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【開封レビュー】Xperia 10 II、かなり実用的!動作と使い勝手をチェック!

Xperia 10 II(2020)

こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

ソニーのミドルレンジスマホXperia 10 II(エクスペリア・テン・マークツー)がいよいよ発売されます。
価格を抑えた廉価版Xperiaは日本でも昨年のXperia AceXperia 8から発売されていますが、今回のXperia 10 IIは全体的な性能が上がり、かなりおすすめできます。

今回は一足先にイオシスで海外版を購入してみたので、外観・動作(ベンチマーク)とシネマワイドディスプレイの使い勝手を確認していきましょう。

[2020/6/25更新]NTTドコモ版は6/25(木)発売開始。
MNP:25,476円、新規・機変:41,976円です。
Xperia 10 IINTTドコモ
SO-41A
au
SOV43
Y!mobile
カラーBlue, Mint, Black, WhiteMint, Black, WhiteBlue, Mint, Black, White
価格・発売日MNP:25,476円
新規・機変:41,976円
6/25発売
MNP:27,990円
新規:38,990円
機変:49,990円
6/4発売
MNP・新規:38,160円
機変:46,800円
5/29発売
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Xperia 10 II,ちょうど手のひらに収まるいいサイズでかっこいい

Xperia 10 IIは価格を抑えた廉価版のXperiaスマートフォン。
廉価版Xperiaは、存在自体は昔からありましたが日本ではリリースされてきていませんでしたが、昨年のXperia AceXperia 8から、各キャリアから発売され始めました。
昨年の2モデルは、スペックを抑えすぎていた割に値段が高かったのであまりお勧めできなかったのですが、今回のXperia 10 IIはかなりバランスいい感じに仕上がっています。

スリムなボディーで、外観は特にかっこいい

今回私が購入したのはXperia 10 IIのブルー。
Y!mobileNTTドコモ(SO-41A)から発売されるカラーです。
au(SOV43)はブルー以外の3色(ブラック・ホワイト・ミント)が取り扱われます。

ブルーがかなり濃いめでほんとにかっこいい。

21:9の画面だとさらにシュッとスリムに見えていいですね。

ボタンは非常にシンプルで、右側面に電源&指紋センサー、音量上下ボタンがあるのみです。
Xperia 1 IIなどとは異なり、カメラボタンはついていません。

端子は、上面に3.5mmイヤホンジャック、下面にUSB Type-C端子がついています。
3.5mm端子は国内版ではFMラジオも対応しています。コミュニティFMもばっちり聴けますね!

6.0インチサイズが絶妙。手になじむ!

6.0インチの21:9シネマワイドディスプレイを搭載したXperia 10 II
実質先代モデルの「Xperia 8」や、昨年秋モデルの高性能スマホ「Xperia 5」ともほぼサイズは同じで、抜群に手のフィット感がいいです。

重さは151g。かなり軽い印象があります。
実質先代モデルの「Xperia 8」でも170gありましたので、20gほど軽くなっています。

私は比較的手が大きい方ではあるのですが、手の中に納まっている感じがかなりいいです。

Xperia 10 IIの動作は快適!?ベンチマーク結果も

Xperia 10 IIを選ぶにあたって一番気になるのは、「動作が快適か」ということではないでしょうか?

Xperia 10 IIのスペックは、Xperia 8からかなり強化されている

昨年のXperia 10やXperia AceXperia 8はいずれも、Snapdragon 630が搭載されていました。
ちょっと常用するにはつらいモデルだったかなぁと思います。

Xperia 10 IIのスペックはSnapdragon 665が搭載されています。
Google Pixel 3aは同価格帯でしたがSnapdragon 670と近いものが搭載されていて今でもサクサク使えています。

スペックXperia 10 IIXperia 8
CPUSnapdragon 665Snapdragon 630
メモリ(RAM)4GB4GB
ストレージ(ROM)64GB64GB
ディスプレイ6.0インチ
有機EL FULL HD+
6.0インチ
液晶 Full HD+
大きさ69x157x8.2mm
151g
69x158x8.1mm
170g
電池3600mAh2760mAh

その他にもディスプレイが有機ELになり、電池も3600mAhに強化。
常用するにはちょうどいいスペックですね。

ヘビーなゲームや動画編集などの用途であればXperia 1 IIなどハイエンドモデルを選ぶべきですが、そうでなければ十分そうで、かなり期待して使ってみました。

Antutuベンチマーク比較(v8)

