こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
5Gサービスが開始されたドコモですが、5Gエリアはサービス開始現在、非常に限られています。
私が住んでいる広島県でも、広島市と福山市の数スポットのみの対応という形で、ほとんどの人は恩恵を受けていないはず。
しかし、NTTドコモは2020年3月から、PREMIUM 4G(4G+, LTE)でも、最大速度で下り1.7Gbpsに高速化されています。
4Gあっての5Gでもあるので、4Gを強化するのはもっともではありますが、4Gエリアにおいても高速を体感できるのは非常にうれしいですね。
PREMIUM 4Gは2020年3月に下り最大1.7Gbpsまで高速化
5Gサービス開始、というインパクトはやはり大きく、5Gにばかり注目しがちですが、ドコモは4Gの高速化にも取り組んでいます。
2020年3月より、NTTドコモは下り最大1.7Gbpsまで高速化しています。
PREMIUM 4Gは受信時最大1.7Gbps, 送信時最大131.3Mbpsで通信可能
受信時最大1.7Gbpsは、CA(キャリアアグリゲーション)において5CA、256QAM,4×4MIMOを適用させて実現します。
一部の周波数帯(Band 3など)は地域によって対応しておらず、下り最大速度1.7Gbpsを使える地域は限られますが、CAによって高速化されているのは非常にありがたいことです。
送信時は以前からの対応とはなっていますが、2CA 131.5Mbpsに対応しています。
下り最大1.7Gbpsに対応している機種は?
NTTドコモの「PREMIUM 4G」のページには、5G非対応機種のものが表示されています。
2019年夏モデル以降のハイエンドモデルであるXperia, Galaxy, AQUOSの各モデルが対応しています。
5Gスマートフォンとしてリリースされる、2020年春夏モデルのハイエンドモデルも、LTEはすべて1.7Gbpsに対応しています。
機種 | LTE下り 最大速度 | LTE上り 最大速度 | 5G下り 最大速度 | 5G上り 最大速度 |
---|---|---|---|---|
Xperia 1 II SO-51A | 1.7 Gbps | 131.3 Mbps | 3.4 Gbps | 182 Mbps |
AQUOS R5G SH-51A | 1.7 Gbps | 131.3 Mbps | 3.4 Gbps | 182 Mbps |
Galaxy S20 5G SC-51A | 1.7 Gbps | 75 Mbps | 3.4 Gbps | 182 Mbps |
Galaxy S20+ 5G SC-52A | 1.7 Gbps | 75 Mbps | 4.1 Gbps | 480 Mbps |
LG V60 ThinQ 5G L-51A | 1.7 Gbps | 131.3 Mbps | 3.4 Gbps | 182 Mbps |
arrows 5G F-51A | 1.7 Gbps | 131.3 Mbps | 4.1 Gbps | 480 Mbps |
5Gスマホでも実感する、4G LTEの速さ…
私MATTUは多くのハイエンドスマートフォンを買ってはいますが、この数年、基本的に海外版を購入していました。
そのため、国内版では対応していたCA(キャリアアグリゲーション)の恩恵をあまり受けていませんでした。
※もともと、スマホを使う際に回線速度をあまり重視していませんでした。
久しぶりにGalaxy S20 5G SC-51A(ドコモ版)で速度を計測したところ…
広島県東広島市の西条駅前と、政令市でも中核市でもない地方都市ではあるのですが、なんと瞬間最高で285 Mbpsの下り速度が出る結果に。
CA_1A-19A-21A-42Cでつかんでおり、4×4 MIMOなBand 1だけでなく、TD-LTEのBand 42(3.5GHz帯)の底力を見せつけられました。
Band 42、地方の都市部でもだいぶ浸透しているんですね。
かなり驚きです。
もちろん最高速度の1.7Gbpsエリアではないはずですが、実効速度でここまで出ると非常にすごいと思います。
全国10都市で計測した速度からの、おおよその実行速度の範囲がNTTドコモのHP上で公開されています。
上のキャプチャは2019年10月~12月の計測期間の統計です。
今回計測したデータは一例ですが、全国の分布の中でも75%値に近い速度が出ていて、政令市でもない地方都市でこの速度が出るとは、結構驚きでした。
もちろん、この速度は東広島市域全体で出るわけではありません。
280Mbps近い速度が出るのはこのポイントぐらいではありましたが、それ以外でも大通り(ブールバール)周辺では多くのエリアで200Mbps弱の速度が出るなど、この数日間速度計測していてびっくりしていました。
LTEあってこその5G
5Gは5Gの電波だけをつかむわけではなく、初期段階ではNSA(ノンスタンドアロン)での通信となります。
5GとLTEをCA(キャリアアグリゲーション)して束ね、速度を出すという形です。
5GのSub6対応では最大速度3.4 Gbpsとなっています。
5Gのn78/n79での速度が1.7 Gbpsと, LTEの最大速度1.7 Gbpsの合計となっています。
5Gの速度が速い!といっても、半分はLTEの恩恵である、ということ。
LTEが速くないと、5Gの速度全体が向上しない、というわけです。
5Gほどの速度はまだ体感できないかもしれないですが、1.7Gbps対応の最新機種で使えばLTEの速度がかなり速いと感じられます。
(条件によってはそれ以前の機種でも高速を体験できるかもしれません)
LTEの電波がユーザーにもたらす恩恵は、5G時代でもしばらくは多大なものになりそうです。
ドコモの機種代金は、au・ソフトバンクに比べて安い!!キャンペーン情報も網羅
ドコモは他社発売価格よりも1万円~3万円程度安い価格で設定されている機種が多いです。
スマートフォン全モデルの価格やキャンペーン情報は下のページでまとめています。
ahamo回線の方も、ドコモオンラインショップで機種変更できるようになりました。
また、ドコモオンラインショップは、新規契約・機種変更事務手数料は無料。頭金・送料もかかりません。

