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煩雑で難しい、携帯大手3社(NTTドコモ・au・ソフトバンク)の利用料金プラン。わかりやすくまとめてみた!

料金プラン

こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

ケータイの料金プランって、煩雑そうに見えますよね。
でも、ちょっと見方を覚えればすぐわかります。
ケータイ大手3社(ドコモ・au・ソフトバンク)の料金プランを、少しわかりやすく解説してみようと思います。

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料金の基本体系

料金の基本体系については、下の図をご覧ください。

基本プランは、4つの柱から成り立っています。
「通話」・「通信」・「ISP」・「オプション」です。

携帯電話自体、メインは「通話」なので、実は広義の意味では「通信」と「ISP」についてもオプションの中に入るのですが…
(auの料金明細を見ると、オプションの中にデータ定額が入っちゃっていたりします)
そこまでするとわかりにくいので、この4本柱である、ということを認識しておいてください。

通話

ケータイの根幹機能です。
基本料金は、通話機能に含まれていると思ってください。
「カケホーダイ」などの通話定額も、基本料金の中に入っています。

一部、タブレットのデータプランについては、通話ではないですが基本料金としてかかってくることもあります。
それについては、置いておきます…

通信

通信は、主に「データ使用料金」です。
何GBで、いくらかかる、というのを契約したうえで使用できる、というわけです。
「シェアオプション」といって、主回線が契約しているデータ量を副回線が分け合って使用できる、というものもあります。
これについても「通信」の中に入れておきます。

ISP

ISPは、ざっくり言えば、「プロバイダー使用料」と「メールアドレス」がセットになったものです。
契約した電話回線で、ネットに接続するための接続手数料だと思ってください。
家でのインターネットと同様に、携帯でもプロバイダー使用料が発生します。

それに付随して、メールアドレスも付与され、ケータイのメールも使用できる、という形です。

格安SIMと呼ばれるMVNOでは、「通信」と「ISP」がセットでの料金プランを提示しているところが多いです。
大手3社は、別々に提示しています。
ISPは、インターネットをする上では必ず発生する料金です。

オプション

その他のオプションには、

・ケータイ補償サービス(ケータイが壊れてしまったときに、修理や代替機を貰えるサービス)
・テザリング使用料(PCなど他機器から、契約しているスマホ経由でインターネットに接続するサービスの使用料)
  ⇒2018年3月までは、各社とも事実上無料
・音楽聞き放題、雑誌読み放題などの、付随サービス

などのオプションサービスがあります。

今回、この記事では、オプションサービスについては言及しないこととします。

各社の料金体系

前章で解説した基本プランの4本柱に整理しながら、各社のサービスを考えていきます。

ソフトバンク

ソフトバンクは、こんな感じ。ホワイトプランを主軸とした旧料金体系をまだ維持しつつも、通話定額のある「スマ放題+ギガモンスター」の新体系を導入しています。

「ギガモンスター」ではデータ容量を選ぶことはできますが、強制的に通話定額をつける必要があります。
一方、ホワイトプランでは、通話定額は付きませんが、通信は7GB固定です。

なので、通話定額をする場合は「スマ放題+ギガモンスター」通話定額がいらない場合は、「ホワイトプラン」+「パケットし放題フラット」を選択する形です。

タブレット

iPadなどタブレットを使用する場合、通話回線(主回線)が「スマ放題+ギガモンスター」に入っていれば、「データシェアプラス」としてオプション料500円を支払えば、主回線のデータ量を分け合うことが出来ます。

au

auは、新体系のピタットプラン・フラットプランという料金プランを導入しつつも、旧体系のカケホとデジラ、LTEプランを維持し続けています。

スマホ/ケータイ

まずは現在の主軸「ピタットプラン」「フラットプラン」です。

通話と通信とISPが一体になった料金プランになっています。
ピタットプランは、毎月使用した通信料に応じて通信料金が決まるプランです。
フラットプランは、従来通り20GB/30GBの買い切りプランです。

ピタットプランとフラットプランの境界線は、3GBです。
月に3GB以上使う方はフラットプランの20GBにしましょう。

次に、旧料金プランです。

こちらは、ソフトバンクやドコモと同じく、通信・通話それぞれ好きなものを選んでいくタイプです。

主軸は、通話定額のある基本料金プランの「カケホ」「スーパーカケホ」と、au同士通話無料の旧体系の「LTEプラン」を選択することになります。

電話をあまりしない…という人は、LTEプランを選ぶこともできます。
しかし、その場合は通信は「LTEフラット」(7GB)一択になります。

旧料金プランと、ピタットプラン/フラットプランのどっちがお得か?というシミュレーションは下の記事にて。

ちなみに、auはケータイ(ガラホ、フィーチャーフォン)のラインナップが充実しているので、ケータイ向けの料金も充実しています。
ケータイ向けには、新料金の「カケホ」プランも、旧料金のLTEプランにそったVKプランというのもあります。
無料通話分のある、VKプランS・Mという料金プランもあるので、便利かもしれません。

タブレット

iPadやタブレット向けの料金プランに関しても、ソフトバンクと考え方が似ています。
電話主回線で「カケホ/スーパーカケホ」に入っている回線を持っている場合、「タブレットプランds」を契約すれば、オプション料を支払うことなく電話回線のデータ量と分け合うことが出来ます。

