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【AQUOS R6 開封レビュー】カメラが楽しい!普段使いは?メリット・デメリットを整理

Smartphone

こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

AQUOS R6は1インチセンサーのカメラを豪快に載せた、写真撮影にこだわりたい方にはおすすめのスマホです。

背面のカメラは非常にインパクトがありますが、AQUOS R6での撮影、楽しいですが癖があるようにも感じます。

「カメラ」が前面に出ているAQUOS R6ですが、普段使いのスマホとしてはどうなのでしょうか?

今回は、AQUOS R6の開封レビューをお届けします。数日使って感じたメリット・デメリットを整理してみます。

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AQUOS R6を使っていて感じたメリット・デメリット

カメラのインパクトが非常に強いAQUOS R6ですが、普段使いとしてはいかがでしょうか?

AQUOS R6を使っていて感じたメリット・デメリットをまとめていきます。

エッジの丸みで、持ちやすくなった!

今回のAQUOS R6はエッジが丸みを帯びており、持ちやすくなりました。

AQUOS R5Gは、側面のフレームが太めで、握ると手のひらにがしっと大きなものを挟んでいる印象がありました。
AQUOS R6のエッジの丸みは適度で、特に背面からの丸みがしっかりしており、フレームも細めで刺さる印象もありません。

かなり持ちやすく感じました。

側面(上下面)はすこしへこんでいるのが面白い

AQUOS R6の右側面

右側面にはボタン(音量・Googleアシスタント・電源)がついています。
Googleアシスタントボタンは、設定で使えるのはON/OFFのみで、ほかのアプリへの割り当てはできません。

AQUOS R6の下面

上面・下面が面白いと思うのは、少しへこんでいるのです。
下面にはUSB、イヤホン端子、スピーカー穴がありますが、フラットなスマホは多い中端末内部側にへこんでいるデザイン。
なかなかに面白いです。

重さは207g。200gを超えていても、持ち心地の良さでそこまで重さを感じない

200gを超えているけど、案外持ちやすい

重さも測ってみると、207gでした。

個人的には最近のスマホのボーダーラインは200gで、これを超えると重さを感じるような気がしています。

AQUOS R5Gのほうが軽いのですが、ここも不思議。
確かに持ち比べるとAQUOS R5Gのほうが軽いのですが、持ち心地のおかげでAQUOS R6のほうが違和感はないです。

同じ2021年前半のフラッグシップモデルである、Galaxy S21 Ultraは220gを超えています。
持ち心地もそんなに差がなく、やはり手に取るとずっしり来る印象。

画面も縁がカーブしている「エッジディスプレイ」は使いにくい

エッジディスプレイ、結構エッジが大きい

側面がカーブしているのは、持ち心地としては非常にいい印象を与えているのですが、画面まで結構カーブしているのはマイナスポイントです。

昨年のAQUOS R5G(右)はフラットだったが、今年のAQUOS R6はかなりエッジ

エッジディスプレイの程度としては、Galaxy Note20 Ultraなど、Galaxy Noteシリーズと同等。

エッジディスプレイの最大の欠点は、普通に持っていても手のひらの肉がエッジに干渉してしまうことです。

カメラ構えるときの、エッジの手の位置によっては誤作動することも

また、カメラアプリで写真を撮る際に、特に片手で撮影すると構えの位置によっては誤作動を起こす可能性があります。
側面に指を置く位置がないおかげで、指が画面に干渉しやすくなってしまいます。

(いろいろとパワー関係はあるとは思いますが)Googleアシスタントボタンを付けるぐらいなら、シャッターボタンを付けてくれたほうがよかったんじゃないかとは思いますね。

画面がかなりきれい、明るい!晴天下でも視認性がかなりいい

AQUOS R6に他機種で撮影した写真を表示

個人的にAQUOS R6でかなり印象的だったのが、画面がかなり明るくきれい、という点です。

AQUOS R6は「Pro IGZO OLED」搭載。AQUOS Rシリーズとしては初めての有機EL搭載モデルです。
(AQUOS zeroシリーズは有機EL採用あり)

同じ写真を表示した様子

かなり発色がよく、想像以上にきれいに見えている印象があります。
AQUOS R6は赤みが若干出ている印象。やわらかく仕上がる印象にあります。

また、晴天下で動画撮影をした際も、AQUOS R5GよりAQUOS R6のほうがずっと見やすい印象がありました。

ただし、画面がきれいすぎて、撮った写真をAQUOS R6で確認した場合とPCや他スマホで確認した場合でかなり印象が変わります。
ここは注意したほうがいいのかもしれません。

