こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
auといえば最近は「使い放題MAX」などの使い放題プランがメインとなっていますが、使い放題がいらない方向けのライトプランも提供されています。
しかしライト向けプランの「ピタットプラン」「スマホスタートプラン(S)」は、2023年1月末で新規受付終了となります(1月末までに入っておけば、利用継続可能です)。
2月から提供開始される「スマホミニプラン」「スマホスタートプランライト」は、人によっては値上げ方向である可能性が高いです。
プラン改定前に、1月末までにauの「ピタットプラン」「スマホスタートプラン(S)」に入るべき理由を解説します。
「使い放題」までは使わない…という方向けの「ピタットプラン」は、4段階制の「スマホミニプラン」へ
「使い放題」までは使わない、家にはWi-Fiあるし、外ではそこまで見ない、という方はライト向けのプランを選びたくなると思います。
しかし、契約の状態にもよりますが、1GBを超える利用をするのであれば「使い放題MAX」を選んでも問題ないような価格設定に値上がりします。
段階制プラン、どれぐらい値上げされる?
今まで、auは段階制プランに「ピタットプラン」という名称を使い続けてきましたが、2023年2月からは「スマホミニプラン」という名称になります。
定価での比較
データ容量 | スマホミニプラン (2023/2/1から) | ピタットプラン (2023/1/31まで新規受付) |
---|---|---|
~1GB | 3,465円 | 3,465円 |
~2GB | 4,565円 | 5,115円 |
~3GB | 5,665円 | |
~4GB | 6,215円 | |
~5GB | ー | 6,765円 |
~6GB | ー | |
~7GB | ー |
新旧プランを定価で比較すると、2GB以下であればほぼ同額。
特に、1~2GBの間は400円弱安くはなりますので、この間に入る場合は比較的お得に使えるかもしれません。
ただ、2GBを超えても4GBまで同じ価格で使えていたピタットプランに対し、新プランのスマホミニプランは2GB・3GBに到達すると、どんどん価格が上がります。
家族割・光セット割の割引後、最安価格では?
続いては、家族割(家族割プラス)・光セット割(auスマートバリュー)・au PAYカードお支払い割を加味した月額最安値で比較すると、以下の通りです。
データ容量 | スマホミニプラン (2023/2/1から) | ピタットプラン (2023/1/31まで新規受付) |
---|---|---|
~1GB | 2,178円 | 2,178円 |
~2GB | 3,278円 | 3,278円 |
~3GB | 4,378円 | |
~4GB | 4,928円 | |
~5GB | ー | 4,928円 |
~6GB | ー | |
~7GB | ー |
2GBまでの価格は同額ですが、au PAYカードを作る気がなければ+187円支払いが増えます。
そして何より、今まで4,928円で7GBまで使えていたのが、新プランのスマホミニプランでは4GBまでしか使えない、というのが痛いところです。
割引の内訳については、下の図でまとめております。
1GB以下で抑えるつもりでなければ、「使い放題MAX」を選んでも価格は同程度
今回の「スマホミニプラン」は、より「使い放題MAX」へ流し込みたいというauの思惑が見え隠れするように感じます。
サブスクプランのついていない標準の「使い放題MAX」と比較すると、そこまで価格は変わらないのです。
定価での「使い放題MAX」との比較
グラフで比較してみましょう。
割引が適用されない定価の場合は、2GB以下であればスマホミニプランのほうが安いですが、2GBを超えると逆転します。
また、月4GB以上使った場合には速度制限がかかりますが、1GB1,100円のデータチャージを使えば4GB超で7,315円と、使い放題MAXの定価に到達します。
割引せず定価で使う方のボーダーラインは、「月2GB使うかどうか?」だと思います。
家族割・光セット割適用後の「使い放題MAX」との比較
続いて、家族割プラス・auスマートバリュー・au PAYカードお支払い割適用後の「スマホミニプラン」と「使い放題MAX」を比較すると、以下の通りです。
1GBを超えると、使い放題MAXとほぼ同じ価格(2~3GBのみ+1,100円)となっています。
ボーダーは月1GB。
1GBに収まるのであれば「スマホミニプラン」のほうがいいですが、そうでなければ「使い放題MAX」のほうがお得だし便利です。
以前の「ピタットプラン」であれば、ボーダーは月4GBだったのですが、だいぶ変化したのがわかります。
ライトユーザーで「auを使いたい!」という方は、2023年1月中であれば「ピタットプラン」の申込は間に合います!
