こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
ついにiPhone XやiPhone 8が発表になりましたね!
今回は新型iPhoneの発表を経て、AndroidやiPhoneを長年使い続けてきた人間が感じた、iPhone Xに対する「違和感」のようなものをお伝えしたいと思います。
決してAndroid一筋なわけではない。iPhoneだって結構使ってきた
私は、Androidをメインで使用しているように思われるかもしれませんが、意外とiPhoneも使ってきています。
ちょこっと振り返ってみます。
出会いは、第1世代のiPod touch
iOS(iPhone OS)として、最初に利用し始めたのは、第1世代のiPod touchでした。
2007年にデビューしたiPhoneとともに、当時存在感をアピールしたiPod touchです。
初代iPhoneは日本では発売されず、その後発表されたiPhone 3Gがソフトバンクから発売されました。
ドコモから発売されず、落胆…(当時はauとWILLCOMのユーザーでしたが)という感じでしたが…
iPod Touchをさわりながら、iPhone OSの文字入力のしにくさに悪戦苦闘していました。
スマホはAdvanced/W-ZERO3[es]→Xperia SO-01B→Xperia Pro→Xperia PとAndroid勢で攻めていく一方、iPod TouchはiPhone OSのアップデートが長かったこともあり、結構長期間使い続けました。
iPhoneとの出会いは、auのiPhone 4S
iPhoneを初めて使い始めたのは、auから初めて発売されたiPhone 4S。
当時のメイン端末は写真左のAndroid(Xperia P)。
写真の真ん中にバンパーを付けたiPhone 4S。
右は不遇のWindows phone(IS12T)です。
この時は、MNP一括0円のセールに乗じて、ドコモの弾から乗り換えて契約。
この時も一度振り返りましたが。。。
iPhone 5は一年半使い倒しました
その後、iPhone 5が一括0円になったタイミングで、メインの電話回線をauのiPhone 5にしました。
iPhone 5は、一応データは切って、Wi-Fiと電話回線という形で1年半もの間活躍してくれました。
昨年Suica対応の波を受けて、iPhone 7 Plusを約一年、フル活用しました
昨年は、日本のiPhone利用者にとって一番大きな年だったといっても過言ではないと思います。
Apple PayのスタートとモバイルSuicaに対応しました。
わたしも、iPhone 7 Plusを発売直後に購入し、Apple PayのSuicaは非常によく利用しました。
電話・データともにフル稼働。
ようやく、iPhoneを満喫した一年だった、といってもいいかもしれません。
とはいいながら、メイン使用という観点から行くとXperia XZ Premiumを購入した2017年6月までなので、使用してきたのは実質9カ月です。
AndroidユーザーがiPhone XやiPhone 8を見限った3つの理由
AndroidユーザーがiPhoneを見限ったのには、やはりそれ相応の理由があります。
DSDSに対応していない
iPhoneがDSDSに対応しないというのは非常につらいです。
特に、海外旅行の時に2枚目にSIMを入れられるというのは、通信費を安く抑えられるという意味で非常に便利なのです。
一応、裏技的に2枚挿しできるようなアダプター・ケースも売っていますが、公式で対応してほしいですなぁ。。。
結局、iPhone 8,iPhone XもDSDSモデルはリリースされませんでした。
キャリアと手を組んでいる都合もあるのでしょうが、SIMフリー版ぐらいはDSDSモデルがあってもいいと思うのですが。
意外と操作が複雑
操作は結構複雑です。
3D Touchとか便利なんですけど、「直感的でない」といろいろなところから声が上がっているように、結構複雑です。
使い始めのころは結構面白くて使っていましたが、もう至近では使ってません。
今まで慣れ親しんだUIに新しい操作を付け足すって、結構冒険だな、と思ったりします。
また、設定メニューのアクセシビリティが最低です。
いまだに慣れません…
iPhone Xは、Touch IDを廃止してFace IDにしています。
迷走ぶりが、はなはだしい。
また、スワイプしないとDockやホーム画面が現れません。
10年間iPhone使ってきた人にとって見れば、ホームボタンがないのはあまりにも違和感ありありですが、大丈夫なんでしょうか…
iOS11になり、より面倒になりました。
iPadには最高のOSですが、iPhoneにとっては最低のOSです。
ベゼルレス・デュアルカメラ…標準機能になりつつある機能
IFA2017でだいたいスマートフォンが出そろったタイミングで、「これからのスマホにはカメラ+αが求められる~IFA2017を総括して」という記事を書いています。
IFA2017でLGのV30、その一週間前にGalaxy note8、半年前にGalaxy S8/S8+、また小米などいろいろなスマートフォンが出てくる中で、
・ベゼルレス
・高画質カメラ(デュアルレンズ)
は、もう最低限の標準機能です。
今回のiPhone Xは、中途半端に今までのiPhoneのデザインを無理やりベゼルレスにはめ込んだ感じに見えます。
「これだ!」っていう決定打が足りない…という感じ。
iPhone 7 Plus使ってきましたが、いろいろ使いましたが、ツボに入りませんでした。
今回の発表会には、その使ってきてツボに入らなかった何かを埋めてくれる、何かワクワクした期待感というのを求めていたのですが…
それを上回るワクワク感というか、そういうものは見当たりませんでした。
ワクワク感という意味で言えば、仕組みとして、Apple Watchでも同じ番号で電話受けができる、ワンナンバーサービスには、使い勝手などひかれています。
iPhoneは「スマホの形をしたガラケー」
以前からiPhoneを使ったレビューを何度も書いているのですが、iPhoneって「スマホの形をしたガラケー」なんですよ。
もともとのモデルはNTTドコモのiモードですし。
Androidは、Googleの定める方針というものはあるものの、結構個性あふれるメーカーが多い印象があります。
切磋琢磨して伸びている印象。
そういう意味では、iPhoneにはやはり「個性がない」と言わざるを得ません。
iPhoneが最も売れる携帯電話なので、それが標準になってしまうのは仕方のないことなのかもしれないですが…
この9カ月間、iPhoneをずっとメイン端末として握りしめてきて、「iPhoneを使ってきてこれがよかった!」と胸を張って言えるものがなかった、というのが、正直なところです。
iPhoneが売れるのは、やっぱり安いから?
iPhoneが日本でこんなに売れたのは、やはりソフトバンクが仕掛けた安売りが大きく寄与していると思っています。
そして、「Apple」ブランドと輪をかけ、みるみるうちにシェアを伸ばしています。
ケースもiPhone用のものがびっくりするほどのラインナップを抱え、やはりiPhoneというものの大きさがわかります。
決して、iPhoneが悪い端末だとは言いません。
万人に安心してお勧めできます。
(iPhone Xは…ちょっと微妙ですが…)
各キャリアとも、最新鋭のAndroid端末よりも安く手に入れることができます。
iPhoneがいてくれたから、今の大手キャリアの価格競争は進んでくれました。
ちょっと不十分な感じもしますが…
また、昨年のApple Payで、日本のおサイフケータイ事情は大きく様変わりしました。
Galaxyなど他社が先に搭載していた技術も、iPhoneが対応することによって日本中の対応が促進する、というのも目の当たりにしました。
そういう意味では、今回のQiも歓迎です。
しかし、ひと呼吸してもう一度見てみてください。
はたして、あなたにとって最善の端末は「iPhone」なのでしょうか?
他にも面白いスマホは、いっぱい眠っていますよ!
と、新型iPhoneの発売前に、考えさせられました。
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