指紋認証エリアが大きく、登録も認証もかなり速い

指紋認証は、登録も認証も非常に速い印象を受けました。

下の動画で、登録・認証のシーンを収録しています(再生ボタンで該当箇所から再生します)

ワンタッチで登録完了、というのは今まで経験したことがなく、驚きました。

また、指紋認証完了後もずっとホールドしておくと、「Payトリガー」が起動します。
あらかじめ指定したアプリが起動されます。
ドコモ版では「d払い」が起動されますが、支払アプリ以外の任意のアプリでもOKです。

AQUOS R6のスペックとベンチマークを比較。動作は快適?

AQUOS R6の動作環境を簡単にご紹介します。

AQUOS R6のスペックをAQUOS R5Gと比較

AQUOS R6のスペックをAQUOS R5Gと比較してみます。

AQUOS R6 SH-51BAQUOS R5G SH-51A
大きさ162x74x9.5mm, 207g162x75x8.9mm, 189g
ディスプレイ6.6インチ Pro IGZO OLED 有機EL6.5インチ Pro IGZO TFT
CPUSnapdragon 888 5GSnapdragon 865 5G
メモリ(RAM)12GB12GB
ストレージ(ROM)128GB256GB
バッテリー容量5000mAh3730mAh
カメラ20MP+ToF12MP(標準)+12MP(望遠)
+48MP(超広角)+ToF
ワンセグ・フルセグ×
FMラジオ×
おサイフケータイ
価格115,632円111,672円

CPUは最新版のSnapdragon 888を搭載。

ストレージは半減してしまいましたが、バッテリー容量は5000mAhにアップしています。

また、ワンセグ・フルセグは非搭載になった代わりに、FMラジオを搭載。災害時の電池持ちを考えても、FMラジオはメリットになるでしょう。

ベンチマーク測定結果

Antutuベンチマーク(v9)とGeekBench 5の測定結果は、以下の通りです。

機種CPU・メモリ価格Antutu v9Geekbench 5
AQUOS R6Snapdragon 888
/ 12GB
115,632円746071S 1124 M 3466
Galaxy S21 5G
SO-51B
Snapdragon 888
/ 8GB
99,792円671240S 1013 M 3090
Galaxy S21 Ultra 5G
(香港版)
Snapdragon 888
/ 16GB
151,272円723103S 1106 M 3057
AQUOS R5GSnapdragon 865
/ 12GB
111,672円658239S 880 M 3045
Galaxy Note20 Ultra 5G
(香港版)
Snapdragon 865+
/ 12GB
145,728円630364S 957 M 3221
Xperia PROSnapdragon 865
/ 12GB
249,800円641157S 907 M 3148
Xperia 1 II
SO-51A
Snapdragon 865
/ 8GB
118,800円640051S 895 M 3244
(iPhone 12 mini)(A14)(82,280)(569830)
(v8)
S1590 M4120

AQUOS R6は、Snapdragon 888搭載端末の中では最高値をたたき出しています。

ゲームなどもかなり快適に使えるでしょう。

ただし、熱はすこし持ちやすい印象

ベンチマークを回してると、かなりスマホの温度は高くなりました。

Antutuベンチマーク上に温度モニターがあるので、見比べてみると…

AQUOS R6(左)・AQUOS R5G(真ん中)・Galaxy S21 Ultra(右)のベンチマークモニター温度

AQUOS R6は、40℃程度を記録しています。
AQUOS R5G(35.5℃)よりは高く、Galaxy S21 Ultra(39.5℃)とは同程度にはなっています。

ただ、触った体感でいうと、AQUOS R6のほうがかなり高い印象。

また、晴天下(気温28℃程度)で動画撮影をする状況で、3分半程度回していたら高温で撮影強制終了となりました。
Galaxy S21 Ultraも同じ環境で撮影しても、6分ほど撮影しても問題なく撮影できました。
Galaxy S21 Ultraも熱くなりやすいですが、それ以上に熱くなるのは不安になります。

