こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
OPPO Reno5 AのSIMフリー版がついに6月11日に発売されました。
昨年モデルのOPPO Reno3 Aも非常にコストパフォーマンスに優れた、安くて快適なスマホでした。
OPPO Reno5 Aは特に、CPUがSnapdragon 765G搭載でサクサク動作。
カメラもちょこっと使ってみましたが、これはすごい。
動画の手振れ補正も神がかってますし、最強な予感です。
今回は、OPPO Reno5 Aの開封レビューをお届けします。
OPPO Reno5 A、予想以上にすごいスマホ
まずは、OPPO Reno5 Aを開けていきましょう。
箱は薄め、画面保護フィルムは貼り付け済!!クリアケースも付属で、何も買わずに使い始められる!

今回購入したのは、OPPO Reno5 AのSIMフリー版。
購入した色はスカイブルーなのですが、箱もスカイブルーのインパクトあるデザイン。

本体のほかには、説明書類とクリアケースが付属されています。
OPPO Reno5 AにはUSBケーブルやACアダプターがついていませんね。
本体にも画面保護フィルムが貼り付けられていて、すぐに使い始められます。
ほどよい大きさで軽さを感じる!
本体を見てみましょう。

OPPO Reno5 Aの大きさは6.5インチサイズ。
背面は光の加減で微妙に光り方が変わります。ラメという感じではないですね。

AQUOS sense5Gと比べると一回り大きいです。
重さは、SIMを2枚挿した状態で184g。
AQUOS sense5Gは177gで、それよりも少し重いはずなのですが、軽く感じるのは本体が大きいためでしょうか。

OPPO Reno5 AとOPPO Reno3 Aは、本体の大きさはほぼ変わりません。
ただ、OPPO Reno5 Aのほうが微妙に幅があるように見えるのは、カメラユニットが大きくなったからかもしれません。
指紋センサーは背面に移動

OPPO Reno3 Aは、画面は有機EL、かつ画面内指紋認証に対応していました。
OPPO Reno5 Aの指紋センサーは背面に移動しています。
物理的な指紋センサーのメリットは、画面を付ける動作をせず指紋センサーに指を触れただけで起動すること。
電源ボタンを押すことは格段に減ります。

ただし、デメリットは、指紋センサーの位置が若干高い気がします。
私は右手でスマホの下部をひっかけて持つタイプ。
人差し指で指紋認証するとき、結構指を伸ばす必要があります。
配置が下すぎるとXperia XZ3みたいになってしまいますが、もうちょっとだけ下げてくれてもいいかもしれないですね…
電池パックのスペースを割くために、カメラ部の下部と指紋センサーの下部を合わせなければならなかったのではないかとも思いますが…
有機ELと液晶で、見え方はどれぐらい変わる?
OPPO Reno3 Aの有機ELと、OPPO Reno5 Aの液晶で同じ写真を見てみると…

画面の色の傾向は、OPPO Reno5 Aのほうがだいぶ青め、OPPO Reno3 Aのほうがかなり黄色めに見えました。
明るさは、そこまで差があるようには感じませんでした。
晴天の下で見ると有機ELのほうが見やすい可能性もありますが(入手後晴れてくれないので試せず)、試したらまた更新します。
Dual SIM+eSIMに対応!2回線同時に待ち受けできる!!

OPPO Reno5 AのSIMスロットは、SIMを2枚セットできるようになっています。
(ワイモバイル版のみ、シングルSIM仕様となっております)
SIM 2とmicroSDは排他となるいつものパターンで、128GBのストレージでは足りない方はmicroSDを入れるといいでしょう。
では、microSDも挿したいけど、SIMも2枚使いたい方は、どうすればいいか?
なんと、OPPO Reno5 AはeSIMにも対応しています。
楽天モバイルやIIJmio、Y!mobileなどのeSIMをセットし、Dual SIMとして利用できます。
なお、SIM 2とeSIMはどちらかが利用できる形となり、同時に3枚は利用できません。
おサイフケータイにも対応!Dual SIMかつFeliCa対応は貴重!!

