こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
Xperia 1 IIやXperia 10 IIは21:9の縦長ディスプレイが魅力。
この画面を最大限に生かせるのは、やはり「マルチウィンドウ」です。
ほかのAndroidでも2画面分割操作は可能ですが、操作が非常に手間。
我らがXperia 1 IIやXperia 10 IIには、簡単にマルチウィンドウを呼び出せる「サイドセンス」がついています。
ただ、初期設定の状態だと結構「サイドセンス」を呼び出すのが難しかったです。
ちょっと設定を変えるだけで、劇的に使いやすくなりました。
今回は、設定をカスタマイズして、「サイドセンス」をマスターしましょう!
Xperia 1のサイドセンスの基本機能を確認しよう
まずは、Xperia 1 IIやXperia 10 IIのサイドセンスの基本的な使い方を確認しておきましょう。
サイドをダブルタップ、またはスライドして起動
画面の端をダブルタップ、または上・下にスライドすると起動できます。
初期設定では、画面の端を
・ダブルタップ → サイドセンス(1画面1アプリ)
・上にスライド → マルチウィンドウ(1画面2アプリ)
・下にスライド → 戻る(戻るボタンと同じ)
という機能に割り当てられています。
この2つのモードは、右下の「サイドセンスメニュー」「マルチウインドウ」のボタンで行き来が出来ます。
マルチウインドウは特にすごい
特に、マルチウィンドウの方は便利です。
すでにアプリを起動中で、他のアプリを開きたいときは、「マルチウィンドウ」メニューを開くことで下の画面に開くアプリを指定できます。
YouTube動画を見るときは動画を上に置きたい、ということもあると思います。
そんなときは、マルチウィンドウメニューの「アプリの上下入れ替え」をタッチすれば、簡単にチェンジできます。
サイドセンスの真髄は「マルチウィンドウ」にあると言っていいでしょう。
サイドセンスの設定をカスタマイズしよう
使い方にもよりますが、わたしは初期状態ではサイドセンスを呼び出すのに苦労しました。
ちょっと設定を変更するだけで、かなり使いやすくなります。
カスタマイズしていきましょう。
サイドセンスの設定の開き方
サイドセンスの設定の開き方を2通り紹介します。
最も簡単なのは、画面の端をダブルタップしてサイドセンスメニューを呼び出し、一番下の設定マークをタップします。
もう一つは、設定>画面設定>サイドセンスと開きます。
サイドセンスメニューを呼び出しにくい場合には、設定からたどることをおすすめします。
サイドセンスの設定を見てみよう
サイドセンスの設定は以下の通り、細かくカスタマイズできます。
この中でまず行っていただきたいのは、「操作性」メニューでの、感度調整です。
まず「操作性」から感度調整を行い、サイドセンスを使えるようにしよう
まずは感度調整を行いましょう。
ダブルタップの速さ・スライドの長さを調整できます。
初期設定はどちらも標準になっています。
私はダブルタップは比較的成功率が高かったのですが、スライドはかなり低かったので、スライドの長さを「短く」に変更しました。
この設定だけで、見違えるように成功率があがりました。
スライドって、特にWebページなどではスクロールされてしまうんですよね……。
誤作動が多い人は「操作位置の指定」をしよう
エッジセンスを呼び出したつもりはないのに、いつも出てきてしまう…という方は、「操作位置を指定」しましょう。
左だけ・右だけと指定することも出来ますし、上の図のように側面の一部だけ反応するようにすることも出来ます。
Xperia 10 IIでは機能が省かれていますが、Xperia 1 IIなどハイエンドモデルでは画面の端を自動検出するモードが搭載されています。
ただ、自動検出のエリアがホントに画面の端の端になっているので、結構シビアで使いにくいです。
Xperia 1 IIなどでも、「操作位置の指定」のメニューの中で「操作位置を手動で固定する」を選択し、「画面の内側を操作する」をONにしていれば、検出位置を示すバーが画面の内側に少し移動してくれます。
この設定をしておくことで、圧倒的に使いやすくなりますので、ぜひ使ってみてください。
(Xperia 10 IIでは設定項目にないですが、このモードのみが利用可能です)
ジェスチャー動作の割り当てを変更しよう
プリセットでは、
・ダブルタップ → サイドセンス(1画面1アプリ)
・上にスライド → マルチウィンドウ(1画面2アプリ)
・下にスライド → 戻る(戻るボタンと同じ)
となっています。
これを変更することが可能です。
私は、
・ダブルタップ → マルチウインドウ(2画面)
