こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
春はスマホの機種変更にふさわしい季節ですね!
新生活に合わせて、機種や通信キャリアを心機一転したい!という方も多いかもしれません。
今回は、買い替えやすい3~5万円台の価格で快適につかえるスマートフォンを、ランキング形式でご紹介します。
快適動作とカメラの使い勝手も両立した、コストパフォーマンスのいいモデルが勢ぞろいです。
価格情報等はすべて2022年夏時点での情報です。最新の情報をご確認ください
2022年春におススメの、3~5万円台スマホベスト3!!
では、2022年春に購入するのにおススメな3~5万円台スマホをご紹介しましょう。
ものによっては、特価セールなどで1~2万円台と安く買えることもあります。
【第1位】快適動作とクオリティ高いカメラが魅力!物理Dual SIM+おサイフケータイ対応の「OPPO Reno5 A」
OPPO Reno5 Aは2021年6月に発売された、OPPOの大人気”Reno”シリーズの2021年モデルです。

3~5万円台スマホの中では最も高い性能を誇る「Snapdragon 765G」のCPUを搭載。
メモリ6GB・ストレージ128GBと、かなり快適に使えるでしょう。
カメラは標準6400万画素やモノクロ・超広角・マクロと4つのレンズを利用できます。
とくに風景の撮影で威力を発揮するAIシーン認識機能で、青空はより青く、草木は生き生きとした緑を表現できます。とくに動画のAIハイライトビデオがすごいです。
動画手振れ補正もかなり強力で、こんなに効くの!?というぐらい効いてくれます。
詳しくは、カメラ作例比較の記事をご覧ください。
機能面でも非常に強く、
・物理SIMでのDual SIM(物理SIMを2枚挿し、電話同時待受け可能)+eSIMにも対応 [Y!mobile版は除く]
・おサイフケータイ(FeliCa)対応
・国内各キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)の主要周波数帯にほぼ対応
・生体認証は背面指紋センサー搭載・顔認証も対応
と、全部入りの様相です。
SIMフリー版でも4万円を切る相場は、かなり魅力的だと思います。
機能面に関しては、詳しくは開封レビューをご覧ください。
【第2位】ハイエンドに一歩近づく!動画・音楽鑑賞もこだわりたいなら「Xperia 10 III」

Xperia 10 IIIは、2021年6月に発売された、Sonyのミドルレンジスマートフォン。
NTTドコモ・au・Y!mobile から発売されているほか、 楽天モバイル・NUROモバイル・OCNモバイルONE・mineo・IIJmio などから「Xperia 10 III Lite」として少しだけ一部仕様を変更したモデルが発売されています。
2020年モデルのXperia 10 IIから激変し、一気におススメできるモデルに進化しました。
CPUは「Snapdragon 690 5G」を搭載。
メモリも6GB、ストレージ128GB(Liteは64GB)で、日常利用でも非常にサクサク快適に利用することができます。
Xperia 10 IIで感じていた若干のもっさり感は、 Xperia 10 III にはもうありません。
Xperia 10 III がハイエンド(高性能)レベルに近づいていると感じるポイントは、2つ。
1つは、イヤホン接続時「ハイレゾ」に対応している点です。

3.5mmイヤホン端子への接続でも、ワイヤレス接続でも、ハイレゾ対応イヤホンであれば高音質のハイレゾ音源を存分に楽しめます。
いつもの音楽をハイレゾ相当の高音質にあげる「DSEE Ultimate」や360度の空間音響に対応した「360 Reality Audio」にも対応し、音にこだわりたい方にはもってこいです。
2つ目は、HDMI映像出力への対応。
Xperia 10 III 自体も今回有機ELを搭載しておりきれいな画面ではありますが、大画面で見たい方にはHDMI映像出力が便利。
USB Type-C-HDMIケーブルを使えば、テレビなど外部モニターに映像を出力できます。
この映像出力は、基本はもっと高価格な高性能モデルにしか搭載されておらず、3~5万円台のこの価格帯のスマホは非対応なんです。
Xperia 10 III は5万円台以下のミドルレンジとして初めて対応されており、この点は非常に評価できます。
カメラでの撮影でも、Xperia 10 IIより大幅に進化しており、特に食事シーンではOPPO Reno5 AやAQUOS senseシリーズより写りがきれいな印象。
画面端のバーからアプリをショートカット起動できる「サイドセンス」では、小窓表示できる「ポップアップウインドウ」が新搭載され、動画見ながらのブラウジング・SNSが非常に便利です。
こだわりのある方は、ぜひ Xperia 10 III を使ってみていただきたいです。
Xperia 10 III | NTTドコモ | au | Y!mobile |
---|---|---|---|
MNP | 51,480円 | 31,985円 (▲22,000) | 36,000円 (▲18,000) |
新規契約 | 51,480円 | 42,985円 (▲11,000) | 36,000円 (▲18,000) |
機種変更 4Gからの契約変更 | 51,480円 | 53,985円 5,500円CB | 46,800円 (▲7,200) |
3Gからの契約変更 3GからのMNP | 51,480円 | 31,985円 (▲22,000) | 46,800円 (▲7,200) |
購入ページ | docomo Online Shop | au Online Shop | Y!mobile オンラインストア |
【第3位】さらに軽く、バッテリー持ちも向上!「AQUOS sense6」
AQUOS sense6 (アクオス センス 6)は、大人気AQUOS senseシリーズの2021年11月発売の新型スマートフォンです。
ドコモ・au・楽天モバイルから発売されており、11月26日からはメーカー版(SIMフリー)もリリースされています。

