こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
Xperia 10 IIを購入して2週間、みっちり使い続けております。
6万円以下の「安い」スマートフォンのなかでは、かなり心地よく使えている印象。
今回は、2週間使って感じた
MNP:25,476円、新規・機変:41,976円です。
Xperia 10 II | NTTドコモ SO-41A | au SOV43 | Y!mobile |
---|---|---|---|
カラー | Blue, Mint, Black, White | ||
価格・発売日 | MNP:25,476円 新規・機変:41,976円 6/25発売 | 新規:38,990円 機変:49,990円 6/4発売 | 機変:46,800円 5/29発売 |
Xperia 10 IIは「適度なサクサク感」電池持ちは!?
高パフォーマンスで高価なGalaxy S20やXperia 5よりはヘビーな用途には若干劣りますが、普通に使う分には全然満足しています。
この2週間ほぼメインの立ち位置で利用してきましたが、十分でした。
バッテリーは3,600mAhを搭載しています。
2例ご紹介していますが、適度に使えば大体2日~2日半ぐらい持ちます。
同じ価格帯のPixel 3aは1日~1日半ぐらいで、体感でもPixel 3aやGalaxy Note10+などよりも持ちはいい印象。
左の例はちょこちょこだらだらネット・動画を見ながら使っています。
ネットワークはほとんどLTEのみで、Wi-Fiへの接続はしていません。
右の例は途中まではだらだらですが、60~40%のゾーンはあまりいじっていません。
ガクッと下がっているところは、3時間ぐらいYouTube・Twitterなどいじりまくっています。
待機中いじってなくても結構電池を消費してしまうのが惜しいかなぁとは思いますが、総じて電池持ちはいい印象を受けます。
▼動画でもまとめています
Xperia 10 IIのサイドセンス、結構使いやすい
Xperia 1を使っていたとき、サイドセンスが地味に使いにくいなぁと思っていました。
エッジをダブルタップ・または上か下にスライドして呼び出すのですが、エッジを攻めすぎていて呼び出しをミスすることもかなり多く…
かなり使いやすいなぁと思っています。
実はXperia 1のサイドセンスには「操作位置の自動検出」という機能がついています。
また、Xperia 1では画面の端を検出することになっていて、それがしにくい場合は「画面の内側を操作する」というところにチェックをつければ、Xperia 10 IIと同じように画面の少し内側のバーをタップして使うことができます。
この設定をすると、かなり使いやすくなります。
特にケースをつけている場合だと、エッジを攻めすぎたXperia 1のデフォルト設定ではサイドセンスは使いにくいのですが……。
自動検出などの機能が省かれている
(Xperia 1発売時には「画面の端を操作する」機能はなく、アップデートで提供開始されているようです)
なかなかに興味深い。
開封レビューで新機能「マルチウインドウスイッチ」をご紹介しました。
実際、2週間触ってこの機能を使うことはほとんどなかったのですが、マルチウインドウをより使いやすくしようとするソニーの姿勢はうれしいですね。
そのほかのサイドセンスの機能については、Xperia 1ともほとんど同じです。

Xperia 10 IIでやっておきたいおススメの設定
電源キー2回押しで「カメラ」を割り当てよう
カメラボタンがないと、カメラを使いたいと思ったときに瞬時に起動できないのが困るんです。
なんと、カメラアプリを「電源ボタン2回押し」に割り当てられます。
設定>システム>操作>電源キーオプション、のところに「カメラ」とあるので、それを選択すればOKです。
Galaxyシリーズでも電源ボタン2回押しでカメラが起動しますが、同じようにショートカットで使えるのはうれしいです。
ナビゲーションバーを変えてみよう
画面下の「戻る」「ホーム」「アプリ切り替え」の3ボタンが配置されているナビゲーションバーも、表示を変えられます。
設定>システム>操作>システム ナビゲーション、を選択すれば、変更可能です。
Xperia 1では「2ボタン ナビゲーション」もあったのですが、Xperia 10 IIでは「ジェスチャーナビゲーション」「3ボタンナビゲーション」の2択となっています。
ジェスチャーナビゲーションは、
・画面左か右の端から画面中央側にスワイプすれば「戻る」
・画面下にあるバーを下から上にフリックすれば「ホーム」
・バーを下から上にフリックしたまま保持すれば「アプリ切り替え」画面
になります。
慣れるとジェスチャーナビゲーションのほうが便利だったりします。
Xperia 1 IIなどと違う細かいところ
Always On Display(アンビエント表示:常時表示機能)はない
画面消灯中でも、時計や通知アイコンなどが常時表示されるAlways On Display(AOD)は搭載されていません。
特にStyle Cover Viewなどカバーとの相性が良さそうなのですが、省略されてしまっています。

