こんにちは。MATTUです。
前回の記事では、auの電話回線(3G通話)をメインに、ドコモ系格安データSIMをサブに安く運用する方法をご説明しました。
今回は、実際にその運用が可能なDSDS(2回線同時待ち受け対応)のスマートフォンを探してみようと思います。
[2018.03.16更新]Galaxy S9/S9+の情報を更新しました。
[2017.12.06更新]OCN goo g07++の情報を更新しました(g07+のスペックアップ版)
紹介するスマートフォンは、主に5つ!
おススメ順に挙げていきます。
Galaxy S8/S8+/Note8/S9/S9+/Note9
Samsungが発売しているGalaxy S8/S8+,Galaxy Note8,Galaxy S9/S9+, Galaxy Note9の一部モデルでcdma2000が搭載されています。
cdma2000が搭載されていて、かつDSDSのモデルは、新しい順に
・Galaxy Note9 : SM-N9600
・Galaxy S9 : SM-G9600
・Galaxy S9+ :SM-G9650
・Galaxy Note8 : SM-N9500
・Galaxy S8 : SM-G9500
・Galaxy S8+ :SM-G9550
です。すべて、香港版のモデルになります。
国際版の、型番の最後に「FD」がつくモデル(SM-N950FD(Note8),SM-N960FD(Note9)など)は、cdma2000に非対応です。
北米版の、型番の最後に「U」がつくモデル(SM-N950U(Note8),SM-N960U(Note9)など)は、cdma2000に対応しているものの、シングルSIMになります。
ですので、香港版の、下4桁が9500,または9600で終わるモデルを購入してください。
買われる方は十分注意してください。
Galaxy Note8やS9などではauのSIM⑥で使える、という報告を受けておりますが、自己責任でお試しください…
香港版のcdma2000対応モデルが売られているのはEXPANSYSです。
・Galaxy Note9 : SM-N9600
・Galaxy S9 : SM-G9600
・Galaxy S9+ :SM-G9650
・Galaxy Note8 : SM-N9500
・Galaxy S8 : SM-G9500
・Galaxy S8+ :SM-G9550
※ROM容量、色別のリンクは次章のGalaxyの節に記載しています。
OnePlus 5
2017/6/26発売の、cdma2000対応スマートフォンです。
結構評判がいいモデルです。
OCN goo g07++
OCNから格安スマートフォンg07++が発売されました!!!
価格が24,800円とかなり抑えつつも、auの3G通話とドコモのプラスエリア(LTE/3G)に対応しています。
スペックなどは下の記事でも紹介しています。

g07+は、au ICカード ver.001には対応しておりません。これは2003年から配布が始まり10年ほど前にver.002に切り替わったau 3Gの初代のSIM(フルサイズ)であり、対応の意欲はあるのですが、入手が極めて困難なため、非対応とさせていただいております。
— covia/株式会社コヴィア (@covia_net) April 19, 2017
SIM自身もフルサイズであり、経年による劣化も進んでいると思われますので、auショップ等にてSIMの交換をお願いします。
アンテナピクト表示が1Xなのは、auのCDMA2000が、CDMA 1X WINと呼称されていたため(現在はau 3G)、この表示とさせていただいております。— covia/株式会社コヴィア (@covia_net) April 19, 2017
Google Pixel
Google PixelはGoogleが発売する、Nexusシリーズに変わる新しいスマートフォンです。
Pixelには、5.0インチのPixel、5.5インチのPixel XLの2サイズあります。
両方とも、auの3G電話回線にも対応します(次の章で詳細を説明します)
モデルとしては、国際版と北米版の2タイプありますが、ドコモの回線の関係で国際版を使用することをお勧めします。
※ETORENでは国際版を販売しているとのこと。
※Pixelは日本の技適(技術適合審査。日本でこの端末を使っていいですよーという審査)を通過していないです(2016/10現在)
Zenfone 3 Deluxe 5.7インチ
Zenfone 3 シリーズは、2016年10月に発表、発売開始されたスマートフォンです。
このZenfone 3シリーズの中で、auの3G通話回線に対応しているのは、唯一Zenfone 3 Deluxe 5.7インチのみです。
※Zenfone 3 Deluxe 5.7インチは日本の技適を通過しているので、安心して使用できます。
対応周波数帯を比較してみる
今回は、日本国内に絞って対応している周波数帯を見てみます。
3Gバンド
バンド | 周波数 | ドコモ | au | SB | Galaxy Note8/S8/S8+ (SM-〇9500) | OnePlus 5 | goo g07++ | Google Pixel 国際版 | Zenfone 3 Deluxe 5.7inch | LeEco Le Max 2 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
cdma2000 BC0 | 800MHz | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||
W-CDMA Band 1 | 2.1GHz | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
W-CDMA Band 6 | 800MHz | ● | ● | ● | ● | ||||||
W-CDMA Band 8 | 900MHz | 〇 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||
W-CDMA Band 9 | 1.7GHz | △ | ● | ||||||||
W-CDMA Band 11 | 1.5GHz | 〇 | |||||||||
W-CDMA Band 19 | 800MHz | △ | ● | ● |
LTEバンド
LTEバンド | 周波数 | ドコモ | au | SB | Galaxy Note8/S8/S8+ (SM-〇9500) | OnePlus 5 | goo g07++ | Google Pixel 国際版 | Zenfone 3 Deluxe 5.7inch | LeEco Le Max 2 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Band 1 | 2.1GHz | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
Band 3 | 1.7/1.8GHz | 〇 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
Band 8 | 900MHz | 〇 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||
Band 11 | 1.5GHz | 〇 | |||||||||
Band 18 | 800MHz | ● | ● | ● | ● | ● | |||||
Band 19 | 800MHz | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||||
Band 21 | 1.5GHz | △ | ● | ||||||||
Band 26 | 800MHz | 〇 | ● | ● | ● | ● | ● | ||||
Band 28 | 700MHz | △ | △ | △ | ● | ● | ● | ● | |||
Band 41 | 2.5GHz | △ | △ | ● | ● | ● | ● |
※Band19はBand6を内包
※Band26はBand18を内包
Galaxy S9/Note9シリーズは使い心地抜群!
Galaxy Note9/Note8はペン入力ができるモデルで、結構人気です。
Galaxy Note8についてはレビューを結構上げています。