Antutuのベンチマークを比較してみると以下の通り。

Xperia 10 IIのスコアは153,504。
Google Pixel 3aとGalaxy Feel2の中間ぐらい。

個人的にはAntutuベンチマークの閾値は13万以上のスコアであれば、普通に使うなら快適だと思っています。
Xperia 10 IIは15万台ですので、スコア的にもかなり満足して利用可能です。

また、体感でもサクサク動作できていていい感じ。
電源を入れた直後、立ち上がりは若干のもたつきがありますが、起動完了すると比較的サクサク使えます。

ハイエンドモデルと比べてしまうと劣るところはあるでしょうが、価格相応というか、体感はPixel 3aと同等ぐらい快適ですね。
Xperia 8からは格段に進化していると思います。

動作させた様子はYouTubeのレビュー動画に載せています(↓再生で該当箇所から再生されます)

Xperia 10 IIでも「マルチウィンドウスイッチ」に対応していて、かなり使いやすい

Xperia 10 IIは21:9のシネマウインドウが搭載されています。

21:9のシネマワイドディスプレイ、有機ELでさらにきれいに


Xperia 1で撮影していたCinema Proの21:9動画も全画面で再生できますし、映画なども快適に見れます。
今回、ディスプレイが有機ELになっており、発色もよくかなりきれいに見えますね。

2アプリ起動できるマルチウインドウ、やっぱり最高

21:9のスマホだと、Androidで使えるマルチウィンドウがはかどります。

マルチウインドウはアプリを2つ画面に表示して利用できる機能。
Xperiaでは21:9の画面比率がマルチウインドウに適しているというのもあり、さらにサイドセンスやホーム画面のショートカットなど、簡単に便利に呼び出せる機能がついています。

エッジの細いバーをダブルタップか上下にスワイプすると、サイドセンスのナビゲーションが表示されます。
これで、上下のアプリを選択して使います。
通知表示中に右上のマルチウインドウマーク(右図の赤丸)をタップすると、通知で届いた内容を2画面分割で表示することもできます。

こんな感じで、マルチウインドウはかなり使いやすいです。
サイドセンスの詳細については、「サイドセンスをマスター!!カスタムしてマルチウィンドウを使いこなそう!!」の記事にまとめてあります。ご覧ください。

Xperia 1 IIIやXperia 10 IIIのサイドセンス・マルチウィンドウをマスター!!新機能のポップアップウインドウが便利すぎる!!
こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。Xperia 1 IIIやXperia 10 IIIなど、最新のXperiaは21:9の縦長ディスプレイが魅力。この画面を最大限に生かせるのは、やはり「マルチウィンドウ」です。...

新機能「マルチウインドウスイッチ」がいい感じ

今回Xperia 10 IIで新たに搭載された新機能が「マルチウインドウスイッチ」です。

マルチウインドウ表示時に分割バーをタップすると、左の赤丸のようなボタンが表示されます。
このボタンをタップすると、アプリ履歴が上下それぞれに表示されます。
これが、アプリウインドウスイッチです。

使いたいアプリをスクロールさせたあと、下の「確定」のチェックをタップします。

今まで使ったアプリが表示されるだけでなく、一番右までスクロールすると「すべてのアプリ」が登場します。

注意点としては、
・上下同じアプリを選択できない(確定のチェックがグレーアウトする)
・動画再生中だとちょっともたつく
・動画再生中の場合(YouTubeなど)動画が停止する。スイッチ切り替え後もう一度再生ボタンを押す必要あり

動画を再生しながら、下のアプリだけを切り替えたい、という場合は、普通に下端ナビバーのホームボタン(中央)やアプリ履歴ボタン(右側)を使ったほうがいいと思います。

いいんだけど、いまいち使用シーンがわからない機能…て感じがします。

だいぶサクサク、快適に使えるXperia 10 IIはすごい

Xperia 10 IIのファーストインプレッションをざっとお届けしました。
動作にはもたつきはほぼなく、画面もかなりきれいで満足しています。

かなりバランスがよく、これは期待通り価格重視派にもおすすめできるスマホに仕上がっている気がします。

カメラは3眼レンズを搭載しており、ナイトモードにも対応。
どれぐらいきれいに撮れるかも気になりますよね!
こちらについても、また別途レビューしたいと思います。