画質はクリエイターモードではないが、近づけた「オリジナルモード」搭載
オリジナルモードのほうが黄色め、スタンダードモードのほうが青めです。
「オリジナルモード」は、Xperia 1 IIなどのクリエイターモードに近づけた感じのようにも見えます。
ダイナミックバイブレーションも非搭載
音声再生中に端末が振動する「ダイナミックバイブレーション」も搭載されていません。
設定項目にも出ていませんが、スピーカーもモノラルスピーカーだったり、端末スピーカーを使ってオーディオを楽しむには若干物足りなさも感じます。
3.5mmイヤホンジャックがあるのでイヤホンを使ったり、Bluetooth機器を使ったりして音楽を楽しむ方が満足しそうです。
Xperia 10 IIの評価は?なかなかに面白いスマホだと思う
項目 | |
---|---|
手のフィット感 | かなり使いやすい |
動作のサクサク感 | そこそこサクサク |
画面のきれいさ | きれい |
音質 | スピーカーは微妙,イヤホン・Bluetooth利用推奨 |
カメラ | そこそこ。暗所はやっぱり弱い |
バッテリー持ち | 結構いい感じ |
評価項目ごとに、やはりそれぞれいいところ・微妙なところはあります。
サクサク感を追求したいならiPhone SE(第2世代)、カメラにこだわりたいならPixel 3aがいいでしょう。
ただ、どの項目もバランスよくほしいなら、
総じて価格帯など考慮しても、なかなかバランスのいい端末に仕上がっている気がします。
安く抑えつつも、Xperia 1 II同様の世界観を実現しているように思います。
▼Xperia 10 IIを2週間使っての評価については、動画で詳しく解説しています。
(クリックで、評価の章から再生されます)
カメラについては別途カメラレビューをご覧いただければと思います。

「安いXperia」Xperia 10 IIIのレビュー記事・価格まとめ
安いけど快適に使える、Xperia 10 III・Xperia 10 IIの価格・レビューをまとめます。
Xperia 10 IIIの価格
Xperia 10 IIの価格は以下の通り。
価格 | NTTドコモ | au | Y!mobile |
---|---|---|---|
MNP | 29,480円 (▲22,000) | 31,985円 (▲22,000) | 36,000円 (▲18,000) |
新規 | 51,480円 | 42,985円 (▲11,000) | 36,000円 (▲18,000) |
機種変更 | 51,480円 | 53,985円 5,500円CB | 46,800円 (▲7,200) |
発売日 | 6/18 | 6/18 | 7/2 |
購入ページ | docomo Online Shop | au Online Shop | Y!mobile オンラインストア |
Xperia 10 IIIのレビュー
Xperia 10 IIIのレビューをまとめました。
使い心地・全体レビュー

サイドセンス・マルチウインドウ・新機能のポップアップウインドウ

HDMI出力も利用可能


純正ケース

Xperia 10 IIのレビュー
Xperia 10 IIのレビューをまとめました。
使い心地・スマホの動作の快適さなど


Xperia 10 IIのカメラレビュー

Xperia 10 IIのおススメ設定



Xperia 10 IIの純正ケース


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