Galaxy S8やS8+は、発売後1年たって少し値下がっているところです。
手ごろな値段で最新のスマホを触りたい人にはお勧め。
S8とS8+の違いは、画面の大きさぐらいです。
S9、S9+も2018年3月中旬より発売されています。
カメラは絞りが変えられる仕様になっていて、非常に写りが良いです。
また、S9+は、Note8と同じくダブルレンズになっています。
価格を考えると、Zenfone3 Deluxe 5.7インチか、Galaxy S8?
それでも価格を抑えめにするならば、Zenfone 3 Deluxeは輸入総額60,000円程度(2017/10/12現在)。
AmazonよりETORENのほうが安いです。
発売後1年が経過し、少し安くなっています。
ちょっと5.7インチだと大きいなぁ…という人は、OnePlus5がおススメかも。
iPhoneに似たフォルムですが、結構ハイスペックなモデルで、各所からの評判はいいです。
g07++は格安!
g07++の登場で、価格はぐんと安くなりました。24,800円。

プランについて
プランの詳細は、前回の記事をご覧ください。

また、2年を超えて、例えば4年使い続けるならば、さらに78,242円節約できるので、長い目で見ればかなりのお得になります。(頻繁に買い替えたいユーザーには効きませんが…)
※auは3G通話回線であるcdma2000を2020年に停波する(使えなくなる)という噂なので、2020年以降はほかの手を考える必要がありますが、それまではこの体制で節約できます。
※あとは、スマホを壊さないか?という不安はありますが…キャリアとは異なり、メーカー1年保障しかありませんので。。。
※メインの電話回線をドコモ系・au系(VoLTE対応)の格安SIMに乗り換えるのが、トータルコスト的には最も安くなります。
また、国内のMVNO(格安回線を提供している事業会社)からも購入できます。
ただし、家族との通話はかけ放題にしたいとか、auのメールアドレス(~@ezweb.ne.jp)は使い続けたい、という場合は、上記の方法が最も安くなると思います。
買えるところ
国内では、g07++以外、MVNO(格安回線を提供している事業会社)では、紹介した2機種を売っていません。
Galaxy Note8/S8/S8+
Galaxyシリーズ | 色 |
---|---|
Galaxy Note8 256GB | Deepsea Blue,Midnight Black |
Galaxy Note8 128GB | Deepsea Blue,Orchid Gray,Midnight Black |
Galaxy Note8 64GB | Orchid Gray |
Galaxy S8 64GB | Orchird Gray,Rose Pink,Maple Gold |
Galaxy S8+ 128GB | Orchird Gray, Rose Pink |
Galaxy S8+ 64GB | Midnight Black, Orchird Gray, Coral Blue |
g07++
g07++はOCNが運営しているgooSIMsellerにて発売しています。
購入はこちらから。
g07+はAmazonなどでも出品されています。