ぜひ申し込んでみてください。
22歳以下とケータイユーザーが申し込める「スマホスタートプラン」も改定。データより電話のほうが多い方はお早めの申込を
スマホを始めて使う人向けのプランである、「スマホスタートプラン」も改定されます。
現在は、旧プランと新プランが織り交ざって提供されている状態です。
時期 | 2022/10~2022/12/21 | 2022/12/22~2023/1/31 | 2023/2/1~ |
20GB | ー | スマホスタートプラン 5G/4G 【20GB】 | |
3~5GB | スマホスタートプラン(S) 5G/4G 【3GB(1年間5GB)+ 5分通話無料(永年) or Prime Student(1年)】 | スマホスタートプランライト 5G/4G 【4GB】 |
執筆日現在は、20GB新プランの「スマホスタートプラン 5G/4G」と、3GB旧プランの「スマホスタートプラン(S)」が提供されている状態。
2023/1/31に「スマホスタートプラン(S)」が受付終了され、2/1より「スマホスタートプランライト」が提供開始されます。
スマホスタートプラン(20GB)・スマホスタートプランライト(4GB)の2プランへの改定は、ソフトバンクのスマホデビュープラン+の改定をならったもののように思います。
現在ケータイユーザーで、電話をかける頻度が多い方は1月中の申込がおススメ
現在ケータイを利用しており、データ通信より電話をかける頻度が多い、という方は、1月中の変更がおススメです。
スマホスタートプラン(S) (2023/1/31まで受付) ※特典の★はどちらかを選択 | スマホスタートプランライト (2023/2/1から受付) | |
---|---|---|
データ容量 | 3GB +2GBが1年間無料(合計5GB) | 4GB |
電話 | 1回5分の通話無料(永年)★ (通話定額を+月1100円で申込可能) ※ケータイからの変更・MNPのみ | 通話無料枠なし (60歳以上は「通話定額2」を 月880円で申込可能(月1100円割引)) |
その他 | Amazon Prime Student 1年無料★ ※22歳以下のみ | ー |
契約1年間の月額※ | 990円 | 1,078円 |
2年目以降の月額※ | 2,288円 | 2,266円 |
月額は、au PAYカードお支払い割適用時の価格です(適用しない場合は+110円/月となります)。
新旧プランの一番の差は、「5分通話定額」の有無です。
ケータイからの機種変更・MNPのユーザーであれば、1月末までであれば5分通話無料をつけることが可能です。
新プランの「スマホスタートプランライト」は、60歳以上であれば月1100円割引で国内通話定額をつけられます。
5分通話定額でいいから頻度多く・短く通話する方にとっては、値上がりになる結果となります。
22歳以下の学生は、「使い放題」の使い心地を1,078円で試す機会に!

22歳以下の学生の方は、20GBの「スマホスタートプラン 5G/4G」を1年間さらに月1,650円割引!
20GBを1年間毎月1,078円で利用可能です。
4GBプランと同じ価格で、20GBを利用可能なのはいいですね!
また、1年間のAmazonプライム特典もついてきます。
20GBのプランとして、3~4GBよりもできることは格段に広がります。
今回、2023年春は「使い放題MAX」のほうで学割の展開がないです。
まず20GBの「スマホスタートプラン」でau回線の使い心地を試して、2年目の割引がなくなるタイミングで「使い放題MAX」に変更するのをお勧めします。
「使い放題MAX」まで必要ないなら、UQ mobileやY!mobileのほうがおススメ!
au回線を使いたいけど「使い放題MAX」まで使う必要ない、というのであれば、UQ mobileもおススメです。
UQ mobileでお得に!光セットなら、3GB990円から利用可能
UQ mobileは、KDDIのサブブランドです。
メインブランドのauと同じ高品質の回線を、価格安く使うことができます。
スマホスタートプランであれば、1年目の割引価格で4GB1,078円/月、20GB2,728円/月です。
UQ mobileであれば、それと似た価格で2年目以降もずっと使えるのは結構うれしいところ。
18歳以下の学生とその家族の方は、UQ親子応援割でさらにお得に使えます。
自宅セット割とのダブル適用はできず、1回線目の割引額は少なめですので、できれば家族の方と一緒に使うといいかもしれません。
UQ mobileは、10分通話定額の「通話放題ライト」や月60分の無料通話分がついている「通話パック(60分/月)」といった通話定額のバラエティがあるのも魅力です。
UQ mobileはauショップでも取り扱いがありますので、困ったときのサポートも安心です。
ソフトバンク回線で、学割もわかりやすくお得なY!mobileもおススメ!
Y!mobileは、家族で使う場合にはさらにお得です。
プランの定価はUQ mobileのほうが価格が安く、純粋に価格を抑えたいならUQ mobileのほうがいいでしょう。
光回線を「ソフトバンク光」にし、家族で契約すると、家族全員毎月1,188円割引となります。
また、18歳以下の子どもとその家族がシンプルM/Lに申し込むと、さらに1年間1,100円/月の割引を受けられます。
Y!mobileの場合、1回線目・2回線目以降の区別なく、通常の割引に加えて割引を適用できるため、学割を最大限に満喫できます。
また、Y!mobileの契約の場合、Yahoo!プレミアム会員も付帯されます。
PayPayとまとめて支払いを使うことで通常使うクレジットカードからPayPayにチャージして利用することも可能です。
2年目以降は、光セット割適用後の価格ではUQ mobileとY!mobileで同じ価格ではありますが、付帯サービスを含めるとY!mobileは結構使える印象です。
Y!mobileもソフトバンクのサブブランドで、ソフトバンクショップでも取り扱いがあります。
auで使い続けたいなら1月中の契約がおススメ!UQ・ワイモバイルの選択肢も入れてみて!
auはKDDIのメインキャリアですので、やはりフルサポートを受けられることという魅力もあります。
auにこだわりながら、価格を抑えて安く使いたいのであれば、2023年1月中の申込をお勧めします。
1月中にプランを申込すると、2月以降もそのプランのまま利用可能です。
価格を抑えるという意味では、UQ mobileやY!mobileのほうが安いのもあって、魅力ではあります。
ぜひ、ご自身やご家族にあったブランドで契約して頂ければと思います!
コメント