ahamoか、ギガホ・ギガライトか迷ったら…
ahamoか、ギガホ・ギガライトのどれにするか迷ったら、「ドコモ「5Gギガホ プレミア」「ギガライト」と「ahamo」の境界線…どれを選べばいい?3プランを徹底比較」の記事をご覧ください!
ケースごとに比較しています。サービスの違いも解説。

「SIMのみ契約」もできる!!
ドコモオンラインショップで、LTE(Xi)契約を対象に「SIM単体契約」ができるようになりました。
お手持ちのスマホのまま、SIMを差し替えるだけでドコモの高品質な通信が楽しめます!!
契約事務手数料などは一切無料。さらに、現在10,000円分のポイント還元実施中。
「ahamo」を申し込みたい!という方も、まず「ギガライト」のプランでSIMのみ契約をおすすめします!
「ギガライト」のプランで開通させた後、My docomoからプラン変更で、直接ahamoを契約するよりお得に切り替えられます!

「ドコモ光」で利用料金が1,100円安くなる!!
ドコモユーザーであれば、家の回線は「ドコモ光」がおすすめ!
毎月1回線につき税込1,100円割引!!
離れた家族でも家族割に加入していれば割引が受けられますよ!
実際に契約して、使い始めてみました!

ソフトバンク光など他社光回線から「ドコモ光」への切り替え(転用)が工事なし・ロスタイムなしで簡単に切り替えることができます!

ahamoではドコモ光は割引とはなりませんが、安くお得に使いたいあなたにも朗報!
品質はそのままにさらに安くて快適な「GMOとくとくBB光!

ドコモユーザーなら絶対にもっておきたいdカード!!
ドコモユーザーなら絶対に持っておきたいのが
dポイントの獲得ポイント次第で、さらに料金が割引になりますよ!
ドコモ利用料を家族で月9,000円以上※使っている人であれば、さらにおすすめなのが
ドコモ利用料に税抜1,000円につき10%のdポイントがボーナスで返ってくるので、めちゃくちゃオトクです。
※5Gギガホプレミア(最安4,650円)+ドコモ光(戸建5,200円)の契約で9,000円を上回ります。
コメント