AQUOS R6のカメラを使って感じること

AQUOS R6はカメラの進化が目玉です。
カメラについては、別途レビューを行いますが、まず少し撮影して感じたことをご紹介します。

1インチセンサー搭載、ゆがみの少ないこだわりのカメラ

AQUOS R6は、1インチセンサーを用いたカメラ。
通常のスマホセンサーと比べると5倍のセンサーサイズを搭載しています。

レンズは、ライカのズミクロンレンズ。7枚のレンズを組み合わせ、ゆがみは10分の1。

レンズ自体は35mm換算で19mm(超広角0.7倍相当)。

確かに撮影してみると、ほかのカメラの超広角レンズにあったゆがみは少ない印象があります。

普通の「スマホで撮影」の感覚でなく、「カメラでこだわりの写真を撮る」感覚で

個人的に感じたのは、いつもスマホで撮影しているような「気軽にひょいと撮影」というよりは、カメラが好きな人がこだわりの写真を撮る感覚を養ったほうがいいかと思いました。

AQUOS R6 1倍(オート撮影)
AQUOS R5G 標準レンズ
Galaxy S21 Ultra

AQUOS R6で撮影すると、前作のAQUOS R5GやGalaxy S21 Ultraと比べても暗め・赤めに撮れる印象があります。

ただし、右側中央にある木の陰の個所など、暗くてもちゃんと黒くつぶれずに撮れています。

最近のスマホはSNS映えを意識し、無理に明るくする傾向がありますが、AQUOS R6は「暗くてもいいから忠実に、繊細に」という印象があります。

本物はここまで暗くなかった記憶はありますが……。

望遠端(6倍)

AQUOS R6(6倍)
AQUOS R5G(望遠レンズ 6倍)

望遠は、2~3倍程度までが限度でしょうか。6倍はなかなか難しいです。
望遠を頻繁に撮る方はほかのスマホがいいかも。
単焦点レンズを使って撮る感覚がふさわしいかもしれません。

写真の場合は、6倍はなんとかきれいに収まっていますが(超解像ズームも助けているのでしょうが)、動画で6倍を録るとはかなり粗くなります。

超広角

超広角はどちらも0.7倍。

AQUOS R5G(超広角)
AQUOS R5G 超広角レンズ

1インチセンサー、納得のボケ感

AQUOS R6の食事の写真も一部お見せします。

AQUOS R6で食事の写真

確かに暗めには撮れるのですが、きれいに撮れます。

背後のオレンジのボケ感、いいですね。

AQUOS R6
AQUOS R5G

AQUOS R6とAQUOS R5Gでそれぞれうどんを撮っています。

ちょっと画角が違うのは申し訳ないのですが、AQUOS R6のほうが引きの写真なのに、後ろのオレンジのボケなど、AQUOS R6のボケがすごいです。

食事を認識して過度にぼかすカメラも多い中、このような自然なボケを撮れるのは非常にうれしいことです。

動画はかなり明るく撮れる!音声もきれい

動画の撮影比較もしてみました。
下の動画で、AQUOS R5GやGalaxy S21 Ultra、Xperia PROなどとも比較しています。

印象としては、写真は暗く撮れるのと裏腹に、動画はかなり明るく、「SNS映え」とも見える映像で撮影できます。

木々の緑が非常に明るく、音声もかなりきれいな音で撮影できます。

写真で撮れる印象と、動画で撮れる印象はかなり変わるなぁと思います。
また、動画撮影中にAIで画像を自動保存されるのですが、動画ではかなり明るく撮れるのに、自動保存された写真は暗いのです。

動画撮影中に自動保存された写真(AQUOS R6)

あくまで動画と写真ではテイストが全く違うのは、貫かれているようです。

AQUOS R6、普段使いはかなり快適!カメラはうまく特徴をつかもう

AQUOS R6は、普段使いはかなり快適に使えます。
エッジディスプレイのみもったいないところではありますが、動作や使い心地など総合的に考えると非常に使いやすい印象があります。

一方で、カメラは今までの「スマホで気軽にカメラを撮る」という感じよりは、明るさやボケ感など結構癖があるので、AQUOS R6なりの癖をとらえて撮影するほうがよさそうな気がします。

もちろんバンバン気軽に撮れるのはいいとは思いますが、AQUOS R6が本領を発揮する構図はほかのスマホと異なる気がしています。

明るいだけが写真じゃない、というのを味わうことができる、いいスマホだと感じました。

ぜひ一度使ってみてください。

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