AQUOS sense6 の端末自体は6.1インチと、前作のAQUOS sense5G(5.8インチ)より大きくなっているのに、軽いんです。
ディスプレイは有機EL(IGZO OLED)対応で、画面内指紋認証にも対応します。
CPUは「Snapdragon 690 5G」に対応。
メモリは4GB(メーカー版のみ6GB版もあり)と、Xperia 10 IIIとほぼ同等のスペックとなっています。
ただ、 AQUOS sense6 の一番の魅力はやはり電池持ちでしょう。
AQUOS senseシリーズは他社と比べて電池持ちがかなりよく、この AQUOS sense6 もかなりいいです。
カメラは、全体的には前作のAQUOS sense5Gのほうが映りはいい気もしますが、機能や指紋センサーなど、全体的に評価すると AQUOS sense6 のほうがおススメです。
カメラのレビューなど、詳しくはレビュー記事のほうをご覧ください。
【注目】iPhone SE(第2世代)
コロナ禍ということもあり指紋認証の「Touch ID」搭載で抜群な人気を集めているのが、このiPhone SE(第2世代)です。

フォルムはiPhone 6からiPhone 8まで続いた、単眼カメラ+前面下にTouch IDのついた昔ながらのスタイル。
しかし、チップセットはiPhone 11シリーズ同様のA13 Bionicが搭載されています。
普通に使う分にはかなり快適に使えるでしょう。
最近は生産終了の流れもあってか、街のお店などでも特価で販売されているケースも目立ちます。
2022年春には第3世代が出るかも…みたいなうわさも聞こえては来ていますが、どうなんでしょうか……。
安さを求めたい方は、今のうちに買っておくのがいいのかもしれません。
iPhone SE 価格(税込) | 64GB | 128GB | 256GB | 割引 |
---|---|---|---|---|
NTTドコモ | 57,024円 (実質38,016円) | 62,568円 (実質41,712円) | 75,240円 (実質50,160円) | 30歳以下のMNP契約は 20,000円分還元 |
(実質:28,750円) | (実質:31,970円) | (実質:39,215円) | さらにMNPは22,000円割引 新規契約は11,000円割引+22歳以下は10,000円還元 | |
ソフトバンク | 57,600円 (実質28,800円) (MNP:実質7,200円) | 64,080円 (実質32,040円) (MNP:実質10,440円) | 78,480円 (実質39,240円) (MNP:実質17,640円) | MNP契約はweb割で 21,600円割引 30歳以下の新規契約は 30,800円割引 (U30スマホおトク割+U30 web割) |
楽天モバイル | 44,800円 +ポイント還元 | 49,800円 +ポイント還元 | 62,800円 +ポイント還元 | MNP契約は25,000pt還元 新規契約は15,000pt還元 |
3~5万円台のスマホ、スペックや動作を比較!
3~5万円のスマートフォンのランキングをお届けしましたが、実際にどのスマホを選べばいいか悩む方もいらっしゃるかもしれません。
今回ご紹介したスマホのスペックや動作など簡単に比較していきます。
スマホ4機種のスペックを比較
項目 | OPPO Reno5 A | Xperia 10 III | AQUOS sense6 | iPhone SE(第2世代) |
---|---|---|---|---|
発売キャリア | SIMフリー 楽天モバイル Y!mobile | NTTドコモ SO-52B au SOG04 Y!mobile A102SO Xperia 10 III Liteは 楽天モバイル NUROモバイル OCNモバイルONE mineo IIJmio | NTTドコモ SH-54B au SHG05 楽天モバイル メーカー版(4GB版) メーカー版(6GB版) | NTTドコモ ソフトバンク 楽天モバイル |
サイズ | 162×74.6×8.2mm 189g | 154x68x8.3mm 169g | 152x70x7.9mm 156g | 138.4×67.3×7.3mm 148g |
画面 | 6.5インチ 20:9 FHD+/TFT | 6.0インチ 21:9 FHD+/有機EL | 6.1インチ 20.3:9 FHD+/有機EL (IGZO OLED) | 4.7インチ Retina HD/TFT |
CPU | Snapdragon 765G | Snapdragon 690 5G | Snapdragon 690 5G | Apple A13 Bionic |
メモリ | 6GB | 6GB | 4GB(メーカー版は 6GBあり) | 非公表 |
ストレージ | 128GB | 128GB (Liteは64GB) | 64GB(メーカー版は 128GBあり) | 64GB/128GB/256GB |
アウトカメラ | 広角:6,400万画素 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 モノクロ:200万画素 | 広角:1,200万画素 超広角:800万画素 望遠:800万画素 | 広角:4,800万画素 超広角:800万画素 望遠:800万画素 | 広角:1200万画素 |
