こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
Galaxy S20 5GとAQUOS R5G、5G対応の高性能スマートフォン2機種が3月から発売されています。
カメラはメーカーによってチューニングがかなり異なり、得意な写真・苦手な写真がありますが、Galaxy S20 5GとAQUOS R5Gの得意分野・苦手分野はどんなシーンでしょうか?
実際に撮影して比較しました。

Galaxy S20 5GとAQUOS R5Gのカメラスペックを比較
Galaxy S20 5GとAQUOS R5Gのカメラスペックを比較してみましょう。
Galaxy S20 5Gのカメラの仕様
Galaxy S20とGalaxy S20+の差は、深度測位カメラ(ToFセンサ)の有無です。
Galaxy S20+のみにToFセンサがついています。
それ以外は一緒です。
メインカメラは12MP、超広角も12MP、望遠カメラはハイブリット3倍の64MPが搭載されています。
2019年モデルのGalaxy S10やGalaxy Note10+ではメインカメラは絞り(F値)が2段階可変となっていましたが、Galaxy S20やGalaxy S20+は絞り固定となっています。
なお、フロントカメラはGalaxy S20, Galaxy S20+とも、F2.2・10MPとなっています。
項目 | Galaxy S20 5G SC-51A (NTTドコモ) | Galaxy S20 5G SC-51A (ahamo) | Galaxy S21 5G SC-51B (NTTドコモ) | Galaxy S21 5G SC-51B (au) |
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MNP契約 | 57,200円 (▲22,000) | 57,200円 | 99,792円 | 80,010円 (▲22,000) |
新規契約 | 79,200円 +20,000pt還元 (実質59,200円) | 57,200円 | 99,792円 | 91,010円 (▲11,000) |
機種変更 契約変更 | 68,200円 (▲11,000) | 68,200円 | 99,792円 | 102,010円 +5,500円CB (実質96,510円) |
AQUOS R5G
AQUOS R5Gは、標準カメラが12.2MP、望遠カメラも12.2MPで光学2倍、超広角カメラが48MPを搭載しています。
超広角カメラに高画素を採用しているのは面白いところですね。
ToFカメラ(深度測位センサ)も搭載されています。
光学式手振れ補正は標準カメラと望遠カメラのみに搭載(超広角カメラには非搭載)です。
フロントカメラは、F2.0・16.4MPとなっています。
シーン別、Galaxy S20とAQUOS R5Gの作例比較
シーンごとにGalaxy S20とAQUOS R5Gの作例を比較しながら、得意なところ・苦手なところを見ていきましょう。
風景:AQUOS R5Gが非常に美しい!望遠重視ならGalaxy S20かも
まずはAQUOS R5Gから。

AQUOS R5G(風景・標準)
美しく撮れています。現実に近い色味を出せているのはAQUOS R5Gならでは。

Galaxy S20(風景・標準)
Galaxy S20 5Gは、風景もどぎつめに出している印象。
Galaxy、あれ、こんなんだったっけ…という感じがします。
ちなみにこれはGalaxy Note10+。こちらのほうが自然な色味を出していると思います。
Galaxy S20 5Gは、Note10以前から大きく色のバランスを変えてきている印象があります。ちょっと鮮やかを狙いすぎて間違えてしまった感…
ただし、望遠性能はGalaxy S20 5Gが確かです。

Galaxy S20(風景・10倍)
同じショットで10倍で撮ってみると、光学3倍+64MPが光っているのか、かなり遠くにいる人の様子も結構はっきり目に見えます。
顔や花びらなど細かいところはわからないですが、遠くを撮りたい人にはおススメですね。
もう一つ、作例をご紹介しましょう。

Galaxy S20(風景・標準)

AQUOS R5G(風景・標準)
このシーンも、Galaxy S20 5Gはぶっ飛びすぎている印象があります。
AQUOS R5Gの外の景色での色味は、かなり好きです。
部屋の中
光がかなり差し込むカフェの、天井の飾りを撮ってみました。

Galaxy S20(部屋の中・標準)
Galaxy S20 5Gはかなり赤めに出ていますね。

AQUOS R5G(部屋の中・標準)
逆に、AQUOS R5Gはかなり青白い感じです。
カメラによってかなり色味の差が出やすいのは室内の特徴かもしれません。
こう並べてみると、Galaxy S20 5Gはエモさの範囲内でできるだけ本物に近く寄せているのかも、とも思います。
本物はAQUOS R5GとGalaxy S20 5Gの間ぐらいでした。
マクロ撮影
桜の花びらたちを撮影してみました。

Galaxy S20(マクロ・標準)

AQUOS R5G(マクロ・標準)
AQUOS R5GはToFセンサあり、Galaxy S20 5GはToFセンサなしですが、ボケ感はGalaxy S20 5Gのほうが強いような気もします。
強いのが決していいわけではなく、センターの花の右側にいる花びらは、だいたいセンターと同じぐらいの近さにいるはずなので、ボケ感は同じであるべきです。
マクロなショットもきれいに撮りたい方は、やはりToFアリのものを選んだほうがいいかもしれません。
色味は、普通の外の風景と同じ感じでしょう。
花びらのピンク色の感じは、AQUOS R5Gがかなりいいセンスを出していそう。
食べ物

Galaxy S20(食事)