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【AQUOS wish2 実機レビュー】AQUOS wishとの違いは?実際に使って感じたメリット・デメリットを比較

Smartphone

こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

2万円台のスマホが熱いです!
同じ2万円台のarrows WeGalaxy A22 5Gに比べ、CPU(頭脳)がSnapdragon 695に進化したAQUOS wish2NTTドコモauUQ mobileY!mobileで発売されています。

1月に発売されたAQUOS wishと比べると、違いはCPUが進化した点、といったところではありますが、CPUが強化されるとだいぶ違った印象を抱きます。

ただ安いだけではなく、性能がよくサクサク動作するのは非常に評価に値します。
CPUが変わると、どれだけ快適になるのでしょうか?

今回は、実際にAQUOS wish2を使って感じた、スペック表に現れないメリット・デメリットをご紹介していきます。

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AQUOS wish2のサイズ感、シンプルさがちょうどいい!

それでは、AQUOS wish2を紹介していきます。

さらさら、肌触りの気持ちいい背面

AQUOS wish2は、NTTドコモとワイモバイルから発売されています。
CPUの異なる姉妹機であるAQUOS wish は、au・UQ mobile・Y!mobile・楽天モバイルから発売されておりますが、両機種を共通して、NTTドコモでのカラーと他キャリア販売版のカラーが異なるのが特徴的です。

NTTドコモ版 ブルー・コーラル・ホワイト・チャコール

NTTドコモ版AQUOS wish2は、ブルー・コーラル・ホワイト・チャコールの4色がラインナップされています。

ドコモ版以外のAQUOS wish2・AQUOS wishのカラー。左から「チャコール」「オリーブグリーン」「アイボリー」

ドコモ版以外のキャリアやメーカー版では、チャコール・アイボリー・オリーブグリーンがラインナップされています(チャコールは共通)。

今回、私の手元にやってきたのはNTTドコモ版AQUOS wish2の「ブルー」です。

ブルーと言いながら、優しいパステルカラーの色合いです。
再生プラスチック材を利用した環境にやさしい背面ですが、非常にすべすべしており握り心地がいいデザインですね。
温かみがあります。

AQUOS wish2自体は5.7インチと、ゴールデンサイズともいえるちょうどいい大きさでしょう。
arrows Weなど2万円台のスマホは、ほぼ同じ5.7~5.8インチの大きさでそろっています。

AQUOS wish2とAQUOS sense5Gはほぼ同じ大きさで、AQUOS sense6は少しだけ大きめのデザイン。
横幅はあまり変わらず、非常に使い勝手良いです。

側面デザインは、中央がへこみ握りやすいデザイン

左がAQUOS wish2、右がAQUOS sense6s。同じ形状です

AQUOS wish2の側面デザインも、AQUOS sense6と同様、側面の中央部が少しへこんだデザインになっています。
親指を側面に置く場合など、握る際には指の腹にちょうどフィットするので、非常に握りやすいです。

指紋センサーは電源ボタンと別になっており、下によっています。
AQUOS wishの時も同じでしたが、親指で認証する場合でも、指紋センサの位置がちょっと下すぎる印象はあります。

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会計の際に、瞬時にコード決済アプリを立ち上げられる「Payトリガー」

AQUOS wish2には、「Payトリガー」という機能が搭載されています。

ホーム画面表示中に指紋センサーをタップすると、指定したアプリをダイレクトに起動できる
好きなアプリを右下にフォルダ表示することも可能

ホーム画面表示中に指紋センサーを長押しすると、設定したアプリを起動します。
「Payトリガーフォルダー」という、複数のアプリを右下にショートカット表示することも可能です。
ポイントアプリを提示し、そのあとにPayPayなどQRコード決済を利用する、というのを、いちいち画面を切り替えなくても手軽に利用可能です。

この機能、便利ではありますが、一つ欠点を上げるならばやはり「指紋センサー」でしょう。
指紋センサーが側面の低い位置にあるだけでなく、画面ロック解除の指紋認証に比べPayトリガーの認識は悪い印象にあります。

指紋を登録していない指や、手のひらの肉でも反応してしまいます

加えて、Payトリガーの起動は指紋認証関係なく、指の別の部分も触れていれば起動してしまいます。
スマホを握って操作し、ほかのアプリに移りたいと一度ホーム画面に戻ったら、Payトリガーが起動されてしまう…という事象も何度か起きています。

このモヤモヤ感、AQUOS wish2でも改善されず、といったところ。

AQUOSならではの便利な機能とダイレクト給電

電源キーもアプリのショートカット起動できる

AQUOS wish2では電源キーでも、長押しでアプリのショートカット起動できるので、1アプリだけで十分な方はそちらを試すといいでしょう。
「電源キー2回押しでカメラの起動」をONにしておくと、いざカメラを使いたいときにすぐ使えるので便利です。

また、画面がついている場合はダイレクト給電し、画面が消えている場合のみバッテリーに充電する、という機能があります。
電池への負荷を減らし、長持ちする機能なので、ONにすることをおすすめします!