OPPO Reno5 Aは、おサイフケータイにも対応しています。
Dual SIMかつFeliCaの両方に対応した端末は、Xperiaの一部モデルとAQUOS senseシリーズのみで、まだまだ貴重な存在です。
今回のOPPO Reno5 Aは、4万円程度と安い割に、動作もカメラもかなり良いです。
その端末で、Dual SIM+おサイフケータイ対応というのはすごいですね……。
OPPO Reno5 Aのボタン・スピーカー配置
OPPO Reno5 Aも右側面に電源ボタン、左側面に音量上下ボタンがついています。
OPPO Reno3 Aと同様に、ボタンは両サイド。
下面に、3.5mmイヤホン端子とUSB Type-C端子。
スピーカー穴もついています。OPPO Reno5 Aはモノラルスピーカーです。
音質は悪くないですが、ステレオではないです。
音質にこだわりたい方はイヤホン端子にイヤホンを挿すか、Bluetoothヘッドセットで音楽を聴きましょう。
OPPO Reno5 Aのネットワーク
OPPO Reno5 Aの対応ネットワークは以下の通り。

各キャリアの対応周波数帯と比較すると、以下の通り。
(SIMフリー版とワイモバイル版、両方とも同一の対応となっています)

3Gと4Gでは、基本的にフル対応。
5Gは、ドコモのn79と、全キャリアのミリ波には対応していません。
多くのエリアはまだ5Gエリア展開が進んでいないため、十分快適に使えると思います。
OPPO Reno5 Aの動作はサクサク!4万円台と思えないスペックの良さに驚き
OPPO Reno5 Aの動作はサクサクか、実際に確かめてみます。
OPPO Reno5 Aは以前のRenoシリーズより格段に動作性能がいい
OPPO Reno5 Aと歴代のOPPO Renoシリーズを比較してみると、以下の通りです。
スペック | OPPO Reno5 A 【5G対応】 | OPPO Reno3 A | OPPO Reno A |
---|---|---|---|
OS | Android 11 | Android 10 | Android 9 |
サイズ | 162x75x8.2mm 182g | 160.9×74.1×8.2mm 175g | 158.4×75.4×7.8mm 169.5g |
画面 | 6.5インチ(2400×1080) TFT | 6.4インチ(2400×1080) 有機EL | 6.4インチ(2340×1080) 有機EL |
CPU | Snapdragon 765G | Snapdragon 665 | Snapdragon 710 |
メモリ | 6GB | 6GB | 6GB |
ストレージ | 128GB | 128GB | 128GB |
バッテリ | 4000mAh | 4025mAh | 3600mAh |
カメラ | 800万画素(広角) 6400万画素(メイン) 200万画素(モノクロ) 200万画素(ポートレート) | 800万画素(広角) 4800万画素(メイン) 200万画素(モノクロ) 200万画素(ポートレート) | 1600万画素 200万画素 |
インカメラ | 1600万画素 | 1600万画素 | 2500万画素 |
価格(SIMフリー版) | 43,800円 (メーカー希望小売価格) | 39,800円 | 38,800円 |
価格(Y!mobile) | MNP・新規・ 機種変更全て 18,600円 | 26,640円 | (Y!mobileは未発売) |
Snapdragon 765GというCPUは、7万円台で発売されているGalaxy A51 5Gでも採用されているものです。
非常にサクサク動作でき、全く不満を感じない出来となっています。
OPPO Reno5 AはCPUを強化したために、画面が有機ELから液晶になるなどコストを下げているところもありますが、ここまで優秀な動作をしているのには驚きます。
ベンチマークスコアを比較(Antutu v9、GeekBench 5)
続いては、ベンチマークスコアを比較してみます。
機種 | CPU・メモリ | 価格 | Antutu v9 | GeekBench 5 |
---|---|---|---|---|
OPPO Reno5 A [5G] | Snapdragon 765 /6GB | 43,800円 | 377873 | S 552 M 1668 |
AQUOS sense5G [5G] | Snapdragon 690 5G /4GB | 39,600円 | 244600 | S 587 M 1338 |
OPPO Reno3 A | Snapdragon 665 /6GB | 33,700円 | 213028 | S 390 M 1400 |
Xperia 10 II | Snapdragon 660 /4GB | 41,976円 | 192783 | S 310 M 1400 |
Xperia 1 II [5G] | Snapdragon 865 / 8GB | 118,800円 | 540945 | S 895 M 3244 |
Xperia Ace II SO-41B | Helio P35 / 4GB | 22,000円 | 112731 | S 169 M 929 |
OPPO Reno5 Aは377873と、かなりいい数値を記録しています。
実際に使ってみても、充電のときはちょっと熱くなりやすいかな…とは思いますが、普通に使っていて熱くなったりはしていないです。
案外高スペックが要求されるTwitterも快適にできますし、コストパフォーマンスはかなりいい端末に仕上がっています。
OPPO Reno5 Aのカメラがすごい。4万円台スマホのなかでは、頭一つとびぬけているレベル
OPPO Reno5 Aのカメラ、かなりすごいです。
カメラの構成

