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【Xperia PRO-I 先行レビュー】徹底的にこだわったカメラ、使って分かった強みは!?

Xperia PRO-I(2021)

こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

1.0型広角カメラやVideography Proなど、徹底的にカメラにこだわったXperia PRO-Iがいよいよ2021年12月15日に発売されます。

今までXperia 1 IIIなど「Xperia 1」シリーズがフラッグシップだったXperiaのシリーズを塗り替える、徹底的なこだわりぶり。
私もXperia 1 IIIを使っていますが、写真は格段に使いやすく、動画はあと一歩、という気持ちでした。
動画強化したXperiaが出ればいいな、と思ったら、出ちゃいました。

一週間ほど使わせていただきましたが、Xperia PRO-Iを使って感じるのは、「動画の撮って出し」が劇的に楽に、クオリティがかなり向上しています。
特にBluetoothシューティンググリップとの連携で、カメラアプリの起動から撮影まで画面をタップせずに操作でき、機動性がかなり向上しています。

また、1型センサの力はやはりすごく、特に夕暮れの風景など、Xperia 1 IIIよりも格段にきれいに美しく撮影できるのはすごいですね。

今回は、Xperia PRO-Iを発売前にお借りしましたので、先行レビューします。

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▼動画でもレビューしています

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見た目の高級感も極まる、Xperia PRO-I

それでは、Xperia PRO-Iを簡単にご紹介します。

圧倒的な存在感を放つ、1.0型広角カメラ

箱から取り出してまず目が行くのが、背面の1.0型広角カメラでしょう。

広角レンズは1.0型センサを搭載し、存在感を放ちます。
今回はカメラが端末中央に並んでおり、2019年モデルのXperia 1にも似た印象があります。

2019年モデルのXperia 1(左)と同じカメラセンター配置なXperia PRO-I(中央)だが、大きさは全然違う。右はXperia 1 III(ドコモ版)

また、カメラの右隣にはひときわ輝く「ZWISS」ロゴ、左隣には自撮りに最適なモノラルマイクが搭載されています。

NFCマークがついていますが、しっかりおサイフケータイ(FeliCa)にも対応。
もちろん、今まで同様の端末上部・下部のステレオマイク(LR)も対応。

やわらかくしなやか。押し心地抜群のシャッターボタン

シャッターボタンは押し心地抜群です。
やわらかいだけでなく、ちゃんと半押し、全押しの感覚もあり、コンパクトデジタルカメラのシャッターの押し心地と同じ。

すごく新鮮ながら、スマホがスリムなだけに「スマホのボタンはもっと硬いはず」というような微妙な違和感はあります。
慣れると、このボタンじゃないと嫌だ!と思いそう。

Xperia PRO-I(左)のシャッターボタン、だいぶ大きいけど押しやすい。Xperia 1 III(中)とXperia PRO(右)

シャッターボタンの隣にはショートカットキーがあり、押すとあらかじめ登録しておいたアプリを一つ起動できます。
初期状態ではVideo Proが割り当てられています。
ちなみに、電源ボタン2度押しか、(Video Pro以外)シャッターボタン長押しで、Photo Proを起動することができます。

設定>システム>ジェスチャー、の中にショートカットキーあり

SIMトレイは両面仕様で挿しやすく便利!

個人的にかなりうれしいのはSIMトレイです。
Xperia 10 IIIでも採用された表面にSIM、裏面にSIMかmicroSDという両面仕様が採用されています。

Xperiaは、いまでもSIMピンを使わずにトレイだけでSIMやmicroSDを出し入れできます。
SIMを出し入れするのは頻繁ではないかもしれないですが、動画を撮りまくる方はmicroSDの出し入れする可能性ありますし、入れやすいのはかなりうれしいですね。

側面のアルミの仕上げが高級感あり、触ったときのひんやり感がたまりません。

端末上部には3.5mmイヤホンジャック搭載。
スピーカーももちろんステレオで、かなり音質はいいと感じます。

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撮りたい時にパッと出してすぐ撮影・録画。Xperia PRO-Iで「撮影体験」「録画体験」が劇的に向上

Xperia PRO-Iを実際に使って感じたのが、写真の「撮影体験」だけでなく、動画の「録画体験」も大幅に向上したということです。

Xperia PRO-Iを1台でカメラ使うのでもいいですが、できればやはりBluetoothシューティンググリップやVlog monitorをカバンに忍ばせておくと劇的にいいです。

Bluetoothシューティンググリップとの組み合わせで、「カメラ起動」→「撮影・録画」まで画面タップせずボタンだけで完結

最も感動的だったのは、Bluetoothシューティンググリップと組み合わせて使う場合。

カメラ起動はスマホのシャッターボタンやショートカットキーで。
あとは、Bluetoothシューティンググリップのボタンを押せば動画や写真が撮影できます。

ズームイン・ズームアウトだけでなく、「C1」ボタンを押せば広角(24mm)→望遠(標準50mm)→超広角(16mm)→広角、という順に切替ができます

Video Proでレンズ切替する場合、画面だとMENU>Lens>切替レンズタップで、3タップは必要。グリップならC1ボタンを押すだけ。

Photo ProやVideo Proでは、レンズの切替で画面をタップするのが面倒。
Photo ProのBASICモード以外のモードは最低2タップ、Video Proは最低3タップが必要で、気軽にレンズを変えられません。
物理キー1回押しで気軽にレンズを変えられるのは便利すぎます。

▼Bluetoothリモコンの動画レビューでも詳しく解説しています

フォーカス、画質、露出……大画面だからこそ、パパっとタッチで設定かえられる気軽さ

Xperia PRO-Iは1.0型センサを広角レンズに搭載しています。
比較対象は、スマホだけでなく、RX100シリーズやZV-1などのコンパクトデジタルカメラともなるでしょう。

ZV-1のファンクション。タッチはできない
ZV-1のメニュー。これもタッチできない

私もZV-1を使っていますが、コンデジを使っていて一番面倒なのは設定変更の煩雑さ。
ZV-1ではMENU内で設定変更する場合、指タップで設定変更ができず、ダイヤルをぐるぐる回してやっとたどり着くのが結構面倒。

Photo Proの右側ファンクションメニュー、タッチで操作可能

主に写真を撮影するならPhoto Pro。
BASIC以外のモードであれば、AFやISO・WBなど、12個のファンクションメニューはワンタッチでダイレクトに設定変更できます。