ハイエンドのAQUOS R7にも搭載されている機能でありますが、価格の安いAQUOS wish2でも利用できるのは非常にありがたいです。

「シンプル」だけど使いやすい印象

AQUOS wish2は、機能満載!というよりは、必要な機能は搭載されつつも「シンプル」な印象です。

今までのAQUOS senseシリーズを使っていた方には違和感のない「AQUOSらしさ」はありつつも、シンプルに使いやすいと思います。

また、初めての方には便利な「かんたんホーム」もちゃんと搭載されていますので、まだスマホを使ったことがない人にも安心です。

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AQUOS wish2の動作・スペックまとめ!

AQUOS wish2のスペックや動作をまとめていきたいと思います。

AQUOS wishと2万円台スマホのスペック

項目AQUOS wish2 AQUOS wisharrows We Xperia Ace III
発売キャリアNTTドコモ SH-51C
Y!mobile A204SH
au SHG06
UQ SHG06
Y!mobile A104SH
ソフトバンク(法人向け)
NTTドコモ F-51B
au FCG01
UQ FCG01
ソフトバンク A101FC
NTTドコモ SO-53C
サイズ147x71x8.9mm147x71x8.9mm147x71x9.4mm140x69x8.9mm
画面5.7インチ HD+/TFT5.7インチ HD+/TFT5.7インチ HD+/TFT5.5インチ HD+/TFT
CPUSnapdragon 695 5GSnapdragon 480 5GSnapdragon 480 5GSnapdragon 480 5G
メモリ4GB4GB4GB4GB
ストレージ64GB64GB64GB64GB
アウトカメラ広角:1,300万画素広角:1,300万画素広角:1,310万画素
マクロ:190万画素
広角:1,300万画素
インカメラ800万画素800万画素500万画素500万画素
電池3,730mAh3,730mAh4,000mAh4,500mAh

ベンチマーク比較

AQUOS wish2のベンチマークは、以下の通りです。

GeekBenchは、CPUを中心に測るベンチマークアプリです。
CPU性能は、2万円台のスマホにしてはいいほうだと思います。

2万円台のスマホで比較

他の機種とも比較してみると、以下の通り。

AQUOS wish2 AQUOS wisharrows We Xperia Ace III
Antutu総合スコア346417285891283340298045
CPU118986974529657998939
GPU78315666466426365854
MEM65027612345798262015
UX84089605596451671237
Geekbench シングル672497500500
Geekbench マルチ1826148415321571
CPUSnapdragon 695 5GSnapdragon 480 5GSnapdragon 480 5GSnapdragon 480 5G
メモリ4GB4GB4GB4GB
ストレージ64GB64GB64GB64GB

AQUOS wish2は、やはりCPUを強化しているのもあり、ベンチマーク結果は優秀です。
AQUOS wishと比べると、非常にいいスコアを示しているのがわかります。

AQUOS senseシリーズで比較

AQUOS senseシリーズでも比較してみます。

AQUOS wish2AQUOS sense6s AQUOS wishAQUOS sense6
Antutu総合スコア346417362293285891313447
CPU11898611996297452109531
GPU78315789556664658158
MEM65027633696123462931
UX840891000076055982827
Geekbench シングル672672497578
Geekbench マルチ1826176114841555
CPUSnapdragon 695 5GSnapdragon 695 5GSnapdragon 480 5GSnapdragon 690 5G
メモリ4GB4GB4GB4GB
ストレージ64GB64GB64GB64GB
価格ドコモ 定価22,000円
Y!mobile 定価31,680円
au 定価40,470円
楽天 定価39,800円
auUQ 定価26,180円
Y!mobile 定価31,680円
SIMフリー 40,000円
au 定価40,470円
楽天 定価39,800円

2万円と価格の安いAQUOS wish2ですが、1ランク上位モデルのAQUOS sense6よりも各スコアともよい値を出しています。
同じCPUを採用しているAQUOS sense6sと比べると、UXのスコアで少し差ができていますが、体感はほぼ同じ程度です。

ただし、同じSnapdragon 695を搭載するAQUOS sense6sのほうが、動作の体感はいいと思います。
ポケモンGO(ゲーム)やTwitter・ブラウザアプリの操作感は、以下の動画の中でまとめています。

Twitterアプリのスクロールは、AQUOS wish2はスクロール速度が悪く、AQUOS sense6sのほうが断然いい感じ。
ブラウザアプリでのスクロールではAQUOS wish2も問題ないものの、やっぱりちょっと動作に関しては両手を挙げて喜べない印象があります。

ちょこっと価格上がってもいいから動作を重視したい、という方は、AQUOS sense6sのほうがいいでしょう。

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AQUOS wish2のカメラ、使い心地は?AQUOS wishとの違いは?