・上にスライド → サイドセンス
・下にスライド → 通知パネルを開く
に変えてみました。
最も呼び出しやすいダブルタップを「マルチウインドウ」にあてることで、2画面を簡単に出せるようにしています。
「下にスライド」に通知パネルを割り当てると、アプリ起動中でも画面上まで手を伸ばさずに通知パネルを開けるので便利です。
サイドセンスやマルチウィンドウメニューに表示するアプリを変えよう
サイドセンスやマルチウィンドウのメニューにはアプリが並びますが、AIが自動的に使用状況から予測したアプリを8個表示しています。
ただ、必ず開きたいアプリがある場合などは、あらかじめ設定しておくことで表示することが可能です。
たとえば、サイドセンスメニュー設定に今まで開いたことのない「ビックカメラ」を登録した場合、AIの予測と関係なくサイドセンスメニューのトップに「ビックカメラ」が表示されます。
ペア設定も同様に、あらかじめ設定したアプリのペアが優先的に表示されます。
設定したもの以外は、予測をもとに表示されます。
アプリごとにジェスチャー操作を無効に設定することも可能
アプリごとにジェスチャー操作を受け付けないようにすることも出来ます。
また、AIの予測精度向上のために設定を変更することも可能です。
その他のマルチウィンドウの呼び出し方
Xperia 1では、サイドセンスから呼び出す以外にも2つの呼び出し方があります。
ホーム画面のショートカットから呼び出し
初期設定で、ホーム画面にマルチウィンドウを呼び出すショートカットがあります。
これをタップすると、上と同じマルチウィンドウメニューが表示されます。
Googleアシスタントで2画面起動
Xperia 1のGoogleアシスタント限定で、2つアプリを指示すれば2画面で起動することが出来ます。
「〇〇(上のアプリ)と〇〇(下のアプリ)を開いて!」
といえば開きます。
マルチウインドウスイッチ
Xperia 1 IIやXperia 10 IIで新たに搭載された新機能が「マルチウインドウスイッチ」です。
マルチウインドウ表示時に分割バーをタップすると、左の赤丸のようなボタンが表示されます。
このボタンをタップすると、アプリ履歴が上下それぞれに表示されます。
これが、アプリウインドウスイッチです。
使いたいアプリをスクロールさせたあと、下の「確定」のチェックをタップします。
今まで使ったアプリが表示されるだけでなく、一番右までスクロールすると「すべてのアプリ」が登場します。
サイドセンスを使いこなせば、Xperia 1 IIやXperia 10 IIを使いこなせたも同然!
21:9のシネマワイドディスプレイとAndroidのコンビであるXperia 1 IIやXperia 10 IIで最も恩恵があるのは、やはりマルチウィンドウです。
マルチウィンドウを使いこなすには、やはりサイドセンスが必須だと思います。
ぜひ、サイドセンスを自分色に設定して、たのしくXperia 1 IIやXperia 10 IIを使いこなしましょう!!
Xperia 1 IIとXperia 5の価格・レビューまとめ
※Xperia 1 IIとXperia 5はDual SIM+おサイフケータイ(FeliCa)搭載のSIMフリー版として、ソニーストアで国内発売されます。

Xperia 5 IIとXperia 1 IIの価格
Xperia 5 II(6.1インチ,21:9)
契約 | MNP | 新規契約 | 機種変更 (5G⇒5G) | 契約変更 (3G,4G⇒5G) |
---|---|---|---|---|
ドコモ(11/12発売) | 77,000円 (▲22,000) | 99,000円 | 99,000円 | 99,000円 |
au(10/17発売) | (▲22,000) | (▲11,000) | 5,500円CB | 5,500円CB |
ソフトバンク(10/17発売) | 93,600円 (▲21,600) | 115,200円 | 115,200円 | 115,200円 |
Xperia 1 II(6.5インチ,21:9)

シネマワイドディスプレイ(21:9)なXperiaのレビュー一覧
Xperia 1 II




サイドセンス・おススメ設定
サイドセンスは、エッジのショートカットから簡単にアプリやマルチウィンドウを呼び出せる機能です。




ディスプレイにHDMI出力
Xperia 1やXperia 5はHDMIケーブルをつないでディスプレイに映像を出力できます。

Xperia 1のレビュー



Xperia 1 カメラのレビュー


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