OPPO Reno5 Aのカメラの構成は、メインカメラ64MP、超広角カメラ8MP、モノクロ2MP・マクロ2MPの4眼構成となっています。
前作のOPPO Reno3 A同様、望遠レンズ自体はないため、頻繁にズームして撮る場合にはご注意ください。
写真を拡大しなければ5倍ぐらいまでは比較的きれいに撮影できます。
風景の写真
公園で撮影した風景の写真です。

OPPO Reno5 Aは、境界線が薄めな感じがしますが、バランスはいいと思います。
AQUOS sense5Gは黒めに描きがちです。
実用できる望遠の倍率は5倍ぐらい?超広角と標準レンズの色の違い



一応、OPPO Reno5 Aの望遠は20倍まで拡大はできるのですが、実用に耐えられるのは5倍ぐらいまでだと感じています。
超広角と標準レンズを見比べると、標準レンズのほうが若干青めにとれる印象もあります。
動画の性能が予想以上にすごい
動画を撮影してみて、動画の性能が予想以上にすごいのに驚かされました。
手振れ補正がめっちゃ効く!音声もしっかり拾えている
まずは、メインカメラ(外側)で動画を取って感じたのが、手振れ補正がかなり効いているという点です。
多少歩いている振動はわからなくもないですが、かなり揺れが収まっているのがわかります。
インカメラ(自撮り)に関しては、メイン側ほどは効いていないです。
また、音声もしっかり拾えています。
公園内でオカリナっぽい音を吹いている人がいたのですが、その音や小鳥のさえずりもちゃんと拾えています。
動画内ではAQUOS sense5Gとも比較しています。
音声はAQUOS sense5Gのほうが若干上な感じがするのが惜しいポイントですが、映像はかなりきれいに撮れています。
同じ価格帯のスマホとは思えないほど、OPPO Reno5 Aのクオリティが高いことがわかると思います。
「AIハイライトビデオ」をオンにすると、生き生きとしたLive HDRで撮影できる
AIハイライトビデオがオンとオフの場合で、被写体が変わります。


左側の5つのアイコンのうち、真ん中がAIハイライトビデオのボタンです。
これをONにすると、かなり木々が明るく「映え」のある動画が撮影可能。
▼再生ボタンで、AIハイライトビデオのシーンから再生できます
動画は写真と比べ、色の調整が後でしにくいので、このようにサクッと「映え動画」がとれるといいですね!
OPPO Reno5 Aの食事の写真
食事の写真も試し撮りしてみましたが……。

OPPO Reno5 Aは、OPPO Reno3 Aと比べると改善しているのはわかるのですが、あと一歩というところでしょうか。
2万円スマホのXperia Ace IIのほうが、やわらかめの色でおいしそうに見えます。
カメラについては、Xperia 10 III、OPPO Reno5 A、AQUOS sense5Gと比較する形で、別途カメラレビュー記事を記載しています。
OPPO Reno5 Aは、快適動作がすごい!カメラも特に動画は性能良い
OPPO Reno5 Aをざっと触ってみると、やはり動作性能がすごいいいですね。
まだ使い始めて間もないですが、今のところまったく動作面で不満に感じたことはないです。
カメラは、とくに動画で撮れる映像は4万円とは思えないほどきれい。
写真はまだ限られたシーンでしか撮影していないですが、バランスは良さそうな感じはしています。
4万円で5Gにも対応したスマートフォンとしては、OPPO Reno5 Aは非常にコストパフォーマンスがよいと感じます。
ぜひ、使ってみてくださいね!
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