AQUOS wish2のカメラも、AQUOS wish同様使い心地はよい印象です。

AQUOS wish2のカメラは、Google純正の「Camera」アプリ

AQUOS wishには、Googleの軽量カメラアプリ「Camera Go」が搭載されていました。
今回、AQUOS wish2は、「Camera Go」ではありませんが、Googleのカメラアプリ「Camera from Google」アプリが搭載されています。

左:AQUOS wish2(通常版Camera from Google)、右:AQUOS wish(軽量版Camera Go)

見た目が若干違いますが、使える機能は結構似ています。
残り撮影枚数はなくなっていますね。

設定の項目は、Camera Goと同じ項目がついています。
選択肢がイラスト付きなので、わかりやすいのがメリットですね。

個人的にうれしいのは、QRコード読み取りボタンがあること。
他のスマホでは、通常モードでQRコードを認識したらURLが表示されますが、AQUOS wish2ではQRコードのボタンをタップして読み取らせます。
QRコードをきちんと認識しているのか?と不安になることもあるので、ちゃんと専用モードのボタンをタップしやすい位置にあるのは非常にうれしいです。

シャッターを押してすぐ撮れるのも、うれしい点ですね!

写真の作例比較~AQUOS wish2とAQUOS wish、AQUOS sense6sでの比較

AQUOS wish2の写真作例をご紹介します。
今回は、AQUOS wish2とAQUOS wishの作例比較、AQUOS sense6sの作例もお見せします。

同じ2~3万円台の価格帯のarrows We・Xperia Ace IIIとの作例比較につきましては、後日別の記事にてまとめます。

外の写真

AQUOS wish2(公園)
AQUOS wish(公園)

AQUOS wish2とAQUOS wishで撮影した写真は、ほぼ同じ出来に思います。

AQUOS wish2(飛行機)
AQUOS wish(飛行機)

1万円ちょっと高めのAQUOS sense6sで撮影すると、以下の通り。
キリッとさわやかで、なかなかいい味に仕上がっている印象です。

AQUOS sense6s(公園)
AQUOS sense6s(飛行機)

室内・暗所

AQUOS wish2(水族館)
AQUOS wish(水族館)

AQUOS wish2・AQUOS wishともに、動くものや暗い場所には少し弱いかもしれません。
室内での写真は以下の通り。

AQUOS wish2(大さん橋の通路)
AQUOS wish(大さん橋の通路)

薄暗い通路から外に向かうショットですが、向こう側の外はどちらも白飛びしてしまっています。
同じショットのAQUOS sense6sは下の写真。

AQUOS sense6s(大さん橋の通路)
AQUOS sense6s(水族館)

AQUOS sense6sは、夜景など暗い場所が得意というわけではないのですが、AQUOS wish2よりは非常にしっかりとれています。

AQUOS wish2(お店の店内)
AQUOS sense6s(お店の店内)

シーンによっては、AQUOS wish2のほうが明るく撮れている(輝度が調整されている)ような感じですね。
AQUOS sense6sは、全体のバランスをしっかりとらえていて、窓の白飛びは抑えている印象。

食事

AQUOS wish2(食事)
AQUOS wish(食事)
AQUOS wish2(食事 汁なし担々麺)
AQUOS wish(食事 汁なし担々麺)

食事のシーンにおいても、AQUOS wish2とAQUOS wishで色の差はほぼないと考えていいでしょう。

AQUOS sense6s
AQUOS sense6s

食事のシーンでは、AQUOS wish2とAQUOS sense6sも比較的近しい写真が撮れており、検討している印象です。
暗めの店内であれば差は出てくるでしょうが、ある程度明るい上記のような環境では、細かいところでは差が出るものの近い写真が撮れるのではないかと思います。

カメラのレスポンスについては、SHARP製のカメラアプリを使っているAQUOS sense6sも、Snapdragon 695搭載でだいぶレスポンスは改善した印象があります。
価格は抑えたいけど、ある程度カメラも使いたい、という方は、3~4万円台の価格帯のAQUOS sense6sや同世代のOPPO Reno7 Aなどのスマホを購入するほうがのもいいと思います。

AQUOS wish2、2万円台としてはいいバランス!

AQUOS wish2は、2万円台スマホとしてはなかなかにパワフルに感じました。

ただ、一つ引っかかるのはやはり「動作」の面です。
Snapdragon 695を搭載している割には、同じCPUを搭載しているAQUOS sense6sと比べると動きの面でも引っ掛かり、TwitterなどSNSを通常利用しようとしても、スクロールやタッチ感度の観点で不安が残ります。
ゲームアプリについても、カクカクさが残るシーンもあり、体感はAQUOS wishとそう変わらない印象。

カメラや機能については、AQUOS wishとほぼ同じです。
低価格を重視するならAQUOS wish2AQUOS wishを選ぶのもありですが、もう少しカメラを重視したいという場合は、AQUOS sense6sのほうがおススメかもしれません。

AQUOS wish2の詳細や購入は公式サイトから

POCKETALK(ポケトーク)
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