主回線がLTEプランだったり、他にau回線を持っていない場合には、「LTEフラット for Tab」を契約する必要があります。
7GBで5700円(iPadのみ5200円)が、一律で発生します。

NTTドコモ

NTTドコモは、auやソフトバンクとは異なり、現在旧料金プラン体系が残っていません。すべて同じ体系なので、わかりやすいです。

スマホ/タブ/ケータイ

基本料金プランは、スマホ・タブとケータイに500円差がある、通話定額付きプラン「カケホーダイ」「カケホーダイライト」と、家族内のみ通話定額の付いている「シンプルプラン」があります。
シンプルプランは、5/24受付開始、6月より導入という新しいプランです。

全ての回線において、「パケットパック」というGB数の選択できるデータパックを選択できます。
さらに、主回線が「シェアパック(家族向け)」に加入していれば、家族内すべての回線について、子回線は「データシェアオプション(500円)」を契約すればデータ量を分け合えるのです。

これは、他社にはない大きなアドバンテージです。
auやソフトバンクの場合は、1回線につきかならず1つパケットパックに加入する必要があり、結構高いので維持費も当然高くなります。
ドコモの場合は、家族間でシェアできるので、子回線を複数持っている人にとってはかなり安く抑えることが出来るというわけです。

ドコモの契約については下の記事で詳しく解説しています。
ぜひご覧ください。

契約端末以外の端末にSIMを挿した場合、どうなる?

基本的に、契約した端末に合った料金プランを設定しているのが基本です。
SIMを他の端末に挿した場合、どうなるのでしょうか?

au/ソフトバンク

auやソフトバンクの場合、契約端末ごとにSIMの種類が変わっており、他の種類の端末にSIMを挿しても使用できないことがほとんどです。
(auの場合は、通話の規格が異なったり(cdma2000とVoLTE)、ソフトバンクの場合「IMEI制限」というのがかけられていることもあります)
例えば、ケータイとして契約した端末をスマホに挿しても、通信はできません(通話はできる可能性があります)。

これを逆手に取ったのが、このブログでも一番人気のある下の記事です。

詳細は上の記事を読んでいただければ、と思うのですが。。。
通信は格安SIM(MVNO)に任せ、通話はcdma2000に対応しているDSDSスマホに挿して使う、という形をとることで、auでも安く抑えることが出来ます。

NTTドコモ

NTTドコモの場合、契約端末ごとにSIMの種類が異なるということはなく、他の端末に挿しても使用することが出来ます。
その代わり、「指定外デバイス利用料」が発生します。

この表はNTTドコモが発行している「NTTドコモ基本プラン提供条件書」という表の中に記載されているものです。
「ご利用デバイス区分」には、
・ドコモが発売しているスマートフォン・iPhone
・ドコモが発売しているタブレット・iPad
・ドコモが発売しているケータイ(フィーチャーフォン)
・ドコモが発売しているルーター・データカード
・ドコモが発売している特定デバイス
・ドコモブランド以外の特定デバイス
・それ以外の端末(表内では「左記以外」)
の7区分が示されています。

カケホーダイ/カケホーダイライトプランの場合

カケホーダイプランやカケホーダイライトプランの場合、ケータイ(ガラホ)向けの料金は500円安くなっています。
その代わり、スマホやタブレットにケータイ向けプランを契約したSIMを挿すと、「指定外デバイス利用料」が500円上乗せされ、結果的にスマホプランと同じ料金になります。
これは、SIMフリー機(ドコモが発売していない端末)に挿しても、「左記以外」の欄に500円上乗せされることが書いてあるので、同じ意味になります。

シンプルプランの場合

シンプルプランの場合、スマホ・ケータイは同じ980円で提供されています。
これをドコモブランドのタブレット・iPadに挿して使用した場合は、720円上乗せされ、1700円になります。
ドコモブランドのルーター・データカードに挿して使用した場合は、220円上乗せされ、1200円になります。
結果的に、それぞれデータプラン(スマホ/タブ)・データプラン(ルーター)とかわらない、ということになります。

ただし、「左記以外」の欄は空欄になっています。
つまり、この提供条件書が誤植でなければ、ドコモから発売されていないSIMフリー端末(スマホ/タブ)では、「指定外デバイス利用料」が発生しないことになります。
背景が灰色でなく白色、というのが、気になるところですが…

SIMフリースマホとPCに挿してみたよ

SIMフリースマホ(HUAWEI P9)とPC(Let’s note RZ6)に挿してみました。

下は、Let’s note RZ6に挿したSIMです。指定外デバイス使用料は発生していません。

下は、HUAWEI P9に挿したSIMです。同じく、指定外デバイス使用料は発生していません。

という形で、SIMフリー端末では、問題なく使用できることを確認しました!

ドコモはSIMフリー機運用するには非常に使いやすい

そんなに電話しない人にとって見ても、「シンプルプラン」の登場により、ドコモは非常に利用しやすいプランになっていると言えます。

私も、ドコモ7回線(家族含め)、au1回線、ソフトバンク1回線を持っていて、非常に使いやすく、速度も満足です。

ぜひ、これからプラン変更するときの参考にしてみてください!!

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