インカメラ | 1,600万画素 | 800万画素 | 800万画素 | 700万画素 |
電池 | 4,000mAh | 4,500mAh | 4,570mAh | 非公表 |
生体認証 | 指紋/顔 | 指紋 | 指紋/顔 | 指紋 |
ワイヤレス充電 | × | × | × | ○ |
Dual SIM対応 | 対応(物理2枚+eSIM) Y!mobile版のみSingle | Xperia 10 III Liteは 物理1枚+eSIM対応 | 物理1枚+eSIM対応 NTTドコモ版のみSingle | 物理1枚+eSIM対応 |
おサイフケータイ | 〇 | 〇 | 〇 | ○ |
その他 | HDMI映像出力対応 | 5G非対応 |
OPPO Reno5 A が一番大きく、Androidスマホの中ではスペックも一番充実しています。
Xperia 10 III と AQUOS sense6 は、CPUは同等ですがメモリ・ストレージやカメラの使い心地など、全体的なバランスを考えると Xperia 10 III のほうがおススメかも。
ベンチマーク測定結果(Antutu v9/GeekBench 5)
機種 | CPU・メモリ | 価格 | Antutu v9 | GeekBench 5 |
---|---|---|---|---|
OPPO Reno5 A [5G] | Snapdragon 765G /6GB | 43,800円 | 377873 | S 552 M 1668 |
Xperia 10 III [5G] | Snapdragon 690 5G/6GB | 51,480円 | 337618 (lite) | S 586 M 1642 |
AQUOS sense6 [5G] | Snapdragon 690 5G/4GB | 57,600円 | 313447 (lite) | S 578 M 1555 |
Galaxy A22 5G [5G] | MediaTek MT6833V/4GB ※2021-2年冬春の2万円モデル | 22,000円 | 290785 (lite) | S 534 M 1676 |
arrows We [5G] | Snapdragon 480 5G/4GB ※2021-2年冬春の2万円モデル | 21,450円 | 216167 ※GPU非測定 | S 500 M 1532 |
OPPO Reno3 A | Snapdragon 665 /6GB ※2020年3-4万円モデル | 33,700円 | 213028 (lite) | S 390 M 1400 |
Xperia 10 II | Snapdragon 660 /4GB ※2020年3-4万円モデル | 41,976円 | 192783 (lite) | S 310 M 1400 |
Antutu v9の欄に書かれている(lite)は、画像処理(GPU)の測定が自動判定でLite版での測定・または測定できなかったものです。
昨年度(2020年)の3-4万円モデルと比べると、GeekBench(CPUの測定)も、Antutu(総合的な測定)でも進化しているのがわかります。
実は、CPUの性能的には、今年のモデルは2万円台のスマホも肩を並べるぐらい性能が上がってきています。
GeekBenchでのスコアを見ていただくと、ほとんど変わらないんです。
ただし、Antutuのスコアの差はやはりGPU。
ヘビーなゲームや動画・写真の編集など、画像処理を要するものになると、少し価格が上がった3-5万円台のほうが得意です。
その他に、カメラの撮影(AIシーン認識など)でも、やはりパワーの差は出てきます。
OPPO Reno5 Aは特に、Snapdragon 765Gと少し上のCPUを積んでいるのもあり、少しスコアも高めですね!
カメラやゲームなど、少しこだわりたい方は、3万円~5万円の価格帯がおススメです。
とはいえ、価格の限度はありますので、望遠も駆使した写真・動画が撮りたい!とか、ヘビーなゲームをしたい場合は、もう少し上の価格帯のスマホを選ぶべきかもしれません。
2万円台・3~5万円台の2つの価格帯で、使えるスマホが充実してきたのは非常にうれしいことですね。
3~5万円台のスマホも、かなり機能が充実!快適に使えるコスパ良機種が勢ぞろい!
今回は、3~5万円台のスマートフォンを実際に使ってみて、おススメのランキングをご紹介しました。
特に1位~3位で上げたスマホたちは僅差のようにも感じますが、
・快適動作とクオリティ高いカメラが魅力!物理Dual SIM+おサイフケータイ対応の「OPPO Reno5 A」
・ ハイエンドに一歩近づく!カメラだけでなく動画・音楽鑑賞もこだわりたいなら「 Xperia 10 III 」
・ さらに軽く、バッテリー持ちも向上!「 AQUOS sense6 」
・コンパクトでお手頃価格!「iPhone SE(第2世代)」
ぜひ、使い方に合ったスマートフォンを選んでみてください!
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