,980) (3GB以下 1,078円 (税抜980)) |
公式ページ | NTTドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル |
auとSoftBankはテザリングはデータシェアなどと合わせて30GBの制限があります。
NTTドコモの5Gギガホ プレミアは、テザリング使用時のデータ量制限がありません。
一方、データシェアについては、NTTドコモの「データプラス」はギガホ1回線につき1回線限定となってしまいます。
au・SoftBankは1回線につきデータシェアの回線は5回線まで持つことができます。
通常時の通信速度は、NTTドコモ・SoftBankは速度制御する可能性があると記載があるものの、快適に利用可能。
auは動画視聴時に速度が制限され、結構厳しめな印象です。
楽天モバイルは、楽天エリアのみ無制限となっています。安めですが楽天エリアは狭いので、注意しましょう。
プランの詳細や購入は公式サイトから
【オンライン限定】20GBプランの違い(ahamo, povo, LINEMO)
オンライン限定で申し込みが可能な、20GBプランの違いを見ていきましょう。
ahamo, povo, LINEMOの3サービスを比較します。
価格は税込 | NTTドコモ ahamo | au povo | LINEMO | 楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT V |
---|---|---|---|---|
音声通話 | 1回5分まで通話無料 以降30秒22円 定額オプションあり | 通話無料なし 30秒22円 定額オプションあり | 通話無料なし 30秒22円 定額オプションあり | Rakuten Linkアプリ利用で通話無料 |
データ量(スマホ) | 20GB 超過後1Mbps | 20GB 超過後1Mbps +200円で1日使い放題 | 20GB LINE対象サービスはカウントフリー 超過後1Mbps | 4段階制 楽天エリアは無制限 au回線エリア5GB |
テザリング | 制限なし | 制限なし | 制限なし | 制限なし |
データシェア | × | × | × | × |
メインブランドとの 契約期間引き継ぎ | ドコモ・ahamoで 引き継げる | 引き継げない | 引き継げない | そもそもメインブランド |
海外ローミング | 82ヶ国で利用可能 (データ量の範囲で 別料金なし) | 提供予定(後日発表) | 2,980円/日 (25MB以上) | 2GB |
割引 | ファミリー割引グループ 回線カウント対象 (割引は対象外, 家族内通話無料は ドコモ→ahamoのみ対象) | 2021年夏までは 家族割プラスとの 回線カウント対象 (家族内通話無料は 発着信ともになし) | なし | なし |
定価 | 3,278円 (税抜2,980円) | 2,728円 (税抜2,480円) | 2,728円 (税抜2,480円) | 3~20GB:2,178円 (税抜1,980円) 無制限:3,278円 (税抜2,980円) (最安1GBまで0円) |
公式ページ | NTTドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル |
価格帯としては2,980円と、ほぼ同じラインです。
auのpovo・ソフトバンクのLINEMOは5分通話無料をオプションとして外出ししているため、500円安いです。
データ量は標準20GB。
auのpovoは「トッピング」で+200円支払えば申し込みから24時間使い放題になります。
ソフトバンクは、LINE対象サービスは20GBと関係なく使える、カウントフリーサービスがあります。
また、3社とも割引はないものの、ahamoはNTTドコモのファミリー割引グループに加入でき、回線カウントの対象となります。
あくまで、ahamo発信については家族内通話無料などの割引対象ではないので、そこだけ注意でしょう。
povoは2021年夏までの申込限定で、auの家族割プラスにカウント対象として含まれます(povo回線自体は割引されません)
ahamoはNTTドコモのその他プランからの変更でも、契約期間の引き継ぎが可能。
povo, LINEMOは、契約期間がリセットされます。
海外利用に最適なのは、今のところNTTドコモの「ahamo」。オプション料金や申し込みもなしで利用可能です。
プランの詳細や購入は公式サイトから
ライトプランの違い(ドコモ, UQ mobile, Y!mobile)
ライトプランは、NTTドコモのギガライト/5Gギガライト、UQ mobile「くりこしプランS」、Y!mobile「シンプルS」の3つで比較します。
auの「ピタットプラン」とソフトバンクの「ミニフィットプラン+」は、家族割を加味してもそこまで安くないため、UQ mobileやY!mobileとの比較としています。
価格は税込 | NTTドコモ (5G)ギガライト | UQ mobile くりこしプランS | Y!mobile シンプルS | 楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT V |
---|---|---|---|---|
音声通話 | 30秒22円 定額オプションあり | 30秒22円 定額オプションあり | 30秒22円 定額オプションあり | Rakuten Linkアプリ利用で通話無料 |
データ量(スマホ) | ~1GB,3GB,5GB,7GB 4段階定額 超過時128kbps | 3GB 超過時300kbps | 3GB 超過時300kbps | ~1GB,3GB,20GB,無制限 楽天エリア無制限 au回線エリア5GB |
テザリング | データ量の範囲で制限なし (1回線につきデータプラスは1回線まで) | データ量の範囲で制限なし | データ量の範囲で制限なし | 制限なし |
データシェア | × | ○ | 提供なし | |
海外ローミング | × | △「海外パケットし放題」利用 | 2GB | |
定価 | ~1GB:3,465円 (税抜3,150円) 1〜3GB:4,150円 (税抜4,565円) (最大7GBまで) | 1,628円 (税抜1,480円) | 2,178円 (税抜1,980円) | ~1GB:0円(1回線目のみ), ~3GB:1,078円 (税抜980円) (無制限3,278円 (税抜2,980円)) |
光セット割 | ~1GB:なし 1~3GB:▲550円 3GB~:▲1,100円 | なし | ▲1,188円 (主回線のみ) | なし |
家族割 | 2人 ▲550円 3人~ ▲1,100円 | なし | ▲1,188円 (副回線のみ) | なし |
その他割引 | dカードお支払割 ▲ 187円 ロング学割:22歳まで▲550円+2GB増量 | なし | なし | なし |
最安価格 | ~1GB:2,178円 (税抜1,980円) 1〜3GB:2,728円 (税抜2,480円) (学割最安1,628円(~3GB) (税抜1,480円)) | 1,628円 (税抜1,480円) | 990円 (税抜900円) | ~1GB:0円(1回線目のみ), ~3GB:1,078円 (税抜980円) |
公式ページ | NTTドコモ | UQ mobile | Y!mobile | 楽天モバイル |
基本的にはUQ mobileやY!mobileの方が安い傾向です。
ただし、家族の中に使い放題プランの利用者がいる場合は、家族トータルで考えるとドコモに統一した方が安くなる可能性はあります。
NTTドコモは、特にロング学割適用で学生の方は3GB1,480円で利用可能と、UQ mobileにも並ぶ価格で利用できます。
UQ mobileは割引を完全撤廃し、一人でも安く使えます。
Y!mobileは、家族割か光回線セット割を組み合わせれば、500円の割引で3GB1,480円で利用可能。
UQ mobileの料金が安いおかげで、家族内をKDDI陣営で統一しても結構安く使える印象です。
(シミュレーションでご確認ください)
学割の比較については、別途学割の記事をまとめているのでご覧ください。
プランの詳細や購入は公式サイトから
シミュレーションをもとに、家族みんなで安く使えるプランに見直そう!
2021年2月以降、各社はスマホ料金プランの改定を実施し、安い価格で利用できます。
しかし、何もしていなくても安くなるわけではなく、必ず「プラン変更」をしなければなりません。
ドコモ陣営(ドコモとahamo)、KDDI陣営(au, povo, UQ mobile)、ソフトバンク陣営(SoftBank、Y!mobile、LINEMO)はそれぞれ順次プラン変更で行き来できるようになりますので、インターネットからでも簡単にプラン変更可能です。
MNPも手数料が安くなったり、無料になったりしていますので、乗り換えも以前より格段にしやすくなっているはず。
ぜひ、一度当ページのシミュレーション結果をもとに、スマホの料金プランを見直してみてくださいね!
プランの詳細や購入は公式サイトから
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